3099 ミツコシイセタン 2019-05-08 15:00:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月8日
上 場 会 社 名 株式会社三越伊勢丹ホールディングス 上場取引所 東・福
コ ー ド 番 号 3099 URL https://www.imhds.co.jp
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 杉江 俊彦
チーフオフィサー室広報・IR
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 神山 大 (TEL) 03-6730-5003
ディビジョン長
定時株主総会開催予定日 2019年6月17日 配当支払開始予定日 2019年6月18日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月17日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( 証券アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期の連結業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 1,196,803 △4.7 29,229 19.7 31,995 17.1 13,480 -
2018年3月期 1,256,386 - 24,413 2.0 27,325 △0.3 △960 -
(注) 包括利益 2019年3月期 2,520百万円( △71.0%) 2018年3月期 8,688百万円( △34.6%)
当連結会計年度より、国際財務報告基準に準拠した財務諸表を作成している在外連結子会社の消化仕入取引について、売上総利益相当額を
「売上高」に計上する純額表示に変更しております。2018年3月期については遡及適用後の数値を記載しておりますが、対前期増減率は上記
変更に伴い一部記載しておりません。
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年3月期 34.58 34.41 2.3 2.5 2.4
2018年3月期 △2.47 - △0.2 2.1 1.9
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 3,058百万円 2018年3月期 3,548百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用
したため、2018年3月期は、遡及適用後の数値となっております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 1,247,427 585,715 46.1 1,475.74
2018年3月期 1,275,535 588,091 45.2 1,478.74
(参考) 自己資本 2019年3月期 575,531百万円 2018年3月期 576,396百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 28,286 △22,450 △9,063 50,147
2018年3月期 72,972 △26,981 △52,753 53,969
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年3月期 - 6.00 - 6.00 12.00 4,676 - 0.8
2019年3月期 - 6.00 - 6.00 12.00 4,679 34.7 0.8
2020年3月期(予想) - 6.00 - 6.00 12.00 33.4
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 1,190,000 △0.6 30,000 2.6 30,000 △6.2 14,000 3.9 35.90
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 395,694,754株 2018年3月期 395,482,554株
② 期末自己株式数 2019年3月期 5,698,790株 2018年3月期 5,693,442株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 389,875,850株 2018年3月期 389,640,967株
(参考) 個別業績の概要
1.2019年3月期の個別業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 14,542 △6.6 5,195 △37.8 4,559 △35.4 △8,697 -
2018年3月期 15,572 △56.7 8,345 △66.1 7,054 △70.0 2,539 △88.7
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期 △22.31 -
2018年3月期 6.52 6.49
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 718,654 452,583 62.7 1,155.16
2018年3月期 741,614 465,692 62.5 1,189.52
(参考) 自己資本 2019年3月期 450,506百万円 2018年3月期 463,663百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料P4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………14
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………14
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………14
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………19
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………19
4.その他 …………………………………………………………………………………………………20
役員の異動 ……………………………………………………………………………………………20
-1-
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善傾向がみられたものの、自然災害に伴う訪日外国
人の減少や供給の制約などにより、消費マインドにおいてマイナス影響を及ぼしました。また、年度後半は世界経
済の不確実性が高まる中で推移いたしました。
このような中にあって、当社グループは2018年4月に「私たちの考え方」を制定し、企業の方向性を明確に定め
ました。同年11月には「私たちの考え方」をベースとした「三越伊勢丹グループ中期経営計画」を策定いたしまし
た。同計画においては、「人と時代をつなぐ三越伊勢丹グループ」の確立に向け、当社の強みを活かし、お客さま
とモノ・コト・情報を「オフライン(店舗)とオンライン(EC)でマッチング」することで新たな価値を創造し
ていくことをめざす姿として描きました。
中期経営計画の一環として、2017年度より不採算店舗の閉鎖、不採算事業の整理を進めてきた結果、大規模構造
改革は一定の目途がたちました。コスト構造改革は継続してまいりますが、2018年度は、ビジネスモデル転換に向
けた事業基盤の整備、店舗の投資や店舗事業改革等の取り組みに加えて、次の成長に向けた新しい事業へのチャレ
ンジにも着手いたしました。あわせて、コーポレート・ガバナンス体制の強化にも取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度の連結決算につきましては、売上高は1,196,803百万円(前連結会計年度比4.7%減)、
営業利益は29,229百万円(前連結会計年度比19.7%増)、経常利益は31,995百万円(前連結会計年度比17.1%増)、
親会社株主に帰属する当期純利益は13,480百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失960百万円)
となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更してお
り、比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
① 百貨店業
百貨店業におきましては、高価格帯の雑貨や衣料品、化粧品の品揃えを強化した結果、国内百貨店を中心に売上
を牽引し、既存店ベースで前年実績を上回りました。また、各社でコスト構造改革を進めてきた結果、販売管理費
を大きく削減いたしました。
お客さまの価値観、買い方、生活スタイル、加えて、市場環境も大きく変化しています。そのような中、当社グ
ループではデジタルを活用し、最高レベルでのサービスを提供するための新たな百貨店モデルの確立をめざし、
人・店舗・IT相互の力を活用したモデル転換について、先ずは基幹店において具体的取り組みに着手いたしまし
た。
三越日本橋本店においては、おもてなしを中心とし、パーソナルショッピングを強化した百貨店へと変化する大
規模改装(第1期リモデル)を2018年10月に約30年ぶりに実施いたしました。本館1階を中心に、お客さまのご要
望やご相談にお応えするカテゴリースペシャリストが常駐するデスクや特別なお客さまのラウンジを設けるなどお
客さまをおもてなしする環境を整えました。カテゴリースペシャリストと案内役のガイドがIT技術を活用のうえ、
情報連携し、ブランドやカテゴリーの垣根を超えた日本橋本店全体での商品提案を行える体制を整えました。
伊勢丹新宿本店では、世界NO.1のメンズファッションストアの実現に向け、「商品」「サービス」「空間」の磨
き上げを行いメンズ館のリモデルを15年ぶりに実施いたしました。世界最先端・最高峰のファッションの追求やカ
スタマイズできる商品の拡充、アナログとデジタルを融合したパーソナルな購買体験の提供等、お客さま一人ひと
りのご要望に寄り添える環境を整え、あわせて伊勢丹の包装紙を22年ぶりに刷新いたしました。
お客さまとの接点拡大に向け新たなオンラインビジネスにも取り組んでおります。2018年6月には定期宅配事業
「ISETAN DOOR」をスタートいたしました。2019年2月には伊勢丹新宿本店の強みを活かした化粧品オンラインスト
ア「meeco(ミーコ)」を、3月にはSNS等を活用し、お客さまと双方向で商品開発・モノづくりを行うオンライ
ン専業の「アームインアーム」を立ち上げました。
なお、限られた経営資源を新たな成長分野へ再配分するため、収益性に課題のあった伊勢丹相模原店、伊勢丹府
中店、新潟三越、岩田屋久留米店新館の営業終了を決定いたしました。(岩田屋久留米店新館につきましては2019
年3月に閉店いたしました。)営業終了に伴うご不便について深くお詫び申し上げるとともに、今までのご支援や
ご愛顧に御礼申しあげます。
このセグメントにおける、売上高は1,111,202百万円(前連結会計年度比1.8%減)、営業利益は15,313百万円
(前連結会計年度比5.7%増)となりました。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
② クレジット・金融・友の会業
クレジット・金融・友の会業につきましては、株式会社エムアイカードは、グループ外企業との連携による会員
規模の拡大やエムアイポイントの魅力度向上、既存カードの収益力強化等に重点的に取り組みました。
2018年10月に「福岡ソフトバンクホークス エムアイカード」、同年11月には「レクサス東京 エムアイカードプ
ラス プラチナ」等の新規カードを発行する等、お客さまのニーズに合わせたカードのラインナップを揃えること
で、会員数の拡大を図りました。また、グループのポイントプログラムである「エムアイポイント」は、活用範囲
をグループ外に拡大しております。当年度は新たに35社とのポイント交換を開始することで、お客さまの百貨店以
外でのご利用を促進し、収益力向上に取り組みました。
このセグメントにおける、売上高は39,116百万円(前連結会計年度比0.5%増)、営業利益は6,422百万円(前連
結会計年度比19.7%増)となりました。
③ 不動産業
不動産業におきましては、商業不動産事業として2018年3月に横浜のジョイナスに食特化型ストアの新たな商業
施設「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA」、同年4月には国分寺駅北口に地域密着型の商業施設「ミーツ国分寺」を開
業し、商業施設運営を推進しております。
海外においては、野村不動産株式会社とフィリピン大手不動産会社のFederal Land Incorporatedとの共同事業
で、フィリピンでのレジデンスおよび商業施設の複合不動産開発プロジェクトに継続して取り組み、2018年11月に
レジデンス第1期の販売を開始いたしました。また、商業施設部分において、百貨店とは異なる新しい複合商業施
設の名称を「MITSUKOSHI」とし、「食」を中心としたショップや業態の誘致・展開をめざしていくことを発表いた
しました。
また、株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインは、業務運営の効率化、生産性向上を図るため、2019年4月1
日付でビルマネジメント事業を株式会社三越伊勢丹アイムファシリティーズ(旧社名「株式会社アイム環境ビル管
理」)へ事業承継いたしました。
このセグメントにおける、売上高は48,303百万円(前連結会計年度比7.2%増)、営業利益は7,786百万円(前連
結会計年度比17.7%増)となりました。
④ その他
その他の事業におきましては、構造改革の一環として、不採算であった通信販売事業やファッションブランド事
業を終了いたしました。不採算事業の整理により売上高は減少しましたが、経費構造への取り組みによりセグメン
ト収益が改善しました。
また、今後の成長が見込める旅行事業においては、株式会社三越伊勢丹旅行と株式会社ニッコウトラベルを2019
年4月に企業統合し、効率化を図るとともに統合効果の追求を通じお客さまへの提供価値を高めてまいります。
美容事業に関しては、株式会社ソシエ・ワールドが当社グループ内店舗への出店をいたしましたが、美容に対す
るお客さまのニーズの多様化や競争激化により売上高の減少が続いており、今後も早急な業績の回復が見込めない
ことから、当連結会計年度において特別損失としてのれん等の減損損失を126億円計上いたしました。
このセグメントにおける、売上高は88,970百万円(前連結会計年度比38.8%減)、営業損失は302百万円(前連結
会計年度は営業損失2,252百万円)となりました。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は1,247,427百万円となり、前連結会計年度末に比べ28,108百万円減少しました。これ
は主に、無形固定資産が減少したことと、現金及び預金が減少したことなどによるものです。
負債合計では661,711百万円となり、前連結会計年度末から25,732百万円減少しました。これは主に、支払手形及
び買掛金が減少したことと、繰延税金負債が減少したことなどによるものです。
また、純資産は585,715百万円となり、前連結会計年度末から2,376百万円減少しました。これは主に、親会社株
主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が増加した一方で、為替換算調整勘定及び、その他有価証券評
価差額金が減少したことなどによるものです。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて3,822百万円減少し、50,147百万円
となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、28,286百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ収入が44,685百万円
減少しました。これは主に、売上債権が増加(前期は減少)したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、22,450百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ支出が4,530百万円減
少しました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が発生した一方で、有形及び無形固定資産の売却による
よる収入が発生したことなどによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、9,063百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ支出が43,689百万円減
少しました。これは主に、有利負債の返済による支出が減少したことなどによるものです。
(4)今後の見通し
次期(2020年3月期)の通期業績見通しにつきまして、連結売上高1,190,000百万円(前連結会計年度比0.6%
減)、連結営業利益30,000百万円(前連結会計年度比2.6%増)、連結経常利益30,000百万円(前連結会計年度比
6.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益14,000百万円(前連結会計年度比3.9%増)を見込んでおります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、企業価値の長期的な向上を図りつつ株主の皆様への利益還元を行っております。
配当につきましては、経営環境、業績、財務の健全性を総合的に勘案しながら、安定的な配当水準を維持するこ
とを基本姿勢としております。
この方針に基づき、当期の配当金につきましては、中間配当6円に期末配当6円を加えた12円といたしたく存じ
ます。
また、次期につきましては、中間配当6円に期末配当6円を加えた年間12円の配当を予定しております。
なお、内部留保金につきましては、既存および新規の事業への投資を中心にこれを充当し、企業価値の向上を図
ってまいります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは日本基準を適用しております。将来のIFRS(国際財務報告基準)の適用について、国内外の
動向も踏まえて、適切に対応していく方針であります。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 55,710 47,345
受取手形及び売掛金 134,082 137,239
有価証券 380 405
商品 50,164 45,487
製品 427 112
仕掛品 374 619
原材料及び貯蔵品 924 615
その他 26,853 38,542
貸倒引当金 △3,194 △2,116
流動資産合計 265,723 268,251
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 502,921 494,190
減価償却累計額 △328,772 △320,858
建物及び構築物(純額) 174,148 173,332
土地 539,724 539,852
建設仮勘定 8,035 6,426
その他 83,812 76,757
減価償却累計額 △61,096 △56,615
その他(純額) 22,715 20,142
有形固定資産合計 744,624 739,754
無形固定資産
ソフトウエア 22,534 19,867
のれん 6,794 23
その他 30,035 23,334
無形固定資産合計 59,364 43,225
投資その他の資産
投資有価証券 126,673 122,849
長期貸付金 332 278
差入保証金 59,288 53,997
退職給付に係る資産 3,476 3,503
繰延税金資産 9,634 9,975
その他 6,537 5,591
貸倒引当金 △250 △162
投資その他の資産合計 205,691 196,034
固定資産合計 1,009,680 979,014
繰延資産
社債発行費 132 161
繰延資産合計 132 161
資産合計 1,275,535 1,247,427
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 113,119 106,486
1年内償還予定の社債 10,000 -
短期借入金 30,672 22,446
コマーシャル・ペーパー - 4,000
未払法人税等 5,272 4,848
商品券 82,084 79,814
賞与引当金 12,466 12,253
ポイント引当金 9,686 9,690
商品券回収損引当金 29,258 31,014
その他 108,921 102,150
流動負債合計 401,482 372,704
固定負債
社債 30,000 40,000
長期借入金 69,300 70,300
繰延税金負債 129,793 123,970
退職給付に係る負債 37,597 37,729
関係会社事業損失引当金 105 103
持分法適用に伴う負債 1,874 1,402
その他 17,292 15,501
固定負債合計 285,961 289,007
負債合計 687,444 661,711
純資産の部
株主資本
資本金 50,461 50,573
資本剰余金 322,807 322,770
利益剰余金 193,239 202,040
自己株式 △9,294 △9,300
株主資本合計 557,214 566,084
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,094 6,448
繰延ヘッジ損益 39 42
為替換算調整勘定 9,858 4,964
退職給付に係る調整累計額 △810 △2,008
その他の包括利益累計額合計 19,182 9,446
新株予約権 2,028 2,077
非支配株主持分 9,666 8,106
純資産合計 588,091 585,715
負債純資産合計 1,275,535 1,247,427
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 1,256,386 1,196,803
売上原価 889,103 848,521
売上総利益 367,282 348,282
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 20,365 19,114
ポイント引当金繰入額 723 84
給料手当及び賞与 96,381 88,482
退職給付費用 4,600 4,138
貸倒引当金繰入額 576 103
減価償却費 25,272 25,734
地代家賃 40,820 36,198
業務委託費 34,866 33,961
その他 119,262 111,234
販売費及び一般管理費合計 342,869 319,052
営業利益 24,413 29,229
営業外収益
受取利息 732 715
受取配当金 1,402 702
持分法による投資利益 3,548 3,058
未回収商品券受入益 5,550 5,747
固定資産受贈益 2,182 2,645
その他 1,435 977
営業外収益合計 14,851 13,846
営業外費用
支払利息 839 770
固定資産除却損 1,615 1,342
商品券回収損引当金繰入額 5,500 5,744
その他 3,984 3,223
営業外費用合計 11,939 11,080
経常利益 27,325 31,995
-7-
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
特別利益
固定資産売却益 85 29,961
投資有価証券売却益 1,147 -
その他 - 54
特別利益合計 1,232 30,015
特別損失
固定資産処分損 963 2,580
減損損失 11,187 32,447
店舗閉鎖損失 2,415 4,166
のれん償却額 3,368 -
投資有価証券評価損 - 251
関係会社整理損 1,049 -
事業譲渡損 1,120 -
事業構造改善費用 5,030 5,828
その他 989 1,491
特別損失合計 26,124 46,766
税金等調整前当期純利益 2,433 15,244
法人税、住民税及び事業税 5,807 5,878
法人税等調整額 △2,527 △3,213
法人税等合計 3,279 2,664
当期純利益又は当期純損失(△) △845 12,579
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
114 △900
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
△960 13,480
帰属する当期純損失(△)
-8-
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 △845 12,579
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,744 △2,380
繰延ヘッジ損益 38 3
為替換算調整勘定 1,027 △1,400
退職給付に係る調整額 943 △1,186
持分法適用会社に対する持分相当額 5,780 △5,094
その他の包括利益合計 9,534 △10,058
包括利益 8,688 2,520
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 8,288 3,745
非支配株主に係る包括利益 400 △1,224
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 50,328 322,699 195,184 △9,286 558,925
当期変動額
新株の発行 132 132 265
剰余金の配当 △4,675 △4,675
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
△960 △960
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
自己株式の取得 △8 △8
自己株式の処分 △0 0 0
連結及び持分法適用
3,690 3,690
範囲の変動
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △23 △23
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 132 108 △1,945 △7 △1,711
当期末残高 50,461 322,807 193,239 △9,294 557,214
その他の包括利益累計額
その他 退職給付に その他の 非支配
繰延ヘッジ 為替換算 新株予約権 純資産合計
有価証券 係る 包括利益 株主持分
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 5,989 0 5,697 △1,754 9,933 1,946 8,977 579,782
当期変動額
新株の発行 265
剰余金の配当 △4,675
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
△960
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
自己株式の取得 △8
自己株式の処分 0
連結及び持分法適用
3,690
範囲の変動
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △23
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 4,105 39 4,160 943 9,248 81 689 10,019
額)
当期変動額合計 4,105 39 4,160 943 9,248 81 689 8,308
当期末残高 10,094 39 9,858 △810 19,182 2,028 9,666 588,091
-10-
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 50,461 322,807 193,239 △9,294 557,214
当期変動額
新株の発行 112 112 224
剰余金の配当 △4,677 △4,677
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
13,480 13,480
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
自己株式の取得 △7 △7
自己株式の処分 △0 0 0
連結及び持分法適用
△1 △1
範囲の変動
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △149 △149
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 112 △37 8,801 △6 8,869
当期末残高 50,573 322,770 202,040 △9,300 566,084
その他の包括利益累計額
その他 退職給付に その他の 非支配
繰延ヘッジ 為替換算 新株予約権 純資産合計
有価証券 係る 包括利益 株主持分
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 10,094 39 9,858 △810 19,182 2,028 9,666 588,091
当期変動額
新株の発行 224
剰余金の配当 △4,677
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
13,480
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
自己株式の取得 △7
自己株式の処分 0
連結及び持分法適用
△1
範囲の変動
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △149
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △3,646 3 △4,893 △1,198 △9,735 49 △1,559 △11,246
額)
当期変動額合計 △3,646 3 △4,893 △1,198 △9,735 49 △1,559 △2,376
当期末残高 6,448 42 4,964 △2,008 9,446 2,077 8,106 585,715
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,433 15,244
減価償却費 28,315 27,893
減損損失 12,845 36,067
のれん償却額 4,323 777
貸倒引当金の増減額(△は減少) △706 △1,162
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △3,205 △614
受取利息及び受取配当金 △2,134 △1,417
支払利息 839 770
持分法による投資損益(△は益) △3,548 △3,058
固定資産売却損益(△は益) 67 △29,961
固定資産処分損益(△は益) 2,578 4,498
投資有価証券評価損益(△は益) - 251
売上債権の増減額(△は増加) 11,182 △16,630
たな卸資産の増減額(△は増加) 8,075 3,445
仕入債務の増減額(△は減少) △2,647 △3,511
未払費用の増減額(△は減少) 1,042 △87
未払金の増減額(△は減少) 7,901 △364
その他 4,559 △1,517
小計 71,923 30,623
利息及び配当金の受取額 4,920 4,185
利息の支払額 △847 △769
法人税等の支払額 △3,025 △5,753
営業活動によるキャッシュ・フロー 72,972 28,286
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △1,295 △396
定期預金の払戻による収入 1,284 1,213
短期貸付金の純増減額(△は増加) 8 698
有形固定資産の取得による支出 △24,761 △52,077
有形及び無形固定資産の売却による収入 1,116 33,968
無形固定資産の取得による支出 △5,535 △5,964
有価証券及び投資有価証券の取得による支出 △3,735 △4,450
有価証券及び投資有価証券の売却及び償還によ
4,606 475
る収入
敷金及び保証金の回収による収入 3,914 3,701
敷金及び保証金の差入による支出 △1,160 △176
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
- 1,315
る収入
その他 △1,423 △758
投資活動によるキャッシュ・フロー △26,981 △22,450
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △11,944 △7,260
長期借入れによる収入 12,000 12,000
長期借入金の返済による支出 △30,000 △12,000
社債の発行による収入 19,894 9,943
社債の償還による支出 - △10,000
コマ ー シャ ル・ ペ ー パー の 純 増 減額 ( △ は減
△37,000 4,000
少)
配当金の支払額 △4,674 △4,684
自己株式の売却による収入 0 0
自己株式の取得による支出 △8 △7
非支配株主への配当金の支払額 △105 △104
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△353 △379
による支出
その他 △561 △570
財務活動によるキャッシュ・フロー △52,753 △9,063
現金及び現金同等物に係る換算差額 432 △595
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △6,329 △3,822
現金及び現金同等物の期首残高 60,024 53,969
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
275 -
額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 53,969 50,147
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(在外連結子会社の消化仕入取引に係る売上高の会計処理)
当社グループは、顧客への商品の販売と同時に取引先より商品を仕入れる、いわゆる消化仕入取引について、
「売上高」及び「売上原価」のいずれにも取引金額を計上しておりますが、当連結会計年度より、国際財務報告基
準に準拠した財務諸表を作成している在外連結子会社の消化仕入取引について、売上総利益相当額を「売上高」に
計上する会計処理に変更しております。
この結果、該当取引に係る収益については、総額表示から純額表示に変更されております。
当該変更は遡及適用しており、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表になっております。この結
果、遡及適用前と比較して、前連結会計年度の売上高及び売上原価がそれぞれ12,478百万円減少しておりますが、
売上総利益、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益に与える影響はありません。
なお、セグメント情報に与える影響については、(セグメント情報等)に記載しております。
(表示方法の変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期
首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示し
ております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは百貨店業を中心に事業別のセグメントから構成されており、サービス内容・経済的特徴を考慮し
た上で集約し、「百貨店業」、「クレジット・金融・友の会業」、「不動産業」を報告セグメントとしておりま
す。
「百貨店業」は、衣料品・身廻品・雑貨・家庭用品・食料品等の販売を行っております。「クレジット・金融・
友の会業」は、クレジットカード・貸金・損害保険代理・生命保険募集代理・友の会運営等を行っております。
「不動産業」は、不動産賃貸・建物内装・ビルメンテナンス等を行っております。
なお、当連結会計年度より、従来、報告セグメントとして開示しておりました「小売・専門店業」は量的な重要
性が低下したため、報告セグメントから除外し「その他」としております。前連結会計年度のセグメント情報につ
いては、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と
同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替
高は、市場実勢価格に基づいております。
会計方針の変更に記載のとおり、当連結会計年度より、国際財務報告基準に準拠した財務諸表を作成している在
外連結子会社の消化仕入取引について、売上総利益相当額を「売上高」に計上する会計処理に変更し、遡及適用し
ております。この変更に伴い、該当取引に係る収益については、総額表示から純額表示に変更され、遡及適用前と
比較して前連結会計年度の「百貨店業」における外部顧客への売上高は、12,478百万円減少しております。なお、
セグメント利益に与える影響はありません。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
その他 調整額
クレジット・ 合計 計上額
(注)1 (注)2
百貨店業 金融・友の会 不動産業 計 (注)3
業
売上高
外部顧客への売上高 1,129,478 21,656 27,708 1,178,844 77,541 1,256,386 - 1,256,386
セグメント間の内部
売上高又は振替高
2,528 17,249 17,362 37,140 67,899 105,040 △105,040 -
計 1,132,007 38,906 45,071 1,215,985 145,441 1,361,426 △105,040 1,256,386
セグメント利益又は損
失(△)
14,484 5,364 6,614 26,462 △2,252 24,209 203 24,413
セグメント資産 1,060,147 218,058 151,861 1,430,067 85,669 1,515,737 △240,201 1,275,535
その他の項目
減価償却費 17,243 2,854 957 21,054 7,461 28,515 △200 28,315
減損損失 (注)4 8,299 - 100 8,399 4,445 12,845 - 12,845
持分法適用会社への
投資額
75,431 - - 75,431 5,091 80,523 - 80,523
有形固定資産及び無形
固定資産の増加額
24,745 1,837 5,734 32,317 6,443 38,760 △313 38,446
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、小売・専門店業、製造・輸出入
等・卸売業、物流業、人材サービス業、情報処理サービス業、旅行業、美容業等を含んでおります。
2 調整額は、以下の通りであります。
(1)セグメント利益の調整額203百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(2)セグメント資産の調整額△240,201百万円は、セグメント間債権債務消去等であります。
(3)減価償却費の調整額△200百万円は、セグメント間未実現利益であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△313百万円は、セグメント間取引消去及び
セグメント間未実現利益等であります。
3 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行なっております。
4 連結損益計算書においては、上記減損損失のうち、1,115百万円は「店舗閉鎖損失」に、228百万円は「関係
会社整理損」に、314百万円は「その他」に含まれております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
その他 調整額
クレジット・ 合計 計上額
(注)1 (注)2
百貨店業 金融・友の会 不動産業 計 (注)3
業
売上高
外部顧客への売上高 1,108,536 22,458 31,258 1,162,253 34,550 1,196,803 - 1,196,803
セグメント間の内部
売上高又は振替高
2,665 16,658 17,044 36,368 54,420 90,788 △90,788 -
計 1,111,202 39,116 48,303 1,198,621 88,970 1,287,592 △90,788 1,196,803
セグメント利益又は損
失(△)
15,313 6,422 7,786 29,522 △302 29,220 9 29,229
セグメント資産 1,028,103 227,796 153,361 1,409,261 51,250 1,460,511 △213,084 1,247,427
その他の項目
減価償却費 17,062 3,073 998 21,134 6,980 28,114 △221 27,893
減損損失 (注)4 23,097 - 181 23,279 12,788 36,067 - 36,067
持分法適用会社への
投資額
79,845 - - 79,845 - 79,845 - 79,845
有形固定資産及び無形
固定資産の増加額
44,575 1,259 5,774 51,608 5,317 56,926 △400 56,526
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、小売・専門店業、製造・輸出入
等・卸売業、物流業、人材サービス業、情報処理サービス業、旅行業、美容業等を含んでおります。
2 調整額は、以下の通りであります。
(1)セグメント利益の調整額9百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(2)セグメント資産の調整額△213,084百万円は、セグメント間債権債務消去等であります。
(3)減価償却費の調整額△221百万円は、セグメント間未実現利益であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△400百万円は、セグメント間取引消去及び
セグメント間未実現利益等であります。
3 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行なっております。
4 連結損益計算書においては、上記減損損失のうち、3,620百万円は「店舗閉鎖損失」に含まれております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
全社・消去 合計
クレジット・金 (注)
百貨店業 不動産業 計
融・友の会業
当期償却額 - - - - 4,323 - 4,323
当期末残高 - - - - 6,794 - 6,794
(注)のれんは主に企業結合(SWPホールディングス株式会社及び株式会社ニッコウトラベルの株式取得)により発
生したものであります。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
全社・消去 合計
クレジット・金 (注)
百貨店業 不動産業 計
融・友の会業
当期償却額 - - - - 777 - 777
当期末残高 - - - - 23 - 23
(注)当連結会計年度に、のれんの減損損失(5,993百万円)を計上しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 1,478.74円 1,475.74円
1株当たり当期純利益又は1株当た
△2.47円 34.58円
り当期純損失(△)
潜在株式調整後
-円 34.41円
1株当たり当期純利益
(注) 1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、
1株当たり当期純損失のため、記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の
算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期
純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △960 13,480
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益又は親会社株主に帰属する △960 13,480
当期純損失(△)(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 389,640 389,875
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
普通株式増加数(千株) 1,787 1,844
(うち新株予約権)(千株) (1,787) (1,844)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整
後1株当たり当期純利益の算定に含まれな - -
かった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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4.その他
役員の異動
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他の役員の異動(2019 年 6 月 17 日付予定)
(1)新任取締役候補
い ぐら ひでひこ
取 締 役 伊倉 秀彦 (現 当社 常務執行役員 CFO(※)
兼 株式会社三越伊勢丹 取締役)
※CFO(チーフ・フィナンシャル・オフィサー)
いいじま まさ み
社外取締役 飯島 彰己 (現 三井物産株式会社 代表取締役会長)
ど い み わ こ
社外取締役 土井 美和子 (現 国立研究開発法人情報通信研究機構 監事)
お や ま だ たかし
社外取締役 小山田 隆 (現 株式会社三菱UFJ銀行 特別顧問)
(2)退任予定取締役
し らい としのり
取 締 役 白井 俊徳 (現 当社 取締役常務執行役員 社長付)
当社 常勤監査役 就任予定
うつ だ しょうえい
社外取締役 槍田 松瑩 (現 三井物産株式会社 顧問)
い だ よしのり
社外取締役 井田 義則 (現 いすゞ自動車株式会社 特別相談役)
なが やす かつ のり
社外取締役 永易 克典 (現 株式会社三菱UFJ銀行 特別顧問)
(3)新任監査役候補
し らい としのり
常勤監査役 白井 俊徳 (現 当社 取締役常務執行役員 社長付)
(4)退任予定監査役
た けだ ひで のり
常勤監査役 竹田 秀成
以 上
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