3099 ミツコシイセタン 2019-01-30 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年1月30日
上 場 会 社 名 株式会社三越伊勢丹ホールディングス 上場取引所 東・福
コ ー ド 番 号 3099 URL http://www.imhds.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 杉江 俊彦
問合せ先責任者 (役職名) 総務部広報・株式ディビジョン長 (氏名) 藤井 一郎 (TEL) 03-6273-0774
四半期報告書提出予定日 2019年2月1日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 901,699 △4.4 25,442 14.6 26,882 9.7 11,452 33.7
2018年3月期第3四半期 942,823 - 22,209 13.1 24,508 13.5 8,562 △56.3
(注)包括利益 2019年3月期第3四半期 6,104百万円( △62.5%) 2018年3月期第3四半期 16,295百万円( 107.0%)
第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準に準拠した財務諸表を作成している在外連結子会社の消化仕入取引について、売上総利益相
当額を「売上高」に計上する純額表示に変更しております。2018年3月期第3四半期については遡及適用後の数値を記載しておりますが、対
前年同四半期増減率は上記変更に伴い一部記載しておりません。
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 29.38 29.25
2018年3月期第3四半期 21.98 21.88
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 1,319,067 589,299 43.8
2018年3月期 1,275,535 588,091 45.2
(参考) 自己資本 2019年3月期第3四半期 578,221百万円 2018年3月期 576,396百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首
から適用したため、2018年3月期は、遡及適用後の数値となっております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 6.00 - 6.00 12.00
2019年3月期 - 6.00 -
2019年3月期(予想) 6.00 12.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,200,000 △4.5 29,000 18.8 30,000 9.8 13,000 - 33.35
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
対前期増減率は、会計方針の変更に伴い遡及修正が行われたため、遡及修正後の前期数値と比較して記載しております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表
の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 395,595,554株 2018年3月期 395,482,554株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 5,697,643株 2018年3月期 5,693,442株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 389,848,155株 2018年3月期3Q 389,615,538株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提
に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる
可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P3「1.当四半期
決算に関する定性的情報(3)連結業績予測などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………6
四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………6
四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………8
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………9
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………11
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………12
-1-
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)における我が国経済は、米中貿易摩擦激化による中国
経済の減速や米国の保護主義的な通商政策等、世界経済における不確実性の増大、海外景気鈍化による下振れリスクが
ある中で推移しました。一方、国内は西日本豪雨、北海道胆振東部地震、台風21号等の相次ぐ自然災害による影響で、
9月の訪日外国人数が68カ月ぶりに減少に転じましたが、10月には再び増加に転じました。また、2018年冬のボーナス
は大企業をはじめ前年比プラスとなり、個人消費の下支えの効果があったものの、エネルギー価格上昇に伴う物価上昇
等マイナス要素もあり実質所得が伸びなかったことから、個人消費、消費マインドに大きな改善はみられませんでし
た。
このような状況の中、当社グループは主力事業である百貨店業を中心に長年培ってきたノウハウ・リソースを結集し、
「人と時代をつなぐ三越伊勢丹グループ」の実現を目指して、お客さまの生活の中のさまざまなシーンでお役に立てる
よう自ら「変化」「変革」することで、あたらしい価値の創出に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は901,699百万円(前年同四半期比4.4%減)、営業利益
は25,442百万円(前年同四半期比14.6%増)、経常利益は26,882百万円(前年同四半期比9.7%増)、親会社株主に帰属
する四半期純利益は11,452百万円(前年同四半期比33.7%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更して
おり、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①百貨店業
百貨店業におきましては、抜本的なビジネスモデルの再構築を進めております。
基幹店につきましては、更なる収益力の向上のための活性化施策として、店舗リモデルを実行しております。三越日
本橋本店はおもてなしのスペシャリティストアを目指し、10月24日に第1期リモデルオープンいたしました。お客さま
のご要望やご相談に対して、よりパーソナルなご提案を行うコンシェルジュを配置した“パーソナルショッピングデス
ク”や目的に合わせてインフォメーションガイドが様々なサービスをご紹介する“レセプション”等を新設し、全館横
断型の「つなぐ・つながる接客」体制を導入いたしました。また、「人」によるおもてなしに加えて「デジタル」技術
を導入することで、お客さまにより早く・きめ細かいサービス・接客ができるよう新たな仕組みの活用も開始し、一定
の効果が出始めています。伊勢丹新宿本店は、「毎日が、あたらしい。ファッションの伊勢丹」の実現を目指して、品
揃えの幅の拡充、新しいスタイルの提案、新しい顧客体験の提供の実現に向けたリモデルに着手しております。
支店、地域百貨店、海外店につきましては、限られた経営資源を新たな成長分野に再配分するため、収益性に課題の
あった伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店、新潟三越、岩田屋久留米店新館の営業終了を決定いたしました。今後も、地域
毎のお客さまのニーズや各店の置かれた状況にあわせ、業態転換やリサイジングを含めたあらゆる可能性を検討し地域
のお客さまのニーズに応えられるようビジネスモデル改革に取り組んでまいります。また、大都市の丸井今井札幌本店、
名古屋三越栄店、岩田屋本店は、訪日外国人顧客による利用が伸長したことから、売上高が前年を上回って推移したこ
とに加え、構造改革にも取り組んでおり、収益力は着実に向上しております。
EC事業につきましては、基幹3店と連動した企画や展開商品の拡大、デジタルを活用した新たなサービスの導入に
よりお客さまの利便性向上に取り組んできた結果、前年より大きく伸長して推移しました。
このセグメントにおける売上高は839,992百万円(前年同四半期比1.0%減)、営業利益は15,015百万円(前年同四半
期比8.6%増)となりました。
②クレジット・金融・友の会業
クレジット・金融・友の会業におきましては、当社の持つシステムインフラや優良顧客を基盤に事業拡大を目指して
おります。株式会社エムアイカードは、グループ百貨店の店舗数の減少により、会員数やグループ百貨店取扱高が微減
する中、外部加盟店契約の拡大、大手企業との提携型施策やポイントアップ訴求を強化した結果、外部手数料収入は前
年を上回りました。あわせて営業費用の削減も行った結果、このセグメントにおける売上高は29,657百万円(前年同四
半期比0.3%増)、営業利益は5,576百万円(前年同四半期比34.1%増)となりました。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
③不動産業
不動産業におきましては、グループの保有する国内外の優良不動産を活用した収益性のある事業機会の創出に向けた
検討を進めております。保有不動産の有効活用を進めるため、自社利用に向けた新たな不動産の取得や、保有していた
賃貸物件の売却を決定し、資産の組替えを進めてまいりました。
株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインは、新宿アルタのリモデルによる売上改善や、昨年3月に横浜にオープン
し商業施設運営を行っている「Food & Time Isetan Yokohama」が客数、売上ともに好調に推移しています。引き続き、
これらで培ったノウハウを活用できる新たな商業施設運営について検討を進めてまいります。
このセグメントにおける売上高は33,578百万円(前年同四半期比2.2%増)、営業利益は5,252百万円(前年同四半期
比6.3%増)となりました。
④その他
その他の事業におきましては、お客さまのニーズにお応えする新たな価値提供を目指しております。
旅行事業におきましては、シニアマーケットに強みを有する株式会社ニッコウトラベルと、株式会社三越伊勢丹旅行
との企業統合に向けた準備を進めております。第3四半期においては、海外では主力の欧州河川クルーズの渇水による
ツアー不催行、国内ではツアーの催行率が低調に推移しましたが、コストコントロールの結果、売上は前年を下回った
ものの、営業利益は改善しております。
メディア事業については、株式会社スタジオアルタが営業体制を強化した結果、主力の新宿アルタビジョンにおいて
大口スポット放映を中心とした広告数が増え、売上は計画を上回り推移いたしました。あわせて、運営する有楽町のオ
ルタナティブシアターでは、自主公演から外部への貸し出しへ運営方法を変更した結果、営業利益が大きく改善してお
ります。
このセグメントにおける売上高は68,258百万円(前年同四半期比39.1%減)、営業損失は369百万円(前年同四半期は
営業損失973百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,319,067百万円となり、前連結会計年度末に比べ43,531百万円増加しまし
た。これは主に、季節要因により受取手形及び売掛金が増加したことと、有形固定資産を取得したことなどによるもの
です。
負債合計では729,767百万円となり、前連結会計年度末から42,323百万円増加しました。これは主に、季節要因により
支払手形及び買掛金が増加したことと、有利子負債が増加したことなどによるものです。
また、純資産は589,299百万円となり、前連結会計年度末から1,208百万円増加しました。これは主に、親会社株主に
帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことなどによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年3月期の連結業績予想につきましては、2018年11月7日公表の連結業績予想から変更はありません。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 55,710 60,122
受取手形及び売掛金 134,082 150,689
有価証券 380 499
商品及び製品 50,591 52,189
仕掛品 374 1,241
原材料及び貯蔵品 924 728
その他 26,853 45,216
貸倒引当金 △3,194 △2,645
流動資産合計 265,723 308,042
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 174,148 173,900
土地 539,724 554,681
その他(純額) 30,750 26,673
有形固定資産合計 744,624 755,255
無形固定資産
ソフトウエア 22,534 19,993
のれん 6,794 6,211
その他 30,035 29,548
無形固定資産合計 59,364 55,752
投資その他の資産
投資有価証券 126,673 125,977
その他 79,268 74,023
貸倒引当金 △250 △156
投資その他の資産合計 205,691 199,844
固定資産合計 1,009,680 1,010,852
繰延資産
社債発行費 132 172
繰延資産合計 132 172
資産合計 1,275,535 1,319,067
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 113,119 140,909
1年内償還予定の社債 10,000 -
短期借入金 30,672 16,468
コマーシャル・ペーパー - 50,000
未払法人税等 5,272 4,362
商品券回収損引当金 29,258 28,005
引当金 22,409 15,535
その他 190,750 176,554
流動負債合計 401,482 431,835
固定負債
社債 30,000 40,000
長期借入金 69,300 73,300
繰延税金負債 129,793 127,940
退職給付に係る負債 37,597 38,309
引当金 149 198
持分法適用に伴う負債 1,874 1,634
その他 17,247 16,550
固定負債合計 285,961 297,932
負債合計 687,444 729,767
純資産の部
株主資本
資本金 50,461 50,520
資本剰余金 322,807 322,717
利益剰余金 193,239 200,012
自己株式 △9,294 △9,299
株主資本合計 557,214 563,951
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,094 8,135
繰延ヘッジ損益 39 37
為替換算調整勘定 9,858 7,945
退職給付に係る調整累計額 △810 △1,847
その他の包括利益累計額合計 19,182 14,270
新株予約権 2,028 2,183
非支配株主持分 9,666 8,895
純資産合計 588,091 589,299
負債純資産合計 1,275,535 1,319,067
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 942,823 901,699
売上原価 664,950 637,307
売上総利益 277,872 264,391
販売費及び一般管理費 255,662 238,949
営業利益 22,209 25,442
営業外収益
受取利息 517 566
受取配当金 1,303 653
持分法による投資利益 2,945 2,215
固定資産受贈益 1,274 1,489
その他 801 560
営業外収益合計 6,842 5,484
営業外費用
支払利息 631 626
固定資産除却損 767 927
その他 3,144 2,490
営業外費用合計 4,543 4,044
経常利益 24,508 26,882
特別利益
固定資産売却益 - 135
投資有価証券売却益 1,110 -
特別利益合計 1,110 135
特別損失
投資有価証券評価損 - 119
固定資産処分損 491 1,229
店舗閉鎖損失 2,968 3,380
のれん償却額 3,368 -
関係会社整理損 402 -
事業構造改善費用 4,987 4,774
その他 320 191
特別損失合計 12,538 9,694
税金等調整前四半期純利益 13,080 17,323
法人税等 4,355 6,165
四半期純利益 8,724 11,157
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
161 △295
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 8,562 11,452
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 8,724 11,157
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,796 △3,405
繰延ヘッジ損益 53 △2
為替換算調整勘定 467 △643
退職給付に係る調整額 181 △1,037
持分法適用会社に対する持分相当額 3,071 35
その他の包括利益合計 7,570 △5,052
四半期包括利益 16,295 6,104
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 15,953 6,540
非支配株主に係る四半期包括利益 342 △435
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積もり、税引前四半期
純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
(会計方針の変更)
(在外連結子会社の消化仕入取引に係る売上高の会計処理)
当社グループは、顧客への商品の販売と同時に取引先より商品を仕入れる、いわゆる消化仕入取引について、
「売上高」及び「売上原価」のいずれにも取引金額を計上しておりますが、第1四半期連結会計期間より、国際
財務報告基準に準拠した財務諸表を作成している在外連結子会社の消化仕入取引について、売上総利益相当額を
「売上高」に計上する会計処理に変更しております。
この結果、該当取引に係る収益については、総額表示から純額表示に変更されております。
当該変更は遡及適用しており、前第3四半期連結会計期間及び前第3四半期連結累計期間については遡及適用
後の四半期連結財務諸表になっております。この結果、遡及適用前と比較して、前第3四半期連結累計期間の売
上高及び売上原価がそれぞれ8,881百万円減少しておりますが、売上総利益、営業利益、経常利益及び税金等調整
前四半期純利益に与える影響はありません。
なお、セグメント情報に与える影響については、(セグメント情報等)に記載しております。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の
区分に表示しております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
クレジッ 合計
(注)1 (注)2 計上額
百貨店業 ト・金融・ 不動産業 計
(注)3
友の会業
売上高
外部顧客への売上高 846,018 16,698 20,782 883,498 59,324 942,823 - 942,823
セグメント間の内部売
2,257 12,872 12,064 27,195 52,745 79,940 △79,940 -
上高又は振替高
計 848,275 29,571 32,847 910,694 112,069 1,022,763 △79,940 942,823
セグメント利益又は損失
13,827 4,157 4,939 22,924 △973 21,951 258 22,209
(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、小売・専門店業、製造・輸出入
等・卸売業、物流業、人材サービス業、情報処理サービス業、旅行業、美容業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額258百万円は、セグメント間取引消去等であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
(単位:百万円)
報告セグメント
クレジット・ その他 合計
百貨店業 金融・ 不動産業 計
友の会業
減損損失 1,980 - - 1,980 758 2,738
(注)減損損失のうち2,286百万円は店舗閉鎖損失に、138百万円は関係会社整理損に、314百万円は特別損失のその他
に含まれております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
クレジッ 合計
(注)1 (注)2 計上額
百貨店業 ト・金融・ 不動産業 計
(注)3
友の会業
売上高
外部顧客への売上高 837,746 17,225 20,590 875,562 26,137 901,699 - 901,699
セグメント間の内部売
2,246 12,431 12,988 27,666 42,121 69,788 △69,788 -
上高又は振替高
計 839,992 29,657 33,578 903,228 68,258 971,487 △69,788 901,699
セグメント利益又は損失
15,015 5,576 5,252 25,843 △369 25,474 △32 25,442
(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、小売・専門店業、製造・輸出入
等・卸売業、物流業、人材サービス業、情報処理サービス業、旅行業、美容業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額△32百万円は、セグメント間未実現利益等であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
(単位:百万円)
報告セグメント
クレジット・ その他 合計
百貨店業 金融・ 不動産業 計
友の会業
減損損失 3,042 - - 3,042 183 3,225
(注)減損損失のうち3,132百万円は店舗閉鎖損失に、93百万円は特別損失のその他に含まれております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準に準拠した財務諸表を作成
している在外連結子会社の消化仕入取引について、売上総利益相当額を「売上高」に計上する会計処理に変更し、
遡及適用しております。この変更に伴い、該当取引に係る収益については、総額表示から純額表示に変更され、
遡及適用前と比較して前第3四半期連結累計期間の「百貨店業」における外部顧客への売上高は、8,881百万円減
少しております。なお、セグメント利益に与える影響はありません。
また、第1四半期連結会計期間より、従来、報告セグメントとして開示しておりました「小売・専門店業」は
量的な重要性が低下したため、報告セグメントから除外し「その他」としております。なお、前第3四半期連結
累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
重要な資産の譲渡について
当社は、2018年11月27日開催の取締役会において、当社完全子会社である株式会社三越伊勢丹の所有する固定
資産の譲渡を決議し、2018年11月30日付で契約締結し、2019年1月17日に譲渡いたしました。
1.譲渡の理由
経営資源の有効活用による資産の効率化と財務体質の強化を図るため、以下の資産を譲渡することといたしま
した。
2.譲渡資産の概要
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目33番8号
資産の内容 土地(2,696.89㎡)、建物(15,947.93㎡)
現況 賃貸用不動産
譲渡益 約294億円
3.譲渡先の概要
譲渡先は一般事業法人ですが、守秘義務により公表を差し控えさせていただきます。
なお、当社及び連結子会社と譲渡先の間には、資本関係、人的関係、取引関係はなく、当社及び連結子会社の
関連当事者には該当しません。
4.譲渡の日程
取締役会決定日 2018年11月27日
売買契約締結日 2018年11月30日
物件引渡日 2019年1月17日
5.損益に与える影響
当該固定資産の譲渡に伴い、2019年3月期第4四半期連結会計期間におきまして、固定資産売却益約294億円の
特別利益を計上する見込みであります。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
3.補足情報
(1)連結業績の概要 (単位:百万円)
当第3四半期累計期間 前第3四半期累計期間
項目 前年差 前年比
(2018年4月~12月) (2017年4月~12月)
連結売上高 901,699 942,823 △ 41,124 95.6%
連結売上総利益 264,391 277,872 △ 13,481 95.1%
連結販売費及び一般管理費 238,949 255,662 △ 16,713 93.5%
宣伝費 ※ 13,885 15,047 △ 1,162 92.3%
ポイント関連費 16,679 18,255 △ 1,576 91.4%
人件費 81,037 87,357 △ 6,319 92.8%
減価償却費 19,288 18,845 443 102.4%
地代家賃 27,328 30,550 △ 3,222 89.5%
業務委託費 25,657 25,677 △ 19 99.9%
その他 55,072 59,928 △ 4,856 91.9%
連結営業利益 25,442 22,209 3,232 114.6%
連結経常利益 26,882 24,508 2,373 109.7%
親会社株主に帰属する
11,452 8,562 2,889 133.7%
四半期純利益
※ 2018年3月期まで「その他」に含めておりました手数料の一部は、2019年3月期から「宣伝費」に含まれております。
(2)三越伊勢丹個別の業績の概要
①業績の概要 (単位:百万円)
当第3四半期累計期間 前第3四半期累計期間
項目 前年差 前年比
(2018年4月~12月) (2017年4月~12月)
売上高 480,173 485,875 △ 5,701 98.8%
売上総利益 137,477 137,986 △ 508 99.6%
販売費及び一般管理費 130,416 131,632 △ 1,215 99.1%
宣伝費 ※ 6,027 5,967 60 101.0%
ポイント関連費 8,007 8,478 △ 470 94.4%
人件費 41,698 42,520 △ 822 98.1%
減価償却費 7,784 7,567 216 102.9%
地代家賃 8,340 8,957 △ 616 93.1%
業務委託費 15,876 14,873 1,002 106.7%
その他 42,681 43,268 △ 586 98.6%
営業利益 17,027 16,678 348 102.1%
経常利益 19,418 17,779 1,639 109.2%
四半期純利益 10,543 10,030 512 105.1%
※ 2018年3月期まで「その他」に含めておりました手数料の一部は、2019年3月期から「宣伝費」に含まれております。
②店別売上高 (単位:百万円)
当第3四半期累計期間 前第3四半期累計期間
店舗名 前年差 前年比
(2018年4月~12月) (2017年4月~12月)
伊勢丹新宿本店 217,347 204,079 13,268 106.5%
三越日本橋本店 111,611 119,672 △ 8,061 93.3%
三越銀座店 68,901 65,429 3,472 105.3%
伊勢丹立川店 27,139 26,791 347 101.3%
伊勢丹浦和店 30,486 30,410 75 100.2%
伊勢丹相模原店 14,202 14,777 △ 575 96.1%
伊勢丹府中店 10,484 11,205 △ 721 93.6%
伊勢丹松戸店 - 13,508 △ 13,508 -
計 480,173 485,875 △ 5,701 98.8%
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)国内グループ百貨店の売上高の状況 (単位:百万円)
当第3四半期累計期間 前第3四半期累計期間
会社名 前年差 前年比
(2018年4月~12月) (2017年4月~12月)
札幌丸井三越 48,664 48,844 △ 180 99.6%
函館丸井今井 5,471 5,750 △ 279 95.1%
仙台三越 24,490 25,106 △ 616 97.5%
名古屋三越 50,598 49,161 1,436 102.9%
静岡伊勢丹 14,102 14,756 △ 654 95.6%
新潟三越伊勢丹 32,974 33,455 △ 480 98.6%
広島三越 10,799 11,458 △ 658 94.3%
高松三越 17,282 17,416 △ 133 99.2%
松山三越 10,036 10,468 △ 432 95.9%
岩田屋三越 88,706 89,124 △ 417 99.5%
(4)免税売上高の状況 (単位:百万円)
当第3四半期累計期間 前第3四半期累計期間
会社名 前年差 前年比
(2018年4月~12月) (2017年4月~12月)
伊勢丹新宿本店 22,508 21,292 1,215 105.7%
三越日本橋本店 2,598 1,951 646 133.1%
三越銀座店 20,367 17,327 3,040 117.5%
その他 385 343 41 112.1%
三越伊勢丹計 45,860 40,916 4,943 112.1%
札幌丸井三越 2,845 2,362 483 120.5%
名古屋三越 2,368 1,663 705 142.4%
岩田屋三越 4,497 3,036 1,460 148.1%
その他 879 604 275 145.6%
国内地域百貨店計 10,591 7,666 2,924 138.1%
国内百貨店計 56,451 48,583 7,868 116.2%
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