3082 きちりHD 2021-05-10 15:00:00
2021年6月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月10日
上場会社名 株式会社 きちりホールディングス 上場取引所 東
コード番号 3082 URL https://www.kichiri.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長CEO兼COO (氏名) 平川 昌紀
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役CFO (氏名) 葛原 昭 TEL 06-6262-3456
四半期報告書提出予定日 2021年5月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年6月期第3四半期の連結業績(2020年7月1日∼2021年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期第3四半期 4,673 36.9 △911 ― △603 ― △433 ―
2020年6月期第3四半期 7,408 △1.3 24 △92.8 19 △93.8 △83 ―
(注)包括利益 2021年6月期第3四半期 △432百万円 (―%) 2020年6月期第3四半期 △83百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年6月期第3四半期 △42.39 ―
2020年6月期第3四半期 △8.13 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年6月期第3四半期 8,273 974 10.4
2020年6月期 8,335 1,379 15.7
(参考)自己資本 2021年6月期第3四半期 863百万円 2020年6月期 1,300百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年6月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年6月期 ― 0.00 ―
2021年6月期(予想) ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2021年6月期の期末配当予想額につきましては未定といたします。当該配当予想額が決定した時点で速やかに公表いたします。
3. 2021年 6月期の連結業績予想(2020年 7月 1日∼2021年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2021年6月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界各国における拡大状況及び当社グループの国内外における店舗の営
業状況等を踏まえ、現時点では業績に影響を与える未確定要素が多いことから、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難なため未定としております。
今後、当社グループ各社の状況確認が進み、2021年6月期の業績予想について適正かつ合理的な算出が可能になりましたら、後日速やかに開示をいた
します。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1 社 (社名) 株式会社ユニゾン・ブルー 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期3Q 10,500,400 株 2020年6月期 10,550,400 株
② 期末自己株式数 2021年6月期3Q 325,698 株 2020年6月期 325,662 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年6月期3Q 10,224,720 株 2020年6月期3Q 10,224,738 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想につきましては、本資料
の発表時現在において合理的な予想の算出が困難なため未定としております。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(連結範囲の変更又は持分法の範囲の変更) …………………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響の下で、経済活動は抑制の状
態から、政府の観光助成の効果を受けて、回復する兆しを見せましたが、いわゆる第3波による感染者数が増加する
事態を受けて、2020年11月下旬以降、都市部の自治体が新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的とした飲食店の
休業・営業時間の短縮を要請し、また、2021年1月上旬以降、2度目の緊急事態宣言が発令される等、先行きにつき
ましては、不透明な状況で推移いたしました。
当飲食業界におきましても、上記の営業時間短縮要請やテレワークの広がり等によりお客様のご来店が減少する
等、経営環境は厳しいものとなりました。
このような状況の下、当社グループは飲食事業において、2020年7月、東京都豊島区の大規模商業施設「ハレザ池
袋」内にハンバーグにデミグラスソースをはじめ様々なソースやトッピングを組み合わせることで365日毎日ハンバ
ーグを楽しむことが出来る「グリルデミ玉」の1号店をオープンいたしました。また、2020年12月、神奈川県平塚市
の大規模商業施設「ららぽーと湘南平塚」内に、「健康と美容は毎日のおいしい食事から自分に」をテーマにした韓
国料理専門店「VEGEGO(ベジゴー)オヌレシクタン&CAFE」をオープンいたしました。この店舗は、出店
に際し、既存設備を引き継ぐことで初期投資を合理化することができております。現在商業施設による一定額の投資
を負担頂く形態での出店を協議できる環境にあり、今後こうした取組を進めることで、当社グループの競争力をより
強化することが可能となってまいります。
また、既存店舗でのテイクアウトやデリバリーの販売強化を積極的に進めました。ティーラテ専門店「CHAVA
TY」のスイーツ等の商品を自社の公式オンラインショップで販売を進めており、また、有力ファッション誌「婦人
画報」のECサイトにて販売が開始する等、ブランド力の認知度が高まり、非対面型サービス事業を強化することが
できました。いわゆるコロナ禍での競合優位性を確保する新たな取り組みに注力するとともに、エリアごとにお客様
の嗜好に合わせて、メニューの内容を改変し、それぞれの業態において、単価が向上いたしました。このように多様
化する消費者のニーズに対応するため、新たな業態の取組や、付加価値の高い料理の開発にも尽力しております。
プラットフォームシェアリング事業については、外食企業向けの更なるプラットフォーム強化を進めると共に、異
業種のブランドホルダーに対する出店支援コンサルティング業務の提供も増加しており、今後につきましても、あら
ゆる可能性を模索しながら、事業の拡大に努めたいと考えています。
フランチャイズ事業については、西日本最大級の総合スーパーであるイズミが展開するショッピングセンター「ゆ
めタウン」への出店を行っており、今後も同社施設内への継続的な新規出店を進めるとともに、新規のクライアント
開発も積極的に行ってまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、4,673百万円(前年同期比36.9%減)、営業損失911百万
円(前年同期は営業利益24百万円)、経常損失603百万円(前年同期は経常利益19百万円)、親会社株主に帰属する四半
期純損失433百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失83百万円)となりました。
また、休業協力金、雇用調整助成金等の助成金収入260百万円及びお客様の支払手段の多様化に対応するため、暗
号資産による決済を導入しており、暗号資産を保有した結果、暗号資産の評価益37百万円を営業外収益に、店舗臨時
休業による損失に対応する助成金収入324百万円を特別利益に、店舗臨時休業等による損失222百万円及び固定資産の
減損損失67百万円を特別損失に、それぞれ計上しております。
なお、当社グループはセグメント情報の記載を省略しているため、セグメントごとの経営成績の記載を省略してお
ります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は8,273百万円となりました。
流動資産合計は5,425百万円となり前連結会計年度末と比較して230百万円減少しております。減少の主な要因は現
金及び預金が751百万円減少したこと等によるものであります。
固定資産合計は2,847百万円となり、前連結会計年度末と比較して168百万円増加しております。増加の主な要因は
繰延税金資産が202百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は7,298百万円になりました。
流動負債合計は2,591百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,641百万円減少しております。減少の主な要因
は短期借入金が3,100百万円減少したこと等によるものであります。
固定負債合計は4,707百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,984百万円増加しております。増加の主な要因
は長期借入金が3,002百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は974百万円となり、前連結会計年度末と比較して405百万円減少
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しております。減少の主な要因は四半期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少446百万円があったことによるもので
あります。
(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、2020年8月11日公表の「2020年6月期決算短信」に記載のとおり、新型コロ
ナウイルス感染症の世界各国における拡大状況及び当社グループの国内外における店舗の営業状況等を踏まえ、現時
点では業績に影響を与える未確定要素が多いことから、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難なため未定としてお
ります。
今後、当社グループ各社の状況確認が進み、2021年6月期の業績予想について適正かつ合理的な算出が可能になり
ましたら、後日速やかに開示をいたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,045,724 4,294,179
売掛金 130,567 166,367
原材料及び貯蔵品 78,995 77,192
その他 401,079 887,811
流動資産合計 5,656,365 5,425,551
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 1,166,858 1,125,989
その他(純額) 186,917 138,537
有形固定資産合計 1,353,776 1,264,527
無形固定資産
のれん 16,796 15,622
その他 53,997 77,115
無形固定資産合計 70,794 92,737
投資その他の資産
投資有価証券 58,387 35,203
差入保証金 789,846 804,504
繰延税金資産 370,867 573,075
その他 36,125 78,243
貸倒引当金 △780 △780
投資その他の資産合計 1,254,447 1,490,246
固定資産合計 2,679,018 2,847,511
資産合計 8,335,384 8,273,063
負債の部
流動負債
買掛金 156,316 161,247
短期借入金 4,200,000 1,100,000
1年内返済予定の長期借入金 259,762 661,970
未払法人税等 474 67,091
株主優待引当金 10,808 17,195
その他 605,982 584,146
流動負債合計 5,233,344 2,591,651
固定負債
長期借入金 1,498,692 4,501,360
資産除去債務 24,890 25,170
その他 198,839 180,697
固定負債合計 1,722,421 4,707,228
負債合計 6,955,766 7,298,879
純資産の部
株主資本
資本金 381,530 381,530
資本剰余金 495,518 495,518
利益剰余金 548,688 102,024
自己株式 △113,857 △113,882
株主資本合計 1,311,880 865,192
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △11,342 △1,900
その他の包括利益累計額合計 △11,342 △1,900
新株予約権 24,252 34,646
非支配株主持分 54,826 76,246
純資産合計 1,379,617 974,183
負債純資産合計 8,335,384 8,273,062
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 7,408,508 4,673,509
売上原価 2,036,327 1,369,832
売上総利益 5,372,180 3,303,677
販売費及び一般管理費 5,347,872 4,215,100
営業利益又は営業損失(△) 24,307 △911,423
営業外収益
受取利息 0 828
受取保証料 518 -
還付加算金 695 -
助成金収入 - 260,993
暗号資産評価益 - 37,432
その他 519 30,044
営業外収益合計 1,733 329,298
営業外費用
支払利息 1,564 17,195
支払手数料 1,632 2,150
その他 3,648 2,286
営業外費用合計 6,845 21,632
経常利益又は経常損失(△) 19,195 △603,756
特別利益
助成金収入 - 324,697
特別利益合計 - 324,697
特別損失
店舗臨時休業による損失 - 222,298
減損損失 71,723 67,514
その他 2,007 11,176
特別損失合計 73,730 300,989
税金等調整前四半期純損失(△) △54,534 △580,048
法人税、住民税及び事業税 38,761 68,448
法人税等調整額 △10,132 △202,207
法人税等合計 28,629 △133,759
四半期純損失(△) △83,163 △446,289
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △83,163 △433,417
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
四半期純損失(△) △83,163 △446,289
その他の包括利益
為替換算調整勘定 - 13,434
その他の包括利益合計 - 13,434
四半期包括利益 △83,163 △432,855
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △83,163 △423,976
非支配株主に係る四半期包括利益 - △8,879
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
当社グループは「飲食事業」「プラットフォームシェアリング事業」及び「フランチャイズ事業」を行っており
ます。当社グループの報告セグメントは「飲食事業」のみであり、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セ
グメント情報の記載を省略しております。
(追加情報)
当社グループは、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関して、従来2021年6月期末にかけて徐々に収
束し回復に向かうとの仮定を置いておりましたが、収束時期が未だに不透明な状況であることから、2022年2月末
にかけて緩やかに回復し収束に向かうとの仮定に変更し、繰延税金資産の回収可能性の判断や固定資産の減損損失
の判定等を行っております。
(重要な後発事象)
(店舗の臨時休業)
当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、日本政府より2021年4月25日に発令された3度目
の緊急事態宣言や各自治体からの要請を受けて、直営店の一部において臨時休業や営業時間の短縮を行っておりま
す。
当該影響により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能
性がありますが、影響額については、現時点において合理的に見積もることは困難であります。
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