3121 マーチャント 2020-07-27 15:30:00
IDCM Global Limitedとの資本業務提携に関するMOU締結のお知らせ [pdf]
http://www.mbkworld.co.jp
2020 年7月27日
各 位
会 社 名 マーチャント・バンカーズ株式会社
代表取締役社長兼 CEO 一 木 茂
(コード 3121 東証 2 部)
問合せ先 取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
(TEL 03-5224-4900)
IDCM Global Limitedとの資本業務提携に関するMOU締結のお知らせ
当社は、2020年7月27日付で、大手暗号資産交換所運営会社IDCM Global Limited(以下「IDCM社」とい
います)と資本提携、及び全世界での暗号資産関連業務での業務提携に関するMOUを締結することを決定し、
締結いたしましたのでお知らせいたします。
IDCM社は、米国Alpha Square Groupによって出資・運営されている大手暗号資産交換所運営会社で、2020
年6月29日付「IDCM TAIWAN・福賀鳳龍股分有限公司との業務提携に関する基本合意のお知らせ」でご報告さ
せて頂きました通り、当社は、IDCM社の台湾法人・IDCM TAIWAN福賀鳳龍股分有限公司(以下「IDCM
TAIWAN」といいます)との間で、日本、アジア、欧州等全世界で、暗号資産関連業務での業務提携に関す
る基本合意を締結いたしました。
その後の交渉で、IDCM本体とMOUを締結することとなってのものです。
尚日本におきましては、日本の資金決済法、金融商品取引法で認められている業務のみ行ってまいりま
す。また海外の暗号資産交換所では、日本の居住者は口座開設・取引はできませんので、予めご承知おき
ください。
1.IDCM Global group の概要
IDCM社は、セーシェル共和国で合法的に設立された、暗号資産取引、法定通貨との交換、取引所
アライアンス、STO,IEOでの資金調達支援など多種多様なサービスを展開する暗号資産取引プラット
フォーム運営会社です。IDCM台湾、IDCM韓国、IDCMドバイ、IDCMベトナム、IDCMフィリピン、IDCM
トルコ、IDCMドバイ等世界10の暗号資産交換所とのアライアンス(注1)、ETH/USDT, BTC/USDT,
ETH/BTC, LTC/USDT,LTC/BTC, EOS/BTC等100以上の暗号資産取引組み合わせ(注2)、登録ユーザー約
100万人、日次アクティブユーザー2万人、コインマーケットキャップ(注3)での取引ランキングは
2020年7月20日現在1位を誇っています。
主要サービスは、IEOサービス、プロジュクトインキュベーション(新規トークン開発・ホワイト
ペーパー作成・トークン募集販売・プロモーション・インターネットでの取引)、取引所アライア
ンスサービス(取引所の運営代行、ホワイトラベルシステム(注4)提供)、STOサービス(セキュ
リティトークンの募集・取引)、決済サービス(暗号資産と法定通貨の交換、分散型ウオレット開
発)などを行っています。
(注1)アライアンス:暗号資産取引の取引マッチング数を増加させ、流動性を高める為、暗号資産
交換所の枠を超えて取引をすること
(注2)暗号資産取引組み合わせ:取引対象暗号資産と、同暗号資産と交換できる法定通貨や暗号資
産の組み合わせのこと
(注3)コインマーケットキャップ(Coinmarketcap.com):2013年に米国で創設された世界中で発
行されている1,000種類以上の暗号資産の時価総額ランキングや現在の取引価格、取引量、過去の価
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格推移などを一覧でき、また暗号資産の取引量を取引所別のランキングとして見ることなども可能
な、暗号資産関係者の主要情報サイトの一つ。
https://coinmarketcap.com/
(注4)ホワイトラベルシステムとは、IDCMが独自に開発した暗号資産交換所取引システム。第三者
がIDCMとシステム使用許諾契約を締結し、自社システムとして利用することが可能。
2.資本提携及び業務提携に関するMOU締結の背景
IDCM社は、世界で60以上の暗号資産を取り扱っており、上記の通り登録ユーザー約100万人、日次
アクティブユーザー2万人、2020年7月19日現在コインマーケットキャップでの取引ランキング1位を
誇っていますが、日本では拠点がなく、また欧州展開でも拠点がなく世界マーケットをカバーする
上で課題を抱えており、暗号資産関連業務を行い暗号資産関連業務に理解のある日本の株式上場企
業のパートナーを探しておりました。2020年6月29日の当社とIDCM TAIWANとの業務提携に関する基本
合意後、IDCM TAIWANがIDCM社と当社を仲介し協議を重ねてきました。
一方当社は、2018年に100%子会社として「MBKブロックチェーン株式会社」(以下「MBKB」と
いいます)を設立し、日本でブロックチェーン関連事業を推進すると共に、2020年5月からエストニ
ア暗号資産交換所「ANGOO Fintech」の運営にかかる業務の一切(顧客管理・開拓、マーケティング、
取引管理、システム管理など)を請負っておりましたが、「ANGOO Fintech」の顧客開拓、新規トー
クンの上場マーケティングに課題を抱えていました。
そこで両社のニーズが一致し、お互いの強みを生かし、今後の暗号資産関連業務に関し、資本提
携及び業務提携に関するMOUを締結することになりました。今後資本提携、及び業務提携の詳細が決ま
り次第、適宜情報開示をしてまいります。
3.MOUの内容
(1) 当社からIDCM社への出資の検討
(2) IDCM社から当社への出資の検討
(3) 当社とIDCM社での暗号資産関連業務での協働に関する検討
*日本では、日本の資金決済法、金融商品取引法で認めれている業務のみ行ってまいります
*海外では日本の居住者は対象とせず、日本法は適用されず、現地の法律に基づき運用してまいり
ます。また、個別案件ごとの具体的条件は、協議のうえ、今後決定してまいります。
4.提携の相手先の概要
(1) 名 称 IDCM Glocal Limited
(2) 所 在 地 Suit 23, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Ialand, Mahe,
Republic of Seychelles
(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 Chairman Michael Zhao, CEO Shi Jing
(4) 事 業 内 容 暗号資産交換所運営、ブロックチェーン関連業務
(5) 資 本 金 US$1,000,000(約107百万円。@107.23円/US$*)
(6) 設 立 年 月 日 2018年8月24日
(7) 上 場 会 社 と 資 本 関 係 ありません。
当該会社との間の関係 人 的 関 係 ありません。
取 引 関 係 ありません。
関連当事者へ ありません。
の該当状況
(8) 財政状態及び経営成績 相手先の意向により非開示とさせて頂きます。
*三菱 UFJ 銀行外国為替相場(2020 年 7 月 17 日)
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5.提携の日程
(1) MOU締結社内意思決定日 2020年7月27日
(2) MOU締結日 2020年7月27日
(3) 業 務 提 携 内 容 検 討 開 始 日 2020年7月27日
*資本提携及び業務提携の詳細が決まり次第、適宜情報開示をしてまいります。
6.今後の見通し
本件が当社連結業績へ与える影響は、軽微と見込んでおりますが、今後公表すべき事項が生じた場合
には速やかにお知らせいたします。
以 上
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