3057 ゼットン 2021-11-19 15:30:00
「徳川園」管理運営事業提案応募に係る候補者の決定及び基本協定書・実施協定書の締結に関するお知らせ [pdf]

                                                    2021年11月19日
各     位
                                   会社名          株式会社ゼットン
                                  代表者の役職名       代表取締役社長 鈴木 伸典
                                  (コード番号:3057 名証セントレックス)
                                  問い合せ先        財務経理部長 森 充
                                   電話番号        03-6416-4820(代表)




             「徳川園」管理運営事業提案応募に係る候補者の決定及び
               基本協定書・実施協定書の締結に関するお知らせ



    当社は、徳川園の次期管理運営事業者運営提案につき、「名古屋市緑政土木局公園施設整備等事業者選定委員会」で
の公募及び選考を経て、候補者として決定し基本協定書・実施協定書を結びましたので、下記のとおりお知らせいた
します。


                              記


1. 管理運営事業提案候補者の決定について
【次期運営事業者の選考】
公募型プロポーザル方式により、応募者の提案書の審査及びプレゼンテーションを経て、最終的に候補者として選ば
れました。また、管理運営事業の基本協定書・実施協定書も締結しました。
 候補者グループ    :徳川の杜グループ
 構成法人       :公益財団法人   名古屋市みどりの協会、岩間造園株式会社、株式会社ゼットン


なお、名古屋市から発表された資料によると、評価された点は以下のとおりです。
 ・庭園管理の方針や体制について、将来計画が具体的で安定性がある
 ・売店を改装して新たに多目的室を設けることによって、既存の各施設を有効活用する提案がなされている
 ・既存施設の更新や改修について、長寿命化、利便性の向上という観点から提案がなされている


【当社提案の全体コンセプト】
「近世武家文化を中心に世界に発信する歴史文化拠点である公園」を目指し、
                                  「つどう」「つながる」「つたえる」
                                      、     、
の 3 つの実施方針をもとに、レストラン、カフェ等をリニューアルし、日本庭園との魅力のスパイラルアップ、徳川
美術館、蓬左文庫及び名古屋城等との連携、歴史的資産の保全と発信に取り組みます。
2.事業概要とリニューアルについて
 当社は、2004 年より愛知県名古屋市にある徳川園内施設のレストラン・カフェを運営しております。2022 年 4 月
からは、Park-PFI 制度を活用した管理運営に切り替わることに伴い、コンソーシアムグループである徳川の杜グルー
プの一員として、公募対象公園施設のレストラン・カフェ運営のみならず、特定公園施設の整備にも携わることとな
り、葛西臨海公園での運営に次ぐ公園開発事業となります。
 公募対象公園施設運営による事業収益を、文化財の補修や点検、庭園整備などにも還元し徳川園全体の魅力を高め
ます。また、季節のイベントの開催や誘致も積極的に行っていきます。
 更に、売店の運営と多目的室「葵の間」の新設・運営も当社にて新たに行います。より魅力的な売店づくりと地域
の方々の集いを創り出すことを目指していきます。
 ブライダル会場となる「ガーデンホール」を、当社は一時利用という形で利用してきましたが、今回より公募対象
公園施設となることから、当社にて施設管理を行うことになります。それに伴い、より美しく生まれ変わる日本庭園
を大パノラマで堪能し、新郎新婦・列席者の方々が心からくつろげる空間になるよう、ホール内・ホワイエの空間に
至るまでをフルリニューアルいたします。
 従来当社が運営しています「ガーデンレストラン徳川園」「蘇山荘」も歴史を重ねた趣を維持しながら、機能を向
上させる改装を行い、未来に残すべき資産として運営を行ってまいります。
【今後のスケジュール(予定)
             】
 2022 年 4 月   リニューアル工事着工
 2022 年 7 月   再開業(リニューアルオープン)




     売店イメージ                       多目的室「葵の間」イメージ




                  「ガーデンホール」イメージ


3.業績に与える影響
 本件につきましては、来期(2023 年 2 月期)での再開業予定につき、今期(2022 年2月期)の連結業績に与える影
響につきましては軽微であります。来期の連結業績に与える影響等につきましては、現在精査中であります。
                                                          以上