3121 マーチャント 2020-06-29 15:30:00
IDCM TAIWAN・福賀鳳龍股分有限公司との業務提携に関する基本合意のお知らせ [pdf]

                                                 http://www.mbkworld.co.jp


                                                    2020 年6月29日
各   位
                           会 社 名   マーチャント・バンカーズ株式会社
                                   代表取締役社長兼 CEO 一 木 茂
                                        (コード 3121 東証 2 部)
                           問合せ先    取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
                                             (TEL 03-5224-4900)


    IDCM TAIWAN・福賀鳳龍股分有限公司との業務提携に関する基本合意のお知らせ


 当社と、世界有数のグローバル・インベストメント・ファンドであるAlpha Square Groupによって出資・
運営されている大手暗号資産交換所運営会社IDCMグローバル・リミテッド(以下「IDCM」といいます)
の台湾法人・IDCM TAIWAN福賀鳳龍股分有限公司(以下「IDCM TAIWAN」といいます)とは、日本、アジ
ア、欧州等全世界で、暗号資産関連業務での業務提携に関する基本合意をしましたのでお知らせいたしま
す。尚日本におきましては、日本の資金決済法、金融商品取引法で認めれている業務のみ行ってまいりま
す。また海外の暗号資産交換所では、日本の居住者は口座開設・取引はできませんので、予めご承知おき
ください。

1.IDCM Global group の概要
  IDCM社は、2017年11月にセーシェル共和国で合法的に設立された、暗号通貨取引、法定通貨との
 交換、取引所アライアンス、STO、IEOでの資金調達支援など多種多様なサービスを展開する暗号資
 産取引プラットフォーム運営会社です。世界10の暗号資産交換所とのアライアンス、100以上の暗号
 通貨取引ペア、登録ユーザー約100万人、日次アクティブユーザー2万人、コインマーケットキャッ
 プでの取引ランキング常時20位前後(注1)を誇っています。
  主要サービスは、IEOサービス、プロジュクトインキュベーション(新規トークン開発・ホワイト
 ペーパー作成・トークン募集販売・プロモーション・インターネットでの取引)、取引所アライア
 ンスサービス(取引所の運営代行、ホワイトラベルシステム(注2)提供)、STOサービス(セキュ
 リティトークンの募集・取引)、決済サービス(暗号資産と法定通貨の交換、分散型ウオレット開
 発)などを行っています。
 (注1)出展:CoinMarketCap 24時間取引ボリュームランキング
       https://coinmarketcap.com/ja/rankings/exchanges/
 (注2)ホワイトラベルシステムとは、IDCMが独自に開発した暗号資産交換所取引システム。第三
       者がIDCMとシステム使用許諾契約を締結し、自社システムとして利用することが可能。

2.業務提携の背景
  IDCM社は、世界で60以上の暗号通貨を取り扱っており、上記の通り登録ユーザー約100万人、日次
 アクティブユーザー2万人、コインマーケットキャップでの取引ランキング常時20位前後を誇ってい
 ますが、日本では拠点がなく、また欧州でも同様な課題を抱えており、暗号資産関連業務を行い、
 暗号資産関連業務に理解のある日本の株式上場企業のパートナーを探していました。
  一方当社は、2018年に100%子会社として「MBKブロックチェーン株式会社」(以下「MBKB」と
 いいます)を設立し、日本でブロックチェーン関連事業を推進すると共に、2020年5月からエストニ
 ア暗号資産交換所「ANGOO Fintech」の運営にかかる業務の一切(顧客管理・開拓、マーケティング、
 取引管理、システム管理など)を請負っておりましたが、「ANGOO Fintech」の顧客開拓、新規トー
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 クンの上場マーケティングに課題を抱えていました。
  そこで両社のニーズが一致し、お互いの強みを生かし、今後の暗号資産関連業務に関し、業務提
 携の基本合意をすることになりました。今後業務提携の詳細が決まり次第、適宜情報開示をしてまい
 ります。

3.基本合意の内容
 (1) IDCMクライアントの「ANGOO Fintech」への顧客紹介の検討
 (2) 当社子会社MBK ASIA LIMITEDからのIDCMへの顧客紹介の検討
 (3) IDCM取扱トークンの「ANGOO Fintech」への上場支援の検討
 (4) 「ANGOO Fintech」でのセキュリティトークン事業推進支援の検討
 (5)  IDCMの日本現地法人設立支援、日本でのブロックチェーン関連業務推進支援の検討
     (日本の資金決済法、金融商品取引法で認められている業務のみ行ってまいります)
 (6) 「ANGOO Fintech」でのセキュリティトークン発行時の不動産調達(注3)・運営ノウハウの提
     供支援の検討
 *上記基本合意の内容は、海外での顧客紹介業務、セキュリティトークン事業に関するもので、日
   本の居住者は対象とせず、日本法は適用されず、現地の法律に基づき運用してまいります。また、
   個別案件ごとの具体的条件は、協議のうえ、今後決定してまいります。
 (注3)セキュリティトークンは、特定の(物的)資産の所有権を表す暗号資産または暗号通貨であ
        り、当社は不動産の所有権を対象にセキュリティトークン発行を検討していますので、不
        動産の調達ノウハウが必要になります。

4.提携の相手先の概要

  (1)   名             称 福賀鳳龍股分有限公司
  (2)   所     在       地 4F.-1, No.23, Sec.2, Keelung Rd. Xinyi Dist., Taipei
                        City 110, Taiwan (R.O.C)
  (3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 CEO JUNICHIRO SHIGA
  (4) 事    業    内     容 暗号資産交換所運営、ブロックチェーン関連業務
  (5) 資       本       金 300千台湾ドル(約1,086千円。@3.62円/台湾ドル*)
  (6) 設 立 年 月 日 2019年3月21日
  (7) 当社並びにMBKB社と相 資 本 関 係 ありません。
      手 先 と の 関 係 人 的 関 係 ありません。
                        取 引 関 係 ありません。
                        関連当事者へ ありません。
                        の該当状況
  (8) 財政状態及び経営成績 相手先の意向により非開示とさせて頂きます。
  *三菱 UFJ 銀行台北支店台湾ドル参考相場(TWD)

5.提携の日程
  (1) 業務提携基本合意書締結日 2020年6月29日
  (2) 業 務 提 携 内 容 検 討 開 始 日 2020年6月29日
  *相互の顧客紹介は、業務提携の詳細内容を確定後、開始する予定です。

6.今後の見通し
  本件が当社連結業績へ与える影響は、軽微と見込んでおりますが、今後公表すべき事項が生じた場
 合には速やかにお知らせいたします。

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