3101 東洋紡 2021-02-09 13:00:00
事業用資産の減損損失、関係会社株式評価損の計上および通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                   2021 年 2 月 9 日

各  位
                                         会 社 名      東    洋    紡    株   式  会 社
                                         代 表 者 名    代 表 取 締 役 社 長 楢 原  誠 慈
                                                    (コード番号 3101 東証一部)
                                         問 合 せ 先     I R 担 当 部 長         石丸 園子
                                                    (TEL 06-6348-3044)


               事業用資産の減損損失、関係会社株式評価損の計上および
                   通期業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2021年3月期第3四半期累計期間において、連結財務諸表で事業用資産の減損損失を計上する
ともに、個別財務諸表で関係会社株式評価損を計上しましたのでお知らせいたします。
 また、2020年8月6日に公表しました業績予想について、減損損失の計上および最近の業績等の動向を
踏まえ、下記のとおり修正することを本日開催の取締役会において決議しましたので、お知らせいたします。


                                     記


1.事業用資産の減損損失(連結)および関係会社株式評価損(個別)の計上について
(1)減損損失(連結)の計上について
 当社繊維事業の連結子会社でアクリル繊維を製造販売している日本エクスラン工業株式会社は、主要
輸出先の中国市場における需要の低下、同国アンチダンピング政策の影響を受け、厳しい経営状況が続いて
いましたが、2020年初からの新型コロナウイルス感染症拡大により中国をはじめ欧州市場環境のさらなる
悪化が続いており、継続的な赤字計上が避けられない状況です。
 新型コロナウイルス感染症が収束する気配が見えない中、今般、足元の経営環境等も踏まえ、将来
キャッシュ・フローを算定した結果、回収可能価額が当事業で保有する事業用資産の帳簿価額を下回った
ため、将来キャッシュ・フローの現在価値にまで減額し、当該減少額78億円を減損損失として特別損失に
計上しました。
 同社は競争力の維持・向上のため、アクリル系機能資材等の競争力のある商品・分野に経営資源を重点的
に投入する選択と集中を徹底します。

(2)関係会社株式評価損(個別)の計上について
 上記に伴い、当社の個別財務諸表において特別損失として関係会社株式評価損64億円を計上しました。
なお、関係会社株式評価損は連結決算上消去されるため、連結財務諸表に与える影響はありません。


2.業績予想の修正
(1)2021年3月期通期 連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
                                                            親会社株主
                                                                  1 株 当 た り
                          売 上 高      営業利益         経常利益      に帰属する 当 期 純 利 益
                                                            当期純利益
                             百万円          百万円       百万円        百万円       円    銭
       前 回 発 表 予 想 (A)     330,000       20,000    14,000      7,000     78   82

       今 回 修 正 予 想 (B)     335,000       23,000    16,000          0           0

       増   減   額  (B-A)      5,000        3,000     2,000    △ 7,000

       増    減    率  (%)        1.5         15.0      14.3    △ 100.0

        (ご参考) 前 期 実 績
        ( 2020年 3 月 期 )    339,607       22,794    18,035     13,774    155   12
(2)差異および修正の理由
 通期の業績予想については、スーパー繊維や衣料繊維など一部の製品で新型コロナウイルス感染症による
需要減退等の影響を受けているものの、工業用フィルムでは、強い需要に支えられ好調維持が見込まれ
ます。また、バイオ事業では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴いPCR関連の検査用原料や研究用試薬の
販売が拡大しており、想定を上回る見通しです。このような状況から、売上高、営業利益、経常利益について
は、前回公表値を上回る見通しです。
 一方、上記1.「事業用資産の減損損失の計上について」の理由に加え、2020年9月に発生した当社犬山
工場の火災に関連した損失を特別損失として当第3四半期連結累計期間に計上したことなどから、親会社
株主に帰属する当期純利益は前回公表値を下回る見込みとなりました。
 なお、期末配当予想については、2020年11月9日に公表した1株当たり40円から変更ありません。

(注) 上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、
    今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
                                                  以 上