3099 ミツコシイセタン 2019-07-31 15:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年7月31日
上 場 会 社 名 株式会社三越伊勢丹ホールディングス 上場取引所 東・福
コ ー ド 番 号 3099 URL https://www.imhds.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 杉江 俊彦
チーフオフィサー室広報・IR
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 神山 大 (TEL) 03-6730-5003
ディビジョン長
四半期報告書提出予定日 2019年8月2日 配当支払開始予定日 ー
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 282,268△1.6 8,054 △10.9 8,717 △10.1 6,016 30.8
2019年3月期第1四半期 286,778△2.3 9,044 33.1 9,691 19.8 4,597 △5.3
(注) 包括利益 2020年3月期第1四半期 4,751百万円( 69.2%) 2019年3月期第1四半期 2,807百万円( △68.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 15.42 15.37
2019年3月期第1四半期
11.80 11.75
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 1,261,897 584,501 45.6
2019年3月期 1,247,427 585,715 46.1
(参考) 自己資本 2020年3月期第1四半期 574,846百万円 2019年3月期 575,531百万円
(注) 当第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準(IFRS)に準拠した財務諸表を連結している在外連結子会社等に
ついてIFRS第16号「リース」を適用しております。影響額につきましては、添付資料P9「2.四半期連結財務諸表及び主
な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 6.00 - 6.00 12.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 6.00 - 6.00 12.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,190,000 △0.6 30,000 2.6 30,000 △6.2 14,000 3.9 35.89
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ー社 (社名) 、 除外 ー社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結
財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 395,783,054株 2019年3月期 395,694,754株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 5,699,802株 2019年3月期 5,698,790株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 390,036,774株 2019年3月期1Q 389,812,960株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料P4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………7
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………9
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………11
-1-
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)における我が国経済は、輸出の下振れによる製造業
の弱さを背景に一部で停滞感がみられたものの、雇用・所得環境に改善が見られ、緩やかに回復して推移しました。一
方、米中貿易摩擦の激化、中東情勢の緊迫化等により世界経済の先行き不透明感もあり、景気後退のリスクが顕在化し
ています。小売業商業販売額は増加して推移しましたが、百貨店や総合スーパー等の「各種商品小売業」は前年を下回
りました。改元による祝賀ムードやゴールデンウィーク等のプラス要素の半面、連休後の反動もあり、百貨店商況は総
じてまだら模様で推移しました。消費マインドは、消費者態度指数の動きからみて弱まっており、10月の消費税率引き
上げを控え、当面消費マインドは悪化傾向で推移することが想定されます。また、訪日外国人は引き続き増加している
ものの、伸び率は縮小しており減速感が強まっています。
このような不透明な状況のなか、当社グループは、2018年4月に制定した「私たちの考え方」をベースに、今まで培
ってきた暖簾、顧客、その他有効資産に加えて、IT・店舗・人の力を活用した新時代の百貨店として、世界中のモ
ノ・コトとお客さまのつなぎ手となるために、自ら「変化」「変革」することで、新しい価値を創出し持続的な成長と
発展を目指してまいります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は282,268百万円(前年同四半期比1.6%減)、営業利益
は8,054百万円(前年同四半期比10.9%減)、経常利益は8,717百万円(前年同四半期比10.1%減)、親会社株主に帰属
する四半期純利益は6,016百万円(前年同四半期比30.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業におきましては、当社の収益の柱として安定的収益をあげられるようビジネスモデルの再構築を推進してお
ります。デジタル化が目覚ましく進む中、お客さまが店舗においてもECにおいても同じ体験ができるよう「オンライ
ンとオフラインのシームレス化」を推進しております。
基幹店につきましては、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店において大規模リモデルを進めており、人の力にデジタル
の力を活用した新たな店舗モデルを目指しております。第1期リモデルは完成し、コンシェルジュサービスやロイヤリ
ティの高いお客さまがゆっくりおくつろぎいただけるサロンを設置する等、お客さまをお迎えする環境を整えました。
また、オンライン上でも基幹店と同じ商品が購入できるよう、4月に新宿に専用スタジオを設けて、先ずは伊勢丹新宿
本店で取り扱っている商品をECで購入できるよう商品登録を進めています。三越銀座店は引き続き多くの訪日外国人
のお客さまにご来店いただいております。今後、お客さまのご要望にあわせて環境整備に向けたリモデルに着手する予
定です。
支店、地域百貨店、海外店につきましては、限られた経営資源を新たな成長分野に再配分するため、収益性に課題の
ある店舗の構造改革を進めてまいりました。大規模構造改革はほぼ完了し、今後は地域毎のお客さまのニーズや各店の
置かれた状況にあわせながら、業態転換を含めたあらゆる手段を使ってモデル転換し、地域のお客さまのニーズに応え
られるよう取り組んでまいります。その中で、シンガポールにおけるジュロン イースト店を、2020年3月をもって閉店
することを決定いたしました。
デジタルを活用したオンラインビジネスにも力を入れており、本年2月より化粧品専用オンラインストア「meeco」、
3月にオンライン専業ブランド「arm in arm」を立ち上げて、展開商品の拡大によりお客さまの利便性向上、新たな価
値提案に取り組んでまいりました。今後も、商品領域の拡大や販売方法の多様化を進めて強化を図ってまいります。
このセグメントにおける売上高は261,253百万円(前年同四半期比2.0%減)、営業利益は3,706百万円(前年同四半期
比24.4%減)となりました。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
②クレジット・金融・友の会業
クレジット・金融・友の会業におきましては、当社の持つシステムインフラや優良顧客を基盤に、基幹事業の一つと
してさらなる拡大を目指しております。
株式会社エムアイカードは、店舗閉鎖により百貨店顧客会員数が減少する中、ゴールドカードのサービスの拡充を図
り、ロイヤリティの高い顧客獲得の強化につなげてまいりました。百貨店と連動したグループ・カスタマープログラム
も本年春に本格的にスタートし、今後もサービスメニューを増やしていくことで、お客さま満足度の向上を目指してま
いります。また、ゴールデンウィークによる大型連休や東京オリンピックにおけるチケット決済等の特需もあり、外部
加盟店手数料の増加につながりました。百貨店カードとはサービスが異なる新たな「エムアイカード」の発行を引き続
き進めており、新たな顧客層の拡大につなげてまいります。今後は多様化する決済手段に対応するため、新たな取り組
みにも積極的に研究し取り組んでまいります。
なお、株式会社エムアイカードが発行するエムアイカードプラスゴールドの新規会員を募集するウェブサイト上の告
知において、景品表示法に違反する表示を行ったとし、2019年7月8日に消費者庁より措置命令を受けました。今回の
事態を重く受け止め、お客さまをはじめ、関係者の皆さまにはお詫びを申し上げるとともに、グループ会社管理体制を
一層強化し、再発防止に取り組んでまいります。
このセグメントにおける売上高は10,342百万円(前年同四半期比1.3%増)、営業利益は2,473百万円(前年同四半期
比27.4%減)となりました。
③不動産業
不動産業におきましては、グループの保有する国内外の優良不動産を活用した収益性のある事業機会の創出に向けた
検討を進めております。
株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインは、本年4月にビルマネジメント事業を株式会社三越伊勢丹アイムファシ
リティーズへ事業承継し、テナントマネジメント事業、建装・デザイン事業等に集中してまいりました。テナントマネ
ジメント事業においては、昨年開業し1年が経過した横浜のジョイナス内の「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA」が好調に
推移しているため、同様の取り組みの拡大を検討しております。建装・デザイン事業は、2020年東京オリンピックを控
え受注が増加しており堅調に推移いたしました。
株式会社三越伊勢丹不動産は、保有・運営する賃貸マンションにより、安定的な収益を確保しております。
このセグメントにおける売上高は7,282百万円(前年同四半期比25.2%減)、営業利益は1,337百万円(前年同四半期
比0.1%減)となりました。
④その他
その他事業におきましては、「お客さまの生活の中のさまざまなシーンでお役に立つこと」の実現に向けて事業を取
り組んでおります。
旅行事業に関しては、本年4月に株式会社ニッコウトラベルと株式会社三越伊勢丹旅行の2社が、株式会社三越伊勢
丹ニッコウトラベルとして経営統合いたしました。統合に伴い、業務の効率化を図ることで利益体質強化に取り組んで
おります。売上高は、大型連休特需もあり、海外事業における主力のクルーズ船ツアーが好調に推移いたしました。
株式会社ソシエ・ワールドは、経費抑制は行っているものの、主力のエステティック、ヘアー部門とも、客数の伸び
悩み等により厳しい結果となりました。今後は更なるコスト管理の徹底を図ってまいります。
このセグメントにおける売上高は19,635百万円(前年同四半期比4.6%減)、営業利益は387百万円(前年同四半期は
営業損失672百万円)となりました。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は1,261,897百万円となり、前連結会計年度末に比べ14,469百万円増加しまし
た。これは主に、現金及び預金が増加したことなどによるものです。
負債合計では677,395百万円となり、前連結会計年度末から15,683百万円増加しました。これは主に、コマーシャル・
ペーパーが増加したことなどによるものです。
また、純資産は584,501百万円となり、前連結会計年度末から1,213百万円減少しました。これは主に、親会社株主に
帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加した一方で、在外連結子会社等の国際財務報告基準適用及び配当
金の支払により利益剰余金が減少したことと、その他有価証券評価差額金が減少したことなどによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、2019年5月8日公表の連結業績予想から変更はありません。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 47,345 64,955
受取手形及び売掛金 137,239 135,061
有価証券 405 430
商品及び製品 45,599 44,582
仕掛品 619 1,293
原材料及び貯蔵品 615 636
その他 38,542 42,926
貸倒引当金 △2,116 △3,343
流動資産合計 268,251 286,542
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 173,332 172,556
土地 539,852 539,867
その他(純額) 26,569 28,632
有形固定資産合計 739,754 741,056
無形固定資産
ソフトウエア 19,867 19,245
のれん 23 21
その他 23,334 23,292
無形固定資産合計 43,225 42,559
投資その他の資産
投資有価証券 122,849 119,587
その他 73,347 72,148
貸倒引当金 △162 △156
投資その他の資産合計 196,034 191,579
固定資産合計 979,014 975,196
繰延資産
社債発行費 161 158
繰延資産合計 161 158
資産合計 1,247,427 1,261,897
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 106,486 102,123
短期借入金 22,446 17,585
コマーシャル・ペーパー 4,000 50,000
未払法人税等 4,848 3,105
商品券回収損引当金 31,014 30,556
引当金 22,437 13,901
その他 181,472 171,442
流動負債合計 372,704 388,714
固定負債
社債 40,000 40,000
長期借入金 70,300 70,300
繰延税金負債 123,970 123,358
退職給付に係る負債 37,729 37,819
引当金 210 223
持分法適用に伴う負債 1,402 1,421
その他 15,394 15,558
固定負債合計 289,007 288,680
負債合計 661,711 677,395
純資産の部
株主資本
資本金 50,573 50,620
資本剰余金 322,770 322,815
利益剰余金 202,040 202,754
自己株式 △9,300 △9,301
株主資本合計 566,084 566,888
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,448 4,890
繰延ヘッジ損益 42 36
為替換算調整勘定 4,964 5,009
退職給付に係る調整累計額 △2,008 △1,977
その他の包括利益累計額合計 9,446 7,957
新株予約権 2,077 1,983
非支配株主持分 8,106 7,671
純資産合計 585,715 584,501
負債純資産合計 1,247,427 1,261,897
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 286,778 282,268
売上原価 202,444 199,531
売上総利益 84,334 82,737
販売費及び一般管理費 75,289 74,682
営業利益 9,044 8,054
営業外収益
受取利息 183 183
受取配当金 367 395
持分法による投資利益 858 559
固定資産受贈益 464 355
その他 324 130
営業外収益合計 2,198 1,625
営業外費用
支払利息 215 205
固定資産除却損 177 167
その他 1,157 589
営業外費用合計 1,551 962
経常利益 9,691 8,717
特別利益
事業譲渡益 - 649
その他 - 14
特別利益合計 - 663
特別損失
固定資産処分損 84 533
事業構造改善費用 1,376 260
その他 3 50
特別損失合計 1,463 843
税金等調整前四半期純利益 8,227 8,537
法人税等 3,587 2,394
四半期純利益 4,640 6,142
非支配株主に帰属する四半期純利益 42 126
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,597 6,016
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 4,640 6,142
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,471 △1,645
繰延ヘッジ損益 △1 △6
為替換算調整勘定 △1,174 311
退職給付に係る調整額 41 30
持分法適用会社に対する持分相当額 △2,170 △81
その他の包括利益合計 △1,833 △1,391
四半期包括利益 2,807 4,751
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,068 4,527
非支配株主に係る四半期包括利益 △261 223
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積もり、税引前四半期
純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
(会計方針の変更)
(連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い等の適用)
「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 2018年9
月14日)及び「持分法適用関連会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第24号 2018年9月14
日)(以下「実務対応報告第18号等」という。)を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、在外子会社等にお
いて国際財務報告基準第9号「金融商品」を適用し、資本性金融商品の公正価値の事後的な変動をその他の包括
利益に表示する選択をしている場合に、連結決算手続上、当該資本性金融商品の売却損益相当額及び減損損失相
当額を当期の損益として修正することとしました。
実務対応報告第18号等の適用については、経過的な取扱いに従っており、会計方針の変更による累積的影響額
を当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に計上しております。
この結果、利益剰余金の当期首残高に与える影響は軽微であります。
(在外連結子会社等における国際財務報告基準第16号「リース」の適用)
国際財務報告基準を適用している在外連結子会社等は、当第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準第
16号「リース」(以下「IFRS第16号」という。)を適用しております。これにより、リースの借手は、原則として
すべてのリースを貸借対照表に資産及び負債として計上することとしました。 IFRS第16号の適用については、経
過的な取扱いに従っており、会計方針の変更による累積的影響額を当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余
金に計上しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の有形固定資産の「その他(純額)」が2,300百万円増加、「投資有価証
券」が2,701百万円減少し、流動負債の「その他」が1,884百万円及び固定負債の「その他」が518百万円増加して
おります。当第1四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金の当期首残高は
2,488百万円減少しております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
クレジッ 合計
(注)1 (注)2 計上額
百貨店業 ト・金融・ 不動産業 計
(注)3
友の会業
売上高
外部顧客への売上高 266,114 6,291 6,045 278,451 8,326 286,778 - 286,778
セグメント間の内部売
354 3,921 3,688 7,965 12,258 20,223 △20,223 -
上高又は振替高
計 266,468 10,213 9,734 286,416 20,585 307,002 △20,223 286,778
セグメント利益又は損失
4,900 3,405 1,338 9,645 △672 8,972 72 9,044
(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、小売・専門店業、製造・輸出入
等・卸売業、物流業、人材サービス業、情報処理サービス業、旅行業、美容業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額72百万円は、セグメント間取引消去等であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
クレジッ 合計
(注)1 (注)2 計上額
百貨店業 ト・金融・ 不動産業 計
(注)3
友の会業
売上高
外部顧客への売上高 260,872 6,520 6,672 274,066 8,202 282,268 - 282,268
セグメント間の内部売
380 3,822 609 4,812 11,432 16,245 △16,245 -
上高又は振替高
計 261,253 10,342 7,282 278,878 19,635 298,514 △16,245 282,268
セグメント利益 3,706 2,473 1,337 7,517 387 7,904 149 8,054
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造・輸出入等・卸売業、物流
業、人材サービス業、情報処理サービス業、旅行業、美容業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額149百万円は、セグメント間取引消去等であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
3.補足情報
(1)連結業績の概要 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
項目 前年差 前年比
(2019年4月~6月) (2018年4月~6月)
連結売上高 282,268 286,778 △ 4,509 98.4%
連結売上総利益 82,737 84,334 △ 1,597 98.1%
連結販売費及び一般管理費 74,682 75,289 △ 607 99.2%
宣伝費 4,098 4,186 △ 87 97.9%
ポイント関連費 5,290 5,407 △ 117 97.8%
人件費 25,155 26,121 △ 966 96.3%
減価償却費 6,776 6,335 441 107.0%
地代家賃 8,225 9,197 △ 971 89.4%
業務委託費 8,162 8,184 △ 22 99.7%
その他 16,972 15,855 1,116 107.0%
連結営業利益 8,054 9,044 △ 990 89.1%
連結経常利益 8,717 9,691 △ 974 89.9%
親会社株主に帰属する
6,016 4,597 1,418 130.8%
四半期純利益
(2)三越伊勢丹個別の業績の概要
①業績の概要 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
項目 前年差 前年比
(2019年4月~6月) (2018年4月~6月)
売上高 149,342 153,105 △ 3,763 97.5%
売上総利益 42,782 44,004 △ 1,222 97.2%
販売費及び一般管理費 41,141 40,613 528 101.3%
宣伝費 1,666 1,662 3 100.2%
ポイント関連費 2,546 2,667 △ 121 95.4%
人件費 13,119 13,209 △ 89 99.3%
減価償却費 2,739 2,576 162 106.3%
地代家賃 2,585 2,785 △ 200 92.8%
業務委託費 5,429 4,982 446 109.0%
その他 13,055 12,730 325 102.6%
営業利益 4,842 6,550 △ 1,707 73.9%
経常利益 4,901 6,457 △ 1,556 75.9%
四半期純利益 3,365 3,821 △ 456 88.0%
②店別売上高 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
店舗名 前年差 前年比
(2019年4月~6月) (2018年4月~6月)
伊勢丹新宿本店 67,757 68,957 △1,199 98.3%
三越日本橋本店 33,373 35,230 △1,857 94.7%
三越銀座店 22,421 22,390 30 100.1%
伊勢丹立川店 8,681 8,786 △104 98.8%
伊勢丹浦和店 9,600 9,780 △180 98.2%
伊勢丹相模原店 4,352 4,539 △187 95.9%
伊勢丹府中店 3,155 3,419 △263 92.3%
計 149,342 153,105 △3,763 97.5%
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)国内グループ百貨店の売上高の状況 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
会社名 前年差 前年比
(2019年4月~6月) (2018年4月~6月)
札幌丸井三越 14,864 14,981 △ 117 99.2%
函館丸井今井 1,847 1,728 119 106.9%
仙台三越 7,162 7,481 △ 318 95.7%
名古屋三越 16,228 16,151 77 100.5%
静岡伊勢丹 4,299 4,508 △ 209 95.4%
新潟三越伊勢丹 10,005 10,288 △ 283 97.2%
広島三越 3,303 3,245 57 101.8%
高松三越 5,304 5,274 29 100.6%
松山三越 2,987 3,047 △ 60 98.0%
岩田屋三越 26,194 27,096 △ 902 96.7%
(4)免税売上高の状況 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
会社名 前年差 前年比
(2019年4月~6月) (2018年4月~6月)
伊勢丹新宿本店 7,288 7,505 △217 97.1%
三越日本橋本店 863 774 89 111.6%
三越銀座店 7,243 7,066 177 102.5%
その他 93 140 △47 66.5%
三越伊勢丹計 15,489 15,487 2 100.0%
札幌丸井三越 891 875 16 101.9%
名古屋三越 899 830 68 108.3%
岩田屋三越 1,585 1,487 98 106.6%
その他 279 315 △35 88.7%
国内地域百貨店計 3,656 3,508 148 104.2%
国内百貨店計 19,146 18,995 150 100.8%
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