3101 東洋紡 2020-08-06 13:00:00
2020年度第1四半期決算説明 [pdf]

              2020.8.6




2020年度第1四半期
決算説明



          東洋紡株式会社
目次



Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況

Ⅱ.2020年度業績見通し
Ⅰ.2020年度第1四半期
  決算の概況




                3
 Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
 決算のポイント
第1四半期実績
◆ 新型コロナウイルス感染症拡大による、自動車関連や衣料繊維
  などへの影響が大きく、減収減益
◆ 売上高 755 億円(6.7%減)、営業利益 44 億円(16.7%減)
◆ 事業環境が厳しい中、フィルム事業は堅調持続

                                        (億円)

                2019年度      2020年度    増減
                   1Q          1Q
       売上高            808       755    ▲6.7%
      営業利益             52        44   ▲16.7%
   親会社株主に帰属する
                       17        18    +5.6%
     当期純利益
                                               4
Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
決算概要 PL
                                                (億円)

               2019年度     2020年度          増減
                  1Q         1Q      金額         率
      売上高          808        755    ▲ 54      ▲6.7%
      営業利益          52         44     ▲9       ▲16.7%
       (率)        6.5%       5.8%    -           -
      経常利益          43         28    ▲ 16      ▲36.3%
    特別損益          ▲ 17       ▲4          +14     -
 親会社株主に帰属する
                    17         18        +1     +5.6%
   当期純利益
    EBITDA*         91         88     ▲3       ▲3.7%
      EPS(円)      18.8       19.9    -           -
     減価償却費          39         45        +5    +13.7%
      設備投資          70         61     ▲9       ▲12.5%
為替レート(円/US$)        110        108
国産ナフサ(千円/kl)         45         26
                                                        5
                  * 「営業利益+減価償却費(のれんを含む)」にて算出
       Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
       営業利益の増減要因
                     原燃料     売値       数量        その他
       80             +15    ▲6       ▲10        ▲8

       70
                                                                 ▲9
       60
(億円)




       50

       40
                                 自動車関連製品、
       30    52                  衣料繊維
                                                            44
       20
                                      減価償却費増、
       10                             フィルム立ち上げ費用

        0
            ‘19 1Q                                      ‘20 1Q
                                    2019年度      2020年度
                                       1Q          1Q
                  為替レート(円/US$)            110         108
                  国産ナフサ(千円/kl)             45          26             6
Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
決算概要 BS                                          (億円)

                 20/3末         20/6末        増減
     総資産            4,889         4,929          +40
      現預金            252           344           +92
    たな卸資産            806           846           +39
     固定資産           2,825         2,857          +33
     純資産            1,826         1,820          ▲6
     自己資本           1,779         1,774          ▲5
   うち利益剰余金           619           602          ▲ 18
   非支配株主持分               47            46        ▲1
   有利子負債            1,751         1,927         +176
    D/E レシオ          0.98          1.09     -
  Net D/E レシオ*       0.84          0.89     -
                                                        7
                         * 「(有利子負債ー現預金)÷自己資本」にて算出
 Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
 決算概要 セグメント別
                                                          (億円)

                       売上高                       営業利益
                2019年度      2020年度      2019年度   2020年度
                                                          増減
                   1Q          1Q          1Q       1Q
 フィルム・機能マテリアル         295         363       33       39     +6

    モビリティ             117         68         3      ▲7    ▲ 10

    生活・環境             307         229        9        3    ▲5

   ライフサイエンス           60          63         9       10     +1

   不動産・その他            29          31         6        5    ▲1

    消去・全社         -           -            ▲8       ▲7      +1

     合計               808         755       52       44    ▲9



※2020年4月1日より組織改正を実施し、セグメント区分を変更しています(p.24参照)                     8
  Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
  フィルム・機能マテリアル

                                   包装用フィルム
        売上高          営業利益
(億円)                    (%)        ・巣ごもり特需と、環境意識の高まり
                                    により、出荷堅調
                                   工業用フィルム
                                   ・液晶偏光子保護フィルム
                                    “コスモシャインSRF”は、
                                    大型テレビ向けを中心に拡販
                            39
             363                   ・セラコン用離型フィルム“コスモピール”は
                      33 (10.8%)
       295                          車載用途で生産調整の影響あり
                   (11.3%)
                                   機能マテリアル
                                   ・工業用接着剤“バイロン”、
                                    ポリオレフィン用接着性付与剤
   ’19 1Q ’20 1Q   ’19 1Q ’20 1Q    “ハードレン”は、自動車向け苦戦


                                                       9
Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
フィルム・機能マテリアル トピックス
“コスモシャインSRF”
・2020年度1Qは、約20%増収
・2020年7月より新機台が量産開始。
 生産能力約1.5倍に
・非吸湿性、耐久性に優れることから、
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環境に配慮した包装用フィルム
・リサイクル樹脂使用比率80%のフィルム“サイクルクリーン”、
 従来の1/2厚みの飲料ラベル用フィルム“スペースクリーン”など
・2020年度1Qは約4%増収。
 包装用フィルムに占める
 割合は約18%に



                                   10
  Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
  モビリティ

                                   エアバッグ用基布
        売上高          営業利益
(億円)                    (%)        ・自動車減産の影響などにより、
                                    米国・タイの販売が大幅に落ち込む

                                   エンジニアリングプラスチック
                                   ・自動車減産の影響あり
                      3
                   (2.7%)
                           ▲7      モビリティ・ソリューション
       117               (▲9.6%)
                                   ・新しい移動空間の創出をめざし、
                                    全社横断でマーケティング活動開始
             68



   ’19 1Q ’20 1Q   ’19 1Q ’20 1Q

                                                       11
  Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
  生活・環境

                                     環境ソリューション
        売上高          営業利益
(億円)                    (%)          ・VOC処理装置・エレメントは、
                                      企業活動の停滞で、出荷に遅れ
                                     不織布
                                     ・自動車向けのスパンボンド、および
                                      事務機器向けのフィルターが苦戦
                                     繊維機能材
       307            9              ・衛材用のポリエステル短繊維、
                   (2.9%)      3      寝具向け“ブレスエアー”は、堅調
             229            (1.5%)   ・“ツヌーガ”は、工場向け手袋の
                                      需要が減少
                                     衣料繊維
   ’19 1Q ’20 1Q   ’19 1Q ’20 1Q     ・店頭販売の不振により、受注大幅減

                                                         12
  Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
  ライフサイエンス

                                   バイオ
       売上高           営業利益
(億円)                    (%)        ・新型コロナウイルス感染症拡大を受け、
                                    遺伝子検査薬原料、研究用試薬が
                                    販売を大きく伸ばす
                                   ・生化学診断薬用原料、一般検査の
                                    需要足踏み


            63             10      メディカル
       60
                      9 (15.7%)    ・医療機器は、“ナーブリッジ”などが
                   (14.6%)          伸び悩む
                                   ・医用膜は、血液透析膜、血液透析
                                    濾過膜の出荷が堅調

   ’19 1Q ’20 1Q   ’19 1Q ’20 1Q

                                                        13
 Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
 ライフサイエンス トピックス
遺伝子検査用試薬・キット
●PCR検査による新型コロナウイルス検出キット
・だ液を検体とし、最短60分強で検出・測定が可能
・公的医療保険の適用対象に(6月2日付)




●全自動遺伝子解析装置“GENECUBE”専用の新型コロナウイルス
 遺伝子検査試薬
・試料と試薬の混合から増幅・検出まで自動
・検査者の作業負担の軽減、感染リスクの低減
・製造販売承認を取得(7月2日付)


                                    14
 Ⅰ.2020年度第1四半期決算の概況
 新型コロナウイルス感染症に対して
従業員とその家族の「安全」「健康」を最優先し、社会を、会社を守ることを
第一としています。
また、保有する製品・サービスの提供を通じた貢献に積極的に取り組んでいます。

従業員    ・ 感染予防対策、感染者発生時対策を徹底
       ・ 在宅勤務や時差出勤を推奨
       ・ 当面、出社率3割以下(本支社)

工場・    ・ 機動的な在庫・生産調整
生産活動   ・ BCPを見直した上で、稼働

財務     ・ 手元資金を確保。現預金344億円(対前年度末92億円増)
       ・ OC100 (Overcome Corona 100)活動
          不急のキャッシュアウトの時期見直し、在庫の削減
       ・ コミットメントライン 借入未実行残高175億円

事業での   ・ PCR検査用試薬・キットの開発・生産・販売、自治体へ寄贈
貢献     ・ フィルター、マスク材料、および医療用フェイスシールド材料の生産・販売
       ・ エアバッグ用基布を活用した防護服を自治体へ寄贈

                                              15
Ⅱ.2020年度業績見通し




                16
Ⅱ.2020年度業績見通し

 2020年度業績見通し
                                              (億円)

                 2019年度    2020年度        増減
      売上高          3,396     3,300    ▲96    ▲2.8%
     営業利益            228       200    ▲28   ▲12.3%
       (率)         6.7%      6.1%    -        -
     経常利益            180       140    ▲40   ▲22.4%
親会社株主に帰属する
                    138        70    ▲68    ▲49.2%
  当期純利益
    EPS(円)         155.1      78.8   -        -
    減価償却費           170       188    +18    +10.6%
     設備投資           364       265    ▲99    ▲27.3%
為替レート(円/US$)         109       108
国産ナフサ価格(千円/kl)        43        32


                                                     17
Ⅱ.2020年度業績見通し
見通しの前提条件

(1)景気見通し:
 ①新型コロナウイルス感染症 2Q末にはピークアウト
 ②景気は、3Q以降 緩やかに回復(国・地域でバラツキ)

(2)自動車生産:1Qがボトム。2Qから緩やかな回復基調
    →当社グループ自動車関連:前年比約 30 %減

(3)衣料消費:1Qボトムも、回復の足取りは鈍い
    →当社グループ衣料繊維関連:前年比約 30 %減

(4)原燃料動向:世界景気ボトムアウトに沿い、若干値戻しへ




                                18
       Ⅱ.2020年度業績見通し

        営業利益の増減要因
                      原燃料   売値       数量      その他
       300            +54   ▲26      ▲30     ▲26
                                                               ▲28
       250

       200
(億円)




       150

              228                                        200
       100

        50

         0
             2019年度                                     2020年度
                                  2019年度     2020年度
                為替レート(円/US$)           109        108
                国産ナフサ(千円/kl)            43         32
                                                                     19
Ⅱ.2020年度業績見通し

 セグメント別見通し
                                                     (億円)
                    売上高                     営業利益
               2019年度 2020年度         2019年度 2020年度
                                                      増減
                 実績    見通し             実績    見通し
フィルム・機能マテリアル     1,250     1,520        145    159      +14

   モビリティ             465       330      ▲6    ▲ 20     ▲14

   生活・環境         1,280     1,030         59     34     ▲25

 ライフサイエンス            255       280       38     40          +2

  不動産・その他            146       140       26     21      ▲5

   消去・全社         -         -           ▲ 34   ▲ 34          +0

    合計           3,396     3,300        228    200     ▲28
                                                                 20
ご注意


本資料中の見通しや目標等、将来に関する記載事項は、本資料作成時点において
入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は、今後の種々の要
因によって、本資料の記載事項と異なる場合がありますことをご了承ください。



                                    東洋紡株式会社




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補足




     23
 中長期成長のために
  ソリューション型の組織運営へ
2019年度                           2020年度~
フィルム・      フィルム        フィルム      フィルム・
機能樹脂                             機能
          機能樹脂       機能マテリアル     マテリアル

                       エンプラ
                                 モビリティ
産業        エアバッグ
マテリアル                  エアバッグ

          スーパー繊維
         生活・環境資材     環境ソリューション   生活・環境

                       不織布

                      繊維機能材
ヘルスケア    機能膜・環境
                       衣料繊維
         バイオ・メディカル
                                 ライフ
                       バイオ
                                 サイエンス
繊維・商事     繊維・商事         医薬

                       メディカル
                                           24
 中長期成長のために
  マテリアリティの特定
                  マテリアリティの前提となる基本事項

 コーポレート・ガバナンス             人権の尊重                安全・防災・品質


 「人と地球に求められるソリューション」を創造し続けるグループ
      未来への責任に基づく イノベーション:
                  「クリーンテクノロジー」「高いQoL」「新しい移動空間」の実現

極めて                                 ◆ソリューション提供力
重要                                      (事業を通じた貢献)

 ス        ◆温室効果ガス削減                ◆サプライチェーンマネジメント
とテ
っー        ◆環境負荷低減                  ◆製品のライフサイクルマネジメント
てク
のホ
重ル        ◆データ・セキュリティ, プライバシー      ◆人材マネジメント
要ダ
性ー        ◆コンプライアンス
 に

重要                    東洋紡グループにとっての重要性                極めて重要

         ステークホルダー・コミュニケーション
                                            環境(E), 社会(S), ガバナンス(G)   25
               中長期成長のために
               環境課題への取り組み
               環境配慮製品の統一ブランド                                                 CO2排出量の削減
               “エコパートナーシステム”                                           目標は、2013年度比で2030年度に
               目標としていた売上高比率30%を、                                       30%・2050年度に80%削減。
               2019年度に達成。今後、更なる                                        2019年度は28.1%削減
               目標を立てたブランド展開へ                                                                                   2050
               700                           32%                             50%                               年度
                                                                                                               目標
売上高(億円):棒グラフ




               600                           30%
                                                                             40%




                                                    売上高比率:折れ線


                                                                2013年度比削減率
               500                           28%                                                               2030
                                                                             30%                               年度
               400                           26%                                                               目標
               300                  目標       24%                             20%

               200                  達成       22%
                                                                             10%
               100                           20%

                 0                            18%                            0%
                     15   16   17   18   19 (年度)                                   15   16   17    18   19   (年度)




                                                                                                  敦賀事業所
                                                                                                  ガスコージェネレーション
                           ※東洋紡(株)単体での集計結果です。
                                                                                                                      26
中長期成長のために
環境課題への取り組み
  「株式会社アールプラスジャパン」設立
 ・使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む新会社
 (2020年6月~)
 ・プラスチックバリューチェーンを構成する12社による共同出資
 (サントリーMONOZUKURIエキスパート(株)、レンゴー(株)、東洋紡(株)他)
 ・米国アネロテック社とともに、効率的な再資源化技術を開発
 ・従来必要な油化工程を経ずに、直接原料(ベンゼンなど)を生成可能。
  CO2排出量、エネルギー消費量の少ないケミカルリサイクル




                                              27
 中長期成長のために
 ソリューション提供力 フィルム事業
 セラコン用離型フィルム               透明蒸着フィルム
 “コスモピール”                  “エコシアール”
・2020年度1Qは約5%増収           ・2019年11月、インドネシアTRIAS社
・車載用途の生産調整の影響あり            との合弁会社にて生産を開始
・2020年6月 新加工設備が           ・透明蒸着フィルム市場※で、シェア11%
 本格稼働。生産能力約2倍に            ・透明で優れたバリア性、
・2021年度 ハイエンド品のシェア         電子レンジ使用可
 30%をめざす                  ・食品包装用フィルムの国内外での
                           販売拡大へ
      “コスモピール”
                          ※バリアフィルム全体の市場の約1.5%
 滑剤
                 離型層コート


      従来フィルム

 滑剤
                 離型層コート


                                                   28
ご注意


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因によって、本資料の記載事項と異なる場合がありますことをご了承ください。



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                                              29
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