3121 マーチャント 2020-11-13 20:15:00
2021年3月期 第2四半期決算・補足説明資料 [pdf]
マーチャント・バンカーズ(株)
2021年3月期 第2四半期決算・補足説明資料
November 13, 2020
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東証2部(コード:3121)
上期下方修正・通期業績予想は変えず!
■ マーチャント・バンキング事業は安定的な賃貸収入で増収・増益、オペレーション事業はホテルオペレーション事業(11
月末撤退予定)が新型コロナ禍の影響で大幅な減収・減益となった。
■ 新型コロナ禍の影響によるホテルオペレーション事業撤退等による特別損失159百万円を計上。
■ 審査・プロモーション手数料としての受領済み米ドル連動型ステーブルコイン200万枚の内3.6万枚を上期売上計上、残り
の196.4万枚分は下期に売上計上予定で、通期の業績予想は変更せず。
(百万円) 2020/3期 2021/3期 2021/3期 前期比 2021/3期 2020/3期 前期比
2Q実績 2Q予想 2Q実績 % 通期予想 前期実績 %
売上高 896 1,200 666 ▲25.7% 2,500 2,448 +2.1%
マーチャント・バンキング 339 - 376 +10.8% - 1,370
オペレーション 557 - 289 ▲48.0% - 1,077
営業利益 35 260 ▲35 - 600 215 +178.2%
経常利益 ▲20 210 ▲81 - 500 108 +362.4%
2Q当期純利益 ▲21 130 ▲217 - 300 83 +259.2%
2
2021年3期 第2四半期決算総括
■ 業績面: 上期下方修正なるも、通期業績予想は変えず!
①マーチャント・バンキング事業:エストニアでの暗号資産交換所「ANGOO Fintech」運営開始に伴う、
手数料計上の下期ズレ込みにより、上期業績は下方修正となるも、通期業績予想に変化無し。全国25
物件の賃貸マンションが安定収益(約7億円の家賃収入)として貢献。
②オペレーション事業:長期化する新型コロナの状況下で、ホテルオペレーション事業は赤字計上となり、
撤退を決定。当社保有の「Rホテルイン北九州」においては、自社運営を継続し付加価値を上げ、将来売
却予定。商業施設内の催事場でのファンションブランド販売のケンテンはコロナ禍で堅調に需要取込み、持分
適法子会社のアビスジャパンも既存のLED事業に加え、「空き家対策事業」をスタートし堅調に推移。
■ 下期に向けたトピックス
①BFH(バルティック・フィンテック・ホールディングス)を子会社化し、エストニアの暗号資産交換所の事業拡大
を下期より本格推進。M&Aや業務提携により、ブロックチェーン技術をベースとした決済プラットフォーム事
業をエストニアを起点にグローバルに展開。
②本体の不動産ノウハウに加え、アビスジャパンの空き家対策事業等の連動し、「不動産テック」、ブロック
チェーンや暗号資産を活用した日本の不動産の海外投資家へのグローバル販売に着手。
3
2021/3期 第2四半期損益サマリー
• セグメント別利益は、マーチャント・バンキング事業が124百万円(前期比+5.5%)、
オペレーション事業が▲73百万円(前期利益4百万円)
• 特別利益:助成金収入24百万円
• 特別損失:新型コロナ関連損失26百万円、ホテルオペレーション関連の減損損失132百万円
(百万円) 2020/3期 2Q 構成比% 2021/3期 2Q 構成比% 前期比 前期比
増減額 %
売上高 896 100% 666 100% ▲230 ▲25.7%
マーチャント・バンキング 339 37.8% 376 56.5% +37 +10.9%
オペレーション 557 62.2% 289 43.4% ▲268 ▲48.1%
売上総利益 496 55.4% 297 44.6% ▲199 ▲40.1%
販売管理費 461 51.5% 333 50.0% ▲128 ▲27.8%
営業利益 35 3.9% ▲35 - ▲70 -
営業外損益 ▲55 ▲6.1% ▲45 - +10 -
経常利益 ▲20 ▲2.2% ▲81 - ▲61 -
2Q当期純利益 ▲21 ▲2.3% ▲217 - ▲196 -
4
四半期毎の売上推移
(百万円)
2018年度 2019年度 2020年度 四半期売上
1,500
1,000 867
685
468 549 489
459 429 437
500 303 363
0
1Q 2Q 3Q 4Q
四半期累計売上
2018年度 2019年度 2020年度
3,000
2,448 [値]E
2,500
1,935
2,000
1,581
1,446
1,500
897 896
1,000 666
468 459
500 303
0
1Q 2Q 3Q 4Q
5
四半期毎の営業利益の推移
(百万円)
2018年度 2019年度 2020年度
四半期営業利益
400
300
200
114
100 47 65
22 30 39
6 4
0
1Q -5 2Q 3Q 4Q
-100 -39
四半期累計営業利益
2018年度 2019年度 2020年度
800
[値]E
600
400
215
200 150
64 103
22 30 17 36
0
1Q -39 2Q -35 3Q 4Q
-200
6
マーチャント・バンキング事業
(当社安定収益源の賃貸マンション)
■全国に25棟の不動産賃貸ビル保有
(約100億円)
■年間家賃収入(約7億円、5~6%利回り)
■賃貸マンションが中心でコロナ禍の影響無し
■今後、優良物件あれば積極購入
売上高 セグメント利益
(百万円)
400 376
339
300
200
118 124
100
0
2020/2Q 2021/2Q
7
オペレーション事業
北九州空港近く
福岡県京都郡苅田町苅田3787-61
■新型コロナ禍の影響を受け、
ホテルオペレーション事業より撤退
自社物件の「Rホテルイン北九州エアポー
ト」は自社オペレーションに切り替え、売却予定
■愛媛大学医学部附属病院 給食事業
(百万円) 売上高 セグメント利益
600 557
500
400
289
300
200
100
4 ■子会社(株)ケンテンは東急、JR東日
0
-100 2020/2Q 2021/2Q 本、イオンモール等の商業施設内の店舗、催
-200
-73
事場での期間限定店舗の企画・販売を実施
■コロナ禍でのニーズ拡大。
8
貸借対照表 & キャッシュフロー
単位:百万円 2020年3月期 2020年9月末
300
流動資産 985 844
現預金 290 320 200
215
受取手形及び売掛金 67 72 100
125
投資有価証券・販売用不動産 453 339 3 74 -5 -92 27
0
その他 175 113 2020/3 2Q 2021/3 2Q
-100
固定資産 9,872 9,633
有形固定資産 9,425 9,338 -200
無形固定資産 178 38 -300
投資その他の資産 268 256 -400 -426
総資産 10,858 10,478
-500
流動負債 536 468
買掛金 35 33 営業CF 投資CF 財務CF 現金残
短期借入金 326 323
その他
●自己資本比率32.5% → 31.3%
175 112
固定負債 6,792 6,733
●減価償却費+のれん=▲110百万円
長期借入金 6,698 6,644
その他 94 89
●フリーCF=120百万円
純資産 3,529 3,276
株主資本合計 3,540 3,294
その他包括利益累計等 ▲11 ▲18
負債純資産合計 10,858 10,478
9
通期(2021/3期)業績予想
■ コロナ禍でのオペレーション事業の減収分を、マーチャントバンキング事業におけるブロックチェーン・暗号通貨関連事
業でカバーし、通期業績予想は期初予想と変えず。配当予想も2円の変更なし。
■ 既に受領済みの米ドル連動型ステーブルコイン1,964千枚分を下期に売上計上予定。
(百万円) 2020/3期 構成比% 2021/3期 構成比% 前期比増 前期比
実績 計画 減額 %
売上高 2,448 100% 2,500 100% +52 +2.1%
マーチャント・バンキング 1,370 56.0% - - - -
オペレーション 1,077 44.0% - - - -
営業利益 215 8.8% 600 24.0% 385 +178.2%
経常利益 108 4.4% 500 20.0% 392 +362.4%
当期純利益 83 3.4% 300 12.0% 217 +259.2%
10
配当方針
• 安定配当を前提に、成長への内部留保と株主還元の継続性を基本方針
(円)
配当金の推移 (%)
12 10.7 0.4
36.4% 10.1
10 33.3%
0.3
8
5.5 19.8% 18.7% 0.2
6
4 3 0.1
2 2 2
2 1 1 0
0
-0.1
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期予
-2
-20.4% -0.2
-4
-6 -4.9 -0.3
EPS(円) 配当(円) 配当性向%
11
当社ビジネス戦略
過去からの業績推移
(百万円)
売上高 経常利益
(百万円)
4,000
3,423
600 ■ 2016年に投資会社としての再出発!
500
3,000 2,555 2,448 2,500 400 「RESTART」計画を推進
1,794 1,935
2,000 200 ・リストラクチャリングによるコンパクトなグループ体制構築
108
37
1,000 ▲ 23 ▲4 0 ・収益不動産による安定収益体質構築
▲ 156
0 ▲ 200 ・増資/投資回収による本格的な投資活動再開
2016/3. 2017/3. 2018/3. 2019/3. 2020/3. 2021/3E
(百万円) 総資産 純資産 自己資本比率%
12,000 11,115 10,858 11,000 100
●約100億円の賃貸住宅25物件を全国に保有
9,935
10,000
8,000
6,000
52.4% 49.0%
6,398
32.5% 31.4% 32.4% 34.5% ●Withコロナ時代を見据え、2020年上期ホテ
4,000
5,339
3,137 3,240 3,508 3,529 3,800 ルオペレーション事業から撤退
2,797
2,000 ●ブロックチェーンを活用した暗号資産取引
0 -100 所運営(エストニア)による収益拡大
2016/3. 2017/3. 2018/3. 2019/3. 2020/3. 2021/3E
13
当社のビジネスモデル(現状)
• 現在、①マーチャント・バンキング事業 ②オペレーション事業の2セグメントであるが、オペレーション事業内のホテルオ
ペレーションは撤退し、病院給食業務、服飾雑貨運営業務を強化。マーチャント・バンキング事業は、ブロックチェーン
関連事業が今後の成長ドライバー
オペレーション事業 2021/3期
●愛媛大学医学部付属病院の給食業務
マーチャント・バンキング事業 ●5月:エストニアで暗号資産
●収益不動産からの賃貸収入
<(株)ケンテン> ●国内不動産投資 (仮想通貨)交換所運営開始
●服飾雑貨店の運営 ●販売用不動産の売買等 「ANGOO Fintech」
1,077 ●国内外企業への企業投資 →子会社BFHが運営
2020/3期:売上高
2,448百万円 1,370 ●海外展開コンサルテイング
●10月:BFH(株)バルティック・
フィンテック・ホールディングスを子会社化
<MBK ブロックチェーン(株)>
●ブロックチェーン関連事業
<(株)アビスジャパン> ●11月:ブロクチェーン技術と
●LED及び電気工事、内装工事
暗号資産交換所を活用した不動
産テック事業を本格化
マーチャントBK事業 オペレーション事業
14
当社のビジネスモデル(今期以降の発展)
• マーチャントバンキング事業で培った、不動産投資・開発ノウハウを生かし、ブロックチェーン技術による国内収益不動
産のトークン(デジタル権利証)によるグローバル市場での販売、管理・運営を実施。
「不動産テック」
エストニア
暗号資産交換所 世界の投資家
世界の投資家
暗号資産
or
法定通貨
ANGO Fintech
取引所運営支援
トークン発行
手数料
(デジタル権利書)
手数料
コンサル、仲介、管理
MBKグループ 不動産オーナー
15
マーチャント・バンキング事業:不動産テック
■ 不動産テック:「不動産×テクノロジー」つまり、不動産に関わる業界課題や従来の商習慣の変革!
■ MBKは、ブロックチェーン技術や決済手段としての暗号資産活用による、国境を越えた不動産取引
決済を安全且つ迅速に行っていきます。(日本の不動産は、アジア人には人気継続)
アジア各国比較:
広い面積で高い利回り
引用元:The Wealth Report 2017 11th edition
引用元:Global Property Guide ※2018~2019年更新データより 16
日本の不動産の抱える問題を解決
■国内の少子高齢化による、空き家問題、地方不動産の疲弊、リゾート・観光地の疲
弊化をMBKは不動産テックで再生を図ります。
空き家
・リノベーション
・滞在型セカンドハウ
ス
不動産テック
旅館・ホテ
賃貸収益物件
ル・別荘
・安定利回り投資
・シェアリング投資
・資産分散投資
・利用券の小口
出所:経済産業省データ
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会社概要
商号: マーチャント・バンカーズ株式会社 (東証2部:3121)
MBK Co.,Ltd.
設立 : 1947年3月
事業内容: 国内外の企業・不動産への投資・M&A、
グローバルでのブロックチェーンビジネス
本社所在地: 東京都千代田区有楽町一丁目7番1号
資本金: 2,848百万円(株主数 3,690名 )2020/9末
決算期: 3月31日
従業員数: 50名(正社員) 2020/3末
役員: 代表取締役社長兼CEO 一木 茂
他常勤取締役 4名、社外取締役 2名
社外監査役3名(うち常勤監査役1名)
子会社: (株)ホテルシステム二十一、(株)ケンテン 代表取締役社長兼CEO 一木 茂
MBKブロックチェーン(株) 1997年:日本長期信用銀行
(株)バルティック・フィンテック・ホールディングス (現新生銀行)入社
2006年:アセット・マネージャーズ
[値] 0.2 8.8% (現いちご株式会社)取締役兼代表執行役
金融機関 2007年:当社代表取締役会長
2014年:当社代表取締役社長
株主構成 金融商品取引業者
[値]
2020/9末 その他法人
[値]
(株主数:3,690) 外国法人等
18
個人その他
【お問い合わせ先】
マーチャント・バンカーズ株式会社
取締役CFO兼財務経理部長
髙﨑 正年
TEL:03-5224-4900
■本資料の注意点
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行われるようお願いいたします。本資料に掲載されている業績見通し、中期計画、その他今後の予測・戦略等に関わる情報は、現時点で入手可能
な情報と合理的であると判断する一定の前提に基づき当社が予測したものです。実際の業績は、様々なリスク要因や不確実な要素により、業績見
通しと大きく異なる可能性があります。本資料中の情報によって生じた影響や損害について、当社は一切責任を負いません。なお、いかなる目的であ
れ、本資料を無断で複写複製、または転送等を行わないようにお願いいたします。