3067 東京一番フーズ 2019-08-09 15:00:00
令和元年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和元年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和元年8月9日
上 場 会 社 名 株式会社東京一番フーズ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3067 URL https://www.tokyo-ichiban-foods.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 坂本 大地
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役 (氏名) 岩成 和子 (TEL) 03-5363-2132
四半期報告書提出予定日 令和元年8月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.令和元年9月期第3四半期の連結業績(平成30年10月1日~令和元年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
元年9月期第3四半期 3,714 10.1 308 0.5 309 △1.1 176 3.9
30年9月期第3四半期 3,373 △0.3 306 21.4 313 17.4 169 4.0
(注) 包括利益 元年9月期第3四半期 177百万円( 9.4%) 30年9月期第3四半期 161百万円( △4.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
元年9月期第3四半期 20.03 19.84
30年9月期第3四半期 19.51 19.12
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
元年9月期第3四半期 3,044 1,975 63.7
30年9月期 2,531 1,806 69.5
(参考) 自己資本 元年9月期第3四半期 1,940百万円 30年9月期 1,759百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年9月期 ‐ 0.00 ‐ 5.00 5.00
元年9月期 ‐ 0.00 ‐
元年9月期(予想) 5.00 5.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.令和元年9月期の連結業績予想(平成30年10月1日~令和元年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 4,562 6.0 195 55.1 186 23.7 90 5.0 10.38
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 元年9月期3Q 8,922,300株 30年9月期 8,784,300株
② 期末自己株式数 元年9月期3Q 87,607株 30年9月期 87,607株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 元年9月期3Q 8,797,639株 30年9月期3Q 8,690,125株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社東京一番フーズ(3067) 令和元年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
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株式会社東京一番フーズ(3067) 令和元年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは、外食事業を起点に、流通事業、養殖事業、加工事業を垂直的に展開する6次産業化を推進する
中、総ての事業でお客様視点による業務改善を重ねると共に、イノベーションの推進による新しい価値の創造に努
め、競争力をもつ総合水産企業として活動しております。具体的には、飲食事業のとらふぐ業態においては、トレ
ーサビリティの仕組みに裏付けされる安全・安心な「国産高級とらふぐ」を提供すること、優位性のある調達価格
を維持することを実現しております。また、米国子会社が展開する外食事業で、自社グループ養殖事業における生
産のサスナビリティ(持続的生産のための海洋環境保全)への取組みと物流、調達、調理までの一貫管理の効率性
を訴求することで市場獲得に邁進しております。
上記に述べました環境下での事業展開の結果、当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高
37億14百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益3億8百万円(同0.5%増)、経常利益3億9百万円(同1.1%
減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億76百万円(同3.9%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における、各セグメントの業績は、次のとおりであります。
(飲食事業)
主力業態の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」では、建物老朽化等の事情で、池袋「ふぐよし」を昨年4
月末に、「所沢店」を昨年9月末に閉店しましたが、新規出店した「浦和店」「大森店」の売上が順調に伸びてき
たことで、当第3四半期売上が前年同期を超えることが出来ました。これは、デジタルマーケティングの活用で新
規顧客開拓を推進していることが功を奏したと言えます。しかし、とらふぐの仕入価格の上昇によりセグメント利
益は前年同期を下回りました。
鮮魚業態においても、新規顧客開拓を推進するための基盤として店舗ブランド(魚の飯、魚王KUNI)ごとの自社WEB
構築とコンテンツの充実を推進しており、各ブランドの情報発信力が増えたことで、当第3四半期累計の売上高は
前年同期を上回ることができました。
平成29年10月にニューヨークに出店したシーフードレストラン「WOKUNI」は、当第3四半期の売上高が前年同期
比の142.8%増となりました。オープン当初より、自社養殖の「平戸本まぐろ極海一番(きわみいちばん)」を平戸
より直送している独自性がThe New York Times等で評価され、またミシュランガイド2019NY版にランチが紹介され
たことが追い風となり順調に来店客数を伸ばすことが出来ました。現在、月一回“本まぐろ”のオークションイベ
ント「Wokuni Tuna Cutting & Auction Event」を開催して現地ファン層拡大を推進しております。しかし、WOKUNI
自体が投資の回収時期に入るにはいま少し時間を要します。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における飲食事業は、売上高30億19百万円(同4.2%増)、セグメント利
益2億57百万円(同12.5%減)となりました。
(外販事業)
第1次産業(養殖事業)においては、自社養殖魚「平戸本まぐろ極海一番」の生産スキームが順調に稼働して、
第3四半期累計の出荷金額が前年同期比で104.7%増加となり、利益面でも貢献しました。
第2、3次産業(加工事業・卸事業)においては、養殖場のある長崎地域の鮮魚・活魚ネットワークを活かすこ
と、また産地から東京塩浜センターまでの活とらふぐのロジスティクスに活魚を混載し物流コストを削減させるこ
とで、首都圏における活魚販売の利益率向上を実現しました。また、東京塩浜の「フグHACCP」加工場で製造する
「活〆とらふぐ身欠き(可食部位のみに製品化したもの)」の売上高も堅調に推移しております。
さらに、輸送温度管理で着荷状況の品質規格を順守するイノベーションにより、当第3四半期累計の北米への
“本まぐろ”輸出額は前年同期比で53.9%増加しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における外販事業は、売上高6億95百万円(同45.9%増)、セグメント
利益43百万円(同882.5%増)となりました。
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株式会社東京一番フーズ(3067) 令和元年9月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(流動資産)
流動資産は前連結会計年度末に比べて57百万円増加し、16億70百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の
増加1億16百万円及び仕掛品の減少50百万円となります。
(固定資産)
固定資産は前連結会計年度末に比べて4億64百万円増加し、13億41百万円となりました。主な要因は、建物の増加
1億2百万円、工具、器具及び備品の増加23百万円、土地の増加3億57百万円及び減価償却費の計上による固定資産
の減少40百万円となります。
(繰延資産)
繰延資産は前連結会計年度末に比べて9百万円減少し、32百万円となりました。要因は、開業費償却による減少9
百万円となります。
(流動負債)
流動負債は前連結会計年度末に比べて14百万円減少し、4億67百万円となりました。主な要因は、買掛金の減少10
百万円、未払金の減少31百万円、未払法人税等の減少26百万円及び1年内返済予定の長期借入金の増加66百万円となり
ます。
(固定負債)
固定負債は前連結会計年度末に比べて3億58百万円増加し、6億1百万円となりました。要因は、長期借入金の増
加3億58百万円となります。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べて1億68百万円増加し、19億75百万円となりました。主な要因は、親会社株主に
帰属する四半期純利益による増加1億76百万円となります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の見通しにつきましては、とらふぐ、本まぐろを基軸とする6次産業化を推進することで水産の付加価値拡
大のためのイノベーションに取組み、既存店舗の強化による店舗収益の拡大に努めるとともに、海外展開の推進や、
さらなる販路拡大による外販事業の拡充に努めてまいります。また、引き続き主要食材である「国産高級とらふ
ぐ」の市場価格を睨みながら、自社養殖場をもつ当社グループの強みも活かし、創業以来のこだわりである「国産
高級とらふぐ」の安定的かつリーズナブルな価格でのお客様への提供に努めてまいります。また、令和元年9月期
の連結業績予想につきましては、平成30年11月12日発表の「平成30年9月期 決算短信」に記載しております業績予
想から変更はありません。
なお、当社グループにおいては、第1四半期及び第2四半期におけるふぐの需要が大きいため、第1四半期及び
第2四半期と第3四半期及び第4四半期の業績に著しい季節的変動があります。
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株式会社東京一番フーズ(3067) 令和元年9月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年9月30日) (令和元年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,121,966 1,238,249
売掛金 115,401 112,251
仕掛品 231,670 181,519
原材料 53,293 43,573
その他 90,906 95,366
流動資産合計 1,613,239 1,670,960
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 1,389,037 1,491,313
減価償却累計額 △1,146,302 △1,161,123
建物及び構築物(純額) 242,735 330,189
機械装置及び運搬具 27,968 26,689
減価償却累計額 △21,507 △21,284
機械装置及び運搬具(純額) 6,460 5,405
工具、器具及び備品 379,127 402,854
減価償却累計額 △331,569 △337,586
工具、器具及び備品(純額) 47,558 65,267
土地 147,365 504,981
建設仮勘定 - 7,861
有形固定資産合計 444,119 913,704
無形固定資産
ソフトウエア 8,939 13,114
ソフトウエア仮勘定 - 2,664
無形固定資産合計 8,939 15,779
投資その他の資産
敷金及び保証金 338,568 333,939
長期貸付金 3,000 2,640
破産更生債権等 21,478 21,478
繰延税金資産 18,982 13,967
その他 118,873 116,894
貸倒引当金 △77,345 △77,122
投資その他の資産合計 423,557 411,797
固定資産合計 876,616 1,341,281
繰延資産
開業費 41,713 32,167
繰延資産合計 41,713 32,167
資産合計 2,531,569 3,044,409
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株式会社東京一番フーズ(3067) 令和元年9月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年9月30日) (令和元年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 95,849 85,700
1年内返済予定の長期借入金 - 66,753
未払金 180,736 148,833
未払法人税等 105,813 79,225
賞与引当金 11,441 5,144
その他 88,049 81,695
流動負債合計 481,891 467,351
固定負債
長期借入金 230,000 588,431
その他 12,744 13,120
固定負債合計 242,744 601,551
負債合計 724,635 1,068,902
純資産の部
株主資本
資本金 484,102 507,588
資本剰余金 386,102 409,588
利益剰余金 921,493 1,054,189
自己株式 △30,382 △30,382
株主資本合計 1,761,315 1,940,985
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △1,447 △544
その他の包括利益累計額合計 △1,447 △544
新株予約権 47,064 35,065
純資産合計 1,806,933 1,975,506
負債純資産合計 2,531,569 3,044,409
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株式会社東京一番フーズ(3067) 令和元年9月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年10月1日 (自 平成30年10月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
売上高 3,373,381 3,714,713
売上原価 1,108,069 1,344,598
売上総利益 2,265,311 2,370,114
販売費及び一般管理費
給料及び手当 549,477 563,484
雑給 190,093 226,283
賞与引当金繰入額 5,720 4,282
広告宣伝費 16,405 9,045
販売促進費 27,962 30,965
地代家賃 342,576 351,731
減価償却費 26,191 36,812
その他 799,925 839,105
販売費及び一般管理費合計 1,958,354 2,061,710
営業利益 306,957 308,403
営業外収益
受取利息 286 743
協賛金収入 2,855 942
受取家賃 937 2,576
受取保険金 5,918 17,869
その他 6,889 4,437
営業外収益合計 16,887 26,569
営業外費用
支払利息 326 568
貸倒引当金繰入額 - 1,858
為替差損 4,286 11,907
開業費償却 5,085 7,647
その他 782 3,098
営業外費用合計 10,481 25,079
経常利益 313,363 309,893
特別利益
新株予約権戻入益 51 1,175
特別利益合計 51 1,175
特別損失
固定資産除却損 211 418
特別損失合計 211 418
税金等調整前四半期純利益 313,203 310,650
法人税、住民税及び事業税 141,186 129,456
法人税等調整額 2,486 5,014
法人税等合計 143,672 134,471
四半期純利益 169,530 176,179
親会社株主に帰属する四半期純利益 169,530 176,179
6
株式会社東京一番フーズ(3067) 令和元年9月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年10月1日 (自 平成30年10月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
四半期純利益 169,530 176,179
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △7,680 903
その他の包括利益合計 △7,680 903
四半期包括利益 161,850 177,082
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 161,850 177,082
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株式会社東京一番フーズ(3067) 令和元年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間において、新株予約権の行使により、資本金及び資本剰余金はそれぞれ23,486千円増
加しております。この結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本金は507,588千円、資本剰余金は409,588
千円となっております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結
会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の
区分に表示しております。
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