3121 マーチャント 2020-11-13 19:00:00
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
四半期決算短信 日本基準 連結)
2020年11月13日
上 場 会 社 名 マーチャント・バンカーズ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3121 URL http://www.mbkworld.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長兼CEO (氏名) 一木 茂
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO兼財務経理部長 (氏名) 高崎 正年 (TEL) 03-5224-4900
四半期報告書提出予定日 2020年11月16日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 666 △25.7 △35 ― △81 ― △217 ―
2020年3月期第2四半期 896 △0.0 35 97.6 △20 ― △21 ―
(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 △225百万円( ―%) 2020年3月期第2四半期 △30百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 △7.81 ―
2020年3月期第2四半期 △0.79 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第2四半期 10,478 3,276 31.1 117.09
2020年3月期 10,858 3,529 32.4 126.17
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 3,262百万円 2020年3月期 3,515百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 1.00 1.00
2021年3月期 ― 0.00
2021年3月期(予想) ― 2.00 2.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,500 2.1 600 178.2 500 362.4 300 259.2 10.77
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 27,881,656株 2020年3月期 27,881,656株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 14,538株 2020年3月期 14,355株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 27,867,245株 2020年3月期2Q 27,867,388株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.将来に関する記述等についてのご注意
本資料における業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な
要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.3 「1.当四半期決算に関する定性的情報(4) 連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
2.四半期決算補足説明資料は、2020年11月13日(金)に当社ホームページに掲載いたします。
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)キャッシュ・フローの状況 ………………………………………………………………………… 3
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 9
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 9
(四半期連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 10
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(以下「当第2四半期」)における我が国経済は、新型コロナウィルス感染症拡大防止
に伴う外出自粛等により、世界的な規模での経済活動の停滞、雇用・所得・消費の低下等により厳しい状況が続い
ております。しかしながら、緊急事態宣言の解除後、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮しつつ、特別定額
給付金やGo To キャンペーン等の政策効果もあり、個人消費は持ち直しに向かうことが期待されております。
当社グループの主要な事業領域についてみると、国内外の金融・不動産市場におきましては、継続した金融緩和
政策による低金利や政府による経済支援政策を背景に、不動産市況は依然とした旺盛な状況で推移しております。
特に、相対的に安定した利回りを得られる不動産投資へのニーズは高く、引き続き投資需要は底堅い状況が続いて
おります。ホテル・レジャー市場では、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により業績等は大きく落ち込みま
したが、徐々に回復へ進んでおります。今後は、「Go To Travel」、「Go To eat」のキャンペーンにより国内を中
心に観光客の増加傾向が続くと見込んでおります。
このような経済状況のもと、当第2四半期の当社グループは、業務提携による新たな収益源の確保、新規賃貸用
不動産の取得及び国内及び海外企業への投資の検討、オペレーション事業における各拠点の採算維持・向上のため
の施策など、安定的な収益力を強化するための取り組みを積極的に進めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期の当社グループの業績は、前年同期と比較して、国内及び海外企業への投資等が収益
向上に貢献したものの、「加古川プラザホテル」を中心に、オペレーション事業において、新型コロナウィルス感
染症の影響を受け、売上高666百万円(前年同期比25.7%減)、営業損失35百万円(前年同期は営業利益35百万円)、
経常損失81百万円(前年同期は経常損失20百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失217百万円(前年同期は親会
社株主に帰属する四半期純損失21百万円)と減収減益となりました。
なお、当社の連結子会社である株式会社ホテルシステム二十一は、2020年11月末をもって、「加古川プラザホテ
ル」の運営から撤退いたします。これに伴い、同社株式取得時により発生したのれん・固定資産の残存簿価残額を
減額し、減損損失132百万円を特別損失として計上いたしました。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によ
り、店舗休業等に伴う補助金収入23百万円を特別利益、新型コロナウイルス感染症に伴う店舗休業により発生した
損失25百万円を特別損失として計上しております。
報告セグメントごとの業績及び直近の状況は、次の通りであります。
(マーチャント・バンキング事業)
当社グループは、当事業部門におきまして、主に国内外の企業及び不動産向けの投資事業を営んでおります。
当第2四半期は、当事業部門の収益の柱であります賃貸用不動産から得られる賃貸収入は、新型コロナウィルス
感染症の影響を受けることなく、安定的に推移いたしました。
その結果、前年同期と比較して、所有不動産からの賃貸収入332百万円、国内及び海外企業への投資収入31百万円
が大きく売上に寄与し、売上高376百万円(前年同期比10.8%増)、セグメント利益124百万円(前年同期比5.5%増)の
増収増益となりました。
(オペレーション事業)
当社グループは、当社、株式会社ホテルシステム二十一(連結子会社)及び株式会社ケンテン(連結子会社)におい
て、宿泊施設、ボウリング場、インターネットカフェ店舗及び服飾雑貨店の運営、並びに給食業務の受託を行って
おります。
当第2四半期は、「加古川プラザホテル」中心に、インターネットカフェ店舗、「土岐グランドボウル」におい
て、新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けました。緊急事態宣言の解除以降、経済活動が段階的に再開され
るとともに、徐々に回復傾向になってはおりますが、「加古川プラザホテル」並びにインターネットカフェ店舗に
関しては、依然として厳しい状況が続いている一方で、株式会社ケンテンで運営する服飾雑貨店で堅調な運営を推
移しております。また、愛媛大学医学部付属病院での給食事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響
を受けることなく、伸長することができました。
その結果、前年同期に対し、売上高は289百万円(前年同期比48.0%減)、セグメント損失は73百万円(前年同期
はセグメント利益4百万円)となりました。
なお、「加古川プラザホテル」の運営につきましては、2020年11月末をもって、撤退いたします。
(2)財政状態に関する説明
(資 産)
当第2四半期連結会計期間末における資産残高は10,478百万円で、前連結会計年度末に比べ380百万円減少して
おります。のれんの減少140百万円、営業投資有価証券の減少113百万円、有形固定資産の減少86百万円、現金及
び預金の増加29百万円が主な変動要因であります。
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(負 債)
当第2四半期連結会計期間末における負債残高は7,201百万円で、前連結会計年度末に比べ127百万円減少して
おります。長期借入金(1年内返済予定のものを含む)の減少57百万円、その他流動負債の減少45百万円が主な
変動要因であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産残高は3,276百万円で、前連結会計年度末に比べ253百万円減少し
ております。親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び配当金の支払等に伴う利益剰余金の減少245百万円が
主な変動要因であります。
この結果、自己資本比率は31.1%(前連結会計年度末は32.4%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は297百万円となり、前連結会計年度
末の270百万円と比べて27百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローと、それらの主な増減の要因は以下の
通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動により増加した資金は140百万円(前年同期は3百万円の増加)となりまし
た。主な増減の要因は、税金等調整前四半期純損失216百万円、減損損失132百万円、営業投資有価証券の減少105百
万円、減価償却費96百万円の計上であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動により減少した資金は21百万円(前年同期は426百万円の減少)となりまし
た。主な増減の要因は、貸付けによる支出16百万円、有形固定資産の取得による支出10百万円、投資有価証券の取
得による支出10百万円、投資有価証券の売却による収入18百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動により減少した資金は91百万円(前年同期は74百万円の増加)となりまし
た。主な増減の要因は、長期借入れによる収入289百万円、長期借入金の返済による支出346百万円であります。
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルスの世界的な感染症拡大の影響を受け、世界経済全体が先行き不透明な状況が続いております。
しかしながら、国内外での経済活動の再開や各国政府による経済・財政政策等により徐々に景気は回復に向かいつつ
あります。
①2019年7月31日付で審査手数料並びにプロモーション手数料として受領した米ドル連動型ステーブルコイン200万
枚(ステーブルコイン1枚=1米ドル)につきまして、当上半期での売上計上を見込んでおりました。しかしな
がら、当上半期は、現金化いたしました36,307枚分につきまして、売上計上いたしましたが、残る1,963,693枚分
につきましては、当上半期における当該ステーブルコインの流通状況を慎重に判断し、売上計上しておりませ
ん。ステーブルコインの現金化、あるいは、ステーブルコインの流動性の向上(仮想通貨交換所での売買の活性
化)により、下半期の売上計上を見込んでおります。
②新型コロナウィルスの影響により、当上半期におきまして、ホテル事業で39百万円の営業赤字を計上いたしまし
た。ホテル事業につきましては、2020年8月24日付で、撤退のご報告させて頂きましたが、2020年11月末をもっ
て、加古川プラザホテルの運営から撤退いたします。
③当上半期におきましては、不動産賃貸収入並びに上記①以外に、売上高380百万円を見込んでおりましたが、売上
高が43百万円にとどまりました。主な理由としては、短期の投資収入6案件360百万円程度を見込んでおりました
が、2案件の獲得となったからです。しかしながら、下半期におきましては、以上の施策を始め、2020年10月5
日付、2020年11月9日付で公表いたしました、建設会社であるアスミ建設株式会社(群馬県高崎市)や、外資系
不動産会社である中港日友好發展有限公司(香港)との業務提携により、リノベーション事業や戸建て・マンシ
ョン開発や、中国・香港・ベトナム投資家向けの販売など、不動産事業全般への展開を行い、これまでの投資賃
貸用不動産から得られる賃貸収入に加え、仲介手数料や不動産販売売上を確保いたします。
以上により、現時点におきましては、当第2四半期累計期間における業績経過は、2020年11月13日付で公表の「第
2四半期連結業績予想と実績値との差異並びに特別損失の計上に関するお知らせ」のとおりであります。通期の業績
予想につきましては、2020年5月19日付当社「2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」において公表いたしま
した連結業績予想から変更ありません。なお、当社グループにおきましては、新型コロナウイルスの感染症拡大の影
響は、2020年度の上期中に収束し下期から回復に向かい、2021年度には例年並の需要が見込まれるものと推測してお
ります。
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 290,790 320,509
受取手形及び売掛金 67,301 72,933
営業投資有価証券 403,208 289,905
販売用不動産 50,000 50,000
商品及び製品 1,479 1,498
原材料及び貯蔵品 8,868 7,652
未収入金 102,391 49,778
短期貸付金 ― 16,000
その他 61,713 55,381
貸倒引当金 ― △19,440
流動資産合計 985,754 844,218
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,143,303 5,059,118
土地 4,355,620 4,355,620
その他(純額) 53,591 48,046
減損損失累計額 △127,090 △124,129
有形固定資産合計 9,425,425 9,338,656
無形固定資産
のれん 175,488 35,365
その他 3,200 3,093
無形固定資産合計 178,689 38,458
投資その他の資産
投資有価証券 150,910 145,605
敷金及び保証金 43,271 43,271
その他 74,493 67,931
投資その他の資産合計 268,676 256,808
固定資産合計 9,872,791 9,633,924
資産合計 10,858,545 10,478,143
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 35,077 33,828
1年内返済予定の長期借入金 326,994 323,196
未払費用 48,215 41,427
賞与引当金 9,300 ―
役員賞与引当金 720 ―
その他 116,221 70,263
流動負債合計 536,527 468,716
固定負債
長期借入金 6,698,576 6,644,669
長期預り敷金保証金 60,273 59,083
その他 33,747 29,313
固定負債合計 6,792,597 6,733,066
負債合計 7,329,124 7,201,782
純資産の部
株主資本
資本金 2,848,568 2,848,568
資本剰余金 509,047 509,047
利益剰余金 185,505 △59,966
自己株式 △2,992 △3,053
株主資本合計 3,540,128 3,294,596
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △24,140 △31,669
その他の包括利益累計額合計 △24,140 △31,669
新株予約権 13,433 13,433
純資産合計 3,529,420 3,276,360
負債純資産合計 10,858,545 10,478,143
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 896,982 666,198
売上原価 400,676 368,769
売上総利益 496,305 297,428
販売費及び一般管理費 461,280 333,351
営業利益又は営業損失(△) 35,025 △35,923
営業外収益
受取利息 5 14
受取配当金 ― 11
持分法による投資利益 ― 3,885
その他 5,500 7,531
営業外収益合計 5,506 11,444
営業外費用
支払利息 52,222 52,218
支払手数料 4,988 4,416
その他 3,632 356
営業外費用合計 60,842 56,991
経常損失(△) △20,311 △81,470
特別利益
助成金収入 ― ※1 23,960
その他 22 ―
特別利益合計 22 23,960
特別損失
新型コロナウイルス感染症による損失 ― ※2 25,586
投資有価証券売却損 ― 113
投資有価証券評価損 ― 1,367
減損損失 ― ※3 132,415
特別損失合計 ― 159,482
税金等調整前四半期純損失(△) △20,288 △216,992
法人税、住民税及び事業税 2,856 2,675
法人税等調整額 △1,183 △2,063
法人税等合計 1,673 611
四半期純損失(△) △21,962 △217,604
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △21,962 △217,604
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純損失(△) △21,962 △217,604
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △8,876 △7,528
その他の包括利益合計 △8,876 △7,528
四半期包括利益 △30,839 △225,132
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △30,839 △225,132
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △20,288 △216,992
減価償却費 97,506 96,377
減損損失 ― 132,415
のれん償却額 13,875 8,386
投資有価証券売却損益(△は益) ― 113
投資有価証券評価損益(△は益) ― 1,367
持分法による投資損益(△は益) ― △3,885
貸倒引当金の増減額(△は減少) ― 19,440
賞与引当金の増減額(△は減少) 10,800 △9,300
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 660 △720
株主優待引当金の増減額(△は減少) △1,135 ―
受取利息及び受取配当金 △5 △26
支払利息 52,222 52,218
売上債権の増減額(△は増加) 18,082 △5,631
たな卸資産の増減額(△は増加) △920 1,197
営業投資有価証券の増減額(△は増加) △90,000 105,000
未収入金の増減額(△は増加) △6,481 52,613
仕入債務の増減額(△は減少) △6,249 △1,248
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) △17,519 2,444
その他 23,514 △23,473
小計 74,060 210,295
利息及び配当金の受取額 5 16
利息の支払額 △57,401 △52,635
法人税等の還付額 ― 1,648
法人税等の支払額 △13,305 △18,963
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,358 140,360
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △362,659 △10,180
投資有価証券の取得による支出 △75,000 △10,000
投資有価証券の売却による収入 11,695 18,485
貸付けによる支出 ― △16,000
定期預金の預入による支出 △2,400 △2,400
預り敷金及び保証金の増減額(△は減少) △44,955 △1,190
敷金及び保証金の回収による収入 48,000 ―
その他 △1,000 △30
投資活動によるキャッシュ・フロー △426,320 △21,315
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 310,000 289,000
長期借入金の返済による支出 △173,774 △346,704
配当金の支払額 △55,538 △27,985
その他 △6,416 △5,829
財務活動によるキャッシュ・フロー 74,269 △91,519
現金及び現金同等物に係る換算差額 △214 △206
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △348,907 27,317
現金及び現金同等物の期首残高 564,453 270,587
現金及び現金同等物の四半期末残高 215,546 297,905
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
1.新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う会計上の見
積りについて)に記載した新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定について重要
な変更はありません。
2.連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い
当社及び当社の連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設
されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた
項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い(実
務対応報告第39号2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業
会計基準適用指針第28号2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額につ
いて、改正前の税法の規定に基づいております。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 助成金収入
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、雇用調整助成金等の特例措置の適用を受けたものであります。
当該支給見込額を特別利益に計上しております。
※2 新型コロナウイルス感染症による損失
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして、政府及び各自治体からの営業自粛要請や緊急事態宣言
を受け、当社グループにおいて店舗などの臨時休業や営業時間の短縮を実施いたしました。
このため、店舗などにおいて発生したこれらの対応に起因する費用(減価償却費・地代家賃・人件費など)を
特別損失に計上しております。
※3 減損損失
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
当第2四半期連結累計期間において、当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
場所 用途 種類 減損損失
のれん 131,736千円
兵庫県加古川市 オペレーション事業
工具、器具及び備品 678千円
当社グループは、原則として、事業用資産については事業所を基準としてグルーピングを行っており、遊休
資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。
当社の連結子会社である株式会社ホテルシステム二十一(兵庫県加古川市)において、事業環境の変化に伴
い、想定していた収益が見込まれなくなり回収可能性が低下したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。なお、将来キャッシュ・フローが見込めないため
回収可能価額は零として評価しております。
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マーチャント・バンカーズ株式会社(3121) 2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
マーチャント・ オペレーション 合計
(注)1. 計上額
バンキング事業 事業 (注)2.
売上高
外部顧客への売上高 339,628 557,354 896,982 ― 896,982
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
または振替高
計 339,628 557,354 896,982 ― 896,982
セグメント利益 118,132 4,954 123,086 △88,061 35,025
(注) 1.セグメント利益の調整額△88,061千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に一般管
理費によりなっております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
マーチャント・ オペレーション 合計
(注)1. 計上額
バンキング事業 事業 (注)2.
売上高
外部顧客への売上高 376,213 289,984 666,198 ― 666,198
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
または振替高
計 376,213 289,984 666,198 ― 666,198
セグメント利益又は損失(△) 124,638 △73,876 50,761 △86,685 △35,923
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△86,685千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であ
り、主に一般管理費によりなっております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「オペレーション事業」セグメントにおいて、のれん及び工具、器具及び備品132,415千円を減損損失として
特別損失に計上しております。その内訳は、のれん131,736千円、工具、器具及び備品678千円であります。
なお、減損損失は特別損失のため、上記セグメント利益には含まれておりません。
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