3088 マツキヨココカラ 2020-11-13 15:00:00
当社株式等の大規模買付行為への対応策(買収防衛策)の非更新(廃止)に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月 13 日
各 位
会 社 名 株式会社マツモトキヨシホールディングス
代 表 者 名 代表取締役社長 松本 清雄
コード番号 3088 東証一部
問 合 せ 先 経営企画本部広報部長 高橋 伸治
TEL( 047-344-5110)
当社株式等の大規模買付行為への対応策(買収防衛策)の非更新(廃止)に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおり、当社株式等の大規模買付行為への対応策(買収
防衛策)
(以下、
「本プラン」といいます。
)の有効期間が満了する 2021 年6月開催予定の第 14 回定時株
主総会の終結の時をもって、本プランを更新せずに廃止することを決議いたしましたのでお知らせいた
します。
記
当社は、2007 年6月 28 日、前身の株式会社マツモトキヨシの株主総会において本プランを導入し、
当社設立時(2007 年 10 月1日)にそれを継承し、以降、当社の企業価値及び株主共同の利益の更なる
向上を図り、その取り組みに全経営資源を集中させるために、会社の支配に関する基本方針を定めるとと
もに、本プランを更新してまいりました。
当社グループは、
「1st for you.あなたにとっての、いちばんへ。
」をグループ経営理念と
して“美と健康の分野においてなくてはならない企業グループ”となり、更に、将来的に“美と健康の
分野でアジアNo.1”となることを目指しております。その過程における経営目標として「2024 年
3月期グループ売上高1兆 2,000 億円、営業利益率 6.5%以上、ROE10%以上」を設定しております。
このグループ経営理念や経営目標のもと、当社グループは、公衆衛生の維持向上を担う
「ライフライン」
「社会インフラ」であるドラッグストア・薬局として、
「デジタル化の更なる高度化」
「グローバル化の更
なる進展」
「専門領域での事業規模拡大」を重点戦略として掲げ、また、その目指す姿を着実に具現化す
る持続可能な企業へと成長を遂げるべく、優先して取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定し、
更なる企業価値及び株主共同の利益を向上させるべく取り組んできております。
当社は、これらの取り組みを進める中で、機関投資家をはじめとする株主の皆様との対話において、本
プランの必要性や更新の是非につき、様々なご意見をいただきました。それらのご意見を受け、当社は、
買収防衛策を巡る近時の動向やこれまでの当社の企業価値及び株主共同の利益の向上施策やその推移を
踏まえて、取締役会で議論を重ねた結果、現在の当社にとっては本プランの必要性が低下しているものと
判断し、本日開催の取締役会において、本プランを更新せず廃止することを決議いたしました。
なお、当社は、本プランの廃止後も、当社株式の大量取得行為を行おうとする者に対しては、大量取得
行為の是非を株主の皆様が適切に判断するための必要かつ十分な情報の提供を求め、併せて当社取締役
会の意見等を開示し、株主の皆様の検討のために必要な時間と情報の確保に努める等、金融商品取引法、
会社法その他関係法令の許容する範囲内において、適切な措置を講じてまいりますとともに、引き続き
企業価値の向上及び株主共同の利益の確保に努めてまいります。
以 上