2019.5.9
2018年度決算説明
東洋紡株式会社
目次
Ⅰ.2018年度決算の概況
Ⅱ.2019年度業績見通し
Ⅲ.2018年中期経営計画進捗
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Ⅰ.2018年度決算の概況
Ⅰ.2018年度決算の概況
2018年度決算のポイント
売上高3,367億円 (1.7%増)、営業利益217億円 (9.2%減)
成長ドライバーの“コスモシャイン SRF”、セラコン用離型フィルムは好調
包装用フィルム、エンプラ、エアバッグ用基布など、原燃料価格変動の
影響あり
当期純損失6億円。火災による損失として、特損138億円計上
(億円)
直近予想
2017年度 2018年度 増減
(19/02)
売上高 3,311 3,367 +1.7% 3,400
営業利益 239 217 ▲9.2% 210
特別損益 ▲ 22 ▲ 177 - -
親会社株主に帰属する
130 ▲6 - 0
当期純利益(純損失)
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Ⅰ.2018年度決算の概況
決算概要 PL・CF
(億円)
直近予想
2017年度 2018年度 増減
(19/02)
売上高 3,311 3,367 +55 +1.7% 3,400
営業利益 239 217 ▲ 22 ▲9.2% 210
(率) 7.2% 6.5% - - 6.2%
経常利益 204 178 ▲ 26 ▲12.9% 160
特別利益 115 15 ▲ 100 ▲86.8% -
特別損失 137 192 +55 +40.4% -
親会社株主に帰属する
130 ▲6 ▲ 136 - 0
当期純利益(純損失)
EPS(円) 146.9 ▲ 6.8 - - -
減価償却費 157 158 +2 +1.0% 159
設備投資 213 255 +43 +20.0% 240
営業CF 224 78 ▲ 145 ▲64.9% -
ROE 7.5% - - - -
為替レート(円/US$) 111 111 110
国産ナフサ(千円/kl) 42 49 49
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Ⅰ.2018年度決算の概況
火災による特別損失
(億円)
内訳 計上額
代替品調達に関連する費用 79
固定資産およびたな卸資産の滅失損失 21
資産の撤去および原状回復に要する費用 17
操業休止期間中の固定費 14
その他関連費用 7
合計 138
◆ お客様のラインを止めないことを最優先に、対応しています
◆ 適切に損害保険を付していますが、保険金の受取額は未確定のため、
特別利益に計上していません
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Ⅰ.2018年度決算の概況
営業利益の増減要因
為替
300 原燃料 売値 数量 (売値) その他 ▲22
▲45 +12 +21 ▲1 ▲8
250
200
(億円)
150
SRF、セラコン
239 ナイロン、オレフィン、 217
100
ポリエステル 火災影響、不動産、
研究開発費、物流費
50
0
2017年度 2018年度
2017年度 2018年度
上 下 上 下
為替レート(円/US$) 111 111 111 110 112 111
国産ナフサ(千円/kl) 38 46 42 51 48 49 7
Ⅰ.2018年度決算の概況
決算概要 BS
(億円)
17/3末 18/3末 19/3末 増 減 18/3 ⇒ 19/3
総資産 4,502 4,455 4,610 +156
たな卸資産 728 713 768 +55
固定資産 2,585 2,589 2,679 +90
純資産 1,709 1,845 1,812 ▲ 33
自己資本 1,678 1,806 1,766 ▲ 40
(利益剰余金) 459 561 519 ▲ 43
非支配株主持分 31 40 46 +7
有利子負債 1,692 1,456 1,648 +192
D/E レシオ 1.01 0.81 0.93 -
「税効果会計に係る会計基準の一部改正」を適用しています
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Ⅰ.2018年度決算の概況
決算概要 セグメント別
(億円)
売上高 営業利益
直近予想
2017年度 2018年度 2017年度 2018年度 増減
(19/02)
フィルム・機能樹脂 1,487 1,562 137 137 +0 139
産業マテリアル 635 665 43 26 ▲ 16 26
ヘルスケア 357 347 52 52 ▲0 48
繊維・商事 683 646 6 9 +3 3
不動産・その他 150 147 28 22 ▲6 22
消去・全社 - - ▲ 27 ▲ 29 ▲2 ▲ 28
合計 3,311 3,367 239 217 ▲ 22 210
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Ⅰ.2018年度決算の概況
フィルム・機能樹脂
売上高 営業利益 包装用フィルム
(%)
(億円)
1,562 ・需要は堅調
1,487 137 137
(9.2%) (8.8%) ・原料価格変動の影響大
工業用フィルム
786
下期
755 68 ・“コスモシャイン SRF”は、販売拡大
73 ・セラコン用離型フィルムは、車載用で
販売を伸ばす
機能樹脂
上期 731 777 64 69 ・エンプラは、国内外で数量拡大も、
原料価格変動の影響
・電材用途は、苦戦
‘17 ‘18 ‘17 ‘18
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Ⅰ.2018年度決算の概況
産業マテリアル
売上高 営業利益 エアバッグ用基布
(%)
・海外向け拡販は順調も、
(億円) 665 43 火災と原料価格高騰の影響あり
635 (6.7%)
生活・産業資材
339
下期 329 20 ・衛材用短繊維、スパンボンドは、
26
(3.9%) 販売を伸ばすも、
原料価格変動で苦戦
7 ・“ブレスエアー”は、火災の影響あり
327 22
上期 305 19 スーパー繊維
・“ツヌーガ” は、手袋用途が好調
‘17 ‘18 ‘17 ‘18
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Ⅰ.2018年度決算の概況
ヘルスケア
売上高 営業利益 バイオ
(%)
・診断薬用酵素が海外で、
(億円)
357 52 52 遺伝子検査用試薬が国内で
347
(14.5%) (14.9%) 拡販進む
194 医薬
下期 188 ・案件獲得に苦戦
34 32
・GMP対応費用がかさむ
機能膜
163 ・アクア膜は、受注足踏み
159
上期 19
17 機能フィルター
・VOC処理装置・エレメントは好調
‘17 ‘18 ‘17 ‘18 ・フィルター部材は、事務機器減速
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Ⅰ.2018年度決算の概況
繊維・商事
売上高 営業利益
(%) 東洋紡STC(繊維)
(億円) ・中東向けトーブは、市況低迷が続き
683 販売減少継続
646
9 ・ユニフォーム用途は、定番堅調なるも
346
下期 328
6 (1.4%) 企業向け制服は伸び悩む
(0.9%)
9 アクリル繊維
8
・産業資材用途にシフト中
上期 338 317
▲2 1
‘17 ‘18 ‘17 ‘18
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Ⅱ.2019年度業績見通し
Ⅱ.2019年度業績見通し
2019年度業績見通し
工業用フィルムの拡大、原燃料価格の安定化を見込むも、
火災の影響、外部環境の不透明感に加え、拡大投資の費用先行もあり、
営業利益は220億円を予想
(億円)
2018年度 2019年度 増減
売上高 3,367 3,500 +133 +4.0%
営業利益 217 220 +3 +1.3%
(率) 6.5% 6.3% - -
経常利益 178 180 +2 +1.2%
特別損益 ▲ 177 70 +247 -
親会社株主に帰属する
▲6 170 +176 -
当期純利益(純損失)
EPS(円) ▲ 6.8 191.5 - -
減価償却費 158 170 +12 +7.4%
設備投資 255 365 +110 +43.1%
為替レート(円/US$) 111 112
国産ナフサ価格(千円/kl) 49 47 15
Ⅱ.2019年度業績見通し
営業利益の増減要因
為替
原燃料 売値 数量 (売値) その他 +3
250 +12 ±0 +11 ±0 ▲20
200
(億円)
150 SRF、セラコンなど
ナイロン、オレフィン、
ポリエステル
研究開発費、
100
217 フィルム先行費用 220
50
0
2018年度 2019年度
2018年度 2019年度
為替レート(円/US$) 111 112
国産ナフサ(千円/kl) 49 47
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Ⅱ.2019年度業績見通し
セグメント別見通し
(億円)
売上高 営業利益
2018年度 2019年度 2018年度 2019年度
増減
実績 見通し 実績 見通し
フィルム・機能樹脂 1,562 1,625 137 148 +11
産業マテリアル 665 710 26 24 ▲2
ヘルスケア 347 370 52 54 +2
繊維・商事 646 650 9 8 ▲1
不動産・その他 147 145 22 21 ▲1
消去・全社 - - ▲ 29 ▲ 35 ▲6
合計 3,367 3,500 217 220 +3
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Ⅲ.2018年中期経営計画進捗
Ⅲ.2018年中期経営計画進捗
定量目標
不断の
営業利益300億円へ再チャレンジ ポートフォリオ改革
350
定量目標
営業利益(億円)
300
売上高(億円) 3,750
250 海外売上高比率(%) 35.0
営業利益(億円) 300
200
営業利益率(%) 8.0
150 親会社株主に帰属する
160
当期純利益(億円)
100 ROE(%) >8.0
D/Eレシオ <1.0
50
'04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21
年度
成長分野 「フィルム&コーティング」
「モビリティ」
「ヘルスケア&ウェルネス」 に注力 19
Ⅲ.2018年中期経営計画進捗
成長への加速 収穫の実現 1/3思考(中短期)
“コスモシャイン SRF”
・ 2018年度 約65%の大幅増収。シェア約30%達成
・ 2020年度 3号機量産開始予定。生産能力約1.5倍に
・ 2021年度 シェア40%をめざす
・ 液晶TV用途に販売を拡大
・ パネル大型化、オープンセル化、ベゼルレス化で、ポリエステルの優位性顕著に
セラコン用離型フィルム
・ 2018年度 約30%増収。 東洋紡の離型フィルム 従来の離型フィルム
ハイエンド品のシェア約25%達成 離型層 離型層
・ 2019年度 新加工設備が稼働 原反 原反
約2倍の生産能力に 滑剤 滑剤
・ 2021年度 ハイエンド品のシェア30%をめざす
・ 平滑性に優れ、スマホ、タブレット、車載用で拡販
20
Ⅲ.2018年中期経営計画進捗
新商品・新事業開発の強化 1/3思考(中長期)
高耐熱性ポリイミドフィルム“ゼノマックス” スマートライフ
・ 新工場が稼働。100億円規模の事業をめざす
・ 電子ペーパーディスプレーの基板等に展開
透明蒸着フィルム“エコシアール” フードロス、環境負荷を低減
・ 米州Terphane社と販売契約を締結、海外展開を加速
・ 2019年度 TRIAS社(インドネシア)との合弁生産会社が稼働予定
包装用PETフィルム“東洋紡エステルGS” 環境負荷を低減
・ 2019年度 量産開始予定
・ 重金属フリー、リサイクルに適した触媒を使用
中空糸型正浸透膜(FO膜) クリーンエネルギー
・ 実用化に向け、欧州の浸透圧発電プラントで実証テスト開始
・ 塩分濃度差を利用する再生可能エネルギー
オープンイノベーション
・ Capricorn Venture Partners n.v.が運用する、
欧州基盤のベンチャーファンドへ参加
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Ⅲ.2018年中期経営計画進捗
事業基盤の強化 安全・防災への取組み
1/3思考(事業基盤)
火災の概要
・ 2018年9月6日、敦賀事業所において火災事故発生
・ エアバッグ用原糸、“ブレスエアー”、衣料用ナイロンの製造設備が被災
推定原因 エアバッグ用原糸生産設備の配線短絡で火花が発生し、引火
収束 消防より工場の緊急使用停止命令解除(2018年12月)
防災対策
(1)第三者による防災診断を実施、各工場の火災リスクを抽出
(2)「消防設備ガイドライン」を制定
(3)各工場で防災総点検を実施
火災事故を教訓として、さらなる防災活動を推進
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ご注意
本資料中の見通しや目標等、将来に関する記載事項は、本資料作成時点において
入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は、今後の種々の要
因によって、本資料の記載事項と異なる場合がありますことをご了承ください。
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