3103 ユニチカ 2020-05-14 11:00:00
長期ビジョン及び新中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]
2020 年 5 月 14 日
各 位
会 社 名 ユ ニ チ カ 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 上埜 修司
(コード番号 3103 東証第一部)
問 合 せ 先 執行役員経営企画部長 杉澤 滋
(TEL 06-6281-5695)
長期ビジョン及び新中期経営計画策定に関するお知らせ
当社グループは、2030 年近傍を見据え、長期ビジョン『G-STEP30(ジーステップ・サー
ティ)
』及び3か年の新中期経営計画『G-STEP30 1st(ジーステップ・サーティ ~ファー
スト)
』を策定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.長期ビジョンについて
長期ビジョン『G-STEP30』は、前中期経営計画で掲げた「3つのG Growth:事業成長戦略の
推進、Global:グローバル事業展開の強化・推進、Governance:グループガバナンスの強化」を継続的な
テーマとして、長期展望にてステップを踏みながら実現していくものとします。
(経営理念)
「暮らしと技術を結ぶことによって社会に貢献する」
(目指す姿)
「お客様から選ばれ続ける企業」を目指します。
・モノ作りを通じ社会に貢献し、世の中から信頼される企業
・独自技術により新たな価値を創出し、持続的に成長を続ける企業
・企業価値を高め、広くステークホルダーから評価される企業
2.新中期経営計画の骨子
新中期経営計画『G-STEP30 1st』は 2020 年 4 月から 2023 年 3 月までの 3 か年の計画と
し、長期ビジョン『G-STEP30』のスタートとして位置づけしました。新中期経営計画では経営
基盤の強化に向けて「3 つのG Growth、Global、Governance」をさらに進めるとともに持続可能な社会
の実現に向けた活動も継続して参ります。
(新中期経営計画の骨子)
(1) 強固な事業ポートフォリオの構築
・基盤強化(高付価値品の展開加速)
・サステナビリティの推進(エコ、新事業推進)
(2) グローバル事業展開の推進
・グローバル生産体制の構築
・アライアンス等による販売力強化
・グローバル人材の育成・強化
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(3) 社内風土・意識改革
・品質管理体制の確立
・リスクマネジメントの再構築
(新中期経営計画におけるセグメント別の主要施策)
(1) 高分子セグメント(変更)
① フィルム
・包装用途向け高付加価値品の拡販(環境配慮型素材を含む)
・工業用途向け高付加価値品の拡販(精密機器用途など)
・海外向けバリアフィルムの拡販
② 樹脂
・用途拡大、海外展開強化による独自素材(Uポリマー、環境配慮型素材など)の拡販
(2) 機能資材セグメント(新設)
① 活性炭繊維
・各種浄化用フィルターの高性能化、新商品開発、国内外での拡販
② ガラス繊維
・ICクロス市場のニーズの高度化に対応した高付加価値品の拡販
③ ガラスビーズ
・高付加価値品の開発、拡販
④ 不織布
・新規用途展開、グローバル販売網の強化による欧米、アジアへの拡販
⑤ 産業繊維
・ポリマー、紡糸技術の組み合わせによる高付加価値品の拡販
(3) 繊維セグメント(変更)
衣料繊維
・エコ、環境配慮型素材の商品開発・拡販
3.長期ビジョン、新中期経営計画における数値目標
(金額単位:億円)
2019 年度 2022 年度 2030 年度
(G-STEP30 1st) (G-STEP30)
実績 計画 ビジョン
売上高 1,195 1,470 2,000
営業利益 55 110 200
(営業利益率) (4.6%) (7.5%) (10.0%)
経常利益 32 98 -
親会社株主に帰属する当期純利益 ▲22 71 -
海外売上高比率 20% 28% 35%
自己資本比率 18% 23% 30%
純資産 389 530 -
有利子負債 996 933 -
注:2022 年度(G-STEP30 1st)には新型コロナウイルス感染症が与える 2020 年度以降の影響を
含んでおりません。
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【経営資源投入計画】
(連結ベース) (金額単位:億円)
2017-19 年度実績 2020-22 年度計画
(累計) (累計) 増減
設備投資 208 234 前中計比+ 13%
減価償却費 152 182 前中計比+20%
研究開発費 104 111 前中計比+ 7%
以 上
<計画に関する注意事項>
本資料における計画の将来予想に関する記述は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したも
のであり、実際の業績等の結果は、今後様々な要因により予想および計画と異なる可能性があります。
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