3099 ミツコシイセタン 2020-07-29 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月29日
上 場 会 社 名 株式会社三越伊勢丹ホールディングス 上場取引所 東・福
コ ー ド 番 号 3099 URL https://www.imhds.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表執行役社長 (氏名) 杉江 俊彦
問合せ先責任者 (役職名) チーフオフィサー室広報・IR部長 (氏名) 神山 大 (TEL) 03-6730-5003
四半期報告書提出予定日 2020年7月31日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 証券アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属す
売上高 営業利益 経常利益
る四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 131,698 △53.3 △8,989 - △9,859 - △30,584 -
2020年3月期第1四半期 282,268 △1.6 8,054 △10.9 8,717 △10.1 6,016 30.8
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △33,842百万円( -%) 2020年3月期第1四半期 4,751百万円( 69.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △80.44 -
2020年3月期第1四半期 15.42 15.37
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 1,169,609 514,870 43.4
2020年3月期 1,223,800 550,161 44.3
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期 507,376百万円 2020年3月期 542,345百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 6.00 - 6.00 12.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 3.00 - 6.00 9.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 823,000 △26.5 △38,000 - △41,000 - △60,000 - △157.81
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成
に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 396,172,954株 2020年3月期 396,100,954株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 15,939,014株 2020年3月期 15,938,328株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 380,205,254株 2020年3月期1Q 390,036,774株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の
前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大き
く異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P3
「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………10
-1-
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)における我が国経済は、世界的な新型コロナウイル
ス感染症の拡大により、内外経済が急減速し大幅に悪化して推移いたしました。3月には外国人の国内への入国制限に
よりインバウンド需要がほぼ消失し、4月以降、緊急事態宣言の発令・延長により、宿泊・飲食サービス、運輸・小売
業等は、外出自粛や消費マインドの冷え込みにより個人消費が低迷し、企業業績に大きな悪影響をもたらしました。緊
急事態宣言が全国で5月25日に解除された後も、世界規模での収束の兆しが見えない中、国内においても第2波、第3
波への懸念が残り、景気回復動向を正確に予測することは困難な状況にあり、個人消費、消費マインドの改善に時間が
かかることが見込まれます。
このような状況の中、当社グループ店舗は、緊急事態宣言下における外出自粛要請に応え、お客さまや従業員の安
心・安全を第一に考え、4月より臨時休業(一部店舗は部分休業や営業時間の短縮)を実施しておりました。「安心・
安全志向」「働き方改革」「デジタルシフト」等、生活様式や消費行動の大きな変化が見込まれる中で、安心・安全の
取り組みを徹底するとともに、お客さまのニーズにお応えする価値提供や、新しいコミュニケーションの在り方を検討
してまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は131,698百万円(前年同四半期比53.3%減)、営業損失
は8,989百万円(前年同四半期は営業利益8,054百万円)、経常損失は9,859百万円(前年同四半期は経常利益8,717百万
円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は30,584百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益6,016百
万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言を受けて、4月より臨時休業(一部
店舗は部分休業や営業時間の短縮)を実施し、また訪日外国人の入国制限によりインバウンドによる売上がほぼ消失し
た結果、売上高は大きく減少いたしました。
5月中旬以降、緊急事態宣言が解除された地域からの段階的な営業再開にあたり、全国の大規模店舗においてサーモ
グラフィーを導入し、お客さまや従業員の検温の徹底、マスクの着用、定期的な消毒を実施することで、「安心・安
全」に関わる取り組みを徹底してまいりました。営業再開後も消費行動の自粛が続き、客数は前年を大きく下回り推移
しております。また、夏のクリアランスにつきましては、開催時期を分散させることにより、店内の密の回避に向けた
取り組みを推進してまいりました。
EC事業におきましては、休業期間中も一部営業を続け、店舗の営業再開に先行して全面営業再開し、新しい施策・
サービスを展開してまいりました。6月には新しいオンラインサイトやアプリをリリースし、オンラインでもオフライ
ンでも同等のサービスが受けられるようインフラの整備を進めております。例年に先んじてオンライン上のセールを開
始、また、自宅にいながら販売員と繋がるOne to oneサービスにも着手しております。伊勢丹新宿本店においては、ご
来店に不安のあるお客さまが安心して相談しお買い上げいただけるようランドセルのオンライン販売・相談を実施いた
しました。あわせて、販売をオンライン限定で40ブランド100種類以上のマスクをそろえた「#みんなでマスク」チャリ
ティプロジェクト等のウィズコロナ、アフターコロナの施策を進めてまいりました。EC事業におきましては、以上の
ような店舗と連動した企画や、デジタルを活用した新たなサービスの導入によりお客さまの利便性向上に取り組んでま
いりました。
このセグメントにおける売上高は116,394百万円(前年同四半期比55.4%減)、営業損失は11,185百万円(前年同四半
期は営業利益3,706百万円)となりました。
②クレジット・金融・友の会業
クレジット・金融・友の会業におきましては、当社グループの持つシステムインフラや優良顧客を基盤にビジネス拡
大を目指しております。
株式会社エムアイカードは、グループ百貨店の店舗休業による取扱高減少や、緊急事態宣言中の旅行や飲食領域の外
部加盟店利用の大幅減少、また取扱高の減少に付随した割賦残高の減少等により、売上高・営業利益が当初計画値、前
年値とも下回り推移いたしました。一方、販売管理費は自粛期間中の各種施策の停止や、店舗休業に伴い変動コストが
減少いたしました。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
このセグメントにおける売上高は7,412百万円(前年同四半期比28.3%減)、営業利益は1,426百万円(前年同四半期
比42.3%減)となりました。
③不動産業
不動産業におきましては、グループの保有する国内外の優良不動産を活用した収益性のある事業機会の創出に向けた
検討を進めております。
株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインは、商業施設事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により、営
業利益が大幅に減少いたしました。建装事業や環境創造事業においては、売上高が前年を上回り推移いたしました。
株式会社三越伊勢丹不動産は、賃貸管理物件が高稼働する中、自社保有賃貸物件の更新料が増加したものの、解約物
件の影響により減収となりました。一方、販売管理費の縮減により、営業利益は前年比較で微減にとどまりました。
このセグメントにおける売上高は7,281百万円(前年同四半期比0.0%減)、営業利益は1,394百万円(前年同四半期比
4.3%増)となりました。
④その他
その他事業におきましては、お客さまのニーズにお応えする新たな価値提供を目指しておりますが、当第1四半期連
結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の影響により、大変厳しい状況にて推移いたしました。
旅行事業におきましては、4月の緊急事態宣言を受け5月末まで事業所を臨時休業、すべてのツアーが催行中止とな
りました。6月より国内ツアーが規模を縮小して催行再開したものの、主力の海外ツアーは催行できず厳しい経営環境
が続いております。
美容事業は営業自粛により、売上高が大幅に減少いたしました。5月後半より順次営業再開し、客数が徐々に回復し、
6月単月では国内、海外(台湾)とも売上は回復しつつあります。前年度より引き続き、不採算店舗の統廃合や構造改
革を進めてまいります。
このセグメントにおける売上高は12,150百万円(前年同四半期比38.1%減)、営業損失は513百万円(前年同四半期は
営業利益387百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は1,169,609百万円となり、前連結会計年度末に比べ54,191百万円減少しまし
た。これは主に、店舗の臨時休業による売上高の減少により現金及び預金が減少したことなどによるものです。
負債合計では654,738百万円となり、前連結会計年度末から18,900百万円減少しました。これは主に、現金及び預金の
減少と同様、店舗の臨時休業により仕入高が減少したため支払手形及び買掛金が減少したことなどによるものです。
また、純資産は514,870百万円となり、前連結会計年度末から35,290百万円減少しました。これは主に、親会社株主に
帰属する四半期純損失を計上したことなどによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、本日公表いたしました「特別損失の計上及び繰延税金資産の取崩し、
並びに連結業績予想及び配当予想に関するお知らせ」をご覧ください。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 74,301 34,502
受取手形及び売掛金 119,441 116,382
有価証券 1,718 1,752
商品及び製品 38,153 36,368
仕掛品 2,797 2,237
原材料及び貯蔵品 629 628
その他 39,007 37,288
貸倒引当金 △3,736 △4,122
流動資産合計 272,313 225,037
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 170,907 168,881
土地 533,433 534,612
その他(純額) 30,631 29,732
有形固定資産合計 734,972 733,226
無形固定資産
ソフトウエア 18,044 17,263
のれん 15 13
その他 22,702 22,643
無形固定資産合計 40,762 39,919
投資その他の資産
投資有価証券 108,743 105,375
その他 67,048 66,100
貸倒引当金 △173 △179
投資その他の資産合計 175,618 171,295
固定資産合計 951,353 944,442
繰延資産
社債発行費 133 128
繰延資産合計 133 128
資産合計 1,223,800 1,169,609
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 79,742 68,342
短期借入金 21,401 20,380
コマーシャル・ペーパー 50,000 50,000
未払法人税等 2,897 1,534
商品券回収損引当金 32,799 32,594
引当金 20,864 15,201
その他 173,607 160,044
流動負債合計 381,313 348,097
固定負債
社債 40,000 40,000
長期借入金 64,146 73,682
繰延税金負債 128,011 132,740
退職給付に係る負債 36,150 36,708
引当金 242 132
持分法適用に伴う負債 1,651 2,327
その他 22,123 21,049
固定負債合計 292,325 306,640
負債合計 673,639 654,738
純資産の部
株主資本
資本金 50,790 50,834
資本剰余金 322,985 323,938
利益剰余金 183,644 150,500
自己株式 △19,304 △19,305
株主資本合計 538,115 505,968
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,523 355
繰延ヘッジ損益 43 44
為替換算調整勘定 4,625 3,187
退職給付に係る調整累計額 △1,962 △2,179
その他の包括利益累計額合計 4,229 1,407
新株予約権 1,857 1,769
非支配株主持分 5,958 5,724
純資産合計 550,161 514,870
負債純資産合計 1,223,800 1,169,609
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 282,268 131,698
売上原価 199,531 92,431
売上総利益 82,737 39,267
販売費及び一般管理費 74,682 48,257
営業利益又は営業損失(△) 8,054 △8,989
営業外収益
受取利息 183 152
受取配当金 395 378
持分法による投資利益 559 -
固定資産受贈益 355 679
その他 130 132
営業外収益合計 1,625 1,343
営業外費用
支払利息 205 226
持分法による投資損失 - 667
固定資産除却損 167 544
その他 589 774
営業外費用合計 962 2,213
経常利益又は経常損失(△) 8,717 △9,859
特別利益
事業譲渡益 649 -
その他 14 -
特別利益合計 663 -
特別損失
固定資産処分損 533 356
投資有価証券評価損 - 1,067
事業構造改善費用 260 948
新型コロナウイルス感染症による損失 - 12,295
その他 50 194
特別損失合計 843 14,863
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
8,537 △24,723
純損失(△)
法人税等 2,394 5,976
四半期純利益又は四半期純損失(△) 6,142 △30,699
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
126 △115
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
6,016 △30,584
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 6,142 △30,699
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,645 1,291
繰延ヘッジ損益 △6 0
為替換算調整勘定 311 △1,005
退職給付に係る調整額 30 △217
持分法適用会社に対する持分相当額 △81 △3,212
その他の包括利益合計 △1,391 △3,143
四半期包括利益 4,751 △33,842
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,527 △33,406
非支配株主に係る四半期包括利益 223 △436
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積もり、税引前四半
期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
当社グループにおいては、2020年4月7日に政府から発令された緊急事態宣言を受け、お客さま並びに従業
員の健康と安全確保、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、国内百貨店の営業を臨時休業(一部
店舗は部分休業及び営業時間の短縮)しておりましたが、5月中旬以降、緊急事態宣言が解除された地域から
段階的に営業を再開いたしました。当該臨時休業の影響により、当第1四半期連結累計期間においては、売上
高の大幅な減少等の影響が生じております。
新型コロナウイルス感染症の影響については今後の広がり方や収束時期等を正確に予測することは困難な状
況にありますが、当第1四半期の連結財務諸表作成時において外部情報を含んだ入手可能な情報等を踏まえ、
当該影響が2021年3月末頃まで続くなどの仮定を置き、当第1四半期連結会計期間の繰延税金資産の回収可能
性及び固定資産の減損会計等の会計上の見積りを行っております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
クレジッ 合計
(注)1 (注)2 計上額
百貨店業 ト・金融・ 不動産業 計
(注)3
友の会業
売上高
外部顧客への売上高 260,872 6,520 6,672 274,066 8,202 282,268 - 282,268
セグメント間の内部売
380 3,822 609 4,812 11,432 16,245 △16,245 -
上高又は振替高
計 261,253 10,342 7,282 278,878 19,635 298,514 △16,245 282,268
セグメント利益 3,706 2,473 1,337 7,517 387 7,904 149 8,054
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造・輸出入等・卸売業、物流
業、人材サービス業、情報処理サービス業、旅行業、美容業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額149百万円は、セグメント間取引消去等であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
クレジッ 合計
(注)1 (注)2 計上額
百貨店業 ト・金融・ 不動産業 計
(注)3
友の会業
売上高
外部顧客への売上高 115,974 5,678 6,933 128,587 3,111 131,698 - 131,698
セグメント間の内部売
419 1,733 348 2,501 9,039 11,540 △11,540 -
上高又は振替高
計 116,394 7,412 7,281 131,088 12,150 143,239 △11,540 131,698
セグメント利益又は損失
△11,185 1,426 1,394 △8,364 △513 △8,878 △111 △8,989
(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造・輸出入等・卸売業、物流
業、人材サービス業、情報処理サービス業、旅行業、美容業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額△111百万円は、セグメント間取引消去等であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
3.補足情報
(1)連結業績の概要 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
項目 前年差 前年比
(2020年4月~6月) (2019年4月~6月)
連結売上高 131,698 282,268 △ 150,570 46.7%
連結売上総利益 39,267 82,737 △ 43,469 47.5%
連結販売費及び一般管理費 48,257 74,682 △ 26,425 64.6%
宣伝費 1,426 4,098 △ 2,671 34.8%
ポイント関連費 2,585 5,290 △ 2,704 48.9%
人件費 17,816 25,155 △ 7,339 70.8%
減価償却費 4,603 6,776 △ 2,173 67.9%
地代家賃 4,961 8,225 △ 3,264 60.3%
業務委託費 5,995 8,162 △ 2,166 73.5%
その他 10,867 16,972 △ 6,104 64.0%
連結営業利益又は損失(△) △ 8,989 8,054 △ 17,044 -
連結経常利益又は損失(△) △ 9,859 8,717 △ 18,577 -
親会社株主に帰属する
△ 30,584 6,016 △ 36,600 -
四半期純利益又は損失(△)
※特別損失として、新型コロナウイルス感染症による損失を12,295百万円計上しております。その主な内容は、
人件費5,084百万円、地代家賃2,304百万円、減価償却費1,999百万円、業務委託費1,012百万円です。
(2)三越伊勢丹個別の業績の概要
①業績の概要 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
項目 前年差 前年比
(2020年4月~6月) (2019年4月~6月)
売上高 56,379 149,342 △ 92,962 37.8%
売上総利益 15,450 42,782 △ 27,331 36.1%
販売費及び一般管理費 24,196 41,141 △ 16,945 58.8%
宣伝費 491 1,666 △ 1,175 29.5%
ポイント関連費 1,023 2,546 △ 1,522 40.2%
人件費 7,930 13,119 △ 5,189 60.4%
減価償却費 1,367 2,739 △ 1,371 49.9%
地代家賃 1,007 2,585 △ 1,577 39.0%
業務委託費 3,859 5,429 △ 1,569 71.1%
その他 8,515 13,055 △ 4,539 65.2%
営業利益又は損失(△) △ 5,656 4,842 △ 10,498 -
経常利益又は損失(△) △ 5,613 4,901 △ 10,514 -
四半期純利益又は損失(△) △ 20,016 3,365 △ 23,381 -
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株式会社三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2021年3月期 第1四半期決算短信
②店別売上高 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
店舗名 前年差 前年比
(2020年4月~6月) (2019年4月~6月)
伊勢丹新宿本店 29,814 67,757 △ 37,942 44.0%
三越日本橋本店 14,078 33,373 △ 19,295 42.2%
三越銀座店 4,856 22,421 △ 17,564 21.7%
伊勢丹立川店 3,631 8,681 △ 5,050 41.8%
伊勢丹浦和店 3,998 9,600 △ 5,601 41.7%
伊勢丹相模原店 ※ - 4,352 △ 4,352 -
伊勢丹府中店 ※ - 3,155 △ 3,155 -
計 56,379 149,342 △ 92,962 37.8%
既存店計(相模原店・府中店除く) 56,379 141,834 △ 85,454 39.8%
※伊勢丹相模原店・伊勢丹府中店は、2019年9月に営業を終了しております。
(3)国内グループ百貨店の売上高の状況 (単位:百万円)
当第1四半期累計期間 前第1四半期累計期間
会社名 前年差 前年比
(2020年4月~6月) (2019年4月~6月)
札幌丸井三越 6,113 14,864 △ 8,750 41.1%
函館丸井今井 1,087 1,847 △ 760 58.9%
仙台三越 4,208 7,162 △ 2,954 58.8%
名古屋三越 9,415 16,228 △ 6,813 58.0%
静岡伊勢丹 2,460 4,299 △ 1,838 57.2%
新潟三越伊勢丹 5,228 10,005 △ 4,777 52.3%
広島三越 1,910 3,303 △ 1,392 57.8%
高松三越 2,796 5,304 △ 2,507 52.7%
松山三越 1,345 2,987 △ 1,641 45.1%
岩田屋三越 13,022 26,194 △ 13,171 49.7%
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