3073 DDホールディングス 2020-10-15 15:30:00
2021年2月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月15日
上 場 会 社 名 株式会社DDホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3073 URL https://www.dd-holdings.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 松村 厚久
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理統括 (氏名) 樋口 康弘 (TEL) 03-6858-6080
四半期報告書提出予定日 2020年10月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 無 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第2四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年8月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第2四半期 11,160 △61.8 △6,831 - △6,825 - △5,584 -
2020年2月期第2四半期 29,196 13.0 1,769 42.6 1,792 49.6 929 △5.0
(注) 包括利益 2021年2月期第2四半期 △6,211百万円( -%) 2020年2月期第2四半期 1,148百万円( 223.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年2月期第2四半期 △364.90 -
2020年2月期第2四半期 60.76 -
(注)1.2020年2月期第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存
在しないため記載しておりません。また、2021年2月期第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり
四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため記載しておりませ
ん。
2.当社は、2019年9月1日を効力発生日として普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行ってお
ります。前連結会計年度の期首に当該分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益を算定しておりま
す。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第2四半期 37,167 2,241 3.7
2020年2月期 38,579 8,533 18.2
(参考) 自己資本 2021年2月期第2四半期 1,366百万円 2020年2月期 7,004百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年2月期 - 9.00 - 4.50 13.50
2021年2月期 - 0.00
2021年2月期(予想) - - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
1.2021年2月期の中間配当につきましては、2020年10月15日付公表の「剰余金の配当(中間配当無配)に関するお
知らせ」をご参照ください。なお、2021年2月期の期末配当金予想につきましては、未定としております。
2.当社は、2019年9月1日を効力発生日として普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っておりま
すが、2020年2月期第2四半期末については、当該株式分割前の実際の配当金の金額を記載し、期末について
は、当該株式分割の影響を考慮した金額を記載しております。
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
2021年2月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界各国における拡大状況及び当社グ
ループの国内外における店舗の営業状況等を踏まえ、現時点では業績に影響を与える未確定要素が多いことから、適
正かつ合理的な業績予想の算出が困難なため未定としております。
今後、当社グループ各社の状況把握が進み、2021年2月期の連結業績予想について適正かつ合理的な算出が可能にな
りましたら、後日速やかに開示をいたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P.12「3.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
会計方針の変更に関する注記
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期2Q 15,642,720株 2020年2月期 15,642,720株
② 期末自己株式数 2021年2月期2Q 338,751株 2020年2月期 338,712株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期2Q 15,303,986株 2020年2月期2Q 15,304,116株
(注)当社は、2019年9月1日を効力発生日として普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行って
おります。これに伴い、発行済株式数(普通株式)については、前連結会計年度の期首に当該株式分割が
行われたと仮定して算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その 達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は 様々は要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあ
たっての注意事項等については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 5
(4)新型コロナウイルス感染症に関するリスク情報 ………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………11
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………12
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………12
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………12
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………15
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 連結会計年度の全社業績
第2四半期連結累計期間の全社業績 (単位:千円、%)
前第2四半期 当第2四半期 増減額 増減率
売上高 29,196,859 11,160,141 △18,036,718 △61.8
営業利益又は営業損失(△) 1,769,668 △6,831,361 △8,601,030 -
経常利益又は経常損失(△) 1,792,571 △6,825,030 △8,617,602
親会社株主に帰属する四半期
純利益又は親会社株主に帰属 929,938 △5,584,439 △6,514,378 -
する四半期純損失(△)
営業利益率 6.1 - -
当第2四半期連結累計期間(2020年3月1日~2020年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染
症(COVID-19)による影響が長期化しており、国内外の経済活動の停滞や縮小により、景気は急速に悪化いたしま
した。緊急事態宣言解除後は国内の経済活動に一部の回復の兆しがみられましたが、先行きは依然として厳しく不
透明な状況がつづいております。
このような環境のなか、当社グループは、社会的責任を果たすべく、店舗における感染防止対策を重点的に講じ、
社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保、店舗設備における消毒・清掃の強化、従業員の出勤前の検温、マ
スクの着用、手洗い消毒等を徹底しながら、お客様の安全と健康を守ることを最優先に取り組み、営業に努めてま
いりました。
また、各セグメントにおきましては、新型コロナウイルス感染症の影響の急拡大による一般家庭の外出自粛や
「新しい生活様式」に対応すべく、各種営業施策、営業時間の変更、テイクアウト・デリバリーの需要増等にも対
応してまいりました。
しかしながら、緊急事態宣言の発出による店舗休業及び「3密」を回避する消費者心理により来店客数は引き続
き前年に比べ減少しており、売上高は大幅な減少となりました。
さらに、飲食セグメント5社を2020年9月1日付けで株式会社ダイヤモンドダイニングを合併存続会社とする吸
収合併による方式で経営統合をすることを決議し、固定費の削減や各種契約の見直しを含めた一般管理費等の削減
や不採算店舗の退店、人員の適正配置を見直すことで、コスト削減に努める一方で、資金面においては、安定的な
グループ経営に資するよう、充分な手元流動性を確保するべく銀行からの借り入れなどを実行しております。
以上の結果、当社グループの連結業績は、売上高11,160,141千円(前連結会計年度比61.8%減)、営業損失
6,831,361千円(前年同期は営業利益1,769,668千円)、経常損失6,825,030千円(前年同期は経常利益1,792,571千
円)、親会社株主に帰属する四半期純損失5,584,439千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益929,938
千円)となりました。
また、当第2四半期連結累計期間の店舗展開状況につきましては以下のとおりであります。
『直営店舗出退店等の状況(2020年8月31日現在、海外店舗含む)』
既存店 新店 退店 合計 業態変更
飲食事業 431 8 33 406 2
アミューズメント事業 58 - 2 56 -
合計 489 8 35 462 2
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
2
①『飲食事業』 (単位:千円、%)
前第2四半期 当第2四半期 増減額 増減率
売上高 24,195,769 8,800,123 △15,395,645 △63.6
セグメント利益又は損失(△) 1,620,987 △5,155,610 △6,776,598 -
セグメント利益率 6.7 - -
当第2四半期連結累計期間における飲食事業は、新型コロナウイルス感染症のダメージコントロールに注力しつ
つ、人件費の抑制、広告媒体の最適化、不動産賃貸料の減額交渉等を実施し、店舗における感染防止対策を重点的
に講じ、顧客満足度の向上に努めるとともに、テイクアウト・デリバリーの需要増にも対応し、新たな業容の拡大
に取り組んでまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発出や各自治体から外出自粛(企業等のテ
レワークの拡大などによる外出の抑制)や各自治体からの営業自粛要請に従った、営業時間の短縮や臨時休業及び
「3密」を回避する消費者心理により来店客数は引き続き前年に比べ減少しており、売上高は低調に推移いたしま
した。
主な出店状況につきましては、国内では株式会社ゼットンが3月に株式会社エルフラットが運営する結婚式場
「YOKKAICHI HARBOR 尾上別荘」における事業を譲り受けました。また、株式会社ゴールデンマジックが東京都豊
島区に「博多かわ串・高知餃子 酒場フタマタ 西池袋店」を、東京都港区にオムライスの新業態「EGG BOMB 新橋
店」を出店し、株式会社商業藝術が東京都港区の六本木ヒルズ内に複合店「六本木洋食 おはし/小割烹おはし六
本木」を、東京都中央区のルミネ有楽町内に美容室「Sleepy Morning 有楽町」を出店いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における飲食事業の経営成績は、売上高8,800,123千円(前年同期比
63.6%減)、セグメント損失5,155,610千円(前年同期はセグメント利益1,620,987千円)となりました。
また、当第2四半期連結累計期間の店舗展開状況につきましては以下のとおりであります。
『飲食事業の直営店舗出退店等の状況(2020年8月31日現在、海外店舗含む)』
既存店 新店 退店 合計 業態変更
飲食事業 431 8 33 406 2
(単位:千円、%)
②『アミューズメント事業』
前第2四半期 当第2四半期 増減額 増減率
売上高 5,001,089 1,963,766 △3,037,323 △60.7
セグメント利益又は損失(△) 1,074,559 △948,030 △2,022,590 -
セグメント利益率 21.5 - -
当第2四半期連結累計期間におけるアミューズメント事業は、ビリヤード・ダーツ・カラオケ業態の各店舗にお
いて各種キャンペーンの実施、テイクアウト・デリバリーの需要増への対応等、複合カフェにおいては、鍵付き個
室やFREE Wi-Fi完備の特性を生かしてテレワーク需要の取り込みを行う等、アミューズメント事業の各店舗におい
て新規顧客の獲得並びに既存顧客の満足度向上に努めてまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う、各種イベント施策の中止、貸切パーティー需要の
減少に加え、各自治体からの営業自粛要請に従った、営業時間の短縮や臨時休業等が影響を及ぼし売上高は低調に
推移いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるアミューズメント事業の経営成績は、売上高1,963,766千円(前
年同期比60.7%減)、セグメント損失948,030千円(前年同期はセグメント利益1,074,559千円)となりました。
また、当第2四半期連結累計期間の店舗展開状況につきましては以下のとおりであります。
『アミューズメント事業の直営店舗出退店等の状況(2020年8月31日現在)』
既存店 新店 退店 合計 業態変更
アミューズメント事業 58 - 2 56 -
3
③『不動産サービス事業』 (単位:千円、%)
前第2四半期 当第2四半期 増減額 増減率
売上高 - 396,250 396,250 -
セグメント損失(△) - △103,340 △103,340 -
セグメント利益率 - - -
当第2四半期連結累計期間における不動産サービス事業を取り巻く環境におきましては、新型コロナウイルス感
染症の世界的な感染拡大により、多くの国において入国制限措置が取られ、国内においても都道府県をまたぐ移動
の自粛が要請される等、人の移動を基とするホテル業界にとっては非常に厳しい経営環境となりました。
このような環境の中、ホテル運営カテゴリーについては、法人営業の実施、オペレーションの効率化を図り、コ
ンテナ運営カテゴリーにおいては契約の中途解約を防ぐべく各種施策を実施し売上高は減少したものの、営業利益
の減少を最小限に抑えることが可能となりました。
主な開業状況につきましては、神奈川県茅ヶ崎市にホテル運営カテゴリーとして4棟目のホテルとなる「8HOTEL
CHIGASAKI」を開業いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における不動産サービス事業の経営成績は、売上高396,250千円、セグメ
ント損失103,340千円となりました。
(2)財政状態に関する説明
①連結貸借対照表 要約 (単位:千円、%)
前連結会計年度 当第2四半期 増減額 増減率
総資産 38,579,869 37,167,695 △1,412,174 △3.7
純資産 8,533,177 2,241,315 △6,291,861 △73.7
自己資本比率 18.2 3.7 △14.5ポイント
当 第 2 四 半 期 連 結 会 計 期 間 末 に お け る 総 資 産 の 残 高 は、 前 連 結 会 計 年 度 末 に 比 べ 1,412,174 千 円 減 少 し、
37,167,695千円となりました。主な要因といたしましては、繰延税金資産が796,224千円増加したものの、現金及び
預金、売掛金、差入保証金がそれぞれ1,498,470千円、394,367千円、265,012千円減少したこと等によるものであり
ます。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ4,879,687千円増加し、34,926,379千円となりました。主な要因と
いたしましては、買掛金、未払費用がそれぞれ602,182千円、484,973千円減少したものの、短期借入金が5,303,019
千円増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ6,291,861千円減少し、2,241,315千円となりました。主な要因といたしまし
ては、利益剰余金、非支配株主持分がそれぞれ5,654,357千円、653,390千円減少したこと等によるものでありま
す。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活
動によるキャッシュ・フローが5,615,379千円の資金減、投資活動によるキャッシュ・フローが1,071,027千円の
資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが5,496,592千円の資金増となりました。
また、現金及び現金同等物に係る換算差額38,963千円の資金減を含めた結果、前連結会計年度末と比べ
1,228,778千円減少し、7,119,255千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は5,615,379千円(前年同期は2,643,556千円
の獲得)となりました。主な要因といたしましては、減価償却費、減損損失がそれぞれ702,361千円、325,805千
4
円あるものの、税金等調整前四半期純利益、仕入債務の増減額がそれぞれ△7,111,487千円、△602,064千円あっ
たこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,071,027千円(前年同期は1,037,329千円
の使用)となりました。主な要因といたしましては、有形固定資産の取得による支出が1,205,103千円あったこと
等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は5,496,592千円(前年同期は483,519千円の
獲得)となりました。主な要因といたしましては、短期借入金の純増減額が5,303,019千円あったこと等によるも
のであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年2月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界各国における拡大状況及び当社
グループの国内外における店舗の営業状況等を踏まえ、現時点では業績に影響を与える未確定要素が多いことから、
適正かつ合理的な業績予想の算出が困難なため未定としております。
今後、当社グループ各社の状況確認が進み、2021年2月期の連結業績予想について適正かつ合理的な算出が可能
になりましたら、後日速やかに開示をいたします。
(4)新型コロナウイルス感染症に関するリスク情報
現在の営業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続くと見込まれ、また、内外経済をさ
らに下振れさせるリスクや金融資本市場の変動等による影響に留意する必要があるものと認識しております。
当社グループの経営陣は、これまでの経験や入手可能な情報等に基づき、最善の経営判断をおこない、引き続き
積極的な営業活動を展開すると共に、業務の効率化を推し進めてまいります。
また、2020年7月15日の取締役会において、下記の今後のグループ経営方針に関する決議を行い、計画通り進捗
しております。
(a)グループ会社の見直し
(b)固定費削減や各種契約の見直しを含めた一般管理費等の削減
(c)不採算店舗の退店
(d)人員の適正配置
なお、更なる感染拡大や長期化が実現した場合には、世界的な経済活動の停滞に伴う個人消費の低迷により、当
社グループの業績や財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があるため、金融機関等からの支援及び協力について協
議をはじめとした安定した財務基盤の確保のための施策を進めております。
5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,915,783 6,417,313
信託預金 178,802 232,234
売掛金 933,303 538,935
預け金 426,820 511,299
販売用不動産 384,796 427,951
商品 32,823 66,188
原材料及び貯蔵品 379,654 271,434
前払費用 976,675 915,650
未収入金 300,202 347,158
その他 99,746 118,445
貸倒引当金 △10,488 △12,355
流動資産合計 11,618,121 9,834,258
固定資産
有形固定資産
建物 19,185,879 19,931,516
減価償却累計額 △10,180,806 △10,395,348
減損損失累計額 △2,715,473 △2,878,478
建物(純額) 6,289,599 6,657,689
車両運搬具 20,021 17,356
減価償却累計額 △12,270 △10,988
車両運搬具(純額) 7,750 6,368
工具、器具及び備品 6,028,277 6,084,548
減価償却累計額 △4,551,101 △4,667,131
減損損失累計額 △503,712 △501,604
工具、器具及び備品(純額) 973,463 915,812
土地 167,964 296,681
信託建物 3,622,000 3,622,330
減価償却累計額 ― △57,245
信託建物(純額) 3,622,000 3,565,084
信託土地 1,948,000 1,948,000
リース資産 824,683 809,294
減価償却累計額 △606,119 △594,680
減損損失累計額 △58,140 △57,780
リース資産(純額) 160,422 156,834
建設仮勘定 1,242,028 905,028
有形固定資産合計 14,411,229 14,451,498
6
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
無形固定資産
のれん 4,526,716 4,395,251
商標権 11,195 9,073
ソフトウエア 134,326 119,235
その他 34,853 35,698
無形固定資産合計 4,707,092 4,559,259
投資その他の資産
投資有価証券 183,813 179,761
長期前払費用 228,604 201,296
差入保証金 6,108,391 5,843,378
繰延税金資産 1,007,194 1,803,419
その他 175,145 187,133
貸倒引当金 △22,733 △22,718
投資その他の資産合計 7,680,415 8,192,271
固定資産合計 26,798,738 27,203,029
繰延資産
開業費 163,009 130,407
繰延資産合計 163,009 130,407
資産合計 38,579,869 37,167,695
7
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,468,307 866,124
短期借入金 1,114,666 6,417,685
1年内返済予定の長期借入金 4,412,007 4,449,035
未払費用 1,857,855 1,372,882
未払法人税等 569,846 352,546
賞与引当金 9,423 7,586
株主優待引当金 26,801 22,392
ポイント引当金 68,133 69,399
資産除去債務 10,615 91,777
その他 2,085,383 2,715,843
流動負債合計 11,623,040 16,365,273
固定負債
社債 100,000 100,000
長期借入金 15,515,221 15,770,369
リース債務 118,926 117,092
資産除去債務 1,723,306 1,658,640
長期前受収益 18,859 17,127
繰延税金負債 774,610 745,748
その他 172,726 152,126
固定負債合計 18,423,651 18,561,105
負債合計 30,046,691 34,926,379
純資産の部
株主資本
資本金 699,384 699,384
資本剰余金 667,440 667,440
利益剰余金 5,573,970 △80,387
自己株式 △71,916 △71,952
株主資本合計 6,868,878 1,214,484
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,277 7,492
為替換算調整勘定 125,499 144,206
その他の包括利益累計額合計 135,776 151,699
新株予約権 2,771 2,771
非支配株主持分 1,525,751 872,360
純資産合計 8,533,177 2,241,315
負債純資産合計 38,579,869 37,167,695
8
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
売上高 29,196,859 11,160,141
売上原価 6,890,233 2,738,921
売上総利益 22,306,625 8,421,219
販売費及び一般管理費 20,536,956 15,252,581
営業利益又は営業損失(△) 1,769,668 △6,831,361
営業外収益
受取利息 160 1,128
受取配当金 664 666
受取協賛金 50,645 35,966
受取地代家賃 45,598 48,627
その他 72,726 92,447
営業外収益合計 169,796 178,835
営業外費用
支払利息 40,136 70,493
賃貸費用 41,212 44,805
支払手数料 15,844 14,484
為替差損 36,716 33,056
その他 12,982 9,664
営業外費用合計 146,893 172,504
経常利益又は経常損失(△) 1,792,571 △6,825,030
特別利益
固定資産売却益 2,707 4,294
立退補償金 ― 84,263
段階取得に係る差益 16,678 ―
特別利益合計 19,386 88,558
特別損失
固定資産売却損 ― 152
固定資産除却損 1,147 4,820
減損損失 66,209 325,805
解約違約金 9,000 30,878
その他 10,831 13,358
特別損失合計 87,188 375,015
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
1,724,769 △7,111,487
純損失(△)
法人税等 595,222 △883,725
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,129,546 △6,227,761
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
199,608 △643,321
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
929,938 △5,584,439
に帰属する四半期純損失(△)
9
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,129,546 △6,227,761
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,049 △2,784
為替換算調整勘定 16,928 18,706
その他の包括利益合計 18,978 15,922
四半期包括利益 1,148,525 △6,211,838
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 965,269 △5,558,485
非支配株主に係る四半期包括利益 183,255 △653,353
10
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
1,724,769 △7,111,487
純損失(△)
減価償却費 623,103 702,361
減損損失 66,209 325,805
のれん償却額 106,666 130,658
貸倒引当金の増減額(△は減少) 908 1,873
賞与引当金の増減額(△は減少) △3,534 △1,836
段階取得に係る差損益(△は益) △16,678 -
賃貸借契約解約損 9,000 30,878
立退補償金 △19,912 △84,263
受取利息及び受取配当金 △825 △1,795
支払利息 40,136 70,493
売上債権の増減額(△は増加) △326,711 394,511
前受収益の増減額(△は減少) 207,038 216,638
たな卸資産の増減額(△は増加) △20,846 31,898
仕入債務の増減額(△は減少) 281,526 △602,064
未払費用の増減額(△は減少) 283,775 △485,491
その他 402,427 983,537
小計 3,357,052 △5,398,283
利息及び配当金の受取額 813 1,795
立退補償金の受取額 26,955 95,813
利息の支払額 △38,926 △73,895
法人税等の支払額 △702,338 △243,780
その他 - 2,970
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,643,556 △5,615,379
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) △3,000 131,780
有形固定資産の取得による支出 △795,836 △1,205,103
無形固定資産の取得による支出 △45,005 △3,899
差入保証金の差入による支出 △109,259 △44,324
差入保証金の回収による収入 92,042 100,402
長期前払費用の取得による支出 △36,634 △20,112
投資有価証券の取得による支出 △110,406 -
資産除去債務の履行による支出 △16,654 △4,930
短期貸付けによる支出 - △1,043
その他 △12,574 △23,795
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,037,329 △1,071,027
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 116,666 5,303,019
長期借入れによる収入 2,295,000 2,886,039
長期借入金の返済による支出 △2,011,749 △2,593,242
社債の償還による支出 △40,000 -
配当金の支払額 △137,545 △65,721
非支配株主への配当金の支払額 △12,546 -
自己株式の取得による支出 △134 △36
非支配株主からの払込みによる収入 300,000 -
その他 △26,170 △33,466
財務活動によるキャッシュ・フロー 483,519 5,496,592
現金及び現金同等物に係る換算差額 △7,709 △38,963
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,082,036 △1,228,778
現金及び現金同等物の期首残高 5,801,903 8,348,033
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
380,294 -
額(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高 8,264,234 7,119,255
11
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う会計上の見積りについて)
今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大や、それに伴い2020年4月7日に日本政府により発令された改正新型
インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づく緊急事態宣言を受け、当該感染症の感染拡大予防措
置として、一部イベントの中止、店舗休業等の対応をとり、当該緊急事態宣言の解除後、順次営業再開をしており、
当第2四半期連結会計期間においては、当該感染症の影響は継続しているものの、売上高は緩やかな回復基調にあ
ります。
加えて、当社グループは、業務の効率化のため、「1.当四半期決算に関する定性的情報 (4)新型コロナウイル
ス感染症に関するリスク情報」に記載のとおり、2020年7月15日の取締役会において、今後のグループ経営方針に
関する決議を行い、計画通り進捗しております。
これらの現状に加え、第2四半期累計期間末時点で入手可能な外部情報等を含めて総合的に検討し、当該感染症の
売上高に対する影響は2022年2月期まで継続すると仮定を置く一方で、一層のコスト削減に取り組むことを前提と
して繰延税金資産の回収可能性及び固定資産の減損等の会計上の見積りを行っております。
上記方針に基づき現時点で想定される影響については第2四半期連結財務諸表に反映しておりますが、当該感染拡
大の状況や経済環境への影響等が当該想定と乖離する場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシ
ュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当社及び一部の連結子会社の税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当
期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗
じて計算しております。
12
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年8月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
アミューズ (注)1 計上額
飲食事業 合計 (注)2
メント事業
売上高
外部顧客への売上高 24,195,769 5,001,089 29,196,859 - 29,196,859
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 24,195,769 5,001,089 29,196,859 - 29,196,859
セグメント利益 1,620,987 1,074,559 2,695,547 △925,878 1,769,668
(注) 1.セグメント利益の調整額△925,878千円は、主に各報告セグメントに配分していない間接部門費用でありま
す。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
(子会社の取得による資産の著しい増加)
第1四半期連結会計期間において、2019年3月1日付で持分法適用関連会社であった株式会社エスエルディー
(証券コード3223、東京証券取引所JASDAQスタンダード市場)を実質支配力基準に基づき連結子会社としたこと
に伴い、前連結会計年度の末日に比べ、「飲食事業」のセグメント資産が1,414,149千円増加しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「飲食事業」において、撤退済4店舗及び撤退予定2店舗等について減損損失を計上しております。
なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては56,809千円であります。
「アミューズメント事業」において、撤退済1店舗について減損損失を計上しております。
なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては9,400千円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
「飲食事業」において、2019年3月1日付で持分法適用関連会社であった株式会社エスエルディー(証券コー
ド3223、東京証券取引所JASDAQスタンダード市場)を実質支配力基準に基づき連結子会社としたことに伴い、の
れんが発生しております。
なお、当該事象によるのれんの増加額は、当第2四半期連結累計期間において、525,678千円であります。
13
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
アミューズ 不動産サービ (注)1 計上額
飲食事業 合計 (注)2
メント事業 ス事業
売上高
外部顧客への売上高 8,800,123 1,963,766 396,250 11,160,141 - 11,160,141
セグメント間の内部
- - - - - -
売上高又は振替高
計 8,800,123 1,963,766 396,250 11,160,141 - 11,160,141
セグメント損失(△) △5,155,610 △948,030 △103,340 △6,206,981 △624,380 △6,831,361
(注) 1.セグメント損失(△)の調整額△624,380千円は、主に各報告セグメントに配分していない間接部門費用で
あります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「飲食事業」において、撤退予定等17店舗について減損損失を計上しております。
なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては62,709千円であります。
「アミューズメント事業」において、撤退予定等3店舗について減損損失を計上しております。
なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては198,639千円であります。
また、報告セグメントに帰属しない親会社の本社事務所一部撤退予定のため、減損損失を計上しております。
なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては64,456千円であります。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
2020年2月29日付で湘南レーベル株式会社他3社のみなし連結に伴い、国内におけるホテル運営事業、飲食事業、
貸コンテナ事業、戸建て不動産販売事業、貸別荘事業等の複数の事業を「不動産サービス事業」として前第4四半
期連結会計期間より追加・変更しております。なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報
告セグメントの区分に基づいて作成しております。
14
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
15