2020年２月期
第３四半期
決算説明資料
株式会社ジェイグループホールディングス
（3063）
2020年１月17日
目次
1. 第３四半期連結決算概要
決算ハイライト ４
連結損益計算書概要 ５
連結貸借対照表概要 ６
セグメント別業績概況 ７
2. 第３四半期トピックス
売上高は減収・営業損失は改善 ９
既存店収益状況 10
組織変革を９月からスタート 11
日本酒業態・カジュアル系九州業態が好調 12
今期の出店・リニューアル 13
店舗数の推移 14
今期の業績見通し 15
2
１. 第３四半期
連結決算概要
決算ハイライト
１ 売上高は減収・営業損失は改善
台風、消費税増税の影響、不採算店舗や契約満了店舗の整理、一部の既存店の苦戦等により、
売上高は前年同期比 92.9％ の 10,242 百万円となり、780百万円の減収。
一方で営業損失は、収益構造改革に着手し、着手以降の第２四半期及び第３四半期（６月 ～11月）に
前期比64百万円利益改善し、第３四半期までの累計で前期比11百万円改善。
２ 組織改革を９月からスタート
部門数を72部門から57部門に集約、事業部体制に移行することにより組織のスリム化及び
責任の明確化を図る。同時に、部門を跨ぐプロジェクトチームを発足し、全社一体となった
改革をスタート。
３ 日本酒業態、カジュアル系九州業態が好調
宴会需要に頼る大型店舗で苦戦が見られるが、日本酒業態、カジュアル系九州業態など
中小規模の比較的新しい業態が好調に推移。
4
連結損益計算書概要
2019年２月期 2020年２月期
第３四半期 第３四半期 前年同期比
(％）
実績 ( 百万円） 構成比 (％） 実績 ( 百万円） 構成比 (％）
売上高 11,023 100.0 10,242 １ 100.0 92.9
１ 店舗整理による店舗数の減少や
営業時間の短縮、大型店舗の法人
売上原価 3,539 32.1 3,320 ２ 32.4 93.8
宴会需要の減少、10月の大型台風
売上総利益 7,483 67.9 6,922 67.6 92.5 の影響などがあり、売上高は前期比
7.1％の減収。
販売管理費 7,707 69.9 7,134 69.7 92.6
２ 飲食事業単独での原価率は 28.2％
営業損失 △223 ― △211 ３
― ― となり、前年同期比で0.1％改善し
適切なコストコントロールを実施
営業外収益 140 1.3 113 1.1 80.6
営業外費用 78 0.7 126 ４ 1.2 161.4
３ 第２四半期以降の６月～11月で赤字
経常損失 △161 ― △224 ― ― 幅を64百万円改善し、累計で前年同
期比11百万円改善。
特別利益 40 0.4 148 1.4 361.1
特別損失 18 0.2 47 0.5 259.0 ４ 不動産事業における新規取得物件の
長期借入金に付随する金利スワップ
税金等調整前
四半期純損失
△138 ― △123 ― ― 契約の評価損 41 百万円を計上。
親会社株主に帰属する
四半期純損失
△191 ― △141 ― ―
5
連結貸借対照表概要
2019年２月期 2020年２月期 2019年２月期 2020年２月期
（百万円） （百万円）
期末 第３四半期末 期末 第３四半期末
資産の部 負債の部
流動資産 1,388 1,535 流動負債 2,870 3,024
買掛金 382 471
現金及び預金 537 540
短期借入金※ 1,098 1,243
売掛金 334 412 その他 1,389 1,308
たな卸資産 183 217 固定負債 6,140 6,322
長期借入金 4,600 4,827
その他 333 365
その他 1,539 1,494
固定資産 9,910 10,217 負債合計 9,010 9,346
有形固定資産 7,750 8,227 純資産の部
建物及び構築物 3,301 3,034 株主資本 2,226 2,340
資本金 1,338 1,483
土地 3,825 3,825
資本剰余金 1,268 1,407
その他 624 1,368 利益剰余金 △305 △473
自己株式 △76 △76
無形固定資産 477 485
その他の包括利益累計額 △31 △34
投資その他の資産 1,682 1,503 新株予約権 11 7
繰延資産 20 16
非支配株主持分 101 109
純資産合計 2,308 2,423
資産合計 11,318 11,769 負債純資産合計 11,318 11,769
※一年以内返済予定長期借入金含む
6
セグメント別業績概況
（百万円）
2019年 ２月期 2020年２月期 前年同期比
ポイント
第３四半期 第 ３四半期 （％）
売上高 10,063 9,210 91.5 台風による店舗休業の影響、不採算
飲食事業 店舗や契約満了店舗の整理、大人数
居酒屋、レストラン等での の法人宴会需要の減少などにより減
飲食サービスの提供 営業利益 321 313 97.5 収減益。
売上高 1,506 1,526 101.4 テナントビルの賃貸収入は引き続き
不動産事業
堅調に推移し、売上高・営業利益とも
不動産の賃貸・管理業務等
増収増益。
営業利益 128 132 103.5
売上高 494 560 113.5 前期のリニューアルにより婚礼件数
ブライダル事業
は前期同期比135.0％と順調に増加
挙式・披露宴サービスの提供
し、売上高・利益ともに改善。
営業利益 △14 1 ―
売上高 681 560 82.3 広告制作事業を再編し、飲食子会社
その他の事業
の自社制作に切り替えたため、グ
広告代理業、卸売業等
ループ内取引が減少。
営業利益 25 △0 ―
売上高 △1,721 △1,615 ―
調整額
営業利益 △685 △658 ―
売上高 11,023 10,242 92.9
連結財務諸表
計上額
営業利益 △223 △211 ―
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２. 第３四半期
トピックス
①売上高は減収・営業損失は改善
売上高推移
前期比（第３四半期累計） 11,023百万円 10,242百万円
売上高
780 百万円減収 △780百万円
前期比（第３四半期累計） 2019年２月期 2020年２月期
営業損失 ＋11百万円
11百万円改善 △223百万円 △211百万円
営業損失推移
１ 店舗整理による売上高の減少
リニア中央新幹線の工事による立ち退きや、契約期間満了による閉店、戦略的に
進めてきたSCの撤退、不採算店舗の整理等による店舗数の減少で約780百万円の減収。
２ 台風による休店での減少及び消費税増税の影響による減少
台風19号の影響により、78店舗を休業をしたことにより売上高が減少。
10月以降は消費税増税の影響による減少。
３ 収益構造改革に着手
売上高の減少に対し、利益面では収益構造改革に着手し、
第２四半期以降の損失は前期比で64百万円改善し、収益力が改善。
9
既存店収益状況
全 既 存 店 売 上 高の 対前 年同 期比 居 酒 屋 業 態 既 存店 売上 高の 対前 年同 期比
110% 110%
105% 105%
100.4% 98.9% 99.0% 98.9% 99.1%
99.1% 98.4% 98.0%
100% 100%
92.7%
93.8%
95% 95%
90% 90%
85% 2020年２月期第３四半期実績 85% 2020年２月期第３四半期実績
80% 全既存店：93.8% 80% 居酒屋業態既存店：92.7%
75% 75%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
2月期 2月期 2月期 2月期 2月期3Q 2月期 2月期 2月期 2月期 2月期3Q
2018年 2019年 2020年２月期
2019年２月期
第３四半期
実績
12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 実績
売上高前年同月比 97.2% 97.0% 98.0% 99.1% 92.4% 92.7% 95.2% 90.1% 96.5% 91.7% 91.8% 87.7% 95.9% 92.7%
居酒屋業態
来店客数前年同月比 97.2% 99.4% 101.4% 98.4% 95.7% 96.5% 98.4% 93.3% 98.9% 94.1% 94.8% 90.7% 99.0% 95.7%
（109店舗）
客単価前年同月比 100.0% 97.5% 96.7% 100.7% 96.6% 96.2% 96.8% 96.5% 97.5% 97.5% 96.9% 96.6% 96.9% 96.8%
売上高前年同月比 99.9% 99.8% 100.9% 98.4% 102.6% 105.0% 101.9% 101.6% 93.9% 99.2% 102.6% 88.7% 107.0% 100.0%
レストラン業態
来店客数前年同月比 100.7% 100.3% 100.2% 97.6% 102.3% 100.3% 99.9% 101.5% 95.0% 99.6% 99.5% 91.2% 95.9% 98.2%
（8店舗）
客単価前年同月比 99.2% 99.5% 100.7% 100.8% 100.3% 104.7% 102.0% 100.1% 98.8% 99.6% 103.1% 97.3% 111.6% 101.8%
売上高前年同月比 145.9% 151.7% 129.9% 127.5% 123.1% 122.2% 107.8% 104.8% 98.9% 95.6% 87.6% 84.9% 83.8% 100.0%
カフェ業態
来店客数前年同月比 122.7% 128.2% 120.3% 112.4% 119.0% 117.0% 102.9% 102.5% 102.1% 99.8% 87.8% 84.3% 86.1% 99.7%
（9店舗）
客単価前年同月比 118.9% 118.3% 108.0% 113.4% 103.5% 104.5% 104.8% 102.2% 96.9% 95.8% 99.8% 100.7% 97.3% 100.3%
※既存店基準：開店日より 24 ヶ月を経過した店舗を対象としております。
10
②組織改革を９月からスタート
＜営業体制＞
事業部制の導入 • カンパニー制度を改編し、事業部制として
全社に導入
• 各事業部を跨いだプロジェクトチームを発足
営業プロジェクト （芋蔵・九州業態プロジェクト、日本酒業態プロジェクト、
和食居酒屋プロジェクト）
＜社内体制＞
• 部門数を72部門から57部門へ集約
組織のスリム化
• 責任の明確化を図るとともに中間管理
職を削減
組織横断 • 原価低減のための仕入・物流プロジェクト、
プロジェクト 全社的なコスト削減プロジェクトを発足
11
③日本酒業態・カジュアル系九州業態が好調
オープン日 第３四半期累計前年比
吟醸ﾏｸﾞﾛ
2016年5月26日 100.0%
金山
日
本
酒
業 光蔵
態
2018年10月１日 113.6％ ※
名駅
チカイチ 2017年11月17日 116.5％
カ
ジ
ュ
ア きじょうもん 2017年３月７日 103.4％
ル
系
九
州
業
態 きばくもん 2017年３月16日 119.5％
※光蔵名駅は、2018年10月１日オープンのため、10月～11月の２か月分の比較
12
今期の出店・リニューアル
新規出店３店舗・フランチャイズ出店３店舗・リニューアル８店舗
３月１日リニューアルオープン ３月１日リニューアルオープン ６月18日リニューアルオープン
３月 北海道バル MOU MOU 芋蔵 GIRI ６月 Mou Mou Cafe 豊橋店
愛知県豊田市 愛知県豊田市 愛知県豊橋市
３月１日リニューアルオープン ３月１日リニューアルオープン 10月25日オープン（FC）
吟醸マグロ豊田店 牛タン酒場 金べこ 10月 博多かわ屋 南海なんば店
愛知県豊田市 愛知県豊田市 大阪市浪速区
３月１日リニューアルオープン ３月５日オープン（FC） 11月１日新規オープン
個室焼肉 頂 博多かわ屋 京橋南口店 11月 大治郎
愛知県豊田市 大阪市城東区 スペイン バルセロナ
３月７日新規オープン ３月７日オープン（FC） 12月３日オープン（FC）
日本酒×発酵 八光 博多かわ屋 京都烏丸四条店 12月 博多かわ屋 すすきの店
札幌市中央区
京都市中京区 京都市中京区
３月16日リニューアルオープン 12月３日新規オープン
月のうさぎ 博多かわ屋 名駅西口店
埼玉県志木市 名古屋市中村区
５月24日リニューアルオープン
５月 MOU MOU バル
静岡市葵区
13
店舗数の推移
2020年２月期第３四半期末時点で74業態、149店舗体制
180
160 149 店舗 148 店舗 149 店舗
144 店舗
140 130 店舗 132 店舗
120
108 店舗
100 91 店舗
85 店舗
80
60
40
20
0
2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 2018 年 2019 年 2020年
2月期 2月期 2月期 2月期 2月期 2 月期 2 月期 2 月期 ２月期
3Q
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今期の業績見通し
（百万円）
（百万円）
2019年２月期 2020年２月期 前年同期比
通期実績 業績予想 （%）
売上高 15,056 15,100 100.3
営業利益 △51 118 ー
経常利益 15 145 830.1
親会社株主に帰属する
当期純利益または純損失
61 26 42.4
中間 1.5円 中間 1.5円
配当金
期末 1.5円 期末 1.5円
15
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