3121 マーチャント 2020-11-13 19:00:00
第2四半期連結業績予想と実績値との差異並びに特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                       http://www.mbkworld.co.jp


                                                          2020 年 11 月 13 日
各    位
                               会社名       マーチャント・バンカーズ株式会社
                                          代表取締役社長兼 CEO          一 木         茂
                                                   (コード 3121 東証 2 部)
                               問合せ先       取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
                                                      (TEL 03-5224-4900)



    第2四半期連結業績予想と実績値との差異並びに特別損失の計上に関するお知らせ

 当社は、2020 年5月 19 日に公表しました 2021 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値と、本日
公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりご報告申し上げます。


                               記

1.2021 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値と実績値との差異
 (2020 年 4 月 1 日~2020 年 9 月 30 日)

 (1) 差異の内容
                                                  親会社株主に
                                                                 1 株当たり
                   売上高        営業利益       経常利益      帰属する
                                                               四半期純利益
                                                  四半期純利益
                   百万円        百万円        百万円       百万円              円銭
前回発表予想(A)             1,200        260      210          130        4 円 66 銭
実績値(B)                 666         △35     △81        △217        △5 円 50 銭
増減額(B-A)              △534     △295        △291       △347
増減率                 △44.5%          ―        ―            ―
(ご参考)前期第2四半期実績
                       896          35     △20        △21         △0 円 79 銭
(2020 年3月期第2四半期)

 (2)差異の理由

  当第2四半期におきましては、「(1) 差異の内容」のとおり、売上高、営業利益、経常利益及び親会
 社株主に帰属する四半期純利益の実績値が、予想を下回りました。その要因並びに通期の見通しにつき
 ましては、以下のとおりであります。

    ① 2019 年 7 月31 日付で審査手数料並びにプロモーション手数料として受領した米ドル連動型ステー
      ブルコイン 200 万枚(ステーブルコイン1枚=1米ドル)につきまして、当上半期での売上計上
      を見込んでおりました。しかしながら、当上半期は、現金化いたしました 36,307 枚分につきまし
      て、売上計上いたしましたが、残る 1,963,693 枚分につきましては、当上半期における当該ステ
      ーブルコインの流通状況を慎重に判断し、      売上計上しておりません。ステーブルコインの現金化、
      あるいは、ステーブルコインの流動性の向上(仮想通貨交換所での売買の活性化)により、下半
      期の売上計上を見込んでおります。



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  ② 新型コロナウィルスの影響により、当上半期におきまして、ホテル事業で 39 百万円の営業赤字を
    計上いたしました。ホテル事業につきましては、2020 年 8 月 24 日付で、撤退のご報告させて頂き
    ましたが、2020 年 11 月末をもって、加古川プラザホテルの運営から撤退いたします。
  ③ 当上半期におきましては、不動産賃貸収入並びに上記①以外に、売上高 380 百万円を見込んでお
    りましたが、売上高が 43 百万円にとどまりました。    主な理由としては、      短期の投資収入 6 案件 360
    百万円程度を見込んでおりましたが、2 案件の獲得となったからです。しかしながら、下半期にお
    きましては、以上の施策を始め、2020 年 10 月 5 日付、2020 年 11 月 9 日付で公表いたしました、
    建設会社であるアスミ建設株式会社(群馬県高崎市)や、外資系不動産会社である中港日友好發
    展有限公司(香港)との業務提携により、リノベーション事業や戸建て・マンション開発や、中
    国・香港・ベトナム投資家向けの販売など、不動産事業全般への展開を行い、これまでの投資賃
    貸用不動産から得られる賃貸収入に加え、仲介手数料や不動産販売売上を確保いたします。

  以上によりまして、通期の業績見込み 売上高 2,500 百万円、営業利益 600 百万円、経常利益 500 百
 万円、当期純利益 300 百万円 につきまして、達成するものであります。

2.特別損失の計上
  当社グループは 2012 年 7 月 1 日付で、 株式会社ホテルシステム二十一の全株式を取得し、    同社を子会
 社化といたしました。当該株式取得に伴いのれんが発生いたしましたが、新型コロナウィルスの影響に
 よる業績悪化に伴い、当初想定していた超過収益力が見込めなくなったことから、回収不能と判断し、
 のれんの残存簿価全額を減額し、減損損失 132 百万円を計上いたしました。
  株式会社ホテルシステム二十一は、       2020 年 11 月末をもって、加古川プラザホテルの運営から撤退いた
 します。

                                                            以 上




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