3103 ユニチカ 2019-07-29 16:30:00
特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年 7 月 29 日
各 位
会 社 名 ユ ニ チ カ 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 上埜 修司
(コード番号 3103 東証第一部)
問合せ先 経営企画部長 杉澤 滋
(TEL 06-6281-5695)
特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年 3 月期第 1 四半期連結会計期間において、下記のとおり特別損失を計上することと
なりましたのでお知らせいたします。
また、それに伴い 2019 年 5 月 14 日に公表しました 2020 年 3 月期第 2 四半期及び通期決算の連結
業績予想を、下記のとおり修正しましたので、あわせてお知らせいたします。
記
1.特別損失(訴訟損失引当金繰入額)の計上について
当社が、愛知県豊橋市(以下「豊橋市」 )から 1951 年に譲り受けた工場用地を第三者に売却したこ
とは、用地を譲り受けた際の契約に違反するとして、豊橋市住民が豊橋市長に対し、当社に対して損
害賠償金の支払等を請求するよう求めていた訴訟(当社は補助参加人として参加)で、2018 年 2 月 8
日、名古屋地方裁判所は、豊橋市長が当社に対し 63 億円の損害賠償金の支払及び遅延損害金の支払
を請求するよう命ずる判決を言い渡しました。また、豊橋市長はこの判決を不服として、同年 2 月 20
日付けで名古屋高等裁判所に控訴(当社は補助参加人として参加)しましたが、2019 年 7 月 16 日、
名古屋高等裁判所より、豊橋市長に対し、約 20 億 94 百万円の損害賠償金及び遅延損害金の支払いを
請求するよう命じる判決が言い渡されました。
つきましては、今後、判決が確定した場合に備えるため、第 2 審判決に基づき合理的に算出した金
額を見積もり、訴訟損失引当金繰入額 25 億円を 2020 年 3 月期第 1 四半期連結会計期間において特別
損失として計上することといたしました。
なお、当社は本判決に対し上告及び上告受理申立を行い、引き続き当社の正当性を主張していく方
針であります。
2.業績予想の修正について
(1) 2020 年 3 月期第 2 四半期連結業績予想(2019 年 4 月 1 日~2019 年 9 月 30 日)
親会社株主
1株あたり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 63,000 2,700 2,000 700 41.25
今回発表予想 (B) 63,000 2,700 2,000 △1,800 △34.01
増減額 (B - A) 0 0 0 △2,500 -
増減率 (%) 0.0 0.0 0.0 - -
(ご参考) 前期第2四半期実績
63,379 4,408 4,257 3,875 63.76
(2019 年 3 月期第2四半期)
(2) 2020 年 3 月期通期連結業績予想(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
親会社株主
1株あたり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 132,000 6,500 5,200 2,700 41.25
今回発表予想 (B) 132,000 6,500 5,200 200 △2.11
増減額 (B - A) 0 0 0 △2,500 -
増減率 (%) 0.0 0.0 0.0 △92.6 -
(ご参考) 前期実績
129,098 8,144 7,093 5,232 85.17
(2019 年 3 月期)
(3) 修正の理由
親会社株主に帰属する当期純利益について、上記1.に記載のとおり、訴訟損失引当金繰入額を
特別損失として計上したことにより、前回発表の連結業績予想から差異が生じることとなりました
ので、上記2.の(1)、(2)に記載とおり修正をいたしました。
<業績等の予想及び計画に関する注意事項>
本資料における業績等の予想及び計画の将来予想に関する記述は、当社が現時点で入手可能な情報に基
づき作成したものであり、実際の業績等の結果は、今後の様々な要因により、業績等の予想及び計画と異
なる可能性があります。
以上