3068 Ｊ－ＷＤＩ 2021-04-20 15:00:00
特別利益・特別損失の計上、法人税等調整額の計上及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021 年 4 月 20 日
各 位
会 社 名 株式会社 WDI
代 表 者 名 代表取締役 清水 謙
（JASDAQ・コード 3068）
取締役
問 合 せ 先 佐々木 智晴
管理本部本部長
（TEL.03-3404-3704）
特別利益・特別損失の計上、法人税等調整額の計上及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2021 年３月期通期（2020 年４月１日～2021 年３月 31 日）において、特別利益・特別損失の計上及び
法人税等調整額の計上を行う見込みとなりましたので、お知らせいたします。
また、最近の業績動向等を踏まえ、2020 年 11 月 11 日に公表いたしました 2021 年３月期通期の連結業績予想
を、下記のとおり修正いたしましたので、お知らせいたします。
記
１．特別利益の計上について
新型コロナウイルス感染拡大防止のための政府・自治体からの要請に伴う店舗臨時休業等に対し、実施され
ました雇用調整助成金及び時短協力金等で 373 百万円を、助成金収入として特別利益に計上する見通しです。
２．特別損失の計上について
・個別決算
連結子会社の財務内容を勘案し、連結子会社に対する債権残高に対し、関係会社貸倒引当金繰入額 556 百万
円を特別損失に計上する見通しです。
なお、個別決算上で計上される当該損失は連結決算において消去されるため、連結業績に与える影響はあり
ません。
・連結決算
（１）臨時休業による損失
新型コロナウイルス感染症に対する政府及び各自治体からの各種要請等を踏まえ、国内外の店舗で臨時休業
や営業時間の短縮を実施しました。これに伴い、店舗の臨時休業中の人件費、賃借料及び減価償却費を「臨時
休業による損失」として特別損失に 554 百万円計上する見通しです。
（２）減損損失及び店舗閉鎖損失
店舗の閉店及び「固定資産の減損に係る会計基準」に従って業績低迷等により当初予定していた収益が見込
「減損損失」として 1,307 百万円、
めないと考えられる店舗等の固定資産等について、 「店舗閉鎖損失」として
100 百万円を特別損失に計上する見通しです。
なお、上記の特別利益及び特別損失は、2021 年２月９日付「特別利益及び特別損失の計上に関するお知ら
せ」にて公表いたしました内容を含めております。
３．法人税等調整額の計上について
最近の業績等を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、繰延税金資産の一部取崩
しが発生、また租税特別措置法の規定による資産買換えの特別勘定の設定を申請することによる固定資産圧縮
積立金に係る繰延税金負債を計上する見通しです。その結果、個別決算において法人税等調整額に 1,021 百万
円、連結決算において法人税等調整額に 1,309 百万円を計上する見通しです。
４．2021 年３月期 連結業績予想の修正
（１）通期連結業績予想の修正（2020 年４月１日～2021 年３月 31 日）
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想（Ａ） 16,500 △1,400 △1,500 1,200 189.53
今回修正予想（Ｂ） 15,815 △1,423 △1,477 1,685 266.18
増 減 額（Ｂ－Ａ） △684 △23 22 485
増 減 率（ ％ ） △4.1％ － － 40.4％
（ご参考）前期実績
29,876 406 360 △622 △98.28
（2020 年３月期）
（２）修正の理由
売上高につきましては、主に業績予想の公表時点では想定していない新型コロナウイルス感染症の再拡大に
伴う、2 度目となる緊急事態宣言の発出やそれに伴う店舗の営業時間短縮要請に応じたこと等により、前回予
想を下回ることとなりました。
営業利益及び経常利益につきましては、売上高減少の一方でコスト削減等による費用の抑制が奏功したた
め、前回予想から大きな乖離とはなりませんでした。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前述の「１．特別利益の計上について」
「２．特別損失
の計上について」
「３．法人税等調整額の計上について」の影響等により、前回予想を上回る見通しです。
以 上