3105 日清紡HD 2020-01-30 16:00:00
特別損失(連結・個別)の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                      2020 年 1 月 30 日
各   位
                                             会社名          日 清 紡 ホールディングス株 式 会 社
                                             代表者名         取 締 役 社 長          村 上  雅 洋
                                                           (コード番号 3105 東証、名証各第一部、札証、福証)
                                             問合せ先         IR 広報グループ
                                                          (TEL 03-5695-8854)


               特別損失(連結・個別)の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2019 年 12 月期の連結決算及び個別決算において、特別損失を計上する見込みであるとともに、2019
年 11 月7日に公表した 2019 年 12 月期(通期)の連結業績予想を修正いたしますのでお知らせいたします。


                                            記


1.連結決算における特別損失の計上について
 当社連結子会社の TMD 社は OEPC(乗用車新車組付用製品)事業において、欧州および中国自動車販売市場
の縮小による売上減やドイツ生産拠点再編の遅れによる収益性の低下により減損の兆候が認められたことから、将
来の回収可能性を検討した結果、減損損失 14,034 百万円を特別損失として計上する見込みです。


2.業績予想の修正について
2019 年 12 月期(通期)連結業績予想の修正(2019 年1月1日~2019 年 12 月 31 日)
                                                                     親会社株主
                                                                                1株当たり
                            売   上    高    営 業 利 益        経 常 利 益     に帰属する
                                                                                当期純利益
                                                                     当期純利益
                                 百万円         百万円             百万円        百万円         円 銭
前 回 発 表 予 想 ( A )
                                508,000           500        5,000      2,500       14.94
今 回 修 正 予 想 ( B )               509,000          6,500      11,700     △6,600     △39.43

増    減   額 ( B - A )              1,000          6,000       6,700     △9,100

増    減   率 (     %      )         0.2%              ―       134.0%         ―

(ご参考)前期実績
                                416,221     △2,505           1,566     △7,182     △43.26
    (2018 年 12 月期 通期)

(注)前期実績は決算期変更に伴い変則的な期間による決算となっています。


修正の理由
 当社グループの無線・通信事業は、日本無線㈱のソリューション・特機事業における航空・気象システムの売上増
に加え、経費削減効果により増収・増益となりました。また、不動産事業も 12 月に愛知県岡崎市の大型商業施設用
建物を販売したことにより増収・増益となるなど、当社グループの売上高、営業利益、経常利益は前回予想を上回る
見込みです。
 親会社株主に帰属する当期純利益は TMD 社の減損損失計上等により前回予想を下回る見込みとなりました。




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3.個別決算における特別損失の計上について
 当社連結子会社である TMD 社において、経営成績および財政状態の悪化により、当社が保有する TMD 社株式
の実質価額が著しく低下することになったため、関係会社株式評価損 15,031 百万円を特別損失として計上する見
込みです。
 また、同社への債務保証等による損失に備えるため、関係会社債務保証損失引当金繰入額 6,540 百万円を特別
損失として計上する見込みです。
 なお、上記の関係会社株式評価損および関係会社債務保証損失引当金繰入額は、連結決算において消去され
るため、連結業績に与える影響はありません。


(注)この資料に記載されている業績予想数値につきましては、本資料の発表日現在で得られた入手可能な情報及
び合理的であると判断する一定の前提に基づいたものであり、実際の業績はさまざまな要因の変動により予想数値
と異なる可能性があります。



                                                    以上




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