3088 マツキヨココカラ 2019-05-10 15:00:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                                2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
                                         決算短信 日本基準 連結)
                                                                                                         2019年5月10日
上場会社名 株式会社マツモトキヨシホールディングス                                                                               上場取引所 東
コード番号 3088   URL http://www.matsumotokiyoshi-hd.co.jp/
代表者        (役職名) 代表取締役社長                    (氏名) 松本 清雄
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部 財務経理部長                   (氏名) 西田 浩                                   TEL 047-344-5110
定時株主総会開催予定日      2019年6月27日                  配当支払開始予定日                                  2019年6月28日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月27日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無       : 有 (機関投資家アナリスト向け )
                                                                                                        (百万円未満切捨て)
1.2019年3月期の連結業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績                                                                                         (%表示は対前期増減率)
                                                                                                 親会社株主に帰属する
                        売上高                     営業利益                       経常利益                    当期純利益
                       百万円           %          百万円             %          百万円             %             百万円           %
     2019年3月期        575,991        3.1        36,028          7.3        38,978          7.9           25,035       10.0
     2018年3月期        558,879        4.4        33,565         18.1        36,123         17.2           22,755       13.1
(注) 包括利益
 
                      2019年3月期            24,709百万円( △5.3%)  2018年3月期                     26,093百万円(26.6%)
                      1株当たり                   潜在株式調整後        自己資本                         総資産        売上高
                      当期純利益                 1株当たり当期純利益      当期純利益率                       経常利益率     営業利益率
                                  円 銭                         円 銭                 %                %                   %
     2019年3月期                    239.42                    239.33             12.1               12.3                 6.3
     2018年3月期                    215.03                    214.92             11.7               12.1                 6.0
(参考) 持分法投資損益    2019年3月期  -百万円        2018年3月期  -百万円
(注)当社は、2017年11月9日開催の取締役会決議により、2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分
  割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり当期純利益」及び
  「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」を算定しております。
 

(2)連結財政状態
                        総資産                         純資産                  自己資本比率                   1株当たり純資産
                                  百万円                         百万円                          %                        円 銭
     2019年3月期                   318,324                   209,269                        65.7                    2,038.76
     2018年3月期                   314,178                   204,871                        65.2                    1,935.39
(参考) 自己資本              2019年3月期           209,226百万円                   2018年3月期         204,813百万円
(注)当社は、2017年11月9日開催の取締役会決議により、2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分
  割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり純資産」を算定し
  ております。
(3)連結キャッシュ・フローの状況
              営業活動による                        投資活動による                     財務活動による                 現金及び現金同等物
              キャッシュ・フロー                      キャッシュ・フロー                   キャッシュ・フロー                 期末残高
                                  百万円                         百万円                       百万円                         百万円
     2019年3月期                    21,897                   △7,872                   △22,290                        43,349
     2018年3月期                    27,938                   △7,741                    △7,060                        51,613
2.配当の状況
                                年間配当金                                              配当金総額 配当性向 純資産配当
                   第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                       期末         合計         (合計)  (連結) 率(連結)
                       円 銭          円 銭             円 銭         円 銭        円 銭           百万円             %             %
    2018年3月期             -         50.00             -         30.00         -           5,828         25.6           3.0
    2019年3月期             -         30.00             -         35.00      65.00          6,775         27.1           3.3
    2020年3月期(予想)         -         35.00             -         35.00      70.00                        28.2
(注)当社は、2017年11月9日開催の取締役会決議により、2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分
  割を行っております。2018年3月期の第2四半期末の配当金については、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載
 
  しております。
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
                                                                     (%表示は、 通期は対前期、 四半期は対前年同四半期増減率)
                                                                                  親会社株主に帰属                1株当たり
                          売上高                営業利益                  経常利益            する当期純利益                当期純利益
                        百万円         %       百万円           %      百万円        %          百万円        %                 円 銭
     第2四半期(累計)        305,000      6.2     19,000     12.0      20,000     8.8        12,500     7.9              119.54
        通期            600,000      4.2     37,000      2.7      39,900     2.4        26,000     3.9              248.64
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無
 


(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更   :無
    ② ①以外の会計方針の変更          :無
    ③ 会計上の見積りの変更           :無
    ④ 修正再表示                :無
 

(3)発行済株式数(普通株式)
    ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)          2019年3月期     109,272,214株 2018年3月期 109,272,214株
    ② 期末自己株式数                    2019年3月期       6,648,168株 2018年3月期   3,446,876株
    ③ 期中平均株式数                    2019年3月期     104,567,766株 2018年3月期 105,820,863株
 
   (注)1.期末自己株式数には、「役員報酬BIP信託口」及び「株式付与ESOP信託口」が保有する当社株式
        (2019年3月期 140,660株、2018年3月期 148,320株)が含まれております。また、「役員報酬BIP信託
        口」及び「株式付与ESOP信託口」が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己
        株式に含めております。
       2.当社は、2017年11月9日開催の取締役会決議により、2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合
        で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、発行済株式数
        (普通株式)を算定しております。
 
※決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
 
※業績予想の適切な利用に関する説明、 その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
  上記の業績予想につきましては、 発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものです。実際の業績は、 今後
様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。なお、 業績予想に関する事項につきましては、 添付資料の4ページをご
参照下さい。
     
                     株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


○添付資料の目次
 
 1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………2
    (1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………2
    (2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………4
    (3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………4
    (4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………4
 2.経営方針 …………………………………………………………………………………………………………………5
    (1)会社の経営の基本方針 ……………………………………………………………………………………………5
    (2)目標とする経営指標 ………………………………………………………………………………………………5
    (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 ………………………………………………………………5
 3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………6
 4.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………7
    (1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………7
    (2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………9
       連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………9
       連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………10
    (3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………11
    (4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………13
    (5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………14
      (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………14
      (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………14
      (表示方法の変更) …………………………………………………………………………………………………14
      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………14
      (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………15
      (1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………19
      (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………19
 5.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………20
       売上及び仕入の状況 ………………………………………………………………………………………………20
 




                              1
                                株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
    当連結会計年度(2018年4月1日~2019年3月31日)における日本経済の現状は、各種の景気指標においては
   改善の兆しが見られるものの、世界経済の減速懸念、それに伴う世界的な株価の変動、原油価格の動向、為替相
   場の状況、これら外的要因の影響も含めた消費マインドの変化など、先行き不透明感は依然として拭えず消費環
   境は厳しい状況で推移しました。
    ドラッグストア業界におきましては、業種・業態を越えた競合企業の新規出店、商勢圏拡大に向けた新たなエ
   リアへの侵攻、M&Aによる規模拡大、同質化する異業種との競争、それらが要因となる狭小商圏化など、我々
   を取り巻く経営環境は厳しい状況が継続しております。
    このような環境の中、当社グループは、ローリングした中期的な戦略テーマとして「需要創造に向けた新業態
   モデルの構築」「オムニチャネルを起点としたCRMのさらなる進化」の2つを継続し、新たな戦略テーマとし
   て「市場シェアの向上と強固な収益基盤の確立」を掲げ取組んでまいりました。
    具体的には、エリアシェア拡大に向けた主要都市での至近距離出店、インバウンド需要獲得のための新たな立
   地への展開とともに、既存店における免税対応店舗の拡大(新店を含め929店舗(前期末比401店舗増))を図
   り、これら店舗から得られた各種データを活用することで立地・環境に合わせた最適な品揃えを実行してまいり
   ました。
    調剤事業の強化・拡大に向けた取組みとしましては、厚生労働省が進める「健康サポート薬局」の認可を受け
   た24店舗において地域医療連携を推進するとともに、調剤サポートプログラムの導入契約も順調に拡大しており
   ます。また、プライベートブランド(PB)商品に関しましては、日常的なアスリートを応援する当社管理栄養
   士監修シリーズとして「matsukiyo LAB アスリートライン」の展開を開始し、人気のエナジードリンクは第4弾
   となる爽快系成分を含んだ「EXSTRONG CAFOON ENERGY DRINK(エクストロングキャフーンエナジードリンク)」
   を発売するなどPB商品の構成比拡大に努めてまいりました。
     また、これまで多くのデザイン賞を獲得した「matsukiyo」のト
   イレットペーパーが、世界最高峰のクリエイティブ賞である「D&
   AD賞」において部門最高賞の「イエローペンシル賞」とともに、
   世界三大広告賞の一つ「The One Show」においてもメリット賞を
   受賞するなど引き続き、そのデザインにおいても高い評価をいた
   だいております。
    なお、これらプライベートブランド戦略が奏功し、世界最大のブランディング専門会社であるインターブラン
   ド社による日本で初めての「ブランディング活動」を評価する新たなアワード『Japan Branding Awards 2018』
   において「Best of the Best賞」を受賞いたしました。




  (関連情報:<< https://www.matsumotokiyoshi-hd.co.jp/news/data/b7d082203bc390801ef1e71f7b916e5f.pdf >>)
     ナショナルブランドメーカーとの共同企画品としましては、 ロート製薬株式会社と、 女性向け目薬「ロートリセ」ブランドよ
   り、 働く女性の目の疲れを癒す「ロート リセリッチプレミアム」を当社グループ専売品として新発売いたしました。
     継続した取組みとしましては、KPI(グループの重要業績評価指標)管理による経営の効率化を図り、各事
   業会社の業績改善を推進するとともに、当社グループの強みとなる顧客接点数(ポイントカード会員/LINE
   の友だち/公式アプリのダウンロード数)の獲得に努め、その総数は延べ6,000万超まで拡大しました。
     新たな取組みとしましては、2018年4月30日よりNTTドコモの「dポイントサービス」の取扱いを開始し、
   順次グループ各店に拡大(3月末現在1,600店舗超)しております。
     フランチャイズ事業に関しましても、新たに「株式会社京成ストア」「株式会社東急ステーションリテールサ
   ービス」「株式会社京王ストア」「東京シティ・エアターミナル株式会社」の4社と契約を締結いたしました。




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                       株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


     海外事業としましては、中華人民共和国における越境ECやタイ王国での「マツモトキヨシ」店舗の展開も33
    店舗まで順調拡大し、台湾におけるドラッグストア事業に関しましても10月に1号店、11月に2号店をオープン
    するなどインバウンドだけでなく国外においても外国人のお客様需要の獲得を図っております。
     新規出店に関しましては、銀座エリアでのシェア拡大に向け「銀座みゆきAve.店」、新宿エリアでのシェア拡
    大に向けた「新宿歌舞伎町店」などの至近距離展開を図るとともに、空港における国際線ターミナル直営1号店
    となる「福岡空港国際線ターミナル店」、出国手続き後エリアへの初出店となる「成田国際空港第1ターミナル
    店」、世界遺産に登録された富士山を望む「富士山静岡空港店」、アウトレット7店舗目となる「OUTLET
    三井アウトレットパーク木更津店」のオープンなど、多彩なフォーマットで展開できるノウハウを生かし、グル
    ープとして81店舗をオープンしました。また、既存店舗の活性化を目的として「matsukiyo LAB」への業態変更
    を含め88店舗の改装を実施するとともに、不採算店舗31店舗の閉鎖など収益構造の改革を着実に進めておりま
    す。その結果、当連結会計年度末におけるグループ店舗数は1,654店舗となりました。
     (※タイ王国においてセントラル&マツモトキヨシリミテッドが運営する33店舗及び台湾において台湾松本清
    股份有限公司(Matsumotokiyoshi(Taiwan) Limited)の運営する2店舗はグループ店舗数の総数に含んでおり
    ません。)
     なお、当社グループが注力しております社会貢献活動(CSR)に関しましては、第25回及び第26回セルフメ
    ディケーションフォーラム「美と健康のエキスパートから学ぶ今日から始めるワタシ磨き」を開催し、多くのお
    客様のご参加をいただくなど、美しく健康であり続けたい方々を応援する取組みも実施してまいりました。


     以上の結果、売上高5,759億91百万円(前期比3.1%増)、営業利益360億28百万円(同7.3%増)、経常利益389
    億78百万円(同7.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益250億35百万円(同10.0%増)となり、売上及び各
    利益とも、過去最高となりました。


     セグメントの業績は次のとおりであります。
     <小売事業>
      第1四半期は、期初から比較的天候には恵まれ高温で推移したものの、5月は低温傾向、6月は例年より早い
     梅雨入りと梅雨明けになったことで、春夏物のシーズン商品は月度によって好不調が分かれるかたちとなりまし
     た。
      第2四半期は、記録的な高温が続き、全国的な豪雨被害、大型台風の上陸、北海道胆振東部地震の発生など多
     くの自然災害が発生し、来店客数に大きな影響を及ぼしました。
      第2四半期までに発生した自然災害の影響は徐々に回復しつつも、暖冬傾向となった第3四半期は、冬物シー
     ズン商品が大変厳しい状況で推移し、インフルエンザの流行や昨年より早い飛散となったスギ花粉による花粉症
     関連商品は堅調に推移したものの、暖冬傾向が続いた第4四半期もシーズン商品は苦戦を強いられました。
      しかしながら、新規出店、PB商品の拡販、改装による既存店の活性化、効率的かつ効果的な販促策の実行、
     KPI管理による経営の効率化等に努めることで収益は順調に拡大しました。
      訪日外国人観光客に関しましては、6月に発生した大阪北部地震を含めた自然災害により、関西および北海道
     において訪日外国人観光客数に一定の影響を及ぼしましたが、購買動向の変化を捉えたきめ細かな対応、各種の
     マーケティング戦略、免税対応店舗の拡大などにより関東を中心にその他のエリアがけん引するかたちで大きく
     伸長し、越境ECも含め順調に拡大いたしました。
      調剤事業に関しましては、薬価改定があったものの、引き続き既存店への調剤併設を含め、高い収益性の見込
     める物件を優先的に開局するとともに、技術料の獲得、健康サポート薬局として地域医療連携を深めるなどの各
     種施策により、処方箋応需枚数が増加したことで順調に伸長しております。
 
    <卸売事業>
     卸売事業は、小売事業同様にシーズン商品は好不調が分かれる展開となりましたが、新たにフランチャイズ契
    約を締結した「株式会社京成ストア」「株式会社東急ステーションリテールサービス」「株式会社京王ストア」
    の出店とともに既存契約企業の新規出店、調剤サポートプログラムの新規契約、インバウンド需要の獲得により
    順調に拡大しました。


     このような営業活動に基づき、小売事業の売上高は5,545億56百万円(前期比3.0%増)、卸売事業182億86百
    万円(同4.9%増)、管理サポート事業31億49百万円(同2.5%増)となりました。




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(2)当期の財政状態の概況
   (資産)
      当連結会計年度末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて41億46百万円増加して3,183億
    24百万円となりました。これは主に現金及び預金が82億64百万円減少したものの、商品が63億81百万円、受取
    手形及び売掛金が25億67百万円、未収入金が12億2百万円、流動資産のその他が11億87百万円増加したこと等
    によるものであります。


   (負債)
     負債につきましては、2億51百万円減少して1,090億54百万円となりました。これは主にリース債務(長期)
   9億9百万円増加したものの、買掛金が14億92百万円減少したこと等によるものであります。


   (純資産)
     純資産につきましては、43億98百万円増加して2,092億69百万円となりました。これは主に、自己株式139億9
   百万円の増加により純資産が減少したものの、利益剰余金186億77百万円増加があったこと等によるものであり
   ます。



(3)当期のキャッシュ・フローの概況
   当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は433億49百万円となり、前連結会計年度末と比較して82
  億64百万円減少となりました。
   当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。


  (営業活動によるキャッシュ・フロー)
     営業活動の結果獲得した資金は、218億97百万円(前期は279億38百万円の獲得)となりました。これは主に、
   税金等調整前当期純利益373億69百万円の計上等によるものであります。
     
  (投資活動によるキャッシュ・フロー)
     投資活動の結果使用した資金は、78億72百万円(前期は77億41百万円の使用)となりました。これは主に、有
   形固定資産の取得による支出45億98百万円等によるものであります。
     
  (財務活動によるキャッシュ・フロー)
     財務活動の結果使用した資金は、222億90百万円(前期は70億60百万円の使用)となりました。これは主に、
   自己株式の取得による支払139億72百万円等によるものであります。
      
  (資本の財源及び資金の流動性)
    当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主に営業活動により得られた資金を新規出店に係る
   設備投資に充当しております。




(4)今後の見通し
   次期の見通しにつきましては、世界経済の動向、原油価格の変動、貿易摩擦を懸念した為替や株価の状況、地
  政学的リスクなど、今後の企業業績に影響を与える要因も多く、先行きは依然として不透明な状況が続くものと
  考えられます。
   このような環境のなか、当社グループとしましては、中長期的な経営戦略のもと、対処すべき3つの課題とし
  て「深化した次世代ヘルスケアサービスの推進」「利益につながるデジタルマーケティングの推進」「積極的な
  グローバル展開の推進」を設定し、“美と健康の分野においてなくてはならない企業グループ”を目指してまい
  ります。
    
   以上のことから、2020年3月期における業績見通しは、売上高6,000億円(前期比4.2%増)、営業利益370億円
  (同2.7%増)、経常利益399億円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益260億円(同3.9%増)を見込
  んでおります。



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2.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
    当社グループは、「1st for you.あなたにとっての、いちばんへ。」をグループ経営理念としてお
   ります。また、この理念に基づき、以下を経営の基本方針としております。
   ・当社は、当社グループに関わるすべての人が、いつまでも美しく、健康で心豊かな生活を送れるよう奉仕して
    まいります。
   ・当社は、これからの高齢化社会を支えるため、セルフメディケーションを推進し、お客様とその大切な人の健
    康を守る「かかりつけ薬局」として貢献していきたいと考えております。
   ・当社は、美と健康の分野で、常に新しい価値の創造とまごころを込めたサービスを提供することにより、“美
    と健康の分野になくてはならない企業グループ”を目指してまいります。
   ・当社は、美と健康を通じて、すべてのステークホルダーから信頼され支持される企業グループを目指し、その
    ための努力を惜しまず、常に挑戦し、成長し続けてまいります。


(2)目標とする経営指標
    当社グループは、経営ビジョンとして「美と健康の事業分野において『売上高1兆円企業』を目指す。」を掲
   げ、その実現を目指しております。このビジョンを実現するための経営目標として「2021年3月期 グループ売上
   高 8,000億円、ROE 10%以上の維持・継続」を設定しております。


(3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
    当社グループは、"美と健康の分野においてなくてはならない企業グループ"の実現を目指して、3つの戦略テ
   ーマ「専門性×独自性による美と健康の地域貢献(役割・責務)」、「既存の枠にとらわれない新しいビジネス
   の創造(挑戦・成長)」、「企業価値を高めるグループ経営の高度化(統治・改革)」を設定し、取組んでまい
   ります。
    当社グループの対処すべき課題は、次のとおりであります。
    ① 深化した次世代ヘルスケアサービスの推進
       当社グループは、競争がますます激しくなる環境の中において、社会構造やお客様のライフスタイルの変
      化などをいち早く察知し、すべての人がいつまでも美しく、健康で心豊かな生活を送れるよう取組んでまい
      ります。
       そのためには、既存事業であるドラッグストア店舗・保険調剤薬局をただ拡大するだけでなく、創業の原
      点である薬・化粧品・調剤の3つを柱に、信頼され選ばれるドラッグストア、かかりつけ薬局を目指し、
      「高い専門性」、「マツモトキヨシならではの独自性」を高め、地域包括ケアシステムの一員として地域社
      会へ貢献できるよう努めてまいります。


    ②    利益につながるデジタルマーケティングの推進
         当社グループは、急速に進化するITを活用することで、お客様の生活スタイルの変化や嗜好・ニーズを
        的確にとらえ、一人ひとりのお客様との距離を縮め、深く繋がれるようデジタルマーケティング基盤の強化
        に取組んでまいります。
         6,000万を超えるお客様との接点を活用した分析力を更に高め、当社にしかない商品の開発やメーカー様向
        けブランドマーケティング支援を推進するだけでなく、マーケティングノウハウそのものをサービス化し、
        異業種との連携を拡大するなど、既存の枠にとらわれずに新しい収益の柱となるよう企業価値の向上に努め
        てまいります。


    ③    積極的なグローバル展開の推進
         当社グループは、パスポートデータ分析を活用した最適な品揃えやキャッシュレス決済への対応など、国
        内インバウンド対応を高度化するだけでなく、アジアを中心とした海外店舗展開と合わせて、グローバル会
        員獲得に向けた仕組みづくりや海外で支持される商品の開発、提供に取組み、グローバル基盤の確立に向け
        て積極的に推進してまいります。




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3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
     当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準に基づき連
    結財務諸表を作成する方針であります。
     なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方
    針であります。
 




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                    株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
                                                          (単位:百万円)
                                  前連結会計年度             当連結会計年度
                                 (2018年3月31日)        (2019年3月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                                   51,618              43,353
   受取手形及び売掛金                                20,905              23,472
   商品                                       69,778              76,160
   貯蔵品                                         584                 663
   未収入金                                     16,047              17,249
   その他                                       6,861               8,049
   貸倒引当金                                       △7                  △7
   流動資産合計                                  165,788             168,942
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物                                60,391              62,445
      減価償却累計額                             △36,672             △38,370
      建物及び構築物(純額)                           23,718              24,074
     土地                                     40,647              40,156
     リース資産                                  13,431              15,202
      減価償却累計額                              △9,132              △9,747
      リース資産(純額)                              4,298               5,454
     建設仮勘定                                      50                 213
     その他                                    12,209              13,177
      減価償却累計額                              △9,081              △9,715
      その他(純額)                                3,128               3,461
     有形固定資産合計                               71,843              73,360
   無形固定資産
     のれん                                     6,677               5,756
     その他                                     4,321               4,146
     無形固定資産合計                               10,998               9,903
   投資その他の資産
     投資有価証券                                 22,179              21,691
     繰延税金資産                                  5,194               5,361
     敷金及び保証金                                36,425              37,337
     その他                                     1,897               1,801
     貸倒引当金                                   △149                 △74
     投資その他の資産合計                             65,547              66,118
   固定資産合計                                  148,389             149,382
 資産合計                                      314,178             318,324




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                                 前連結会計年度             当連結会計年度
                                (2018年3月31日)        (2019年3月31日)
負債の部
 流動負債
   買掛金                                     65,612              64,119
   リース債務                                    1,591               1,888
   未払法人税等                                   8,107               7,406
   賞与引当金                                    3,553               3,723
   ポイント引当金                                  2,616               2,783
   資産除去債務                                      17                   4
   その他                                     11,652              11,902
   流動負債合計                                  93,150              91,828
 固定負債
   リース債務                                    2,996               3,905
   繰延税金負債                                   2,919               2,680
   株式給付引当金                                     91                 134
   役員株式給付引当金                                   33                  39
   退職給付に係る負債                                  221                 234
   資産除去債務                                   6,935               7,201
   その他                                      2,958               3,029
   固定負債合計                                  16,156              17,226
 負債合計                                     109,306             109,054
純資産の部
 株主資本
   資本金                                     22,051              22,051
   資本剰余金                                   23,024              22,994
   利益剰余金                                  158,593             177,270
   自己株式                                   △6,856             △20,765
   株主資本合計                                 196,813             201,551
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                             8,000               7,674
   その他の包括利益累計額合計                            8,000               7,674
 新株予約権                                         57                  43
 純資産合計                                    204,871             209,269
負債純資産合計                                   314,178             318,324




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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
                                                       (単位:百万円)
                             前連結会計年度               当連結会計年度
                           (自 2017年4月1日          (自 2018年4月1日
                           至 2018年3月31日)         至 2019年3月31日)
売上高                                  558,879               575,991
売上原価                                 389,673               396,509
売上総利益                                169,205               179,482
販売費及び一般管理費
 広告宣伝費                                  1,725                 1,388
 ポイント引当金繰入額                                -                    167
 給料及び手当                                47,031                48,925
 賞与引当金繰入額                               3,553                 3,723
 退職給付費用                                   972                 1,012
 減価償却費                                  6,547                 7,301
 地代家賃                                  32,075                34,226
 のれん償却額                                 1,157                   932
 その他                                   42,576                45,776
 販売費及び一般管理費合計                         135,639               143,453
営業利益                                   33,565                36,028
営業外収益
 受取利息                                     132                   116
 受取配当金                                    316                   338
 固定資産受贈益                                  686                   708
 発注処理手数料                                  972                 1,035
 その他                                      503                   814
 営業外収益合計                                2,611                 3,014
営業外費用
 支払利息                                      16                    17
 為替差損                                      -                      9
 支払手数料                                     -                      9
 現金過不足                                     13                    13
 その他                                       23                    13
 営業外費用合計                                   54                    64
経常利益                                   36,123                38,978
特別利益
 固定資産売却益                                    5                    16
 投資有価証券売却益                                  9                    48
 特別利益合計                                    15                    65
特別損失
 固定資産除却損                                  399                   331
 店舗閉鎖損失                                   188                    87
 減損損失                                   1,084                 1,169
 その他                                       48                    85
 特別損失合計                                 1,720                 1,674
税金等調整前当期純利益                            34,418                37,369
法人税、住民税及び事業税                           11,944                12,591
法人税等調整額                                 △281                  △257
法人税等合計                                 11,662                12,333
当期純利益                                  22,755                25,035
親会社株主に帰属する当期純利益                        22,755                25,035




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(連結包括利益計算書)
                                                     (単位:百万円)
                           前連結会計年度               当連結会計年度
                         (自 2017年4月1日          (自 2018年4月1日
                         至 2018年3月31日)         至 2019年3月31日)
当期純利益                               22,755                25,035
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                         3,338                 △325
 その他の包括利益合計                           3,338                 △325
包括利益                                 26,093                24,709
(内訳)
 親会社株主に係る包括利益                        26,093                24,709
 非支配株主に係る包括利益                            -                     -




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(3)連結株主資本等変動計算書
        前連結会計年度(自    2017年4月1日 至      2018年3月31日)
                                                                        (単位:百万円)
                                              株主資本

                資本金             資本剰余金         利益剰余金        自己株式         株主資本合計

当期首残高                22,051         23,027       141,136      △6,879        179,336

当期変動額

 剰余金の配当                                          △5,298                     △5,298
 親会社株主に帰属する
                                                  22,755                     22,755
 当期純利益
 自己株式の取得                                                           △2          △2

 自己株式の処分                                △3                         26            22
 株主資本以外の項目の
 当期変動額(純額)
当期変動額合計                  -              △3        17,456           23        17,476

当期末残高                22,051         23,024       158,593      △6,856        196,813



                    その他の包括利益累計額
              その他有価証券評価       その他の包括利益累       新株予約権        純資産合計
              差額金             計額合計
当期首残高                 4,662          4,662            61      184,060

当期変動額

 剰余金の配当                                                       △5,298
 親会社株主に帰属する
                                                               22,755
 当期純利益
 自己株式の取得                                                           △2

 自己株式の処分                                                           22
 株主資本以外の項目の
                      3,338          3,338            △3        3,334
 当期変動額(純額)
当期変動額合計               3,338          3,338            △3       20,811

当期末残高                 8,000          8,000            57      204,871




                                         11
                              株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


        当連結会計年度(自   2018年4月1日 至     2019年3月31日)
                                                                         (単位:百万円)
                                              株主資本

                資本金             資本剰余金         利益剰余金         自己株式         株主資本合計

当期首残高                22,051         23,024        158,593      △6,856        196,813

当期変動額

 剰余金の配当                                           △6,358                     △6,358
 親会社株主に帰属する
                                                   25,035                     25,035
 当期純利益
 自己株式の取得                                                      △13,972        △13,972

 自己株式の処分                             △29                            63            33
 株主資本以外の項目の
 当期変動額(純額)
当期変動額合計                  -           △29           18,677     △13,909          4,738

当期末残高                22,051         22,994        177,270     △20,765        201,551



                    その他の包括利益累計額
              その他有価証券評価       その他の包括利益累       新株予約権         純資産合計
              差額金             計額合計
当期首残高                 8,000          8,000             57      204,871

当期変動額

 剰余金の配当                                                        △6,358
 親会社株主に帰属する
                                                                25,035
 当期純利益
 自己株式の取得                                                      △13,972

 自己株式の処分                                                            33
 株主資本以外の項目の
                      △325           △325            △14         △340
 当期変動額(純額)
当期変動額合計               △325           △325            △14         4,398

当期末残高                 7,674          7,674             43      209,269




                                         12
                 株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


(4)連結キャッシュ・フロー計算書
                                                     (単位:百万円)
                            前連結会計年度              当連結会計年度
                          (自 2017年4月1日         (自 2018年4月1日
                          至 2018年3月31日)        至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前当期純利益                         34,418              37,369
 減価償却費                                6,547               7,301
 減損損失                                 1,084               1,169
 のれん償却額                               1,157                 932
 賞与引当金の増減額(△は減少)                        180                 169
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                        △2                 △73
 ポイント引当金の増減額(△は減少)                    △107                  167
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                     25                  13
 受取利息及び受取配当金                          △448                △455
 支払利息                                    16                  17
 固定資産売却損益(△は益)                           40                  65
 固定資産除却損                                399                 331
 売上債権の増減額(△は増加)                     △3,053              △2,567
 たな卸資産の増減額(△は増加)                    △2,608              △6,461
 未収入金の増減額(△は増加)                     △1,127                △903
 仕入債務の増減額(△は減少)                       2,701             △1,492
 未払金の増減額(△は減少)                          462               △140
 敷金及び保証金の家賃相殺額                        1,337               1,255
 その他                                △2,717              △1,431
 小計                                  38,304              35,267
 利息及び配当金の受取額                            319                 341
 利息の支払額                                △16                 △17
 法人税等の支払額                          △11,814             △15,989
 法人税等の還付額                             1,145               2,295
 営業活動によるキャッシュ・フロー                    27,938              21,897
投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                     △3,404              △4,598
 無形固定資産の取得による支出                     △1,490               △950
 敷金及び保証金の差入による支出                    △1,996              △2,364
 敷金及び保証金の回収による収入                       699                 373
 投資有価証券の取得による支出                     △1,009                 △0
 投資有価証券の売却による収入                         47                 161
 その他                                 △586                △493
 投資活動によるキャッシュ・フロー                   △7,741              △7,872
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入金の純増減額(△は減少)                      △46                   -
 リース債務の返済による支出                      △1,733              △1,980
 自己株式の取得による支出                           △2             △13,972
 配当金の支払額                            △5,297              △6,356
 その他                                     19                  19
 財務活動によるキャッシュ・フロー                   △7,060             △22,290
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                  13,136             △8,264
現金及び現金同等物の期首残高                       38,477              51,613
現金及び現金同等物の期末残高                       51,613              43,349




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(5)連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
      該当事項はありません。
 
 (会計方針の変更)
      該当事項はありません。


 (表示方法の変更)
     (「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
    「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を当連結会計年度の期首か
    ら適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示する方法に変
    更しております。
     この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」2,979百万円及び「固定
    負債」の「繰延税金負債」のうち983百万円を「投資その他の資産」の「繰延税金資産」5,194百万円に含めて表示
    し、「固定負債」の「繰延税金負債」は2,919百万円と表示しております。
     なお、同一納税主体の繰延税金資産と繰延税金負債を相殺して表示しており、変更前と比べて総資産が983百万円
    減少しております。


 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
      当社は、2018年11月8日開催の取締役会決議に基づき、自己株式3,223,000株の取得を行っております。この取
     得等により、当連結会計年度において、自己株式が13,909百万円増加し、当連結会計年度末において自己株式が
     20,765百万円となっております。




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 (セグメント情報等)
        【セグメント情報】
         1.報告セグメントの概要
           当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能で
          あり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっ
          ているものであります。
           当社グループは、ドラッグストア・保険調剤薬局等のチェーン店経営を行う「小売事業」を核に、関
          係会社・フランチャイジー等への商品供給をしている「卸売事業」、グループ企業の管理・間接業務の
          受託、店舗の建設・営繕、生命保険・損害保険の販売代理業等をしている「管理サポート事業」といっ
          た活動をしており、グループ各社が「小売事業」「卸売事業」の各事業を戦略立案・実行展開し、当社
          を中心に事業・経営サポートを行っております。
           したがって、これら事業活動のうち、小売事業の中核となる「マツモトキヨシ小売事業」を別掲し、
          その他を「その他小売事業」とし、同様に卸売事業の「マツモトキヨシホールディングス卸売事業」と
          「その他卸売事業」を区分し、「管理サポート事業」を加えた5つを報告セグメントとしております。
 
            2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
              報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、最近の有価証券報告書(2018年6月28日提出)
             の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグ
             メントの利益又は損失は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市
             場実勢価格に基づいております。
 
            3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
              前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
                                                                                                (単位:百万円)
                       小売事業                     卸売事業
                                                                                                     連結財務諸表
                                          マツモトキヨシ                   管理サポート                 調整額
                 マツモトキヨシ      その他                       その他                     合計                     計上額
                                          ホールディングス                    事業                  (注)1
                  小売事業        小売事業                      卸売事業                                          (注)2
                                           卸売事業

売上高

    外部顧客への売上高      351,101    187,268             60     17,377         3,071   558,879         -      558,879
    セグメント間の
                          9          29     373,350            -       13,890   387,279   △387,279          -
    内部売上高又は振替高
        計          351,110    187,298       373,410      17,377        16,961   946,158   △387,279     558,879
セグメント利益又は
                    24,230      9,252         1,494         272         △854     34,394      △828      33,565
セグメント損失(△)
セグメント資産            142,301     92,528        87,081       2,035       206,365   530,312   △216,134     314,178

その他の項目

    減価償却費            3,207      2,049             14           29       1,401     6,703      △156        6,547

    のれんの償却額               7          47           -            -           -         54      1,102       1,157

    有形固定資産の増加額       4,673      2,619             -            32          98     7,423      △285        7,138

    無形固定資産の増加額           14           5           -            -        1,218     1,237         -        1,237
 (注)1.調整額は、以下のとおりであります。
     (1) セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△828百万円には、のれんの償却額△1,102百万円及
       びセグメント間取引消去273百万円が含まれております。
     (2) セグメント資産の調整額△216,134百万円には、のれんの未償却残高6,392百万円及びセグメント間取引
       消去△222,526百万円が含まれております。
     (3) 減価償却費の調整額△156百万円はセグメント間取引消去額であります。
     (4) 有形固定資産の増加額の調整額△285百万円はセグメント間取引消去額であります。
    2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
    3.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年
       度の期首から適用しており、前連結会計年度に係るセグメント資産については、当該会計基準等を遡って
       適用した後の金額となっております。




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           当連結会計年度(自       2018年4月1日        至       2019年3月31日)
                                                                                             (単位:百万円)
                    小売事業                     卸売事業
                                                                                                  連結財務諸表
                                       マツモトキヨシ                   管理サポート                 調整額
              マツモトキヨシ      その他                        その他                    合計                     計上額
                                       ホールディングス                    事業                  (注)1
               小売事業        小売事業                      卸売事業                                          (注)2
                                        卸売事業

売上高

 外部顧客への売上高      365,672     188,883          163       18,122        3,149   575,991         -      575,991
 セグメント間の
                      15          33     383,828            -       14,125   398,003   △398,003          -
 内部売上高又は振替高
       計        365,688     188,917      383,992       18,122       17,274   973,995   △398,003     575,991
セグメント利益又は
                 26,031       9,699        1,809          319      △1,214     36,645      △617      36,028
セグメント損失(△)
セグメント資産         137,701     84,084        87,041        2,150      224,854   535,832   △217,507     318,324

その他の項目

 減価償却費            3,568       2,173            15           39       1,665     7,461      △160        7,301

 のれんの償却額               7          48           -            -           -         55        876         932

 有形固定資産の増加額       5,145       3,563            -            90         230     9,030      △182        8,847

 無形固定資産の増加額           14          14           -            -        1,175     1,204         -        1,204
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
    (1) セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△617百万円には、のれんの償却額△876百万円及び
         セグメント間取引消去259百万円が含まれております。
       (2) セグメント資産の調整額△217,507百万円には、のれんの未償却残高5,515百万円及びセグメント間取引
         消去△223,022百万円が含まれております。
       (3) 減価償却費の調整額△160百万円はセグメント間取引消去額であります。
       (4) 有形固定資産の増加額の調整額△182百万円はセグメント間取引消去額であります。
      2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。




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    【関連情報】
     前連結会計年度(自 2017年4月1日 至                 2018年3月31日)
     1.製品及びサービスごとの情報
                                                                                     (単位:百万円)
                         小売事業                卸売事業                   管理サポート事業               合計

外部顧客への売上高                      538,370                17,437                 3,071          558,879

 
       2.地域ごとの情報
        (1)売上高
           本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
          す。
 
        (2)有形固定資産
           本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
 
       当連結会計年度(自 2018年4月1日 至               2019年3月31日)
       1.製品及びサービスごとの情報
                                                                                     (単位:百万円)
                         小売事業                卸売事業                   管理サポート事業               合計

外部顧客への売上高                      554,556                18,286                 3,149          575,991

 
       2.地域ごとの情報
        (1)売上高
           本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
          す。
 
        (2)有形固定資産
           本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
 
    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
     前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
                                                                                       (単位:百万円)
                      小売事業                        卸売事業
                                         マツモトキヨシ                    管理サポート
              マツモトキヨシ        その他                         その他                  全社・消去         合計
                                         ホールディングス                     事業
               小売事業          小売事業                        卸売事業
                                           卸売事業

減損損失               635             363            -             -        8            76        1,084
 
       当連結会計年度(自   2018年4月1日 至             2019年3月31日)
                                                                                       (単位:百万円)
                      小売事業                        卸売事業
                                         マツモトキヨシ                    管理サポート
              マツモトキヨシ        その他                         その他                  全社・消去         合計
                                         ホールディングス                     事業
               小売事業          小売事業                        卸売事業
                                           卸売事業

減損損失               763             319            -             -       97           △10        1,169
 




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                            株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
     前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
                                                                                    (単位:百万円)
                     小売事業                        卸売事業
                                        マツモトキヨシ                    管理サポート
            マツモトキヨシ         その他                         その他                 全社・消去      合計
                                        ホールディングス                     事業
              小売事業          小売事業                        卸売事業
                                          卸売事業

当期償却額                 7            47            -             -       -      1,102     1,157
当期末残高                71           214            -             -       -      6,392     6,677
 
     当連結会計年度(自   2018年4月1日 至              2019年3月31日)
                                                                                    (単位:百万円)
                     小売事業                        卸売事業
                                        マツモトキヨシ                    管理サポート
            マツモトキヨシ         その他                         その他                 全社・消去      合計
                                        ホールディングス                     事業
              小売事業          小売事業                        卸売事業
                                          卸売事業

当期償却額                 7            48            -             -       -        876         932
当期末残高                63           177            -             -       -      5,515     5,756
 
    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
     前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
      該当事項はありません。
 
     当連結会計年度(自 2018年4月1日 至                2019年3月31日)
      該当事項はありません。
 




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                        株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


 (1株当たり情報)
                                    前連結会計年度             当連結会計年度
                                  (自 2017年4月1日        (自 2018年4月1日
                                   至 2018年3月31日)       至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額                               1,935円39銭           2,038円76銭
1株当たり当期純利益                               215円03銭             239円42銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益                        214円92銭             239円33銭
(注)1.当社は「役員向け株式報酬制度」及び「株式付与ESOP信託」を導入しております。1株当たり純資産額の
    算定上、当該信託口が保有する当社株式を期末発行済株式総数から控除する自己株式(前連結会計年度148千株、
    当連結会計年度140千株)に含めております。
     また、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算にお
    いて控除する自己株式(前連結会計年度150千株、当連結会計年度145千株)に含めております。
   2.当社は、2017年11月9日開催の取締役会決議により、2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株
    式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、
    1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
   3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
    す。
                                    前連結会計年度             当連結会計年度
                                  (自 2017年4月1日        (自 2018年4月1日
                                   至 2018年3月31日)       至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益
    親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)                    22,755              25,035
    普通株主に帰属しない金額(百万円)                           -                   -
    普通株式に係る親会社株主に帰属する
                                            22,755              25,035
    当期純利益(百万円)
    普通株式の期中平均株式数(千株)                       105,820             104,567


潜在株式調整後1株当たり当期純利益
    親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)                     -                   -
 普通株式増加数(千株)                               54            40
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
                                           -             -
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
(注) 当社は、2017年11月9日開催の取締役会決議により、2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式
  分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、普通株式の期中平均株式数
  (千株)及び普通株式増加数(千株)を算定しております。


 (重要な後発事象)
    該当事項はありません。
 




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5.その他
 売上及び仕入の状況
 (1) 事業部門別売上状況
   当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
                                           当連結会計年度
                                         (自 2018年4月1日
           セグメントの名称                       至 2019年3月31日)
                                   金額(百万円)          前期比(%)

小売事業                                    554,556           103.0

卸売事業                                     18,286           104.9

管理サポート事業                                  3,149           102.5

              合計                        575,991           103.1
(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
    2.売上に係る消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
    
 (2) 商品別売上状況
   当連結会計年度の売上実績を商品ごとに示すと、次のとおりであります。
                                           当連結会計年度
                                         (自 2018年4月1日
             商品別                          至 2019年3月31日)
                                   金額(百万円)          前期比(%)

小売事業

 医薬品                                    176,260           102.8

 化粧品                                    227,752           104.7

 雑貨                                      97,736           101.3

 食品                                      51,820           99.8

              小計                        553,570           103.0

卸売事業                                     17,780           104.8

              合計                        571,350           103.1
(注) 1.商品別売上状況は管理サポート事業を除いております。また、上記の金額には営業収入(テナントからの受
     取家賃及びフランチャイジーからのロイヤルティ収入等)は含まれておりません。
    2.売上に係る消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
    




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                     株式会社マツモトキヨシホールディングス(3088) 2019年3月期 決算短信


    (3) 商品別仕入状況
      当連結会計年度の仕入実績を商品ごとに示すと、次のとおりであります。
                                          当連結会計年度
                                        (自 2018年4月1日
              商品別                        至 2019年3月31日)
                                  金額(百万円)          前期比(%)

小売事業

    医薬品                                105,757           102.7

    化粧品                                160,523           104.7

    雑貨                                  73,531           99.7

    食品                                  44,713           99.0

               小計                      384,526           102.5

卸売事業                                    17,700           104.9

               合計                      402,227           102.6
 (注) 1.商品別仕入状況は管理サポート事業を除いております。
     2.仕入に係る消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
 




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