3121 マーチャント 2020-10-26 15:30:00
エストニアでの事業統括会社(株式会社バルティック・フィンテック・ホールディングス)の子会社化のお知らせ [pdf]
http://www.mbkworld.co.jp
2020 年 10 月 26 日
各 位
会 社 名 マーチャント・バンカーズ株式会社
代表取締役社長兼 CEO 一 木 茂
(コード 3121 東証 2 部)
問合せ先 取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
(TEL 03-5224-4900)
エストニアでの事業統括会社
(株式会社バルティック・フィンテック・ホールディングス)
の子会社化のお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、現在、14.9%出資している「株式会社バルティック・フィンテ
ック・ホールディングス」(以下、「BFH社」といいます。)につきまして、当社の出資比率を 50%と
して子会社化することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.株式の取得の理由
BFH社について、当社のエストニアでの事業統括会社と位置づけ、ブロックチェーン技術を活用した
金融サービス(フィンテック)に加えまして、グループとして、決済プラットフォーム事業など、電子立
国として世界の最先端をゆくエストニアを起点にした事業を、ワールドワイドに展開いたします。
現在、エストニアにおきましては、暗号資産(仮想通貨)交換所「ANGOO Fintech」で、
① 法定通貨(円、ドルやユーロなど)から仮想通貨への交換
② 仮想通貨から法定通貨への交換
③ 送金サービス(法定通貨も含む)
④ クレジットカードと連携した、 「ANGOO Fintech」口座での、ショッピング等の代金の決済サービ
ス(法定通貨も含む)
⑤ クレジットカードからの「ANGOO Fintech」口座への入金サービス
を行っておりますが、BFH社として、暗号資産(仮想通貨)交換所「ANGOO Fintech」の運営を行うこと
とし、当社グループにおける「ANGOO Fintech」の位置づけを明確化して、これらの事業に取り組むことと
いたします。
なお、暗号資産(仮想通貨)交換所「ANGOO Fintech」の運営につきましては、これまで、当社子会社M
BKブロックチェーン株式会社が行っておりましたが、今般、BFH社グループとして展開するエストニ
アでの事業との相乗効果を期待し、2020 年 11 月より、BFH社に移管いたします。
また、BFH社として、M&Aや業務提携により、ブロックチェーン技術をベースとした決済プラット
フォーム事業など、エストニアを起点に、在エストニア日本国大使館や、エストニア政府との協力関係を
生かし、世界各国に展開してまいります。
2.BFH社の概要
(2020 年 10 月 31 日現在)
(1) 名 称 株式会社バルティック・フィンテック・ホールディングス
(2) 所 在 地 東京都千代田区有楽町一丁目7番1号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 髙﨑 正年
(4) 事 業 内 容 当社のエストニアにおける事業の統括管理
(5) 資 本 金 1 億円
(6) 設 立 年 月 日 2019 年 4 月 9 日
(7) 大株主及び持株比率 当社 50.0%、アートポートインベスト株式会社 50.0%
(8) 当 社 と 当 該 会 社 資本関係 当社が、当該会社の株式の 50.0%を保有
と の 関 係 人的関係 当社取締役髙﨑正年が、 当該会社の代表取締役を兼務
取引関係 なし
(9) 財政状態及び経営成績
決算期 2020 年 3 月期
純 資 産 98 百万円
総 資 産 98 百万円
1 株当たり純資産 49,268.82 円
売 上 高 -
営 業 利 益 △0 百万円
経 常 利 益 △1 百万円
当 期 純 利 益 △1 百万円
1 株当たり当期純利益 △731.17 円
1 株当たり配当金 -
3.取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
(1) 取得前の所有株式数 298 株
(2) 取 得 株 式 数 702 株
(3) 取 得 価 額 35,100 千円
(4) 取得後の所有株式数 1,000 株(議決権の数 1,000 個、議決権所有割合 50.0%)
4.日程
(1) 取 締 役 会 決 議 日 2020 年 10 月 26 日
(2) 株 式 取 得 日 2020 年 10 月 31 日
5.今後の見通し
今回のBFH社の子会社化は、2021 年 3 月期の業績に与える影響は軽微であると考えております
が、重要な影響を与える事象が生じましたら、改めて開示させて頂きます。
なお、上述のとおり、中長期的に、2021 年 3 月期以降の業績に寄与するものと考えております。
以 上
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