3121 マーチャント 2021-02-12 19:10:00
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上 場 会 社 名 マーチャント・バンカーズ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3121 URL http://www.mbkworld.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長兼CEO (氏名) 一木 茂
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO兼財務経理部長 (氏名) 高崎 正年 (TEL) 03-5224-4900
四半期報告書提出予定日 2021年2月15日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 1,045 △33.9 3 △97.6 △61 ― △197 ―
2020年3月期第3四半期 1,581 9.4 150 132.6 66 ― 50 △82.9
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 △211百万円( ―%) 2020年3月期第3四半期 46百万円( △85.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 △7.09 ―
2020年3月期第3四半期 1.80 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第3四半期 10,418 3,305 31.5 117.58
2020年3月期 10,858 3,529 32.4 126.17
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 3,276百万円 2020年3月期 3,515百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 1.00 1.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 2.00 2.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,500 2.1 600 178.2 500 362.4 300 259.2 10.77
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
期中における重要な子会社の異動に関する注記
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用に関する注記
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
会計方針の変更に関する注記
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 27,881,656株 2020年3月期 27,881,656株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 14,538株 2020年3月期 14,355株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 27,867,203株 2020年3月期3Q 27,867,359株
発行済株式数に関する注記
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・将来に関する記述等についてのご注意
本資料における業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な
要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.3 「1.当四半期決算に関する定性的情報(3) 連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 8
(四半期連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 9
1
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(以下「当第3四半期」)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影
響により、世界的な規模での経済活動の停滞、雇用・所得・消費の低下等が続いております。緊急事態宣言の解除
後は、国内消費の持ち直しの動きがみられたものの、全国的な感染症の再拡大により、再び予断を許さない状況が
続いております。
当社グループの主要な事業領域についてみると、国内外の金融・不動産市場におきましては、継続した金融緩和
政策による低金利や政府による経済支援政策を背景に、不動産市況は依然とした旺盛な状況で推移しております。
特に、相対的に安定した利回りを得られる不動産投資へのニーズは高く、引き続き投資需要は底堅い状況が続いて
おります。ホテル・レジャー市場では、「Go To Travel」、「Go To eat」の効果により緩やかな景気の回復傾向が
見られたものの、2021年1月に緊急事態宣言が再度発令され、依然として先行き不透明な状況となっております。
このような経済状況のもと、当第3四半期の当社グループは、業務提携による新たな収益源の確保、新規賃貸用
不動産の取得及び国内及び海外企業への投資の検討、オペレーション事業における各拠点の採算維持・向上のため
の施策など、安定的な収益力を強化するための取り組みを積極的に進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期の当社グループの業績は、前年同期と比較して、新型コロナウイルス感染症の影響を
受けることなく、安定的に推移しております賃貸収入等が収益向上に貢献したものの、「加古川プラザホテル」
(2020年11月末に事業撤退済み)の運営事業が、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、売上高1,045百万
円(前年同期比33.9%減)、営業利益3百万円(前年同期比97.6%減)、経常損失61百万円(前年同期は経常利益66百
万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失197百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益50百万円)
と減収減益となりました。
報告セグメントごとの業績及び直近の状況は、次の通りであります。
(マーチャント・バンキング事業)
当社グループは、当事業部門におきまして、主に国内外の企業及び不動産向けの投資事業を営んでおります。
当第3四半期は、当事業部門の収益の柱であります賃貸用不動産から得られる賃貸収入は、新型コロナウィルス
感染症の影響を受けることなく、安定的に推移いたしました。
その結果、前年同期と比較して、主力となる所有不動産からの賃貸収入490百万円が安定している一方、国内及び
海外企業への投資収入42百万円にとどまった結果、売上高559百万円(前年同期比24.0%減)、セグメント利益220百
万円(前年同期比18.4%減)の減収減益となりました。
(オペレーション事業)
当社グループは、当社、株式会社ホテルシステム二十一(連結子会社)及び株式会社ケンテン(連結子会社)におい
て、宿泊施設、ボウリング場、インターネットカフェ店舗及び服飾雑貨店の運営、並びに給食業務の受託を行って
おります。
当第3四半期は、2020年11月に「Rホテルイン北九州エアポート」(福岡県京都郡)の運営開始、新型コロナウ
イルス感染症の影響を受けることなく業績が安定しております「株式会社ケンテン」、愛媛大学医学部付属病院で
の給食事業が収益に貢献する一方で、2020年11月に「加古川プラザホテル」の事業撤退、新型コロナウイルス感染
症の再拡大防止にともなう「Go To Travel」事業の全国一斉停止措置の影響を受け、消費需要の伸びが鈍化するな
ど厳しい状況が影響した結果、前年同期に対し、売上高は493百万円(前年同期比41.7%減)、セグメント損失は85
百万円(前年同期はセグメント利益9百万円)となりました。
なお、「加古川プラザホテル」の運営につきましては、2020年11月末をもって他社に営業を引き継ぎ、当社によ
る営業を終了しました。
2
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(2)財政状態に関する説明
(資 産)
当第3四半期連結会計期間末における資産残高は10,418百万円で、前連結会計年度末に比べ440百万円減少して
おります。有形固定資産の減少114百万円、のれんの減少107百万円、未収入金の減少98百万円が主な変動要因で
あります。
(負 債)
当第3四半期連結会計期間末における負債残高は7,112百万円で、前連結会計年度末に比べ216百万円減少して
おります。長期借入金(1年内返済予定のものを含む)の減少159百万円、その他流動負債の減少20百万円が主な
変動要因であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産残高は3,305百万円で、前連結会計年度末に比べ223百万円減少し
ております。親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び配当金の支払等に伴う利益剰余金の減少225百万円が
主な変動要因であります。
この結果、自己資本比率は31.5%(前連結会計年度末は32.4%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルスの世界的な感染症拡大の影響を受け、世界経済全体が先行き不透明な状況が続いております。
しかしながら、国内外での経済活動の再開や各国政府による経済・財政政策等により徐々に景気は回復に向かいつつ
あります。
①2019年7月31日付で審査手数料並びにプロモーション手数料として受領した米ドル連動型ステーブルコイン200万
枚(ステーブルコイン1枚=1米ドル)につきまして、当第3四半期は、現金化いたしました84,123枚分につき
まして、売上計上いたしましたが、残る1,916,877枚分につきましては、当第3四半期における当該ステーブルコ
インの流通状況を慎重に判断し、監査法人とも協議のうえ、売上計上しておりません。また、2019年2月に、業務
委託報酬として受領した仮想通貨「Z502」50億枚(受領時の時価17百万円相当)につきましても、現金化いたし
ました2,666千枚分につきまして売上計上しておりますが、残る4,997,333千枚分につきましては、仮想通貨
「Z502」の流通状況を慎重に判断し、監査法人とも協議のうえ、売上計上しておりません。これら、ステーブル
コイン並びに仮想通貨「Z502」の現金化、あるいは、ステーブルコインの流動性の向上(仮想通貨交換所での売
買の活性化)により、当期中の売上計上を見込んでおります。
②新型コロナウイルスの影響により、当第3四半期におきまして、加古川プラザホテルの運営により、43百万円の
営業赤字を計上いたしました。加古川プラザホテルの運営につきましては、2020年11月末をもって、撤退いたし
ました。
以上により、現時点におきましては、当第3四半期累計期間における通期の業績予想につきましては、2020年5月
19日付当社「2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」において公表いたしました連結業績予想から変更ありま
せん。なお、当社グループにおきましては、新型コロナウイルスの感染症拡大の影響は、2020年度の上期中に収束し
下期から回復に向かい、2021年度には例年並の需要が見込まれるものと推測しておりましたが、2021年1月に緊急事
態宣言が再度発令され、依然として先行き不透明な状況となっております。ただし、当社におきましては、2020年11
月末をもって、加古川プラザホテルの運営から撤退したことにより、新型コロナウイルスによる業績に与える影響は、
限定的なものとなっております。
3
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 290,790 189,806
受取手形及び売掛金 67,301 85,646
営業投資有価証券 403,208 336,053
営業貸付金 ― 50,000
販売用不動産 50,000 50,000
商品及び製品 1,479 1,509
原材料及び貯蔵品 8,868 8,152
未収入金 102,391 3,816
その他 61,713 85,453
流動資産合計 985,754 810,440
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,143,303 5,013,788
土地 4,355,620 4,355,620
その他(純額) 53,591 64,679
減損損失累計額 △127,090 △123,450
有形固定資産合計 9,425,425 9,310,637
無形固定資産
のれん 175,488 68,052
その他 3,200 4,810
無形固定資産合計 178,689 72,862
投資その他の資産
投資有価証券 150,910 120,994
敷金及び保証金 43,271 43,006
その他 74,493 60,318
投資その他の資産合計 268,676 224,319
固定資産合計 9,872,791 9,607,819
資産合計 10,858,545 10,418,260
4
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 35,077 33,932
1年内返済予定の長期借入金 326,994 319,595
未払費用 48,215 42,699
賞与引当金 9,300 ―
役員賞与引当金 720 ―
その他 116,221 95,878
流動負債合計 536,527 492,105
固定負債
長期借入金 6,698,576 6,546,215
長期預り敷金保証金 60,273 46,974
その他 33,747 27,027
固定負債合計 6,792,597 6,620,217
負債合計 7,329,124 7,112,322
純資産の部
株主資本
資本金 2,848,568 2,848,568
資本剰余金 509,047 509,047
利益剰余金 185,505 △39,971
自己株式 △2,992 △3,053
株主資本合計 3,540,128 3,314,591
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △24,140 △37,961
その他の包括利益累計額合計 △24,140 △37,961
新株予約権 13,433 13,433
非支配株主持分 ― 15,874
純資産合計 3,529,420 3,305,937
負債純資産合計 10,858,545 10,418,260
5
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 1,581,812 1,045,385
売上原価 748,012 554,471
売上総利益 833,799 490,914
販売費及び一般管理費 682,850 487,249
営業利益 150,948 3,664
営業外収益
受取利息 6 55
受取配当金 - 11
持分法による投資利益 - 13,177
その他 6,180 9,391
営業外収益合計 6,187 22,637
営業外費用
支払利息 79,451 78,184
支払手数料 7,492 6,468
その他 3,743 2,767
営業外費用合計 90,687 87,419
経常利益 66,448 △61,117
特別利益
助成金収入 - ※1 35,538
その他 22 -
特別利益合計 22 35,538
特別損失
固定資産除却損 1,412 -
新型コロナウイルス感染症による損失 - ※2 28,460
投資有価証券売却損 - 113
投資有価証券評価損 - 1,367
事業整理損 - 7,794
減損損失 - ※3 132,415
特別損失合計 1,412 170,151
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
65,058 △195,730
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 15,955 4,012
法人税等調整額 △992 △2,133
法人税等合計 14,963 1,879
四半期純利益又は四半期純損失(△) 50,095 △197,609
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
50,095 △197,609
に帰属する四半期純損失(△)
6
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 50,095 △197,609
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △4,017 △13,820
その他の包括利益合計 △4,017 △13,820
四半期包括利益 46,077 △211,429
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 46,077 △211,429
7
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
1.新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り
新型コロナウイルス感染症の影響については、現在、一部の地域では緊急事態宣言が発出されており、今後
の広がり方や収束時期等を正確に予測することは困難な状況にあります。
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う会計上の見
積りについて)に記載した新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定について重要
な変更はありません。
2.連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い
当社及び当社の連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設
されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた
項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」
(実務対応報告第39号2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第28号2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の
額について、改正前の税法の規定に基づいております。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 助成金収入
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、雇用調整助成金等の特例措置の適用を受けたものであります。
当該支給見込額を特別利益に計上しております。
※2 新型コロナウイルス感染症による損失
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして、政府及び各自治体からの営業自粛要請や緊急事態宣言
を受け、当社グループにおいて店舗などの臨時休業や営業時間の短縮を実施いたしました。
このため、店舗などにおいて発生したこれらの対応に起因する費用(減価償却費・地代家賃・人件費など)を
特別損失に計上しております。
※3 減損損失
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
当第3四半期連結累計期間において、当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
場所 用途 種類 減損損失
のれん 131,736千円
兵庫県加古川市 オペレーション事業
工具、器具及び備品 678千円
当社グループは、原則として、事業用資産については事業所を基準としてグルーピングを行っており、遊休
資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。
当社の連結子会社である株式会社ホテルシステム二十一(兵庫県加古川市)において、事業環境の変化に伴
い、想定していた収益が見込まれなくなり回収可能性が低下したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。なお、将来キャッシュ・フローが見込めないため
回収可能価額は零として評価しております。
8
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
マーチャント・ オペレーション 合計
(注)1. 計上額
バンキング事業 事業 (注)2.
売上高
外部顧客への売上高 736,018 845,793 1,581,812 - 1,581,812
セグメント間の内部売上高
- - - - -
または振替高
計 736,018 845,793 1,581,812 - 1,581,812
セグメント利益 269,814 9,889 279,704 △128,755 150,948
(注) 1.セグメント利益の調整額△128,755千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に一般
管理費によりなっております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
マーチャント・ オペレーション 合計
(注)1. 計上額
バンキング事業 事業 (注)2.
売上高
外部顧客への売上高 552,294 493,091 1,045,385 ― 1,045,385
セグメント間の内部売上高
6,805 - 6,805 △6,805 ―
または振替高
計 559,099 493,091 1,052,191 △6,805 1,045,385
セグメント利益又は
220,102 △85,980 134,121 △130,457 3,664
セグメント損失(△)
(注) 1.セグメント利益の調整額△130,457千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に一般
管理費によりなっております。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「オペレーション事業」セグメントにおいて、のれん及び工具、器具及び備品132,415千円を減損損失として特
別損失に計上しております。その内訳は、のれん131,736千円、工具、器具及び備品678千円であります。
なお、減損損失は特別損失のため、上記セグメント利益には含まれておりません。
(のれんの金額の重要な変動)
「マーチャント・バンキング事業」において、株式会社バルティック・フィンテック・ホールディングスを連
結子会社としたことにより、のれんの金額に重要な変動が生じております。なお、当該事象によるのれんの増加
額は、当第3四半期連結累計期間においては34,135千円であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
9