3106 クラボウ 2021-02-05 13:20:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月5日
上場会社名 クラボウ(倉敷紡績株式会社) 上場取引所 東
コード番号 3106 URL https://www.kurabo.co.jp/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 藤田 晴哉
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員財経部長 (氏名) 藤井 裕詞 TEL 06-6266-5136
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 87,523 △17.2 1,731 △41.5 2,714 △33.9 1,632 △52.4
2020年3月期第3四半期 105,724 △9.1 2,959 △23.6 4,109 △6.0 3,429 △2.2
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 2,707百万円 (△39.5%) 2020年3月期第3四半期 4,473百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 79.31 ―
2020年3月期第3四半期 162.96 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 163,432 91,849 55.4
2020年3月期 165,542 90,383 53.7
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 90,608百万円 2020年3月期 88,978百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 60.00 60.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 60.00 60.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 128,000 △10.4 3,000 △33.9 3,600 △34.4 2,000 △46.4 97.16
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の
会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 22,356,228 株 2020年3月期 22,356,228 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 1,771,455 株 2020年3月期 1,771,145 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 20,584,999 株 2020年3月期3Q 21,046,850 株
(注)当社は、取締役等に対し、信託を用いた株式報酬制度「株式交付信託」を導入しており、当該信託口が保有する当社株式を自己株式に含めて記
載しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、上記業績予想に関する
事項は、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 10
- 1 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感
染拡大により2020年4月には緊急事態宣言が発出され、様々な自粛や制限に伴い社会経済活動が停滞しました。5月
に緊急事態宣言が解除され、一旦は社会経済活動レベルの引き上げの動きがありましたが、その後、新型コロナウ
イルス感染の世界的な再拡大があり、引き続き景気はきびしい状況で推移しました。
このような環境下にあって当社グループは、従業員やステークホルダーの皆様の安全・健康を最優先として新型
コロナウイルスの感染拡大の防止と事業活動・生産活動への影響の最小化に努めるとともに、中期経営計画
「Creation’21」の目標達成に向け尽力しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響は大きく、売上高は
875億円(前年同期比17.2%減)、営業利益は17億3千万円(同41.5%減)、経常利益は27億1千万円(同33.9%
減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億3千万円(同52.4%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(繊維事業)
原糸分野及びカジュアル分野は、4月の緊急事態宣言の発出による取引先の店舗休業や、その後も引き続く個人
消費の低迷の影響が大きく、受注が減少し、減収となりました。
ユニフォーム分野は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた建設業及び製造業向けユニフォームの販売
不振により、受注が減少し、減収となりました。
なお、抗菌・抗ウイルス機能素材の販売は好調でした。
海外子会社は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、ブラジルやタイの受注が減少したことにより、
減収となりました。
この結果、売上高は304億円(前年同期比20.1%減)、営業損失は16億3千万円(前年同期は営業損失14億1千万
円)となりました。
(化成品事業)
自動車分野は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自動車メーカーの操業停止などの影響を受けて、国内外と
もに受注が減少し、減収となりました。なお、中国の子会社は受注が回復しております。
機能樹脂分野は、半導体製造装置向け樹脂加工品が回復傾向にあり、また新型コロナウイルス感染拡大への対応
として新たに開発した医療用ガウンの受注もありましたが、各種イベントの自粛に伴い販売促進用のクリアファイ
ル用フィルムなどが低調で、減収となりました。
住宅建材分野は、2019年10月の消費税率引き上げや、新型コロナウイルスの感染拡大による新設住宅着工戸数の
低迷の影響を受けて、減収となりました。
この結果、売上高は350億円(前年同期比16.5%減)となりましたが、コスト低減により営業利益は8億円(同
28.1%増)となりました。
(環境メカトロニクス事業)
エレクトロニクス分野は、膜厚計や液体成分濃度計は堅調に推移しましたが、子会社における半導体洗浄関連装
置の大型案件の減少や新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた国内外の全般的な営業活動の停滞により、減
収となりました。
エンジニアリング分野は、バイオマス関連設備は順調に推移しましたが、プラント関係の工事が少なく、減収と
なりました。
バイオメディカル分野は、2020年3月より販売を開始した新型コロナウイルス抗体検査試薬キットが好調に推移
し、また遺伝子受託解析サービスも順調で、増収となりました。
工作機械分野は、国内外ともに新型コロナウイルス感染拡大に伴い設備投資が低調で、販売が減少し、減収とな
りました。
この結果、売上高は125億円(前年同期比18.5%減)、営業利益は9億7千万円(同44.0%減)となりました。
- 2 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(食品・サービス事業)
食品分野は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅勤務の継続や外出の減少による内食需要の高まりから、
成型スープやシリアル向けフリーズドライフルーツの販売が増加し、増収となりました。
ホテル分野は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、宴会及び宿泊のキャンセルが相次ぎ、また、
2020年5月にホテル全館の臨時休業を行ったことや、「Go Toトラベル事業」の効果も限定的であったことから、減
収となりました。
この結果、売上高は64億円(前年同期比9.5%減)、営業利益は2億1千万円(同60.2%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業は、一部の賃貸物件の契約期間満了により、売上高は30億円(前年同期比3.9%減)となり、設備の
更新等による修繕維持費の増加により、営業利益は21億4千万円(同4.7%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、投資有価証券は増加しましたが、売上債権が減少したことなどによ
り、1,634億円と前連結会計年度末に比べ21億円減少しました。
負債は、仕入債務が減少したことなどにより、715億円と前連結会計年度末に比べ35億円減少しました。
純資産は、為替換算調整勘定は減少しましたが、その他有価証券評価差額金が増加したことなどにより、918
億円と前連結会計年度末に比べ14億円増加しました。
以上の結果、自己資本比率は1.7ポイント上昇して55.4%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想につきましては、現時点では2020年11月9日に公表しまし
た業績予想に変更はありません。
- 3 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,808 18,288
受取手形及び売掛金 33,441 30,919
有価証券 607 1
商品及び製品 11,016 10,301
仕掛品 6,906 7,990
原材料及び貯蔵品 4,500 4,418
その他 2,252 2,260
貸倒引当金 △49 △50
流動資産合計 77,483 74,131
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 24,816 24,741
その他(純額) 27,504 26,589
有形固定資産合計 52,320 51,331
無形固定資産 1,233 1,254
投資その他の資産
投資有価証券 30,709 33,018
その他 4,231 4,103
貸倒引当金 △436 △405
投資その他の資産合計 34,503 36,715
固定資産合計 88,058 89,301
資産合計 165,542 163,432
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 19,030 17,542
短期借入金 18,707 18,270
未払法人税等 838 674
賞与引当金 1,431 578
その他 8,057 8,377
流動負債合計 48,066 45,443
固定負債
長期借入金 2,267 2,083
役員退職慰労引当金 115 109
株式報酬引当金 19 46
退職給付に係る負債 12,858 12,834
その他 11,830 11,064
固定負債合計 27,092 26,139
負債合計 75,158 71,583
- 4 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 22,040 22,040
資本剰余金 15,254 15,254
利益剰余金 57,622 58,013
自己株式 △4,227 △4,227
株主資本合計 90,689 91,080
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,061 9,326
繰延ヘッジ損益 14 △19
為替換算調整勘定 △8,112 △9,198
退職給付に係る調整累計額 △675 △580
その他の包括利益累計額合計 △1,711 △471
非支配株主持分 1,405 1,240
純資産合計 90,383 91,849
負債純資産合計 165,542 163,432
- 5 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 105,724 87,523
売上原価 86,885 71,663
売上総利益 18,838 15,860
販売費及び一般管理費 15,879 14,128
営業利益 2,959 1,731
営業外収益
受取利息 18 19
受取配当金 1,026 940
持分法による投資利益 29 -
貸倒引当金戻入額 221 -
その他 389 672
営業外収益合計 1,684 1,632
営業外費用
支払利息 237 175
持分法による投資損失 - 10
その他 296 464
営業外費用合計 533 649
経常利益 4,109 2,714
特別利益
投資有価証券売却益 126 992
補助金収入 - 91
固定資産売却益 - 23
退職給付制度改定益 750 -
為替換算調整勘定取崩益 30 -
特別利益合計 906 1,107
特別損失
事業構造改善費用 - 506
操業休止関連費用 - 377
投資有価証券評価損 182 87
関係会社株式評価損 - 52
固定資産処分損 - 20
減損損失 149 -
特別損失合計 331 1,044
税金等調整前四半期純利益 4,684 2,778
法人税等 1,452 1,222
四半期純利益 3,231 1,555
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △197 △77
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,429 1,632
- 6 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 3,231 1,555
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,196 2,264
繰延ヘッジ損益 6 △33
為替換算調整勘定 △58 △1,131
退職給付に係る調整額 77 94
持分法適用会社に対する持分相当額 18 △42
その他の包括利益合計 1,241 1,152
四半期包括利益 4,473 2,707
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,548 2,872
非支配株主に係る四半期包括利益 △75 △164
- 7 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただ
し、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を
使用する方法によっております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染拡大の影響に関する仮定)
前事業年度の有価証券報告書の追加情報に記載した新型コロナウイルス感染拡大の影響に関する仮定につい
て、重要な変更はありません。
- 8 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
環境メカ 調整額 損益計算書
化成品 食品・サー 不動産 (注)1 計上額
繊維事業 トロニク 計
事業 ビス事業 事業 (注)2
ス事業
売上高
外部顧客への
38,066 41,914 15,393 7,128 3,220 105,724 - 105,724
売上高
セグメント間
の内部売上高 28 27 175 31 314 577 △577 -
又は振替高
計 38,095 41,941 15,569 7,160 3,534 106,301 △577 105,724
セグメント利益
△1,414 626 1,742 550 2,249 3,754 △795 2,959
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△795百万円には、全社費用△796百万円及びその他の調整額1百万円
が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない研究開発費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
(単位:百万円)
環境メカ
化成品 食品・サー 不動産
繊維事業 トロニク 計 調整額 合計
事業 ビス事業 事業
ス事業
減損損失 149 - - - - 149 - 149
(注)繊維事業の構造改革に伴い、操業停止を決議した丸亀工場に係るものであります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
環境メカ 調整額 損益計算書
化成品 食品・サー 不動産 (注)1 計上額
繊維事業 トロニク 計
事業 ビス事業 事業 (注)2
ス事業
売上高
外部顧客への
30,410 35,018 12,548 6,452 3,093 87,523 - 87,523
売上高
セグメント間
の内部売上高 33 11 321 28 340 735 △735 -
又は振替高
計 30,443 35,029 12,870 6,480 3,434 88,258 △735 87,523
セグメント利益
△1,639 802 975 219 2,144 2,502 △770 1,731
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△770百万円には、全社費用△772百万円及びその他の調整額2百万円
が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない研究開発費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
- 9 -
クラボウ(3106) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
(取得による企業結合)
当社は、2020年12月22日開催の取締役会において、株式会社セイキ(以下、「セイキ社」といいます。)の
全株式を取得し、子会社化することについて決議し、2020年12月23日付で株式譲渡契約を締結し、2021年2月1日
付で全株式を取得しました。
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:株式会社セイキ
事業の内容:自動車関連などの電子部品、コネクタ、OA機器などのFA設備の設計製作
(2)企業結合を行った主な理由
当社グループの環境メカトロニクス事業では、色のセンシング技術を活用した検査・計測システム、環境
プラント、バイオ関連製品、工作機械の開発・製造・販売を積極的に推進しており、近年では、高速3Dビジ
ョンセンサーを活用した産業用ロボットシステムやカラー画像処理技術による高速での検査が可能な検査・
計測システムなどの販売拡大に注力しています。
一方、セイキ社は、FA設備の設計製作で40年以上の実績があり、完全オーダーメイドのFA設備の開発力と
自社で設計、加工、組立、調整、据付・保守までを行う一貫体制によるスピーディーな対応力などの強みを
有しています。現在は、主に電子部品、自動車部品、精密機械メーカー向けFA設備の開発販売に注力してい
ます。
この度、FA設備市場において両社の強みを活かした事業展開を行い、環境メカトロニクス事業における業
容拡大を図ることを目的に、セイキ社の全株式を取得いたしました。
(3)企業結合日
2021年2月1日
(4)企業結合の法的形式
株式取得
(5)結合後企業の名称
変更ありません。
(6)取得した議決権比率
100%
(7)取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
当事者間の合意により非開示とさせていただきます。
3.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定しておりません。
4.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
現時点では確定しておりません。
- 10 -