3069 J-JFLAHD 2021-02-10 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月10日
上 場 会 社 名 株式会社JFLAホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3069 URL https://j-fla.com
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)檜垣 周作
問合せ先責任者 (役職名)広報・IR・CSR室 (氏名)馬場 康尚 (TEL)03(6311)8892
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 53,221 △14.7 △843 ― △1,179 ― △1,640 ―
2020年3月期第3四半期 62,423 37.7 803 ― 519 ― 781 ―
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 △1,190 百万円 ( ―%) 2020年3月期第3四半期 912 百万円 ( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 △39.16 ―
2020年3月期第3四半期 18.64 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 54,595 9,678 17.0
2020年3月期 57,843 12,276 20.5
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 9,279 百万円 2020年3月期 11,869 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 4.00 4.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 4.00 4.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 73,000 △9.7 △350 ― △750 ― △1,050 ― △25.06
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 社 (社名) 、除外 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 41,929,936株 2020年3月期 41,929,936株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 28,971株 2020年3月期 24,211株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 41,904,015株 2020年3月期3Q 41,912,460株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社JFLAホールディングス(3069) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
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株式会社JFLAホールディングス(3069) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、社会・経済活
動が制限される事態となり、消費活動が減退したため極めて厳しい状況にあります。また、先行きについては、経
済活動が再開され一定程度回復傾向にあるものの、依然予断を許さない状況となっております。販売事業や流通事
業においては、経済活動は徐々に回復し、また、政府主導の「Go To キャンペーン」等の需要喚起策により、個人
消費は一時的に持ち直しました。しかし、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波が生じるなど、経済活動は
新型コロナウイルス感染症の動向に左右される非常に厳しい経営環境が続いております。
このような環境の中で、当社グループは「食を通じた新たな価値の創造と提供」をミッションに、「新たな価値
を生み出すブランド創出のための転換と販売手法の多様化」、「さらなる価値を生み出す事業ポートフォリオの構
築」、そして、「多層的な収益構造の確立と安定成長」という3つの中長期戦略を実行しております。
具体的には、販売事業において外食店舗を拠点としたクラウドキッチン型のデリバリー及びテイクアウトサービ
ス導入を進めており、直営店舗におけるデリバリー導入店舗数は2020年12月末現在54店舗(直営店舗に対して27
%)まで増加しております。今後は当社グループの直営店舗のみならず、全国のフランチャイズ店舗に広く展開を
してまいります。また、「ニューノーマル」と呼ばれる市場において、最適かつ安定的な収益基盤の構築のため事
業ポートフォリオの整備をすべく、事業の選択と集中を行っております。販売事業や流通事業においては、新型コ
ロナウイルス感染症の影響が長引くことを想定して、回復の見込みが遅れる不採算店舗の整理や英国子会社Atariya
Foods Limitedグループの寿司業態及び食品卸事業などの事業再編を進めております。
一方で、中長期戦略として、当社が保有する日本古来の醸造及び発酵技術ならびに乳業事業が持つ乳加工技術や
乳酸菌とトレーニングと食事・食材を結び付け提供することで、効率的な健康増進に役立てることを目的とした新
規事業(ウェルエイジング事業)を開始することといたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、乳業事業を中心とした生産事業は、新型コロナウイルス感染症拡大
による乳製品の家庭向け需要の増加や受託加工事業が好調に推移したため増収となりました。一方で、販売事業や
流通事業は、新型コロナウイルス感染症の影響が主要因となり、それぞれ減収となったため、売上高は53,221百万
円(前年同四半期比14.7%減)、営業損失は843百万円(前年同四半期は営業利益803百万円)となりました。経常
損失は、1,179百万円(前年同四半期は経常利益519百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は、助成金収入
440百万円の計上があった一方で、新型コロナウイルス感染症による特別損失(休業要請に伴い発生した休業中の店
舗の賃借料及び人件費等)467百万円の計上などにより、1,640百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半
期純利益781百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①販売
当第3四半期連結累計期間末の店舗数は564店舗(第2四半期連結累計期間末比21店舗の減少)となりました。
内訳は、直営店162店舗(15店舗の減少)、フランチャイズ店402店舗(6店舗の減少)となりました。メキシカ
ン・ファストフード「TACO BELL(タコベル)」の大阪3店舗目となる「アリオ鳳店」を12月にオープン致しました
が、新型コロナウイルス感染症拡大という要因を考慮して、従来以上に出店を慎重に精査したため新規出店数を
抑制しました。また、ブランドリストラクチャリングや新型コロナウイルス感染症拡大に伴う店舗撤退等により
全体の店舗数は減少いたしました。。
既存店月次前年比売上高(直営とフランチャイズ店合計)では、上期累計が54.6%に対して当第3四半期連結
累計期間においては61.7%と回復傾向にはあるものの、焼肉「牛角」事業の譲渡ならびに新型コロナウイルス感
染症拡大による店舗の撤退、休業等の影響及び会食や年末の宴席需要減少などにより、当第3四半期連結累計期
間における売上高は9,779百万円(前年同四半期比47.1%減)、営業損失は859百万円(前年同四半期は営業利益
289百万円)となりました。
②流通
株式会社アルカンにおいては、「Go To キャンペーン」等の需要喚起策や季節変動要因により、10月から12月
の期間における業績は堅調に推移いたしました。一方、通期では新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う、
ホテル・レストランの休業や婚礼宴会需要の減少で業務用食材やワイン・シャンパンの販売が落ち込んだことに
2
株式会社JFLAホールディングス(3069) 2021年3月期 第3四半期決算短信
より、減収減益となりました。業務用総合食品商社の東洋商事株式会社や事業再編中の英国子会社においても、
取引先である外食店などからの受注減少により業績は低迷いたしました。以上により、当第3四半期連結累計期
間における売上高は13,354百万円(前年同四半期比21.7%減)、営業損失は134百万円(前年同四半期は営業利益
103百万円)となりました。
③生産
九州乳業株式会社及び茨城乳業株式会社においては、乳製品取扱量が増加したことで運賃やセンターフィー及
び人件費が増加したものの、家庭向け需要の増加や主要な問屋・量販店・ドラッグストア向け牛乳類、ヨーグル
トなどの販売が好調に推移しました。また、九州乳業株式会社では、今後成長が見込めるノンデイリーの乳製品
に対応すべく生産設備の増強を行っております。
株式会社弘乳舎においては、新型コロナウイルス感染症の影響により余剰乳をバターや脱脂粉乳といった製品
に加工する受託加工事業が好調であったため、乳業事業全体で増収増益となりました。株式会社平戸屋において
は、いわゆる「巣ごもり需要」を背景としたおせちの製造販売増により業績に寄与いたしました。
一方、盛田株式会社においては、家庭用製品(新商品の鍋つゆなどのつゆ・たれ及びみりん風調味料など)の
販売は堅調に推移したものの、外食店休業要請の影響から業務用製品の売上が減少したことなどにより、減収減
益となりました。以上により、当第3四半期連結累計期間における売上高は29,375百万円(前年同四半期比9.5%
増)、営業利益は1,072百万円(前年同四半期比60.7%増)となりました。
④その他
店舗開発事業や介護施設運営事業等による売上があり、当第3四半期連結累計期間における売上高は712百万円
(前年同四半期比1,390.5%増)、営業損失は5百万円(前年同四半期は営業利益23百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は54,595百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,247百万円減少いたしま
した。負債合計は、44,917百万円となり、前連結会計年度末に比べ649百万円減少いたしました。
純資産合計は9,678百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,598百万円減少いたしました。この結果、自己資本
比率は17.0%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、2020年11月12日に公表いたしました数値に変更ありません。
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株式会社JFLAホールディングス(3069) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,017,711 6,467,398
受取手形及び売掛金 8,988,991 11,456,540
商品及び製品 4,587,108 3,613,977
仕掛品 2,256,253 2,295,322
原材料及び貯蔵品 1,061,648 1,382,451
その他 5,204,415 2,167,091
貸倒引当金 △30,593 △21,712
流動資産合計 30,085,534 27,361,070
固定資産
有形固定資産
土地 10,035,149 8,892,043
その他(純額) 7,966,756 8,379,465
有形固定資産合計 18,001,905 17,271,509
無形固定資産
のれん 3,457,258 3,373,455
その他 239,872 384,087
無形固定資産合計 3,697,130 3,757,543
投資その他の資産
その他 7,020,242 7,164,023
貸倒引当金 △973,877 △966,933
投資その他の資産合計 6,046,364 6,197,090
固定資産合計 27,745,400 27,226,142
繰延資産 12,900 8,703
資産合計 57,843,836 54,595,916
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,253,259 7,789,159
短期借入金 14,630,554 11,918,812
1年内償還予定の社債 96,000 114,200
1年内返済予定の長期借入金 4,073,898 3,373,000
未払法人税等 374,341 310,401
賞与引当金 118,203 47,328
店舗閉鎖損失引当金 271,395 100,832
返品調整引当金 ― 5,425
その他 4,842,857 6,146,015
流動負債合計 30,660,509 29,805,177
固定負債
社債 1,004,000 1,067,800
長期借入金 9,116,520 9,312,124
債務保証損失引当金 64,476 64,465
退職給付に係る負債 814,874 759,655
資産除去債務 1,050,571 1,005,724
その他 2,856,095 2,902,394
固定負債合計 14,906,537 15,112,163
負債合計 45,567,046 44,917,341
純資産の部
株主資本
資本金 2,910,363 2,910,363
資本剰余金 8,221,546 8,040,644
利益剰余金 1,332,238 △1,546,863
自己株式 △10,549 △12,196
株主資本合計 12,453,599 9,391,947
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △53,016 341,551
為替換算調整勘定 △300,987 △244,738
退職給付に係る調整累計額 △230,129 △209,311
その他の包括利益累計額合計 △584,133 △112,499
新株予約権 2,840 2,840
非支配株主持分 404,483 396,286
純資産合計 12,276,789 9,678,575
負債純資産合計 57,843,836 54,595,916
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 62,423,718 53,221,912
売上原価 43,654,868 39,253,062
売上総利益 18,768,850 13,968,850
返品調整引当金繰入額 ― 1,860
差引売上総利益 18,768,850 13,966,990
販売費及び一般管理費 17,965,641 14,810,023
営業利益又は営業損失(△) 803,208 △843,033
営業外収益
受取利息 31,284 28,392
受取配当金 5,962 6,434
持分法による投資利益 ― 24,787
その他 289,114 150,212
営業外収益合計 326,361 209,827
営業外費用
支払利息 331,736 302,710
持分法による投資損失 17,247 ―
支払手数料 98,063 124,392
その他 163,066 118,699
営業外費用合計 610,114 545,802
経常利益又は経常損失(△) 519,456 △1,179,008
特別利益
固定資産売却益 1,828 4,386
負ののれん発生益 302,012 37,106
助成金収入 ― 440,227
その他 781,205 342,266
特別利益合計 1,085,046 823,986
特別損失
固定資産売却損 131 0
固定資産除却損 6,589 4,042
減損損失 12,025 10,049
新型コロナウイルス感染症による損失 ― 467,700
その他 541,830 498,287
特別損失合計 560,576 980,080
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
1,043,925 △1,335,103
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 332,417 254,124
法人税等調整額 △25,026 74,048
法人税等合計 307,391 328,173
四半期純利益又は四半期純損失(△) 736,534 △1,663,276
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △44,823 △22,386
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
781,357 △1,640,890
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社JFLAホールディングス(3069) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 736,534 △1,663,276
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 206,421 395,507
為替換算調整勘定 △12,754 56,282
退職給付に係る調整額 △20,416 20,823
持分法適用会社に対する持分相当額 3,212 ―
その他の包括利益合計 176,462 472,613
四半期包括利益 912,996 △1,190,662
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 950,778 △1,169,256
非支配株主に係る四半期包括利益 △37,782 △21,406
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株式会社JFLAホールディングス(3069) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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