3121 マーチャント 2020-11-24 15:30:00
子会社MBKブロックチェーンによるシステム開発開始のお知らせ [pdf]

                                                           http://www.mbkworld.co.jp


                                                           2020 年 11 月 24 日
各   位
                                   会 社 名   マーチャント・バンカーズ株式会社
                                            代表取締役社長兼 CEO 一 木           茂
                                                   (コード 3121 東証 2 部)
                                   問合せ先     取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
                                                      (TEL 03-5224-4900)



         子会社MBKブロックチェーンによるシステム開発開始のお知らせ


  当社子会社MBKブロックチェーン株式会社は、          ブロックチェーンベースの不動産取引プラットホーム、
暗号資産(仮想通貨)交換所プラットホーム等、ブロックチェーンベースのシステム開発に取り組むこと
といたしましたので、お知らせいたします。12 月中旬より取組みを開始する予定であります。
  当社グループは、ブロックチェーン技術の将来性に注目し、2018 年 4 月に、MBKブロックチェーン株
式会社を設立し、将来性の見込まれる企業への投資や、エストニアの暗号資産(仮想通貨)交換所「ANGOO
FINTECH」の運営に取り組んでまいりましたが、これまで、システム開発については、外部のリソースを活
用してまいりました。
  今般、MBKブロックチェーン株式会社におきまして、人材を招聘し、体制を整え、ブロックチェーン
ベースの不動産取引プラットホーム、暗号資産(仮想通貨)交換所プラットホーム等、ブロックチェーン
ベースのシステム開発を内製化し、取り組むことといたしました。
  2020 年 11 月 4 日付で発表させて頂きましたとおり、当社の子会社である株式会社バルティック・フィ
ンテック・ホールディングスを通じ、同社が運営するエストニアの暗号資産(仮想通貨)交換所「Angoo
Fintech」と連携し、ブロックチェーン技術や決済手段としての暗号資産を活用した、不動産テックへの取
組みを開始し、第1弾として、暗号資産(仮想通貨)によるグローバルな不動産取引決済サービスを開始
しました。
  その目的は、日本の不動産は海外から注目され、ますます不動産取引の国際化が進展する中、不動産テ
ックにより、海外からの日本の不動産情報へのアクセスを容易にし、海外からの不動産取引決済を安全か
つ円滑に行う取組みを行うためでしたが、そのためにはシステム開発内製化により、ブロックチェーン技
術の特徴である暗号化、コンセンサスアルゴリズム、分散台帳/P2P ネットワーク、スマートコントラスト
での自動売買決済などを自社で行うことが不可欠との結論に至りました。今後当社は海外投資家の資金を
日本に呼び込み、日本国内不動産開発、中古不動産のリフォームでの不動産価値向上、空き家のリフォー
ムによる収益物件化、コロナ対策向けのリモートワーク対応など積極的に事業展開をしてまいります。
  同時に、   2020 年 11 月 16 日付で発表させて頂きました株式会社 EST corporation との業務提携による医
療分野におけるブロックチェーン技術や暗号資産(仮想通貨)決済の取組みにおきまして、必要となるシ
ステムの開発を、MBKブロックチェーン株式会社で行ってまいります。
また、金融分野におけるブロックチェーン技術や暗号資産(仮想通貨)決済につきましても、取り組んで
まいります。
  当社は、エストニアの暗号資産(仮想通貨)交換所「ANGOO FINTECH」の運営を通じ、エストニア政府や
在エストニア日本大使館とのパイプを構築してまいりましたが、これらのパイプを活かし、電子立国とし
て知られるエストニアのブロックチェーンシステム会社との連携体制を構築し、MBKブロックチェーン
株式会社で取り組むシステム開発に活用してまいります。
  今回の取組みにより、2021 年 3 月期の業績に与える影響は軽微であると考えておりますが、重要な影
響を与える事象が生じましたら、改めて開示させて頂きます。

                                                                        以 上