3092 ZOZO 2019-01-31 15:00:00
2019年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年1月31日
上 場 会 社 名 株式会社ZOZO 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3092 URL https://corp.zozo.com
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 前澤 友作
問合せ先責任者 (役職名) 取締役副社長兼CFO (氏名) 柳澤 孝旨 (TEL) 043(213)5171
四半期報告書提出予定日 2019年2月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 ( アナリスト・機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 89,774 26.6 20,630 △12.4 20,685 △12.4 13,665 △16.1
2018年3月期第3四半期 70,915 32.1 23,551 22.1 23,600 21.4 16,285 15.4
(注) 包括利益 2019年3月期第3四半期 13,659百万円( △17.0%) 2018年3月期第3四半期 16,449百万円( 16.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 44.58 -
2018年3月期第3四半期 52.26 -
(注) 2018年3月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載
しておりません。
2019年3月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式
が存在しないため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 76,441 20,203 26.3
2018年3月期 70,712 40,810 57.7
(参考) 自己資本 2019年3月期第3四半期 20,123百万円 2018年3月期 40,810百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 12.00 - 17.00 29.00
2019年3月期 - 14.00 -
2019年3月期(予想) 10.00 24.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 118,000 19.9 26,500 △18.9 26,500 △19.1 17,800 △11.7 58.13
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 311,644,285株 2018年3月期 311,644,285株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 6,349,100株 2018年3月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 306,514,396株 2018年3月期3Q 311,644,285株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料8ページ「連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
・当社は、2019年1月31日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。その模様及び説
明内容については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
・「2019年3月期 第3四半期決算短信」より、日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
○添付資料の目次
1.経営成績等の概要 ………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………7
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………8
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………9
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………9
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………11
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………13
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………13
― 1 ―
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(当期の経営成績)
[表1]前年同期比 (単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日 前年同期比
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
商品取扱高 196,987 (100.0%) 235,030 (100.0%) 19.3%
売上高 70,915 (36.0%) 89,774 (38.2%) 26.6%
差引売上総利益 65,575 (33.3%) 81,057 (34.5%) 23.6%
営業利益 23,551 (12.0%) 20,630 (8.8%) △12.4%
経常利益 23,600 (12.0%) 20,685 (8.8%) △12.4%
親会社株主に帰属する四半期純利益 16,285 (8.3%) 13,665 (5.8%) △16.1%
( )内は商品取扱高に対する割合です。
当社グループは、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念のもと、日本最大級のファッション
ECサイト「ZOZOTOWN」の運営、プライベートブランド「ZOZO」の販売及びファッションメディア「WEAR」の運営を
中心に事業活動を行っております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループは、「ZOZOTOWN」においてはユニークユーザー数拡大及びコン
バージョンレート(ユニークユーザーの購買率)向上のために、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト
作りに注力してまいりました。具体的には、引き続きユーザーの多様なニーズに対応できるよう積極的に幅広いジ
ャンルの新規ブランドの出店を進めたことや、2018年5月(17日~23日)及び同11月(6日~13日並びに20日~27
日)には、それぞれ春及び秋のセールイベントとして「ZOZOWEEK」を実施いたしました。また、新規会員獲得及び
既存会員の年間購入金額増加を図るため、同12月25日より新たな有料会員サービスとして、「ZOZOARIGATOメンバー
シップ」を開始いたしました。ユーザーは月額500円(税抜)または年額3,000円(税抜)を支払うことで、同有料
会員サービスにご登録いただけます。有料会員特典としては、当社負担にて月額50,000円(税込)を上限に商品販
売価格の10%相当額につき、ユーザー自らの裁量で、①商品販売価格からの値引、②日本赤十字社を始めとする当
社指定団体への寄付、③購入先ショップへの還元に充当することが可能となっております。今後は、ファッション
を楽しみながら社会貢献もできる新しい仕組みとして、本サービスがより多くのステークホルダーの皆様にご賛同
いただけるよう努めてまいります。
プライベートブランド「ZOZO」については、従来のUネックTシャツ、テーパードデニムなどのカジュアルアイテ
ムに加え、2018年7月よりビジネススーツをはじめとしたフォーマルラインのアイテム展開も開始いたしました。
当第3四半期連結会計期間においては、ブランド初となる吸湿発熱インナー「ZOZOHEAT」をはじめとした合計7ア
イテムのローンチをいたしました。また、従来「ZOZO」の商品を購入するためには、ユーザーが採寸用ボディース
ーツ「ZOZOSUIT」による計測を行う必要がありましたが、2018年9月7日より、「ZOZOSUIT」でこれまで計測され
た豊富な体型データを活用した体型推測アルゴリズムにより、一部のカジュアルラインアイテムについてはユーザ
ーが「ZOZOSUIT」による計測を行うことなく、最適なサイズの商品購入ができる新たな計測手法を導入いたしまし
た。今後は、ビジネススーツなど一部のフォーマルラインのアイテムを除くすべての商品を上記の新計測手法によ
り購入可能とするべく、現在アルゴリズムの改良に取り組んでおります。なお、「ZOZOSUIT」は、従来のセンサー
方式からマーカー方式に変更し、2018年4月27日より大量配布を開始しておりましたが、新計測手法による購入可
能対象アイテムの拡充を見越し、当連結会計年度末までの配布予定数は最大で300万枚に抑えられる見込みです。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の商品取扱高は235,030百万円(前年同期比19.3%増)、売上高は
89,774百万円(同26.6%増)、差引売上総利益は81,057百万円(同23.6%増)となりました。なお、当第3四半期
連結累計期間より、有料会員サービスに起因する値引額控除前の金額で商品取扱高を表示しております。差引売上
総利益率(対商品取扱高)についてはその他売上高(運賃収入、決済手数料収入等)の増加、受託販売手数料率
(対商品取扱高比)の上昇により、対商品取扱高比34.5%(前年同期比1.2ポイント上昇)となっております。
販売費及び一般管理費は60,426百万円(前年同期比43.8%増)、商品取扱高に対する割合は25.7%と前年同期と
比較して4.4ポイント上昇しております。上昇の要因は、「ZOZOSUIT」の無料配布に伴う広告宣伝費の増加、運賃改
定に伴う荷造運搬費の増加、及びその他費用の増加(マーカー方式の「ZOZOSUIT」の開発コスト、西日本豪雨義援
― 2 ―
金等の一時コストの発生、並びにシステムリプレイスに伴う通信費の増加等)によるものです。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は20,630百万円(前年同期比12.4%減)、営業利益率(対商
品取扱高)は8.8%と、前年同期と比較して3.2ポイント低下しております。また、経常利益は20,685百万円(同
12.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13,665百万円(同16.1%減)となりました。
当社グループはEC事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりますが、単一セグメン
ト内の各事業区分の業績を以下のとおり示しております。
各事業別の業績は、以下のとおりです。
[表2]事業別前年同期比
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日 取扱高 売上高
事業別 至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日) 前年同期比 前年同期比
取扱高 構成比 売上高 取扱高 構成比 売上高 (%) (%)
(百万円) (%) (百万円) (百万円) (%) (百万円)
ZOZOTOWN事業
(受託ショップ) 180,002 91.4 51,712 213,337 90.7 63,078 18.5 22.0
(買取ショップ) 129 0.1 129 128 0.1 128 △0.5 △0.5
(ZOZOUSED) 11,370 5.8 11,370 12,647 5.4 12,427 11.2 9.3
小計 191,502 97.3 63,212 226,113 96.2 75,634 18.1 19.7
PB事業 - - - 2,260 1.0 2,260 - -
BtoB事業 5,398 2.7 1,161 6,656 2.8 1,516 23.3 30.6
フリマ事業 86 0.0 - - - - △100.0 -
広告事業 - - - - - 857 - -
その他 - - 6,541 - - 9,506 - 45.3
合計 196,987 100.0 70,915 235,030 100.0 89,774 19.3 26.6
① ZOZOTOWN事業
ZOZOTOWN事業は、「受託ショップ」「買取ショップ」「ZOZOUSED」の3つの事業形態で構成されております。
「受託ショップ」は各ブランドの商品を受託在庫として預かり、受託販売を行っております。「買取ショップ」は
各ブランドからファッション商材を仕入れ、自社在庫を持ちながら販売しております。「ZOZOUSED」は主に個人ユ
ーザー等から中古ファッション商材を買取り、販売を行っております。
当社では、ZOZOTOWN事業を持続的に成長させていくためには「購入者数の拡大」及び「ファッション消費におけ
るZOZOTOWN利用率上昇」が重要なファクターであると認識しております。そのために、ユーザーとブランド双方に
とって魅力的なサイト作りに取り組んでおります。
― 3 ―
なお、ZOZOTOWN事業に係る主なKPIの推移は以下のとおりです。
(ショップ数等)
[表3]ショップ数、ブランド数の推移
前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
ZOZOTOWN 出 店 シ ョ ッ プ 数
987 1,016 1,094 1,111 1,139 1,183 1,255 ―
(注)1
内)買取ショップ 8 7 6 6 5 5 5 ―
受託ショップ 979 1,009 1,088 1,105 1,134 1,178 1,250 ―
ブランド数(注)1、2 5,859 6,032 6,346 6,443 6,820 6,957 7,115 ―
(注) 1 四半期会計期間末日時点の数値を使用しております。
2 プライベートブランド「ZOZO」は含んでおりません。
当第3四半期連結会計期間に新規出店したショップは、79ショップ(純増72ショップ)となりました。主な新規
出店ショップは、米国発ラグジュアリーブランドの「MICHAEL KORS」、著名ウォッチブランドの「CITIZEN」、
NMB48メンバーの村瀬紗英さんがプロデューサーを務めるファッションブランド「ANDGEEBEE」を展開する「BUNNY
apartment」となっております。
(年間購入者数)
[表4]年間購入者数の推移
前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
年間購入者数 6,734,740 6,963,986 7,205,777 7,223,227 7,392,126 7,769,546 8,073,672 ―
(前年同期比) 1,902,182 1,711,445 1,422,396 899,194 657,386 805,560 867,895 ―
(前四半期比) 410,707 229,246 241,791 17,450 168,899 377,420 304,126 ―
アクティブ会員数 4,181,873 4,591,017 4,957,861 5,112,861 5,458,643 5,782,227 6,156,837 ―
(前年同期比) 1,337,702 1,531,026 1,536,421 1,219,705 1,276,770 1,191,210 1,198,976 ―
(前四半期比) 288,717 409,144 366,844 155,000 345,782 323,584 374,610 ―
ゲスト会員数 2,552,867 2,372,969 2,247,916 2,110,366 1,933,483 1,987,319 1,916,835 ―
(前年同期比) 564,480 180,419 △114,025 △320,511 △619,384 △385,650 △331,081 ―
(前四半期比) 121,990 △179,898 △125,053 △137,550 △176,883 53,836 △70,484 ―
(注) 集計期間は会計期間末日以前の直近1年間としております。
当第3四半期連結会計期間において、2018年10月より会員向けサービスの拡充(ブランドクーポンを1ショップ
あたり1クーポン発行が可能となる仕組みに変更)を行った結果、アクティブ会員数は前四半期比で増加した一方
で、ゲスト会員数については、前四半期比で減少しました。
― 4 ―
(年間購入金額及び年間購入点数)
[表5]年間購入金額、年間購入点数の推移
前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
年間購入金額(全体)
47,119 46,818 46,707 47,661 46,870 46,120 46,009 ―
(注)1、2、3
(前年同期比) △3.1% △3.6% △3.2% 2.7% △0.5% △1.5% △1.5% ―
(前四半期比) 1.5% △0.6% △0.2% 2.0% △1.7% △1.6% △0.2% ―
年間購入点数(注)1、2 10.7 10.9 11.0 11.4 11.3 11.2 11.1 ―
(前年同期比) 8.2% 4.5% 4.9% 10.8% 5.8% 3.0% 1.4% ―
(前四半期比) 4.1% 1.7% 0.9% 3.7% △0.5% △1.0% △0.7% ―
年間購入金額(既存会員)
63,004 64,290 62,761 61,098 59,569 57,563 56,304 ―
(注)1、2、3
(前年同期比) 6.9% 7.0% 3.0% △1.1% △5.5% △10.5% △10.3% ―
(前四半期比) 2.0% 2.0% △2.4% △2.7% △2.5% △3.4% △2.2% ―
年間購入点数(注)1、2 14.1 14.6 14.5 14.4 14.2 13.8 13.6 ―
(前年同期比) 19.2% 15.7% 10.5% 6.1% 0.6% △5.5% △6.2% ―
(前四半期比) 4.0% 3.2% △0.7% △0.4% △1.4% △3.0% △1.5% ―
(注) 1 集計期間は会計期間末日以前の直近1年間としております。
2 アクティブ会員1人当たりの指標となっております。
3 円単位となっております。
当第3四半期連結会計期間において、全体の年間購入金額が前年同期比及び前四半期比で減少している主な要因
は、ライトユーザーの割合増加によるものとなります。また、既存会員の年間購入金額が前年同期比及び前四半期
比で減少している要因は、会員歴の浅い既存アクティブ会員の構成割合が上昇したことによるもの(会員歴の長さ
に応じて年間購入金額が高くなる傾向)となります。
(平均商品単価等)
[表6]平均商品単価、平均出荷単価、出荷件数の推移
前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
平均商品単価(注)1、2 4,099 3,664 4,858 4,203 3,953 3,655 4,759 ―
(前年同期比) △8.3% △5.0% △7.2% △6.1% △3.6% △0.2% △2.0% ―
平均出荷単価(注)1、2 8,530 8,186 9,043 8,611 8,122 7,777 9,560 ―
(前年同期比) △1.7% 3.1% △10.9% △3.8% △4.8% △5.0% 5.7% ―
1注文あたり購入点数(注)1 2.08 2.23 1.86 2.05 2.05 2.13 2.01 ―
(前年同期比) 7.1% 8.5% △3.9% 2.4% △1.3% △4.8% 7.9% ―
出荷件数(注)1 6,787,599 7,148,647 8,303,595 8,293,761 8,425,033 8,865,330 9,512,052 ―
(前年同期比) 45.9% 32.6% 41.1% 19.7% 24.1% 24.0% 14.6% ―
(注) 1 四半期会計期間の数値を使用しております。
2 円単位となっております。
平均商品単価につきましては、前年同期比で微減となりました。低単価ショップの商品取扱高構成比の上昇によ
る下落トレンドに一定の下げ止まり感が出てきていると考えております。一方で、平均出荷単価は前年同期比で増
加に転じております。2017年10月に実施した送料自由施策、及び同11月1日より送料を一律200円に改定したことに
より、前第3四半期連結会計期間においては1注文あたりの購入点数が減少した結果、出荷単価が大幅に下落いた
しました。送料改定実施後一定期間が経過し、ユーザーへの浸透が一巡してきたことから、当第3四半期連結会計
期間において、1注文あたり購入点数が前年同期比で増加し、その結果、平均出荷単価は増加いたしました。
― 5 ―
受託ショップ、買取ショップ及びZOZOUSEDの実績は以下のとおりです。
a.受託ショップ
当第3四半期連結累計期間の商品取扱高は213,337百万円(前年同期比18.5%増)、商品取扱高に占める割合は
90.7%(前年同期実績91.4%)となりました。売上高(受託販売手数料)は63,078百万円(前年同期比22.0%増)
となりました。2018年12月末現在、受託ショップは1,250ショップ(2018年9月末1,178ショップ)を運営しており
ます。
b. 買取ショップ
当第3四半期連結累計期間の商品取扱高は128百万円(前年同期比0.5%減)、商品取扱高に占める割合は0.1%
(前年同期実績0.1%)となりました。売上高は128百万円(前年同期比0.5%減)となりました。2018年12月末現
在、買取ショップ事業では5ショップ(2018年9月末5ショップ)を運営しております。
c. ZOZOUSED
当第3四半期連結累計期間の商品取扱高は12,647百万円(前年同期比11.2%増)、商品取扱高に占める割合は5.4
%(前年同期実績5.8%)となりました。売上高は12,427百万円(前年同期比9.3%増)となりました。
② PB事業
PB事業では、ユーザー個人の体型に合わせた当社の自社企画アパレル商品を販売する事業を行っております。当
事業は、当社が開発した採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT」を希望ユーザーに配布した上で提供頂く計測結果情報
を基にすることで、個人にあった最適なサイズの商品提供を可能としております。当第3四半期連結累計期間の商
品取扱高は2,260百万円、商品取扱高に占める割合は1.0%となりました。売上高は2,260百万円となりました。
③ BtoB事業
BtoB事業では、ブランドの自社ECサイトの構築及び運営を受託しております。当第3四半期連結累計期間の商品
取扱高は6,656百万円(前年同期比23.3%増)、商品取扱高に占める割合は2.8%(前年同期実績2.7%)となりまし
た。売上高(受託販売手数料)は1,516百万円(前年同期比30.6%増)となりました。2018年12月末現在、受託サイ
ト数は18サイト(2018年9月末12サイト)となっております。
④ 広告事業
広告事業は、「ZOZOTOWN」及び「WEAR」のユーザーリーチ基盤を活用し、取引先ブランドや広告代理業者に広告
枠を提供し、広告収入を得る事業形態となります。当第3四半期連結累計期間の売上高は857百万円となりました。
「WEAR」については、引き続きユーザーの拡大及びコンテンツの拡充を行うとともに、広告による収益化を図って
まいります。2018年12月末時点のアプリダウンロード数は1,200万ダウンロードを超えており、月間利用者数ともに
堅調に推移しております。
⑤ その他
その他には、ZOZOTOWN事業に付随した事業の売上(送料収入、決済手数料収入、有料会員収入等)、連結子会社
のその他売上高などが計上されております。当第3四半期連結累計期間のその他売上高は9,506百万円(前年同期比
45.3%増)となりました。
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(2)当期の財政状態の概況
(資産、負債及び純資産の状況)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間 増減率
総資産 70,712 76,441 8.1%
負債 29,902 56,238 88.1%
純資産 40,810 20,203 △50.5%
(総資産)
総資産については、前連結会計年度末に比べ5,728百万円増加(前連結会計年度末比8.1%増)し、76,441百万円
となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ2,914百万円増加(同5.4%増)し、56,489百万円となりまし
た。主な増減要因としては、売掛金の増加13,414百万円、現金及び預金の減少16,336百万円、商品及び製品の増加
2,874百万円などによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ2,813百万円増加(同16.4%増)し、
19,952百万円となりました。主な増減要因としては、投資その他の資産の増加1,684百万円などによるものでありま
す。
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計
期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分
に表示しております。なお、前連結会計年度についても当該会計基準等を遡って適用しております。
(負債)
負債については、前連結会計年度末に比べ26,335百万円増加(前連結会計年度末比88.1%増)し、56,238百万円
となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ25,698百万円増加(同94.3%増)し、52,942百万円となりま
した。主な増減要因としては、短期借入金の増加22,000百万円などによるものであります。固定負債は、前連結会
計年度末に比べ636百万円増加(同23.9%増)し、3,295百万円となりました。主な増減要因としては、資産除去債
務の増加417百万円などによるものであります。
(純資産)
純資産については、前連結会計年度末に比べ20,606百万円減少(前連結会計年度末比50.5%減)し、20,203百万
円となりました。主な増減要因としては、自己株式の取得24,412百万円などによるものであります。
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(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年3月期の通期業績予想につきましては、2018年4月27日公表の予想を修正いたしました。詳細は、本日
別途公表いたしました「2019年3月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 24,571 8,234
売掛金 25,382 38,797
商品及び製品 2,194 5,068
原材料及び貯蔵品 195 1,303
その他 1,230 3,084
流動資産合計 53,574 56,489
固定資産
有形固定資産 5,668 6,673
無形固定資産
のれん 2,769 2,411
その他 453 934
無形固定資産合計 3,222 3,346
投資その他の資産 8,247 9,932
固定資産合計 17,138 19,952
資産合計 70,712 76,441
負債の部
流動負債
買掛金 25 812
受託販売預り金 13,671 19,263
短期借入金 - 22,000
未払法人税等 6,479 1,484
賞与引当金 25 224
役員賞与引当金 10 -
ポイント引当金 1,123 1,398
返品調整引当金 106 97
その他 5,800 7,661
流動負債合計 27,243 52,942
固定負債
退職給付に係る負債 1,566 1,784
資産除去債務 603 1,021
その他 488 488
固定負債合計 2,659 3,295
負債合計 29,902 56,238
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,359 1,359
資本剰余金 1,328 1,328
利益剰余金 38,204 41,932
自己株式 - △24,412
株主資本合計 40,892 20,208
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 91 62
為替換算調整勘定 - 10
退職給付に係る調整累計額 △173 △158
その他の包括利益累計額合計 △81 △85
新株予約権 - 80
純資産合計 40,810 20,203
負債純資産合計 70,712 76,441
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 70,915 89,774
売上原価 5,330 8,726
売上総利益 65,584 81,048
返品調整引当金戻入額 85 106
返品調整引当金繰入額 95 97
差引売上総利益 65,575 81,057
販売費及び一般管理費 42,023 60,426
営業利益 23,551 20,630
営業外収益
受取利息 0 0
受取賃借料 4 4
リサイクル収入 25 42
業務支援料 - 56
ポイント失効益 30 38
その他 39 23
営業外収益合計 100 165
営業外費用
支払利息 2 52
支払賃借料 4 4
為替差損 8 22
投資事業組合運用損 35 30
営業外費用合計 50 110
経常利益 23,600 20,685
特別利益
固定資産売却益 0 8
事業譲渡益 - 169
特別利益合計 0 178
特別損失
固定資産除売却損 5 16
投資有価証券評価損 - 85
為替換算調整勘定取崩損 56 -
減損損失 - 1,176
特別損失合計 61 1,278
税金等調整前四半期純利益 23,539 19,585
法人税、住民税及び事業税 7,401 6,494
法人税等調整額 △147 △574
法人税等合計 7,254 5,919
四半期純利益 16,285 13,665
非支配株主に帰属する四半期純利益 0 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 16,285 13,665
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 16,285 13,665
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 84 △28
為替換算調整勘定 73 7
退職給付に係る調整額 6 14
その他の包括利益合計 164 △6
四半期包括利益 16,449 13,659
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 16,408 13,659
非支配株主に係る四半期包括利益 41 -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
自己株式の取得
当社は、2018年5月23日に、東京証券取引所における自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-2)により、自己株式
6,349,100株を取得しております。この結果、当第3四半期連結累計期間において、自己株式が24,412百万円増加し
ております。
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