3098 ココカラファイン 2020-05-13 17:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月13日
上 場 会 社 名 株式会社ココカラファイン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3098 URL https://corp.cocokarafine.co.jp
代 表 (役職名) 代表取締役社長
者 (氏名) 塚本 厚志
上席執行役員管理本部
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 森 俊一 (TEL) 045(548)5937
総務部長
定時株主総会開催予定日 2020年6月25日 配当支払開始予定日 2020年6月26日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家及びアナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 403,875 0.8 13,336 3.3 15,626 2.6 8,270 △9.7
2019年3月期 400,559 2.5 12,915 △5.8 15,233 △4.9 9,158 1.0
(注) 包括利益 2020年3月期 8,178百万円( △10.1%) 2019年3月期 9,099百万円( 1.0%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 344.06 - 7.0 8.2 3.3
2019年3月期 381.27 - 10.0 9.2 3.2
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 -百万円 2019年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 208,298 139,653 67.0 4,661.28
2019年3月期 172,727 95,081 55.0 3,958.25
(参考) 自己資本 2020年3月期 139,653百万円 2019年3月期 95,081百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 12,919 △10,492 36,099 55,013
2019年3月期 9,388 △9,022 △2,027 16,381
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 38.00 - 38.00 76.00 1,831 19.9 2.0
2020年3月期 - 42.00 - 50.00 92.00 2,513 26.7 2.1
2021年3月期
- 46.00 - 46.00 92.00 30.3
(予想)
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 192,600 △7.5 2,100 △69.4 3,200 △60.2 1,700 △66.1 56.74
通 期 387,900 △4.0 13,900 4.2 16,000 2.4 9,100 10.0 303.73
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 31,412,085株 2019年3月期 25,472,485株
② 期末自己株式数 2020年3月期 1,451,881株 2019年3月期 1,451,464株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 24,037,067株 2019年3月期 24,021,066株
注)当社は、「株式付与ESOP信託」を導入しております。
期末自己株式数には、「株式付与ESOP信託口」が保有する当社株式(2019年3月期73,900株、2020年3月期
73,861株)が含まれております。また、「株式付与ESOP信託口」が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算
において控除する自己株式に含めております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予
想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料5ページ「1.経営成
績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
・当社は、2020年5月22日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を動画配信にて実施する予定です。その
模様及び説明内容(音声)については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ホームページ
に掲載する予定です。
株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 5
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ………………………………………… 6
2.企業集団の状況 ……………………………………………………………………………………… 6
3.経営方針 ……………………………………………………………………………………………… 7
(1)会社の経営の基本方針 ………………………………………………………………………… 7
(2)目標とする経営指標 …………………………………………………………………………… 7
(3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 …………………………………………… 7
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 8
5.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 9
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 9
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………11
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………13
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………16
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………16
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) …………………………………………16
(連結貸借対照表関係) ……………………………………………………………………………18
(連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………………19
(連結包括利益計算書関係) ………………………………………………………………………21
(連結株主資本等変動計算書関係) ………………………………………………………………22
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) …………………………………………………………23
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………24
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………26
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………26
1
株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな景気回復基調で推移してまいり
ましたが、米中貿易摩擦、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大等の影響により、景気悪化が懸念される状況と
なりました。
当社が属するドラッグストア業界は、同業各社の積極的な出店やEC拡大による購買チャネルの多様化、消費税率
引き上げの影響による節約志向等により厳しい経営環境が続きました。足元では、新型コロナウイルス感染拡大に
よる経済活動の停滞により、一層厳しさを増しております。また、調剤薬局業界においては、社会保障・医療の質
に対する国民意識の高まりを背景に、高度な服薬指導、服薬情報の一元的・継続把握を行う「かかりつけ薬剤師」
の育成や「健康サポート薬局」の展開、後発医薬品の使用促進等、業界として多様な医療ニーズへの対応が求めら
れております。
①ドラッグストア・調剤事業
当社は、「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」という経営理念のもと、グループ全社
が一体となってお客様へのサービスや利便性を徹底的に高めると同時に、高収益体質への変革を推進しておりま
す。2020年3月期におきましては、①利便性を高めた都市型生活対応店舗や調剤店舗の拡充、②新設した「商品・店
舗企画部」におけるマーケティング、商品選定、販売促進、店舗設計・改装等を行う一気通貫型の店舗づくり、③
ココカラクラブカードやスマートフォン用アプリ「ココカラ公式アプリ」、多様化する決済方法への対応や共通ポ
イントサービスの導入などを活用した全方位営業、④お客様相談センターやココカラ公式アプリを通じて寄せられ
る「お客様の声」をもとにした接客・接遇サービスの改善、⑤調剤事業における多様な医療ニーズ・診療報酬改定
への対応、地域の方々の健康増進を支援する「健康サポート薬局」づくり、⑥店舗オペレーションの効率化・生産
性向上を目的とする、タブレット型POSレジの全店導入、調剤事業におけるレセコン(診療報酬明細書作成等をする
システム)の全店統一等、諸施策を推進いたしました。
出退店につきましては、新規48店舗を出店、57店舗を退店し、収益改善を図るとともに、34店舗の改装を実施し、
店舗の新陳代謝を促進いたしました。当連結会計年度末の当社グループ店舗数は、下表のとおり1,345店舗、調剤取
扱店舗数は314店舗となりました。
ドラッグ事業におきましては、天候不順による季節商材の売上不振や消費税率引き上げによる消費マインドの低
下、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による消費行動の変化、化粧品等の高付加価値商品の落ち込み、訪日外
国人の減少等もあり厳しい状況が続きましたが、チェーンストア能力向上への積極的な取り組み、IT活用による業
務の合理化、効率化など生産性向上による収益確保に努めてまいりました。調剤事業におきましては、昨年の診療
報酬改定への対応が進み、ジェネリック使用率も向上するなど収益は改善し、また、地域連携などの取り組みも進
捗させることができ、健康サポート薬局は54店舗となりました。。
結果、当連結会計年度の既存店売上高増収率は△0.4%、売上高は400,645百万円(前連結会計年度比0.8%増)、
セグメント利益(営業利益)は13,259百万円(同3.2%増)となりました。
[国内店舗数の推移]
2019年4月1日 2020年3月31日
出店 退店 業態変更
期首時点の総店舗数 現在の総店舗数
ドラッグストア店舗数 1,172 +29 △54 △2 1,145
(内、調剤併設店舗数) (110) (+7) (△1) (△2) (114)
調剤専門店舗数 182 +19 △3 +2 200
総店舗数 1,354 +48 △57 - 1,345
(内、調剤取扱) (292) (+26) (△4) (-) (314)
業態変更:ドラッグストア店舗から調剤専門店舗への変更(または調剤専門店舗からドラッグストア店舗への変更)
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
[国内地域別店舗分布状況(2020年3月31日現在)]
地域 店舗数 地域 店舗数 地域 店舗数 地域 店舗数
北海道 31 山梨県 2 鳥取県 12 熊本県 15
宮城県 5 長野県 1 島根県 9 大分県 5
山形県 1 岐阜県 11 岡山県 8 沖縄県 7
福島県 3 静岡県 35 広島県 26
茨城県 4 愛知県 102 山口県 72
栃木県 7 三重県 59 徳島県 5
群馬県 1 滋賀県 6 香川県 6
埼玉県 40 京都府 45 愛媛県 4
千葉県 26 大阪府 181 高知県 3
東京都 252 兵庫県 101 福岡県 54
神奈川県 63 奈良県 36 佐賀県 2
新潟県 59 和歌山県 28 長崎県 18 合計 1,345
(商品販売状況)
ヘルス&ビューティカテゴリーにおける付加価値商品への一層の取り組みを推進しておりましたが、新型コロナ
ウイルス感染症による国内需要減少や訪日外国人減少の影響を受け、保健栄養剤や目薬、健康食品、カウンセリン
グ化粧品等が大幅な売上縮小となり、また気候の影響により夏物商材や風邪薬、花粉関連商品を中心とする季節商
品が苦戦いたしました。この結果、一般用医薬品の売上高は51,466百万円(前年同期比2.5%減)、健康食品の売上
高は10,243百万円(同6.1%減)、化粧品の売上高は105,781百万円(同2.1%減)となりました。また、第4四半期
における新型コロナウイルス感染症の影響により、日用雑貨カテゴリーの台所洗剤や家庭紙、衛生品カテゴリーの
マスク、食品カテゴリーのインスタント食品などの売上が大幅に増加し、カテゴリーの年間実績を押し上げまし
た。その結果、日用雑貨の売上高は49,337百万円(同3.2%増)、衛生品の売上高は42,449百万円(同5.4%増)、
食品の売上高は40,074百万円(同1.2%増)となりました。また卸売につきましては取引先店舗数の減少等により
37,024百万円(同5.7%減)になりました。
前連結会計年度 当連結会計年度
セグメントの名称 2019年3月期 2020年3月期
金額 構成比 金額 構成比 前期比
区分
(百万円) (%) (百万円) (%) (%)
ドラッグス 医薬品 111,522 31.1 115,734 31.8 103.8
トア・調剤
事業 一般用医薬品 52,811 14.7 51,466 14.2 97.5
調剤 58,710 16.4 64,267 17.7 109.5
化粧品 108,036 30.2 105,781 29.1 97.9
健康食品 10,906 3.1 10,243 2.8 93.9
衛生品 40,269 11.2 42,449 11.7 105.4
日用雑貨 47,796 13.3 49,337 13.6 103.2
食品 39,615 11.1 40,074 11.0 101.2
全店計 358,147 100.0 363,620 100.0 101.5
卸売 39,256 - 37,024 - 94.3
小 計 397,403 - 400,645 - 100.8
介護事業 3,166 - 3,254 - 102.8
セグメント間消去 (10) - (24) - -
合 計 400,559 - 403,875 - 100.8
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
②介護事業
当社は、地域包括ケア構想における多職種連携の中心的存在となることを目指し、ココカラファイングループの
ドラッグストア・調剤事業と連携を強化し、安心・安全なサービス提供体制のもと、人によるサービス価値の向上
に努めております。
当連結会計年度におきましては、在宅療養を支える機能を強化するため、調剤・介護・看護サービスのよりシー
ムレスな提供への取り組みと、デイサービスの大規模化・リハビリマシンの機能追加への積極的な設備投資、居宅
支援・訪問介護・訪問看護に携わる人材確保への投資、組織運営の更なる効率化に取り組んだ結果、当連結会計年
度の売上高は3,254百万円(前連結会計年度比2.8%増)、セグメント利益(営業利益)は59百万円(同21.5%増)
となりました。
以上の結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高は403,875百万円(前連結会計年度比0.8%増)、営業利益は
13,336百万円(同3.3%増)、経常利益は15,626百万円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,270百
万円(同9.7%減)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の資産合計は、208,298百万円となり、前連結会計年度末に比べて35,571百万円増加しました。
主な要因は、流動資産が32,963百万円増加、有形固定資産が498百万円増加、無形固定資産が2,921百万円増加、投
資その他の資産が811百万円減少したことによるものであります。当連結会計年度末の負債合計は、68,645百万円と
なり、前連結会計年度末に比べて9,000百万円減少いたしました。主な要因は、流動負債が9,319百万円減少、退職
給付に係る負債が299百万円増加、長期リース債務が142百万円減少したこと等によるものであります。当連結会計
年度末の純資産合計は、139,653百万円となり、前連結会計年度末に比べて44,571百万円増加いたしました。主な要
因は、新株の発行による増加が38,369百万円、配当金の支払いによる減少が1,927百万円、当連結会計年度における
親会社株主に帰属する当期純利益8,270百万円を計上したこと等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は55,013百万円(前連結会計年
度比38,631百万円の増加)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は
次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得された資金は12,919百万円(前連結会計年度比3,531百万円の増加)となりました。これは、
税金等調整前当期純利益が12,971百万円に対して、主な増加要因として未収入金の減少額7,923百万円、非資金費用
である減価償却費及びその他の償却費の計上4,347百万円、減損損失の計上1,851百万円、たな卸資産の減少額745百
万円、のれん償却額の計上178百万円があったものの、減少要因として、仕入債務の減少額8,568百万円、売上債権
の増加額2,528百万円、法人税等の支払額4,202百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用された資金は10,492百万円(前連結会計年度比1,470百万円の増加)となりました。これは主
として新規出店及び改装等による有形固定資産の取得による支出5,858百万円、無形固定資産の取得による支出
2,765百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,145百万円、敷金の差入による支出777百万
円、差入保証金の差入による支出266百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得された資金は36,099百万円(前連結会計年度比38,127百万円の増加)となりました。これは
主として、株式の発行による収入38,369百万円、リース債務の返済による支出203百万円、配当金の支払額1,936百
万円があったこと等によるものであります。
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(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
自己資本比率(%) 54.7 56.6 55.5 55.0 67.0
時価ベースの自己資本比率(%) 84.3 80.6 110.4 61.1 80.7
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 1,562.7 1,466.2 2,110.8 1,649.6 2,007.4
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しています。
※株式時価総額は、期末株価終値×自己株式を除く発行済株式数により算出しています。
※キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しています。
有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としていま
す。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しています。
(4)今後の見通し
ドラッグストア業界におきましては、同業他社との出店競争や業態を超えた競争環境の激化、人手不足による人
件費・物流費の高騰により、経営環境の厳しさが続いております。また、ドラッグストア各社が生き残りをかけた
差別化戦略を推進する中、業界再編を通じた上位企業の寡占化が進行しております。一方、日本の社会保障費が増
大する中、ドラッグストア業界は、地域包括ケアシステム構築の重要な役割を担うことが期待されております。
当社は、このようなドラッグストア業界の大変革を飛躍に向けた成長機会と捉え、国内で売上高1兆円、3,000店
舗を有する地域社会に必要なヘルスケアインフラ企業となることを目指し、株式会社マツモトキヨシホールディン
グスとの経営統合の協議を進めております。
2021年3月期の見通しにつきましては、2020年4月に診療報酬改定に伴う薬価引き下げや報酬体系の見直しが実
施されたことに加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による経済活動の停滞、一部店舗の営業時間短縮、
営業休止、外出自粛による消費マインドの低下や消費行動の変化等に伴う高付加価値商品の落ち込み、国内インバ
ウンド需要の低迷等、厳しい状況で推移することが予測されます。このような状況下、中核事業であるドラッグス
トア・調剤事業を中心に、以下の施策を推進することで、お客様へのサービスや利便性を徹底的に高めると同時に、
高収益グループへの変革を着実に推進し、持続的成長を実現させてまいります。
①株式会社マツモトキヨシホールディングスとの経営統合の一環として2020年1月31日に締結した資本業務提携
契約に基づき、商品等の共同開発・共同仕入れ等、様々な取り組みを進め、早期のシナジー実現に努めてまい
ります。2021年3月期見通しにおきましては、下期シナジー額として、経常利益約40億円の増益を見込んでお
ります。
②新型コロナウイルスの感染が拡大する中、医薬品や衛生品、食品の供給を行うことのできる地域社会のヘルス
ケアインフラとして、地域のお客様のご期待にお応えできるよう努めてまいります。しかしながら、現時点で
サプライチェーンの停滞による商品供給の遅延リスクや、国内での個人消費低迷及び訪日外国人を含めた来店
客の減少等が想定され、影響額として上期を中心に経常利益約35億円の減益を見込んでおります(本見通しは
新型コロナウイルスの感染拡大の影響が上期まで継続し、徐々に回復すると仮定したものであり、終息時期に
よって変動する可能性があります)。
③新規出店につきましては、ヘルス&ビューティーの専門性に加え利便性を高めた都市型生活対応店舗や調剤店
舗の拡充を中心に82店舗、退店は30店舗を計画しております。新規出店による各エリアでのドミナント強化に
より事業規模の拡大と収益改善を目指してまいります。
④稼働会員数734万人以上のココカラクラブカードやダウンロード数199万件に達したスマートフォン用「ココカ
ラ公式アプリ」、SNSや共通ポイントを活用した全方位営業によって顧客数の最大化を図ります。
⑤調剤事業における多様な医療ニーズ・診療報酬改定への対応、地域の方々の健康増進を支援する「健康サポー
ト薬局」づくり、「かかりつけ薬剤師」の育成を進め、質の向上を追求します。また、処方箋の画像送信によ
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
る調剤受付機能を持つ「ココカラファインお薬手帳アプリ」の更なる新規利用者獲得や、国家戦略特区で認定
を取得し取り組みを進めている遠隔服薬指導等、ICTを活用し患者様の利便性を高める取り組みを強化して
まいります。
⑥持続的成長を支える経営基盤強化のため、積極的なシステム投資・活用を継続いたします。前年度に全店に導
入したタブレット型POSレジ、調剤事業におけるレセコン(診療報酬明細書作成等をするシステム)を活用し、
店舗オペレーションの効率化・生産性の向上を図ります。また、企業全体の状況を正確かつ迅速に把握し経営
戦略に反映させるための基幹システム刷新や効率的な物流システムの構築を目的とした物流センターの自社化
を進めてまいります。
通期連結業績見通しといたしましては、売上高は387,900百万円(前連結会計年度比4.0%減)、営業利益は
13,900百万円(同4.2%増)、経常利益は16,000百万円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,100百
万円(同10.0%増)を見込んでおります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、事業活動を通じて得た利益を株主の皆様へ還元すると共に、将来の経営環境や事業計画に基づいた設備
投資や、海外事業、M&A(企業の合併・買収)、トータルヘルスケア分野への成長投資に資金を投下し、キャッ
シュ・フローを増大させることにより、中長期的な企業価値と株主価値の向上を図ることを基本方針としておりま
す。その実現のため、総還元性向、DOE(自己資本配当率)を勘案し、業績に連動した利益還元を行いつつ、安
定的な配当を目指しております。
このような基本方針のもと、財務状況等を総合的に勘案した結果、当期末の配当金は1株につき50円とさせてい
ただく予定です。これにより、実施済みの中間配当42円を含めました年間配当金は、1株につき92円を予定してお
ります。
なお、次期の配当金につきましては、1株につき中間配当46円、期末配当46円とさせていただく予定です。した
がいまして、年間配当金は1株につき92円とすることを予定しております。
1株当たり配当金(円)
第2四半期 期末 合計
2020年3月期 42円 50円 92円
2021年3月期予想 46円 46円 92円
2.企業集団の状況
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社12社および関連会社2社により構成されており、医薬
品、化粧品、日用雑貨等の店頭販売及び薬局の経営を主たる事業としております。
なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との
対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。
当社および当社の関係会社の事業における当社および関係会社の位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとお
りであります。
(ドラッグストア・調剤事業)
主要業務:医薬品、化粧品、日用雑貨等の商品供給及び小売販売
主要会社:株式会社ココカラファイン ヘルスケア、株式会社岩崎宏健堂
(介護事業)
主要業務:介護施設の運営、訪問介護、介護用品のレンタル・販売
主要会社:株式会社ファインケア、株式会社愛安住
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
※1.企業運営の効率化及び雇用創出を目的とし、店舗・事務の特定業務を行う会社
※2.障害者の雇用の促進等に関する法律第44条に規定する特例子会社
3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
当社は、「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」ことを企業理念に掲げ、その実現を通じ
て企業価値の向上を図ることを経営の基本方針としております。
①経営理念
人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する
②コーポレートスローガン
おもてなしNo.1になる
③ミッション(社会的使命)
・地域におけるヘルスケアネットワークを構築する
・社会に必要とされる優れた人財を育成する
(2)目標とする経営指標
当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指した経営改革の推進、および資本の効率化を通じ、ステ
ークホルダーの皆様の利益や地域社会の発展に寄与することを基本方針といたします。
その実現のため、経営指標に自己資本当期純利益率(ROE)と総資産経常利益率(ROA)を定め、効率経営を目
指してまいります。具体的には、中期的にROE10%以上、ROA10%以上を維持する利益体質の強化、経営資源の
有効活用を推進してまいります。
(3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
当社は「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」という経営理念のもと、グループ全社が
一体となってお客様へのサービスや利便性を徹底的に高めると同時に、高収益体質への変革を推進しております。
ドラッグストア事業、調剤事業を中心に、以下の重点課題へ取り組んでまいります。
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
① 調剤事業の規模拡大と質の追求
新規出店・既存ドラッグストアの調剤併設化・M&Aにより調剤事業を強化・拡大するとともに、多様な医療ニ
ーズ・診療報酬改定に対応し地域の方々の健康維持・増進を支援する「健康サポート薬局」を100店舗体制とするこ
とを目指し、「かかりつけ薬剤師」の育成等を通じて調剤事業の「質」を追求してまいります。
② 三大都市圏を中心とした市場シェア拡大
経済集積と人口集中が進んだ東名阪、三大都市圏を中心に出店を強化し、地域に密着した店舗運営や地域ドミナ
ントを進めてまいります。
③ ICTを積極活用した顧客接点強化とサービスの高度化
顧客接点の強化や更なるサービスの高度化のため、ICTに積極的な投資を行います。同業他社の競合状況やE
C拡大等による購買チャネルの多様化がいっそう激しくなる中、お客様一人ひとりのニーズに応えられる仕組みを
構築し、店舗とお客様の距離を縮め、地域密着型ドラッグストアとして付加価値の高い運営を推進いたします。
④ 物流・店舗オペレーションの効率化を軸にした流通全体の最適化
店舗数・業態・売場面積など、地域における当社の立地特性に応じた最適な物流体制を構築いたします。また、
店舗業務の最適化、標準化に加え、ICTの活用により店舗オペレーションを効率化いたします。効率化により得
られた時間をカウンセリング販売に充てる等、更なる付加価値力を高め、高収益体質を確立いたします。
⑤ 市場環境の変化に対応した迅速かつ正確な経営判断、および経営の見える化推進
規模が拡大し市場環境も目まぐるしく変化する中、素早く環境変化を察知すること、また最適な判断を下すこと
が経営に求められています。正確でスピーディな経営判断ができる基幹システムを構築し、グループ全体の経営管
理を強化いたします。
⑥ ヘルスケアネットワークの構築を通じた地域社会への貢献
高齢化によって多様化する医療ニーズに、地域全体で協力しながら対応していくことが求められております。当
社のドラッグストアや調剤薬局がその中心拠点となり、医療・介護に携わる多職種連携や業務提携による他企業と
の協働により在宅医療・介護を一体的に提供する「ヘルスケアネットワーク」の構築を推進してまいります。
⑦ 美と健康の分野のアジア№1を目指して
国内で売上高1兆円、3,000店舗を有する地域社会に必要なヘルスケアインフラ企業となることを目指し、株式会
社マツモトキヨシホールディングスとの経営統合の協議を進めております。また、経営統合の一環として2020年1
月31日に締結した資本業務提携契約に基づき、商品等の共同開発・共同仕入れ等、様々な取り組みを進め、早期の
シナジー実現に努めてまいります。
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、当面の間、日本基準を採用することとしております。IFRSの任意適用につきましては、今後
の事業展開、外国人株主比率の推移及び国内他社の状況を踏まえ、検討をすすめていく方針であります。
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
5.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 16,381 55,112
売掛金 21,367 24,225
たな卸資産 ※1 47,652 ※1 47,061
未収入金 19,331 11,262
その他 2,429 2,463
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 107,159 140,123
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) ※2 12,492 ※2 12,658
土地 11,031 10,937
リース資産(純額) ※2 656 ※2 438
その他(純額) ※2 4,552 ※2 5,196
有形固定資産合計 28,732 29,231
無形固定資産
のれん 1,606 2,579
その他 2,917 4,866
無形固定資産合計 4,524 7,445
投資その他の資産
差入保証金 8,109 7,707
敷金 13,487 13,509
繰延税金資産 7,665 8,162
その他 ※3 3,233 ※3 2,299
貸倒引当金 △186 △180
投資その他の資産合計 32,309 31,498
固定資産合計 65,567 68,175
資産合計 172,727 208,298
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 51,010 42,771
短期借入金 300 300
リース債務 259 206
未払法人税等 1,895 2,889
賞与引当金 2,090 2,112
ポイント引当金 3,654 3,653
その他 10,568 8,525
流動負債合計 69,778 60,459
固定負債
株式給付引当金 141 219
リース債務 371 229
退職給付に係る負債 4,297 4,596
資産除去債務 2,071 2,052
その他 986 1,087
固定負債合計 7,867 8,186
負債合計 77,646 68,645
純資産の部
株主資本
資本金 1,000 20,184
資本剰余金 34,566 53,751
利益剰余金 66,063 72,359
自己株式 △6,434 △6,436
株主資本合計 95,196 139,859
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 108 41
退職給付に係る調整累計額 △222 △247
その他の包括利益累計額合計 △114 △206
純資産合計 95,081 139,653
負債純資産合計 172,727 208,298
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 400,559 403,875
売上原価 292,247 291,813
売上総利益 108,311 112,061
販売費及び一般管理費 ※1 95,396 ※1 98,724
営業利益 12,915 13,336
営業外収益
受取利息 59 52
受取配当金 11 9
発注処理手数料 1,343 1,302
情報提供料収入 349 374
受取家賃 819 845
固定資産受贈益 304 212
その他 354 475
営業外収益合計 3,242 3,272
営業外費用
支払利息 5 6
賃貸費用 873 935
貸倒引当金繰入額 11 -
その他 33 40
営業外費用合計 924 983
経常利益 15,233 15,626
特別利益
固定資産売却益 ※2 143 ※2 106
投資有価証券売却益 45 -
受取保険金 90 -
その他 2 -
特別利益合計 282 106
特別損失
賃貸借契約解約損 96 266
固定資産売却損 ※3 1 ※3 2
固定資産除却損 ※4 33 ※4 122
減損損失 ※5 1,458 ※5 1,851
投資有価証券評価損 0 384
その他 130 133
特別損失合計 1,720 2,760
税金等調整前当期純利益 13,795 12,971
法人税、住民税及び事業税 4,857 5,114
法人税等調整額 △221 △413
法人税等合計 4,636 4,701
当期純利益 9,158 8,270
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 9,158 8,270
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 9,158 8,270
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △44 △66
退職給付に係る調整額 △14 △24
その他の包括利益合計 ※1 △59 ※1 △91
包括利益 9,099 8,178
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 9,099 8,178
非支配株主に係る包括利益 - -
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 純資産合計
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 有価証券 に係る 包括利益
合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 1,000 34,566 58,732 △6,433 87,866 152 △207 △55 87,810
当期変動額
新株の発行 - -
剰余金の配当 △1,831 △1,831 △1,831
親会社株主に帰属す
9,158 9,158 9,158
る当期純利益
連結範囲の変動 3 3 3
自己株式の取得 △0 △0 △0
自己株式の処分 - -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △44 △14 △59 △59
額)
当期変動額合計 - - 7,330 △0 7,329 △44 △14 △59 7,270
当期末残高 1,000 34,566 66,063 △6,434 95,196 108 △222 △114 95,081
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 純資産合計
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 有価証券 に係る 包括利益
合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 1,000 34,566 66,063 △6,434 95,196 108 △222 △114 95,081
当期変動額
新株の発行 19,184 19,184 38,369 38,369
剰余金の配当 △1,927 △1,927 △1,927
親会社株主に帰属す
8,270 8,270 8,270
る当期純利益
連結範囲の変動 △46 △46 △46
自己株式の取得 △2 △2 △2
自己株式の処分 0 0 0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △66 △24 △91 △91
額)
当期変動額合計 19,184 19,184 6,296 △2 44,663 △66 △24 △91 44,571
当期末残高 20,184 53,751 72,359 △6,436 139,859 41 △247 △206 139,653
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 13,795 12,971
減価償却費及びその他の償却費 3,716 4,347
減損損失 1,458 1,851
のれん償却額 249 178
貸倒引当金の増減額(△は減少) 8 △7
受取利息及び受取配当金 △70 △61
支払利息 5 6
固定資産売却損益(△は益) △142 △103
固定資産除却損 33 122
固定資産受贈益 △304 △212
賃貸借契約解約損 96 266
売上債権の増減額(△は増加) △1,010 △2,528
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,129 745
未収入金の増減額(△は増加) △8,822 7,923
仕入債務の増減額(△は減少) 8,075 △8,568
賞与引当金の増減額(△は減少) △61 1
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 213 158
ポイント引当金の増減額(△は減少) 507 △1
その他 48 27
小計 16,667 17,118
利息及び配当金の受取額 11 9
利息の支払額 △5 △6
法人税等の支払額 △7,285 △4,202
営業活動によるキャッシュ・フロー 9,388 12,919
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払戻による収入 20 32
投資有価証券の取得による支出 △604 △4
有形固定資産の取得による支出 △4,993 △5,858
有形固定資産の売却による収入 276 278
無形固定資産の取得による支出 △1,079 △2,765
無形固定資産の売却による収入 - 158
敷金の差入による支出 △1,514 △777
敷金の回収による収入 283 629
差入保証金の差入による支出 △663 △266
差入保証金の回収による収入 224 69
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- △1,145
る支出
貸付けによる支出 △120 △52
その他 △851 △790
投資活動によるキャッシュ・フロー △9,022 △10,492
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 - 38,369
リース債務の返済による支出 △204 △203
自己株式の取得による支出 △0 △2
配当金の支払額 △1,822 △1,936
その他 - △127
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,027 36,099
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,662 38,526
現金及び現金同等物の期首残高 17,988 16,381
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 55
非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の
55 49
増加額
現金及び現金同等物の期末残高 ※1 16,381 ※1 55,013
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 12社
連結子会社の名称
株式会社ココカラファイン ヘルスケア
株式会社ファインケア
株式会社岩崎宏健堂
株式会社ココカラファイン アソシエ
株式会社ココカラファイン ソレイユ
株式会社愛安住
株式会社シーエフエナジー
株式会社ココカラファイン フリュアヴァンス
株式会社小石川薬局
有限会社フライト
株式会社福永薬局
有限会社薬宝商事
株式会社ココカラファイン フリュアヴァンスは2019年10月1日に設立され、当連結会計年度より連結子会
社となりました。
従来非連結子会社であった株式会社小石川薬局は重要性の増加に伴い、2019年10月1日より連結子会社とな
りました。
有限会社フライトは2019年10月11日の株式取得に伴い、当連結会計年度より連結子会社となりました。なお、
みなし取得日を2019年10月1日としております。
株式会社福永薬局は2019年10月1日の株式取得に伴い、当連結会計年度より連結子会社となりました。
有限会社薬宝商事は2020年1月24日の株式取得に伴い、当連結会計年度より連結子会社となりました。なお、
みなし取得日を2020年1月1日としております。
2 持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の非連結子会社数及び関連会社数 0社
(2)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の会社の名称等
関連会社 CF Village Limited
関連会社 BJC & CF (Thailand) Co., Ltd.
(持分法を適用しない理由)
持分法を適用しない関連会社2社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う
額)等に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用から除外しておりま
す。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
4 会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
その他有価証券
a時価のあるもの
連結決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
b時価のないもの
移動平均法による原価法
②たな卸資産
商品
総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物
附属設備及び構築物については定額法を採用しております。なお、耐用年数及び残存価額については法人税法に
規定する方法と同一の基準によっております。また、事業用定期借地権契約による借地上の建物については、耐
用年数を定期借地権の残存期間、残存価額をゼロとする定額法を採用しております。
②無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
ただし、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用して
おります。
③リース資産
所有権移転外ファイナンス・リースに係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっております。なお、所有権移転外ファイナン
ス・リース取引のうち、リース取引開始日が2008年3月31日以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に
係る方法に準じております。
④投資その他の資産(その他―長期前払費用)
定額法を採用しております。
(3) 重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権に
ついては個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
②賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に帰属する額を計上し
ております。
③ポイント引当金
ポイントカードの利用による売上値引きに備えるため、使用実績率に基づき将来利用されると見込まれる額を
見積り計上しております。
④株式給付引当金
株式交付規程に基づく当社グループの従業員への当社株式の交付に備えるため、当連結会計年度末における株
式給付債務の見込額に基づき計上しております。
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、
給付算定式基準によっております。また、当社及び一部の連結子会社は簡便法を採用しております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異については、下記のとおり各期の発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数によ
り按分した額を費用処理しております。
会社名 年数 費用処理の方法
株式会社ココカラファイン ヘルスケア 10年 定額法 発生年度の翌連結会計年度から費用処理
旧セガミメディクス株式会社 10年 定率法 発生年度から費用処理
旧株式会社コダマ 10年 定率法 発生年度から費用処理
また、過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)に
よる定額法により処理しております。
③小規模企業等における簡便法の採用
当社及び一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合
要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) のれんの償却方法及び償却期間
のれんについては、6~20年間で均等償却しております。
(6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか
負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理について
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(連結貸借対照表関係)
※1 たな卸資産の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
商品及び製品 47,652百万円 47,061百万円
※2 有形固定資産の減価償却累計額
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
有形固定資産の減価償却累計額 42,366百万円 42,375百万円
※3 投資その他の資産のその他に含まれる非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
株式 403百万円 196百万円
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
広告宣伝費 2,408百万円 2,301百万円
役員報酬 301百万円 393百万円
給料 37,536百万円 38,300百万円
賞与 2,039百万円 2,147百万円
賞与引当金繰入額 2,067百万円 2,060百万円
退職給付費用 811百万円 853百万円
法定福利費 5,437百万円 5,634百万円
賃借料 24,338百万円 25,503百万円
減価償却費 3,398百万円 3,964百万円
※2 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
建物及び構築物 0百万円 2百万円
土地 142百万円 54百万円
その他 0百万円 49百万円
合計 143百万円 106百万円
※3 固定資産売却損の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
建物及び構築物 -百万円 2百万円
土地 1百万円 -百万円
合計 1百万円 2百万円
※4 固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
建物及び構築物 20百万円 97百万円
その他 12百万円 24百万円
合計 33百万円 122百万円
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
※5 減損損失
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
減損損失
場所 用途 種類
(百万円)
建物及び構築物、土地、差入保
北海道・東北地区 店舗等 97
証金、敷金、その他
建物及び構築物、土地、差入保
関東・甲信越地区 店舗等 457
証金、敷金、その他
建物及び構築物、土地、差入保
東海・北陸地区 店舗等 387
証金、敷金、その他
建物及び構築物、土地、差入保
関西地区 店舗等 347
証金、敷金、その他
建物及び構築物、土地、差入保
中国地区 店舗等 88
証金、敷金、その他
建 物 及 び 構 築 物、 差 入 保 証 金、
四国地区 店舗等 15
敷金、その他
建 物 及 び 構 築 物、 差 入 保 証 金、
九州・沖縄地区 店舗等 65
敷金、その他
合 計 1,458
当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として店舗を基本単位とし、グルーピングしており
ます。その結果、市場価額の著しい下落または収益性の悪化により、回収可能価額が帳簿価額を下回った上記資
産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額1,458百万円を減損損失として特別損失に計上しま
した。
減損損失の内訳
建物および構築物 682百万円
土地 98百万円
リース資産(有形) 37百万円
差入保証金・敷金 90百万円
その他 548百万円
計 1,458百万円
なお、資産グループごとの回収可能価額は正味売却価額と使用価値のうち、いずれかの高い方の金額で測定し
ております。重要性の高い資産グループの不動産についての正味売却価額は、不動産鑑定評価額もしくは路線価
に基づく評価額及び固定資産税評価額を基準とし、使用価値は将来キャッシュ・フローを5.4%で割り引いて算出
しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
減損損失
場所 用途 種類
(百万円)
建 物 及 び 構 築 物、 差 入 保 証 金、
北海道・東北地区 店舗等 102
敷金、その他
建 物 及 び 構 築 物、 差 入 保 証 金、
関東・甲信越地区 店舗等 455
敷金、その他
建 物 及 び 構 築 物、 差 入 保 証 金、
東海・北陸地区 店舗等 375
敷金、その他
建 物 及 び 構 築 物、 差 入 保 証 金、
関西地区 店舗等 440
敷金、その他
中国地区 店舗等 建物及び構築物、その他 31
四国地区 店舗等 建物及び構築物、敷金、その他 45
九州・沖縄地区 店舗等 建物及び構築物、敷金、その他 399
合 計 1,851
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として店舗を基本単位とし、グルーピングしており
ます。その結果、市場価額の著しい下落または収益性の悪化により、回収可能価額が帳簿価額を下回った上記資
産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額1,851百万円を減損損失として特別損失に計上しま
した。
減損損失の内訳
建物および構築物 877百万円
リース資産(有形) 40百万円
差入保証金・敷金 171百万円
その他 762百万円
計 1,851百万円
なお、資産グループごとの回収可能価額は正味売却価額と使用価値のうち、いずれかの高い方の金額で測定し
ております。重要性の高い資産グループの不動産についての正味売却価額は、不動産鑑定評価額もしくは路線価
に基づく評価額及び固定資産税評価額を基準とし、使用価値は将来キャッシュ・フローを5.5%で割り引いて算出
しております。
(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
その他有価証券評価差額金
当期発生額 △27 △94
組替調整額 △37 -
税効果調整前 △65 △94
税効果額 20 28
その他有価証券評価差額金 △44 △66
退職給付に係る調整額
当期発生額 △63 △88
組替調整額 40 50
税効果調整前 △22 △38
税効果額 7 13
退職給付に係る調整額 △14 △24
その他の包括利益合計 △59 △91
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1 発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 25,472,485 - - 25,472,485
2 自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 1,451,342 122 - 1,451,464
(注)1.普通株式の自己株式の株式数には、株式付与ESOP信託口が保有する当社株式(当連結会計年度期首
73,900株 当連結会計年度末73,900株)が含まれております。
2.普通株式の自己株式の株式数の増加122株は、単元未満株式の買取りによる増加122株であります。
3 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2018年6月26日
普通株式 915 38.00 2018年3月31日 2018年6月28日
定時株主総会
2018年10月31日
普通株式 915 38.00 2018年9月30日 2018年12月6日
取締役会
(注)2018年6月26日定時株主総会決議及び2018年10月31日取締役会決議に係る「配当金の総額」には、株式付与E
SOP信託口が保有する当社株式に対する配当金2百万円が含まれております。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2019年6月26日
普通株式 利益剰余金 915 38.00 2019年3月31日 2019年6月27日
定時株主総会
(注)2019年6月26日定時株主総会決議に係る「配当金の総額」には、株式付与ESOP信託口が保有する当社株式
に対する配当金2百万円が含まれております。
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1 発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 25,472,485 5,939,600 - 31,412,085
(注)1.普通株式の増加は、第三者割当増資によるものであります。
2 自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 1,451,464 456 39 1,451,881
(注)1.普通株式の自己株式の株式数には、株式付与ESOP信託口が保有する当社株式(当連結会計年度期首
73,900株 当連結会計年度末73,861株)が含まれております。
2.普通株式の自己株式の株式数の増加456株は、単元未満株式の買取りによる増加456株であります。
3.普通株式の自己株式の株式数の減少39株は、株式付与ESOP信託口による当社従業員への割当によるも
のであります。
3 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2019年6月26日
普通株式 915 38.00 2019年3月31日 2019年6月27日
定時株主総会
2019年10月31日
普通株式 1,011 42.00 2019年9月30日 2019年12月5日
取締役会
(注)1.2019年6月26日定時株主総会決議に係る「配当金の総額」には、株式付与ESOP信託口が保有する当社株
式に対する配当金2百万円が含まれております。
2.2019年10月31日取締役会決議に係る「配当金の総額」には、株式付与ESOP信託口が保有する当社株式に
対する配当金3百万円が含まれております。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2020年6月25日
普通株式 利益剰余金 1,501 50.00 2020年3月31日 2020年6月26日
定時株主総会
(注)2020年6月25日定時株主総会決議に係る「配当金の総額」には、株式付与ESOP信託口が保有する当社株式
に対する配当金3百万円が含まれております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
現金及び預金勘定 16,381百万円 55,112百万円
預入期間が3ヶ月超の定期預金 -百万円 △99百万円
現金及び現金同等物 16,381百万円 55,013百万円
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(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、事業会社別、事業区分別に内部管理を行っております。事業区分といたしましては、医薬品、化粧品、
日用雑貨等の商品供給及び小売販売を行う「ドラッグストア・調剤事業」、介護施設の運営、訪問介護等を行う
「介護事業」の2つの事業を展開しております。従って、「ドラッグストア・調剤事業」、「介護事業」の2つを
報告セグメントとしております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
ドラッグストア 合計
介護事業 計 (注)
・調剤事業
売上高
外部顧客への売上高 397,393 3,166 400,559 - 400,559
セグメント間の内部
10 - 10 - 10
売上高又は振替高
計 397,403 3,166 400,570 - 400,570
セグメント利益 12,852 49 12,901 - 12,901
セグメント資産 146,794 2,605 149,399 - 149,399
その他の項目
減価償却費 3,427 84 3,511 - 3,511
有形固定資産及び
6,372 64 6,436 - 6,436
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
ドラッグストア 合計
介護事業 計 (注)
・調剤事業
売上高
外部顧客への売上高 400,621 3,253 403,875 - 403,875
セグメント間の内部
23 1 24 - 24
売上高又は振替高
計 400,645 3,254 403,899 - 403,899
セグメント利益 13,259 59 13,319 - 13,319
セグメント資産 149,992 2,559 152,551 - 152,551
その他の項目
減価償却費 4,002 82 4,085 - 4,085
有形固定資産及び
7,376 71 7,448 - 7,448
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 400,570 403,899
「その他」の区分の売上高 - -
セグメント間取引消去 △10 △24
連結財務諸表の売上高 400,559 403,875
(単位:百万円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 12,901 13,319
「その他」の区分の利益 - -
セグメント間取引消去 13 17
全社費用 - -
連結財務諸表の営業利益 12,915 13,336
(単位:百万円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 149,399 152,551
「その他」の区分の資産 - -
セグメント間取引消去 △5 △5
全社資産(注) 23,333 55,752
連結財務諸表の資産合計 172,727 208,298
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社の現金預金及び固定資産等であります。
(単位:百万円)
連結財務諸表
報告セグメント計 その他 調整額
計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 3,511 4,085 - - - - 3,511 4,085
有形固定資産及び
6,436 7,448 - - 657 2,170 7,094 9,619
無形固定資産の増加額
(注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、IT関係の投資額であります。
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株式会社ココカラファイン(3098) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 3,958円25銭 4,661円28銭
1株当たり当期純利益 381円27銭 344円06銭
(注) 1.株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益の算
定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、1株当たり純資産額の算定
上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。
1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前連結会計年度73,900株、当
連結会計年度73,868株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連
結会計年度73,900株、当連結会計年度73,861株であります。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 9,158 8,270
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
9,158 8,270
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 24,021,066 24,037,067
4.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 95,081 139,653
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) - -
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 95,081 139,653
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
24,021,021 29,960,204
株式の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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