2021.8.5
2021年度
第1四半期決算説明
東洋紡株式会社
決算のポイント
第1四半期実績
・原燃料価格高騰の影響あるも、工業用フィルム、PCR検査試薬が堅調に推移、
加えて自動車関連の需要も回復し、増収増益
・営業利益 92 億円(2.1倍)、当期純利益 62 億円(3.5倍)
親会社株主に
売上高 営業利益 帰属する当期純利益
+25.4% +112% +250%
(億円)
92 62
755 946
44
18
20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度
1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q
2022年3月期通期予想
・原燃料価格高騰の影響懸念も、工業用フィルム、PCR検査試薬が堅調に推移しており、
営業利益 290 億円に上方修正。当期利益 130 億円を予想 2
決算サマリー|PL
(億円)
20年度 21年度 増減
1Q 1Q 金額 率
売上高 755 946 +192 +25.4%
営業利益 44 92 +49 +112.1%
(率) 5.8% 9.8% - -
経常利益 28 75 +47 +170.2%
特別損益 ▲4 ▲5 ▲1 -
親会社株主に帰属する当期純利益 18 62 +44 +249.8%
EBITDA* * 営業利益+減価償却費(のれんを含む) 88 143 +55 +61.9%
EPS(円) 19.9 69.5 - -
減価償却費 45 50 +6 +12.8%
設備投資 61 73 +12 +19.0%
3
営業利益の増減要因
数量 その他
100 +74 ▲5
80 工業用フィルム
PCR検査関連
60 原燃料 売値
(億円)
▲21 +1 92
40 (+49 )
20
44
減価償却費
安全防災投資
0
20年度1Q 21年度1Q
20年度 21年度 直近予想
1Q 1Q (21/05)
為替レート(円/US$) 108 110 105
国産ナフサ(千円/kl) 25 48 44 4
決算サマリー|BS
(B) (A) (億円)
20/3末 21/3末 21/6末 増 減 (A)-(B)
総資産 4,889 4,912 4,924 +12
現預金 252 347 261 ▲ 86
たな卸資産 806 763 813 +50
有形固定資産 2,315 2,246 2,271 +25
純資産 1,826 1,886 1,936 +49
自己資本 1,779 1,857 1,907 +50
うち利益剰余金 619 644 669 +25
非支配株主持分 47 29 29 ▲0
有利子負債 1,751 1,870 1,841 ▲ 28
D/E レシオ 0.98 1.01 0.97 -
Net D/E レシオ* *(有利子負債ー現預金)
÷自己資本にて算出 0.84 0.82 0.83 -
5
決算サマリー|セグメント別
(億円)
売上高 営業利益
20年度 21年度 20年度 21年度
1Q 1Q 1Q 1Q 増減
フィルム・機能マテリアル 363 457 39 68 +29
モビリティ 68 111 ▲7 ▲5 +2
生活・環境 229 277 3 15 +11
ライフサイエンス 63 75 10 19 +9
不動産・その他 31 26 5 4 ▲1
消去・全社 - - ▲7 ▲8 ▲1
合計 755 946 44 92 +49
6
フィルム・機能マテリアル
(億円)
20年度 21年度 増減
1Q 1Q 金額 率
売上高 363 457 +94 +26.0%
営業利益 39 68 +29 +73.9%
(率) 10.8% 14.9% ‐ ‐
包装用フィルム
■新型コロナウイルス禍の中、巣ごもり需要は継続
■火災事故により、一部の製品は販売減少
■原料価格高騰の影響受ける
工業用フィルム
■液晶偏光子保護フィルム“コスモシャインSRF”は、新ライン(3号機)の本格稼働により、
約30%増収
■セラコン用離型フィルムは、新ライン(加工設備)の本格稼働により、約25%増収
■東洋紡フイルムソリューション(株)を吸収合併(2021年4月1日)
機能マテリアル
■工業用接着剤“バイロン”は、国内外で販売堅調 7
モビリティ
(億円)
20年度 21年度 増減
1Q 1Q 金額 率
売上高 68 111 43 +63.0%
営業利益 ▲7 ▲5 2 ‐
(率) - - ‐ ‐
新型コロナウイルス禍からの世界的な自動車需要の回復に伴い、販売は堅調
エンジニアリングプラスチック
■国内・海外ともに、販売が回復
エアバッグ用基布
■販売は回復するも、原料価格の急騰により販売価格とのスプレッドが縮小し、苦戦
8
生活・環境
(億円)
20年度 21年度 増減
1Q 1Q 金額 率
売上高 229 277 48 +21.1%
営業利益 3 15 11 +338.0%
(率) 1.5% 5.4% ‐ ‐
環境ソリューション
■VOC処理装置は、新型コロナウイルス禍で、一時的に受注が減少し、苦戦
不織布
■⾧繊維スパンボンドは、販売伸ばすも、原料高の影響あり
■機能フィルターは、マスク向けは販売減少も、空気清浄機や自動車関連製品の販売堅調
繊維機能材
■ポリエステル短繊維は、原料高の影響あり
■スーパー繊維は、“イザナス”は釣糸・ロープ用途、“ツヌーガ”は耐切創手袋の販売堅調
衣料繊維
■新型コロナウイルス禍による店頭販売の不振などで、スポーツ・ユニフォーム用途、中東向け
9
特化生地は、販売回復せず
ライフサイエンス
(億円)
20年度 21年度 増減
1Q 1Q 金額 率
売上高 63 75 +11 +18.0%
営業利益 10 19 +9 +86.6%
(率) 15.7% 24.9% ‐ ‐
バイオ
■PCR検査用原料・試薬、遺伝子検査装置・診断薬の販売が拡大
メディカル
■人工腎臓用中空糸膜の販売堅調
医薬
■医薬品製剤製造受託事業は、GMP対応のため、操業を一時停止した影響により低調
10
2021年度業績見通し
原燃料価格高騰の影響懸念も、工業用フィルム、PCR検査試薬が堅調に推移しており、
営業利益 290 億円に上方修正。当期利益 130 億円を予想
(億円)
20年度 21年度 増減 直近予想
実績 見通し 金額 率 (21/5)
売上高 3,374 3,650 +276 +8.2% 3,600
営業利益 267 290 +23 +8.8% 270
(率) 7.9% 7.9% - - 7.5%
経常利益 207 240 +33 +15.9% 220
特別損益 ▲ 151 ▲ 52 - - ▲ 50
親会社株主に帰属する当期純利益 42 130 +88 - 115
EBITDA 458 490 +32 +7.1% 470
EPS(円) 47.3 146.3 - - 129.5
減価償却費 191 200 +9 +4.7% 200
設備投資 233 310 +77 +33.3% 310
配当(円) 40.0 40.0 - - 40.0
11
営業利益の増減要因
350 数量 その他
+112 ▲26
300 原燃料 売値
▲101 +38
250
200
(億円)
150 267 工業用フィルム 290
PCR検査関連 ( +23 )
100 減価償却費
安全防災投資
50
0
20年度 21年度
直近予想
20年度 21年度 (21/05)
為替レート(円/US$) 106 110 105
国産ナフサ(千円/kl) 31 52 44 12
セグメント別見通し
(億円)
売上高 営業利益
20年度 21年度 20年度 21年度 直近予想
増減
実績 見通し 実績 見通し (21/5)
フィルム・機能マテリアル 1,528 1,700 200 203 +3 200
モビリティ 366 400 ▲ 16 ▲ 10 +6 ▲ 14
生活・環境 1,091 1,130 44 52 +8 46
ライフサイエンス 271 300 45 60 +15 53
不動産・その他 118 120 23 23 ▲0 23
消去・全社 - - ▲ 30 ▲ 38 ▲8 ▲ 38
合計 3,374 3,650 267 290 +23 270
13
品質の不適切事案の再発防止
【品質の不適切事案の経過】
・プラナックのUL認証取消し (2020年10月28日)
・プラナックの不適切事案に関する調査結果報告(2020年12月29日)
・ISO9001 エンプラ事業総括部の認証取消し、
機能マテリアル生産技術総括部の認証一時停止(2021年1月28日)
・バイロペット、グラマイド、ペルプレン UL認証取消し(2021年2月3日)
・品質保証本部を2021年4月1日付で新設(2021年2月25日)
各事業部門の品質保証総括部および品質保証部を、品質保証本部下に配置。
品質保証部門の独立性を担保。事業部門に対する牽制機能強化
・バイロアミド、PPS樹脂、グリラックスの一部の品番 UL認証取消し(2021年3月26日)
・ISO9001機能マテリアル生産技術総括部の認証範囲の一時停止解除(2021年6月9日)
UL関係の不適切事案について調査完了
当社と顧問契約・委任関係がない弁護士事務所、
社外取締役および監査役から構成されるプラナック等事案対応委員会において、
プラナック以外の素材についても調査完了 14
ご注意
本資料中の見通しや目標等、将来に関する記載事項は、本資料作成時点において
入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は、今後の種々の要
因によって、本資料の記載事項と異なる場合がありますことをご了承ください。
東洋紡株式会社
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補足
セグメント別情報
(億円)
20年度 21年度
売上高 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q
フィルム・機能マテリアル 363 375 392 398 1,528 457
モビリティ 68 82 105 111 366 111
生活・環境 229 273 271 319 1,091 277
ライフサイエンス 63 60 69 79 271 75
不動産・その他 31 31 27 29 118 26
消去・全社 - - - - - -
合計 755 821 864 935 3,374 946
20年度 21年度
営業利益 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q
フィルム・機能マテリアル 39 48 56 57 200 68
モビリティ ▲7 ▲6 ▲4 1 ▲ 16 ▲5
生活・環境 3 14 12 14 44 15
ライフサイエンス 10 6 16 14 45 19
不動産・その他 5 6 6 7 23 4
消去・全社 ▲7 ▲7 ▲8 ▲8 ▲ 30 ▲8
合計 44 61 79 84 267 92 18
2018年中期経営計画(2021年度最終年)
火災事故に加え、新型コロナウイルス感染症拡大など、前提条件が変化
350
290 300 20年度 目標
300
267 売上高(億円) 3,374 3,750
250 239 228
営業利益(億円)
217 海外売上高比率(%) 33.0 35.0
200 営業利益(億円) 267 300
営業利益率(%) 7.9 8.0
150
親会社株主に帰属する
100 42 160
当期純利益(億円)
50 ROE(%) 2.3 ≧8.0
ROA(%) 5.4 ≧7.0
0
17 18 19 20 21 21 D/Eレシオ 1.01 <1.0
(予想)(目標)
年度
19
廃棄物ゼロへの実現へ|サーキュラーエコノミー
●バイオマス
●マテリアルリサイクル ・100%バイオマスの樹脂
・リサイクル性に優れるポリエステル PEF
重合触媒 ・植物由来の原料を約20%使用
”TOYOBO GS Catalyst” “バイオプラーナ”
●ケミカルリサイクル 原料 ●リサイクル樹脂
・廃プラを粗原料に熱分解する ・PETボトルリサイクル樹脂を80%以上
開発技術を支援 使用したフィルム
(株)アールプラスジャパン 生産 “サイクルクリーン”
リサイクル
●モノマテリアル化
Recycle
“バイオプラーナ“使用
㈱アールプラスジャパン 消費
●減容化・薄肉化
業界を超えた共同出資会社
・厚みを1/2以下に薄くしたフィルム
包装容器製造、商社、飲料メー “スペースクリーン”(20μm←40μm)
カーなど業界を超えた連携 “サイクルクリーン”(12μm←30μm)
2027年の実用化を目指す
Reduce
20
環境に配慮した包装用フィルム
包装用フィルム売上高に占める “サイクルクリーン” 減容化・薄肉化
環境配慮製品の比率 リサイクル樹脂
25% PETボトルラベル用
“スペースクリーン” 減容化・薄肉化
19%
20% 飲料用ラベル用
17%
低温高収縮性
15%
15% 14% 14% “バイオプラ―ナ” バイオマス
11%
10% 10% 10% “エコシアール”
10%
・透明蒸着フィルム。脱PVDC、脱アルミ箔
・食品の賞味期限を延⾧し、フードロスの
5% 減少に貢献
・レトルト、ボイル食品、乾燥食品用
・透明蒸着フィルムの世界需要は、年率
0% 10%成⾧
(年度)
21
2050年カーボンニュートラル宣言
【2030年度 目標】
Scope1,2:GHG排出量30%削減(2013年度比)
(今後、さらなる検討)
2020年度のGHG排出量削減実績 25.7%
燃料転換、再生可能エネルギー導入等
【2050年度 目標】
Scope1,2:GHG排出ネットゼロをめざす
GHG削減貢献量>当社バリューチェーンのGHG排出量
CO2分離膜技術、バイオプラスチックなど、各ソリューションの提供等により、
カーボンニュートラルの実現に貢献
22
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ご注意
本資料中の見通しや目標等、将来に関する記載事項は、本資料作成時点において
入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は、今後の種々の要
因によって、本資料の記載事項と異なる場合がありますことをご了承ください。
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