2020年２月期
決算説明資料
株式会社ジェイグループホールディングス
（3063）
2020年４月21日
目次
1. 連結決算概要 3. 今後の取り組み
４ 錦に大規模商業施設オープン 16
決算ハイライト
連結損益計算書概要 ５ 新型コロナウイルスの対応策と影響 17
連結貸借対照表概要 ６ お問合せ先 18
キャッシュ・フロー計算概要 ７
セグメント別業績概況連結 ８
2. トピックス
売上高は減収・営業損失は改善 10
既存店収益状況 11
日本酒業態・カジュアル系九州業態が好調 12
今期の出店・リニューアル 13
店舗数の推移 14
2
１. 連結決算概要
決算ハイライト
１ 売上高は減収・営業利益は改善
昨年10月の大型台風、消費税増税の影響、不採算店舗や契約満了店舗の整理、
2月以降は新型コロナウイルスの影響等により、売上高は前年同期比 94.4％ の
14,210 百万円となり、845百万円の減収。
一方で営業利益は、収益構造改革及び不動産売却により、前期比142百万円改善。
２ 組織改革と既存店の強化
組織改革として部門数を72部門から57部門に集約、事業部体制に移行することにより
組織のスリム化及び責任の明確化を図る。
既存店収益力強化のため新規出店を抑制しリニューアルに注力。
日本酒業態とカジュアル系九州業態が好調。
4
連結損益計算書概要
2019年２月期 2020年２月期
前年同期比
(％）
実績 ( 百万円） 構成比 (％） 実績 ( 百万円） 構成比 (％）
売上高 15,056 100.0 14,210 １
100.0 94.4
１ 店舗整理による店舗数の減少や
売上原価 4,905 32.6 4,716 33.2 96.1 営業時間の短縮、10月の大型台風、
２
新型コロナウィルスの影響などがあ
売上総利益 10,150 67.4 9,493 66.8 93.5 り、売上高は前期比5.6％の減収。
販売管理費 10,201 67.8 9,402 66.2 92.2
営業利益 ２ 飲食事業単独での原価率は 28.2％
△51 - 91 0.6 - となり、前年同期比で0.1％改善し
または営業損失 ３
適切なコストコントロールを実施。
営業外収益 202 1.3 145 1.0 71.7
営業外費用 135 0.9 228 ４ 1.6 168.2
３ 事業構造改革と不動産売却により
経常利益 15 0.1 8 0.1 51.5 営業利益は142百万円改善。
特別利益 207 1.4 148 1.0 71.3
４ 不動産事業における前期取得物件の
特別損失 109 0.7 233 ５ 1.6 213.8 長期借入金に付随する金利スワップ
税金等調整前 契約の評価損 120 百万円を計上。
当期純利益または純損失
113 0.8 △77 - -
親会社株主に帰属する
当期純利益または純損失
61 0.4 △174 - - ５ 店舗整理等により店舗閉鎖損失を
101百万円、減損損失を131百万円計上。
5
連結貸借対照表概要
2019年２月期 2020年２月期 2019年２月期 2020年２月期
（百万円） （百万円）
期末 期末 期末 期末
資産の部 負債の部
流動資産 1,388 1,787 流動負債 2,870 2,706
買掛金 382 389
現金及び預金 537 909
短期借入金 ※ 1,098 916
売掛金 334 308 その他 1,389 1,400
たな卸資産 183 205 固定負債 6,140 6,325
長期借入金 4,600 4,721
その他 333 363
その他 1,539 1,604
固定資産 9,910 9,696 負債合計 9,010 9,032
有形固定資産 7,750 7,730 純資産の部
建物及び構築物 3,301 2,713 株主資本 2,226 2,389
資本金 1,338 1,524
土地 3,825 3,725 資本剰余金 1,268 1,448
その他 624 1,291 利益剰余金 △305 △506
自己株式 △76 △76
無形固定資産 477 475 その他の包括利益累計
△31 △37
額
投資その他の資産 1,682 1,490 新株予約権 11 6
繰延資産 20 15 非支配株主持分 101 108
純資産合計 2,308 2,467
資産合計 11,318 11,499 負債純資産合計 11,318 11,499
※一年以内返済予定長期借入金を含む
6
連結キャッシュ・フロー計算書概要
（百万円）
2019年 ２月期 2020年２月期 ポイント
税金等調整前
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,076 884 減価償却費644百万円
減損損失131百万円
不動産事業における有形固定資産
の取得による支出1,087百万円
投資活動によるキャッシュ・フロー △665 △721
保険積立金の解約による収入
280百万円
長期借入1,114百万円
財務活動によるキャッシュ・フロー △231 208 長期借入金の返済1,221百万円
株式の発行による収入365百万円
現金及び現金同等物の増減額 179 371
現金及び現金同等物の期首残高 357 537
現金及び現金同等物の期末残高 537 909
7
セグメント別業績概況
（百万円）
前年同期比
2019年 ２月期 2020年２月期 ポイント
（％）
10月の大型台風による店舗休業の影
売上高 13,529 12,260 90.6
飲食事業 響、不採算店舗や契約満了店舗の整
居酒屋、レストラン等での 理、新型コロナウイルスの影響などに
飲食サービスの提供 より減収減益となったが、営業利益率
営業利益 574 517 90.2 は4.2％で前年並みを維持。
売上高 2,268 2,562 113.0 テナントビルの賃貸収入は引き続き堅
不動産事業 調に推移し、「G-SEVENS刈谷」の売却
不動産の賃貸・管理業務等 等により増収増益。
営業利益 249 460 184.6
売上高 658 764 116.1 前期のリニューアルにより婚礼件数は
ブライダル事業
前期比135.4％と順調に増加し、売上
挙式・披露宴サービスの提
高・利益ともに改善。
供
営業利益 △19 4 -
売上高 895 687 76.8 広告制作事業を再編し、飲食子会社
その他の事業 の自社制作に切り替えたため、グルー
広告代理業、卸売業等 プ内取引が減少。
営業利益 33 △12 -
売上高 △2,296 △2,064 -
調整額
営業利益 △888 △878 -
売上高 15,056 14,210 94.4
連結財務諸表
計上額 営業利益 △51 91 -
8
２. トピックス
売上高は減収・営業損失は改善
前期比
売上高
845 百万円減収
１ 店舗整理による売上高の減少
リニア中央新幹線の工事による立ち退きや、契約期間満了による閉店、戦略的に
進めてきたSCの撤退、不採算店舗の整理等による店舗数の減少で約654百万円の減収。
２ 大型台風及び消費税増税、
新型コロナウイルスの影響による売上高の減少
10月の台風19号の影響により、78店舗を休業をしたことにより売上高が減少。
10月以降は消費税増税の影響による減少。２月には新型コロナウイルスの影響により減少。
前期比
営業損益
142百万円改善
１ 収益構造改革に着手
売上高の減少に対し、利益面では収益構造改革に着手し、組織のスリム化及び責任の明確化を図るとともに
既存店の強化に取り組み、日本酒業態やカジュアル系九州業態へのリニューアルを推進
２ 不動産事業においてテナントビル「G-SEVENS刈谷」を売却
10
既存店収益状況
全 既 存 店 売 上 高の 対前 年同 期比 居 酒 屋 業 態 既 存店 売上 高の 対前 年同 期比
110% 110%
105% 105%
100.4% 98.9% 99.0% 98.9% 99.1%
99.1% 98.4% 98.0% 95.0%
100% 100%
95.3%
95% 95%
90% 90%
85% 2020年２月期実績 85% 2020年２月期実績
80%
全既存店：95.3% 80%
居酒屋業態既存店：95.0%
75% 75%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期3Q
2019年 2020年
2020年２月期
実績
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
売上高前年同月比 92.4% 92.7% 95.2% 90.1% 96.5% 91.7% 91.8% 87.7% 95.9% 91.5% 101.5% 96.0% 95.0%
居酒屋業態
来店客数前年同月比 95.7% 96.5% 98.4% 93.3% 98.9% 94.1% 94.8% 90.7% 99.0% 100.3% 102.6% 95.9% 96.7%
（109店舗）
客単価前年同月比 96.6% 96.2% 96.8% 96.5% 97.5% 97.5% 96.9% 96.6% 96.9% 91.2% 98.9% 100.1% 98.2%
売上高前年同月比 102.6% 105.0% 101.9% 101.6% 93.9% 99.2% 102.6% 88.7% 107.0% 107.9% 97.8% 103.6% 99.0%
レストラン業態
来店客数前年同月比 102.3% 100.3% 99.9% 101.5% 95.0% 99.6% 99.5% 91.2% 95.9% 96.9% 88.5% 92.8% 95.6%
（8店舗）
客単価前年同月比 100.3% 104.7% 102.0% 100.1% 98.8% 99.6% 103.1% 97.3% 111.6% 111.3% 110.6% 111.7% 103.5%
売上高前年同月比 123.1% 122.2% 107.8% 104.8% 98.9% 95.6% 87.6% 84.9% 83.8% 82.9% 97.8% 91.0% 93.1%
カフェ業態
来店客数前年同月比 119.0% 117.0% 102.9% 102.5% 102.1% 99.8% 87.8% 84.3% 86.1% 88.0% 102.6% 97.7% 94.7%
（9店舗）
客単価前年同月比 103.5% 104.5% 104.8% 102.2% 96.9% 95.8% 99.8% 100.7% 97.3% 94.2% 95.3% 93.1% 98.3%
※既存店基準：開店日より 24 ヶ月を経過した店舗を対象としております。
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日本酒業態・カジュアル系九州業態が好調
オープン日 前年度比
吟醸マグロ 金山 2016年5月26日 100.6％
日
本 吟醸マグロ 武蔵小杉 2018年10月11日 111.3％
酒
業 光蔵 栄 2017年8月23日 100.0％
態
光蔵 名駅 2018年10月1日 117.1％ ※1
光蔵 錦 2018年11月15日 103.3％ ※2
チカイチ 2017年11月17日 119.9％
カ
ジ オープン日 前年度比
ュ
ア
ル きじょうもん 2017年3月7日 99.8％
系
九
州 きばくもん 2017年3月16日 123.5％
業
態
※1 光蔵名駅は、2018年10月１日オープンのため、10月～２月の５か月分の比較
※2 光蔵錦は、2018年11月１5日オープンのため、12月～２月の３か月分の比較
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今期の出店・リニューアル
新規出店３店舗・フランチャイズ出店４店舗・リニューアル11店舗
３月１日リニューアルオープン ３月１日リニューアルオープン ６月18日リニューアルオープン
３月 北海道バル MOU MOU 芋蔵 GIRI ６月 Mou Mou Cafe 豊橋店
愛知県豊田市 愛知県豊田市 愛知県豊橋市
３月１日リニューアルオープン ３月１日リニューアルオープン 10月25日オープン（FC）
吟醸マグロ豊田店 牛タン酒場 金べこ 10月 博多かわ屋 南海なんば店
愛知県豊田市 愛知県豊田市 大阪市浪速区
３月１日リニューアルオープン ３月５日オープン（FC） 11月１日新規オープン
個室焼肉 頂 博多かわ屋 京橋南口店 11月 大治郎
愛知県豊田市 大阪市城東区 スペイン バルセロナ
３月７日新規オープン ３月７日オープン（FC） 12月３日オープン（FC） 12月３日新規オープン
日本酒×発酵 八光 博多かわ屋 京都烏丸四条店 12月 博多かわ屋 すすきの店
札幌市中央区
博多かわ屋 名駅西口店
京都市中京区 京都市中京区 名古屋市中村区
３月16日リニューアルオープン ２月４日リニューアルオープン ２月18日リニューアルオープン
月のうさぎ ２月 きじょうもん 静岡呉服町店
静岡市葵区
三枡三蔵 はなれ
埼玉県志木市 仙台市青葉区
５月24日リニューアルオープン ２月27日リニューアルオープン
５月 MOU MOU バル きばくもん 名駅店
静岡市葵区
静岡市葵区
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店舗数の推移
2020年２月期末時点で65業態、141店舗体制
業態を絞り込み73業態から65業態へ、総店舗数は７店舗減。
160
149店舗 148店舗
144店舗 141店舗
140 132店舗
130店舗
120
108店舗
100
91店舗
85店舗
80
60
40
20
0
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期
14
３. 今後の取り組み
錦に大規模商業施設（EXIT NISHIKI）をオープン予定
ビル3 棟・飲食店を中心としたテナント40 店舗の大規模商業施設をオープン予定
南北の道路まで貫いた横丁エリアで地域を活性化し新しい街づくりに貢献
名 称 ：ＥＸＩＴ錦ビル
所 在 地：名古屋市中区錦3 丁目
敷地面積： 北・中棟/469.20 ㎡・南棟/104.50 ㎡
階 数： 北・中棟/ 地下2 階 地上9 階
南棟/ 地下1 階 地上
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新型コロナウイルスの対応策と影響
◆お客様、働くスタッフの安心・安全のために店内での感染防止策を徹底
2月
1. 手指アルコール消毒液の設置、テーブル・イス・ドアノブ等の定期的な消毒
2. 店舗スタッフの検温等の体調管理・手洗い・うがい・咳エチケットの強化と徹底
3. お客様及び店舗スタッフの感染リスク低減のため営業時間短縮
◆一部店舗で営業時間短縮及び臨時休業
全国規模での小中高の休校措置が発表
1日最大45店舗の曜日での臨時休業及び営業時間の短縮、
3月 メニュー内容の絞り込みを実施
◆首都圏の直営店を休業
東京都知事の記者会見による不要不急の外出自粛要請
首都圏の直営店舗の２週間の臨時休業を実施
◆直営全店を休業
4月 政府による新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が発令
直営131店舗に休業を拡大し、休業期間を延長
新型コロナウイルス終息の時期は不透明
連結業績予想は、現時点では未定
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また、当資料は当社が信頼できると判断した情報を参考に作成していますが当社がその正確性を保証するものではなく、 事業計
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