3067 東京一番フーズ 2019-02-12 15:10:00
平成31年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月12日
上 場 会 社 名 株式会社東京一番フーズ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3067 URL http://www.tokyo-ichiban-foods.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 坂本 大地
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役 (氏名) 岩成 和子 (TEL) 03-5363-2132
四半期報告書提出予定日 平成31年2月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.平成31年9月期第1四半期の連結業績(平成30年10月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年9月期第1四半期 1,471 10.9 255 △8.4 258 △8.3 145 △14.8
30年9月期第1四半期 1,326 0.1 279 52.3 282 43.9 170 38.2
(注) 包括利益 31年9月期第1四半期 145百万円( △15.2%) 30年9月期第1四半期 171百万円( 29.3%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年9月期第1四半期 16.69 16.44
30年9月期第1四半期 19.67 19.30
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年9月期第1四半期 2,869 1,942 66.5
30年9月期 2,531 1,806 69.5
(参考) 自己資本 31年9月期第1四半期 1,909百万円 30年9月期 1,759百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年9月期 - 0.00 - 5.00 5.00
31年9月期 -
31年9月期(予想) 0.00 - 5.00 5.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.平成31年9月期の連結業績予想(平成30年10月1日~平成31年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 2,821 7.7 409 △9.4 404 △9.7 232 △10.9 26.80
通期 4,562 6.0 195 55.1 186 23.7 90 5.0 10.38
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年9月期1Q 8,922,300株 30年9月期 8,784,300株
② 期末自己株式数 31年9月期1Q 87,607株 30年9月期 87,607株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年9月期1Q 8,724,741株 30年9月期1Q 8,687,481株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(2)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社東京一番フーズ(3067) 平成31年9月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)連結経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
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株式会社東京一番フーズ(3067) 平成31年9月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する説明
当社グループは食材、特にとらふぐへのこだわりを原点にして6次産業化を推進して水産総合商社を目指してお
ります。とらふぐ業態では国産活とらふぐの調達力と情報力、また、鮮魚業態では自社養殖のブランド魚の品揃え
により付加価値を創造し、収益の拡大を図っております。自社養殖場を持つ強みを差別化戦略とする米国ニューヨ
ークのシーフードレストラン「WOKUNI」においては、有力な複数の地元メディアにおいて、6次産業化により安全
面・品質面での信頼性が評価され、且つ流通効率化によるリーズナブルな価格の創出が可能であるというストーリ
ーが明示化され、さらにそれがSNSで拡散されることにより客数が確実に増加してきています。
売上は、米国子会社Ichiban Foods Inc.が連結対象になったことで増加しましたが、前期にとらふぐ亭の高採算
店2店舗を閉店した影響があり、前年同期比で減益となりました。
上記に述べました環境下での事業展開の結果、当第1四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高
14億71百万円(前年比10.9%増)、営業利益2億55百万円(同8.4%減)、経常利益2億58百万円(同8.3%減)、親
会社株主に帰属する四半期純利益1億45百万円(同14.8%減)となりました。
当第1四半期連結累計期間における、各セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 飲食事業
主力業態の「泳ぎとらふぐ料理専門店」においては、2018年4月末に池袋の大型店舗「ふぐよし」を老朽化にと
もない、また、2018年9月末に繁盛店「所沢店」を都市計画にともない閉店いたしました。一方、「浦和店」を
2018年11月に開店いたしましたがその出店効果が発揮されるのは第2四半期以降となります。
また、ニューヨークの店舗の売上が当四半期より連結数値に反映されます。ニューヨークの店舗の売上規模は全
店舗中トップクラスで売上額での貢献は大きいものの、利益面での貢献には今少し時間がかかる計画です。
鮮魚業態では、自社養殖魚『平戸本まぐろ極海一番(きわみいちばん)』と豊洲市場での調達力を活かしたほか、
調理技術の向上を促進してきたことにより差別化したメニューを提供できた結果、既存店の売上高が前年同期を超
えることができました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における飲食事業は、売上高11億86百万円(同0.0%減)、セグメント利
益2億28百万円(同16.0%減)となりました。
② 外販事業
第1次産業(養殖事業)においては、平戸養殖場にて、自社養殖魚『平戸本まぐろ極海一番(きわみいちば
ん)』の計画的な出荷体制が整い、2年生、3年生の在池数の確保とその出口戦略に先手を打ってきたことが功を
奏し、その出荷額が昨年同期の3倍となりました。
また、平戸市を中心とする長崎地域における活魚・鮮魚の仕入ネットワーク構築と温度管理型ジャストインタイ
ム物流整備が結実して活魚・鮮魚の販売額を伸ばすことができました。
第2次産業(加工事業・卸事業)においては、塩浜センターに併設する「フグHACCP」加工場で製造するとらふぐ
身欠き(可食部位のみ製品化したもの)等の販売において、顧客獲得は順調に推移いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における外販事業は、売上高2億85百万円(同104.6%増)、セグメント
利益25百万円(同722.6%増)となりました。
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株式会社東京一番フーズ(3067) 平成31年9月期 第1四半期決算短信
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の見通しにつきましては、水産の6次産業化をさらに推進し、グループの外食事業の運営で得られた顧客の
消費嗜好をとらえた仕入ノウハウ・商品開発力を高め、海外展開の推進を視野に入れた外販事業の拡充に努めてま
いります。また、引き続き主要食材である「国産高級とらふぐ」の市場価格を睨みながら、自社養殖場をもつ当社
グループの強みも生かし、創業以来のこだわりである「国産高級とらふぐ」の安定的かつリーズナブルな価格での
お客様への提供に努めてまいります。
また、平成31年9月期の連結業績予想につきましては、平成30年11月12日発表の「平成30年9月期 決算短信」に
記載しております業績予想から変更はありません。
なお、当社グループにおいては通常の営業の形態として、第1四半期及び第2四半期におけるふぐの需要が大き
いため、第1四半期及び第2四半期と第3四半期及び第4四半期の業績に著しい季節的変動があります。
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株式会社東京一番フーズ(3067) 平成31年9月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(平成30年9月30日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,121,966 1,254,712
売掛金 115,401 301,245
仕掛品 231,670 213,981
原材料 53,293 62,368
その他 90,906 82,583
流動資産合計 1,613,239 1,914,892
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 1,389,037 1,426,263
減価償却累計額 △1,146,302 △1,149,533
建物及び構築物(純額) 242,735 276,730
機械装置及び運搬具 27,968 27,248
減価償却累計額 △21,507 △20,670
機械装置及び運搬具(純額) 6,460 6,577
工具、器具及び備品 379,127 387,084
減価償却累計額 △331,569 △334,818
工具、器具及び備品(純額) 47,558 52,266
土地 147,365 147,365
建設仮勘定 - 870
有形固定資産合計 444,119 483,809
無形固定資産
ソフトウエア 8,939 8,425
無形固定資産合計 8,939 8,425
投資その他の資産
敷金及び保証金 338,568 341,293
長期貸付金 3,000 3,000
破産更生債権等 21,478 21,478
繰延税金資産 18,982 12,580
その他 118,873 123,136
貸倒引当金 △77,345 △77,580
投資その他の資産合計 423,557 423,907
固定資産合計 876,616 916,143
繰延資産
開業費 41,713 38,221
繰延資産合計 41,713 38,221
資産合計 2,531,569 2,869,257
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株式会社東京一番フーズ(3067) 平成31年9月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(平成30年9月30日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 95,849 210,454
未払金 180,736 193,326
未払法人税等 105,813 115,688
賞与引当金 11,441 -
その他 88,049 112,670
流動負債合計 481,891 632,141
固定負債
長期借入金 230,000 282,200
その他 12,744 12,907
固定負債合計 242,744 295,107
負債合計 724,635 927,248
純資産の部
株主資本
資本金 484,102 507,588
資本剰余金 386,102 409,588
利益剰余金 921,493 1,023,586
自己株式 △30,382 △30,382
株主資本合計 1,761,315 1,910,382
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △1,447 △1,329
その他の包括利益累計額合計 △1,447 △1,329
新株予約権 47,064 32,956
純資産合計 1,806,933 1,942,008
負債純資産合計 2,531,569 2,869,257
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株式会社東京一番フーズ(3067) 平成31年9月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 平成29年10月1日 (自 平成30年10月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 1,326,320 1,471,497
売上原価 419,314 528,481
売上総利益 907,006 943,015
販売費及び一般管理費
給料及び手当 172,329 183,364
雑給 86,162 85,434
広告宣伝費 9,613 3,282
販売促進費 4,479 7,788
地代家賃 105,913 116,225
減価償却費 6,587 10,474
その他 242,820 280,653
販売費及び一般管理費合計 627,907 687,223
営業利益 279,098 255,791
営業外収益
受取利息 4 5
協賛金収入 1,690 397
為替差益 511 -
受取家賃 344 688
受取保険金 - 10,583
その他 603 2,305
営業外収益合計 3,153 13,978
営業外費用
支払利息 53 153
貸倒引当金繰入額 - 1,000
為替差損 - 5,056
開業費償却 - 2,591
その他 149 2,451
営業外費用合計 203 11,254
経常利益 282,049 258,516
特別利益
新株予約権戻入益 51 764
特別利益合計 51 764
特別損失
固定資産除却損 - 279
貸倒引当金繰入額 40 -
特別損失合計 40 279
税金等調整前四半期純利益 282,060 259,000
法人税、住民税及び事業税 106,970 107,022
法人税等調整額 4,196 6,402
法人税等合計 111,166 113,424
四半期純利益 170,893 145,576
親会社株主に帰属する四半期純利益 170,893 145,576
6
株式会社東京一番フーズ(3067) 平成31年9月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 平成29年10月1日 (自 平成30年10月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 170,893 145,576
その他の包括利益
為替換算調整勘定 849 117
その他の包括利益合計 849 117
四半期包括利益 171,743 145,693
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 171,743 145,693
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株式会社東京一番フーズ(3067) 平成31年9月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第1四半期連結累計期間において、新株予約権の行使により、資本金及び資本剰余金はそれぞれ23,486千円
増加しております。この結果、当第1四半期連結会計期間末において、資本金は507,588千円、資本剰余金は
409,588千円となっております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の
区分に表示しております。
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