3053 ペッパー 2019-05-10 16:30:00
2019年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月10日
上場会社名 株式会社ペッパーフードサービス 上場取引所 東
コード番号 3053 URL http://www.pepper-fs.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名)一瀬 邦夫
問合せ先責任者 (役職名) 総務本部長 (氏名)安田 一郎 (TEL)03(3829)3210
四半期報告書提出予定日 2019年5月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第1四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第1四半期 17,588 33.1 178
△76.8 195 △72.5 585 61.8
2018年12月期第1四半期 13,213 88.0 768 33.4 712 24.0 361 0.2
(注)包括利益 2019年12月期第1四半期 588百万円 (67.0%) 2018年12月期第1四半期 352百万円 (△2.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第1四半期 28.08 27.31
2018年12月期第1四半期 17.52 16.77
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第1四半期 25,244 4,022 15.2
2018年12月期 25,993 3,745 13.6
(参考)自己資本 2019年12月期第1四半期 3,847百万円 2018年12月期 3,542百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2019年12月期 -
2019年12月期(予想) 15.00 - 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 42,187 50.8 1,867 25.2 1,888 27.5 1,069 49.5 51.21
通期 93,562 47.3 5,594 44.8 5,637 45.4 3,493 - 167.33
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :有
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期1Q 20,875,200株 2018年12月期 20,818,200株
② 期末自己株式数 2019年12月期1Q 220株 2018年12月期 220株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期1Q 20,835,215株 2018年12月期1Q 20,646,561株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
2.当社の四半期連結財務諸表に掲記される科目その他の事項の金額は、従来、千円単位で記載しておりましたが、
当第1四半期連結会計期間及び当第1四半期連結累計期間より百万円単位で記載することに変更いたしました。
なお、比較を容易にするため、前連結会計年度及び前第1四半期連結累計期間についても百万円単位で表示して
おります。
㈱ペッパーフードサービス (3053) 2019年第1四半期決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更及び会計上の見積りの変更 …………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や設備投資などの景気に足踏み感がある一方、雇用
などの情勢は改善傾向が持続し、所得環境は緩やかな回復基調にあります。しかしながら、米中貿易摩擦による中
国の経済成長率の鈍化や英国のEU離脱問題などの不安定な国際的政治情勢などにより、景気の先行きは不透明な状
況が続いており国民の個人消費は伸び悩んでいます。
外食産業におきましては、個人消費は緩やかに持ち直しているものの、物流費の増加・食材価格の上昇に加え、
コンビニなどの他業種とのお客様獲得競争も激化しており、依然として厳しい経営環境が続いております。
こうした状況のもと、当社グループは「急成長を楽しむ、驕る事なく素直な心で社会の公器となる」を基本方針
として、ペッパーランチ事業の新規出店25店舗及びいきなり!ステーキ事業の新規出店210店舗を目標に業容の拡
大に取り組むと共に、引き続きお客様への安心・安全な商品提供ができる体制強化に努めてまいりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は17,588百万円(前年同期比33.1%増)、営業利益178
百万円(前年同期比76.8%減)、経常利益は195百万円(前年同期比72.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益
585百万円(前年同期比61.8%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりです。
① ペッパーランチ事業
ペッパーランチ事業につきましては、オリジナルポイントカード以外にも利用率を高める為に1億人を超えるユ
ーザーを持つ楽天ポイントカード及びdポイントカードの両ホルダーに対し、ドリンク無料サービスを開始しまし
た。また、2月には環境問題対応の一環としてプラスチックストローを順次廃止しペーパーストロー等への切り替
えを実施しております。
海外におけるペッパーランチ事業では、3月にニューヨーク初の直営店舗となる“ザ・ファストフードステーキ
ハウス”「PEPPER LUNCH」をマンハッタンブロードウェイに出店しました。
また、海外FCにおける新規出店に伴う機器等の売却、ロイヤリティ収入などの売上高は94百万円(前年同期比
7.9%増)となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は2,037百万円(前年同期比14.2%増)となりましたが、既
存店の修繕費及び店舗増加に伴う社員・アルバイト採用費等の増大により、セグメント利益は295百万円(前年同期
比8.5%減)となりました。また、新規出店数は14店舗(うち海外9店舗)であり、ペッパーランチ事業全体の店舗
数は478店舗となりました。
② レストラン事業
レストラン事業につきましては、ステーキ業態「炭焼きステーキくに」、とんかつ業態「こだわりとんかつかつ
き亭」、牛たん業態「牛たん仙台なとり」の各業態で個店販促として、季節商品メニューの投入を実施し、既存店
の売上並びに利益の向上に努めてまいりました。
しかしながら、いきなり!ステーキへの業態変更もあり、当第1四半期連結累計期間における売上高は333百万
円(前年同期比16.7%減)、セグメント利益は4百万円(前年同期比86.6%減)となりました。また、レストラン事業
全体の店舗数は15店舗となりました。
③ いきなり!ステーキ事業
いきなり!ステーキ事業につきましては、2月より「どこでも社食」を運営する株式会社シンシアージュとの提
携や、「マーベル・スタジオ10周年記念タイアップキャンペーン」(3月20日~3月31日)などを実施いたしまし
た。また、いきなり!ステーキ成田飯仲店の出店で400号店達成となり、記念として3日間限定でワイルドステー
キ300g1,000円(税抜き)の販売(2月13日~2月15日)や、いきなり!ステーキ期間限定フェアとして「ヒレ&
リブ」ステーキの盛り合わせ、1グラム0.5円引き(2月22日~3月21日)の販売、リブロース3種類の1グラム
1円引き(3月22日~3月24日)の販売を実施しました。新たな取り組みとしては店舗限定で2種類の「カレー商
品」の発売を実施しました。
また、当社初となる全国放送のテレビCMを2月と3月のそれぞれ1週間実施いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は15,165百万円(前年同期比37.9%増)となりましたが、既
存店売上高の減少及び店舗増加に伴う社員・アルバイト採用費等の増大により、セグメント利益は911百万円(前年
同期比18.2%減)となりました。また、新規出店数は47店舗(海外出店なし)であり、いきなり!ステーキ事業全
体の店舗数は439店舗となりました。
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④ 商品販売事業
商品販売事業につきましては、「とんかつソース」、「冷凍ペッパーライス」、「冷凍ハンバーグ」、家庭でも
味わえる「いきなり!ステーキセット」など従来の商品に加え、ネット通販の楽天市場店にてペッパーランチ及び
いきなり!ステーキの人気商品の販売を実施しました。
この結果、いきなり!ステーキのコラボスナック等のロイヤリティ収入も含め、当第1四半期連結累計期間にお
ける売上高は53百万円(前年同期比78.0%増)となりましたが、ネット販売拡大に伴う費用の増大により、セグメン
ト利益は5百万円(前年同期比4.7%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて748百万円減少し25,244百万円になりまし
た。これは主に、現金及び預金が2,742百万円減少したこと、建物及び構築物(純額)が1,626百万円増加したこと並
びに敷金及び保証金が152百万円増加したことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,024百万円減少し、21,222百万円となりました。これは主に未払法人
税等が1,182百万円減少したこと、事業構造改善引当金が686百万円減少したこと及び借入金が658百万円増加した
ことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べて276百万円増加し、4,022百万円となりました。これは主に、親会社株主に
帰属する四半期純利益を585百万円計上したこと及び配当により、剰余金を312百万円処分したことにより利益剰余
金が272百万円増加したこと並びに新株予約権の行使に伴い資本金、資本準備金がそれぞれ14百万円増加したこと
によるものです。また、自己資本比率は前連結会計年度末から1.6ポイント増加し、15.2%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年2月14日の「2018年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)」で公表いたし
ました第2四半期連結累計期間及び通期の連結業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,732 3,990
売掛金 2,838 2,794
商品 456 467
貯蔵品 186 221
その他 2,288 2,066
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 12,502 9,540
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 10,107 11,990
減価償却累計額 △1,806 △2,063
建物及び構築物(純額) 8,300 9,926
その他 2,088 2,325
減価償却累計額 △984 △1,040
その他(純額) 1,103 1,285
有形固定資産合計 9,403 11,212
無形固定資産 72 73
投資その他の資産
敷金及び保証金 2,750 2,903
その他 1,274 1,525
貸倒引当金 △11 △11
投資その他の資産合計 4,013 4,417
固定資産合計 13,490 15,704
資産合計 25,993 25,244
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 7,097 7,094
短期借入金 - 1,250
1年内返済予定の長期借入金 2,270 2,205
未払金 2,043 1,788
未払法人税等 1,513 331
預り金 1,445 1,518
賞与引当金 - 149
資産除去債務 0 0
事業構造改善引当金 331 310
その他 1,401 1,290
流動負債合計 16,104 15,940
固定負債
長期借入金 2,931 2,403
受入保証金 1,363 1,451
資産除去債務 644 881
事業構造改善引当金 1,187 521
その他 15 23
固定負債合計 6,142 5,282
負債合計 22,247 21,222
純資産の部
株主資本
資本金 1,532 1,546
資本剰余金 813 827
利益剰余金 1,210 1,482
自己株式 △0 △0
株主資本合計 3,556 3,857
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △1 △1
為替換算調整勘定 △11 △8
その他の包括利益累計額合計 △13 △9
新株予約権 203 175
純資産合計 3,745 4,022
負債純資産合計 25,993 25,244
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 13,213 17,588
売上原価 7,459 10,323
売上総利益 5,753 7,264
販売費及び一般管理費 4,985 7,086
営業利益 768 178
営業外収益
受取利息 0 1
為替差益 - 1
協賛金収入 3 7
カード退蔵益 6 11
その他 3 9
営業外収益合計 14 30
営業外費用
支払利息 4 8
為替差損 59 -
現金過不足 1 3
その他 3 2
営業外費用合計 69 13
経常利益 712 195
特別利益
固定資産売却益 22 0
新株予約権戻入益 0 46
事業構造改善引当金戻入額 - 530
特別利益合計 22 577
特別損失
固定資産除却損 0 0
減損損失 - 21
特別損失合計 0 21
税金等調整前四半期純利益 734 751
法人税、住民税及び事業税 470 278
法人税等調整額 △97 △111
法人税等合計 372 166
四半期純利益 361 585
親会社株主に帰属する四半期純利益 361 585
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
四半期純利益 361 585
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 0 0
為替換算調整勘定 △9 2
その他の包括利益合計 △9 3
四半期包括利益 352 588
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 352 588
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2018年3月29日
普通株式 309 15.00 2017年12月31日 2018年3月30日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2019年3月28日
普通株式 312 15.00 2018年12月31日 2019年3月29日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更及び会計上の見積りの変更)
(減価償却方法の変更・耐用年数の変更・資産除去債務の見積りの変更)
従来、当社は主要な有形固定資産の減価償却方法について定率法を採用しておりましたが、第1四半期連結会
計期間より定額法に変更しております。
当該会計方針の変更は、消費者の嗜好変化により当社の業態に対する需要が増加したと判断したこと等から、
出店戦略を見直し出店数が大幅に増加したこと並びに退店の店舗数の割合が減少したこと等から、長期間にわた
り安定的に事業を営む環境が整ったことを契機としたものであります。こうした企業内外の環境変化から、主要
な資産である店舗設備等に関する経済的便益の消費パターンを検討した結果、当該資産が長期間にわたり安定的
に利用され、その耐用年数にわたり均等に消費されることが見込まれることから、減価償却方法として定額法が
消費パターンをより適切に反映するものであると判断し、変更を行っております。
また、従来店舗設備等は、主として法人税法に規定する耐用年数によっておりましたが、減価償却方法の変更
を契機に、第1四半期連結会計期間より耐用年数を見直しております。この結果、店舗設備等の建物及び構築物
については、主な耐用年数を18年としておりましたが、店舗が存続する予測営業年数等も勘案し、経済的使用可
能予測期間に基づく12年に変更しております。
併せて、店舗の不動産賃借契約に伴う原状回復義務として計上していた資産除去債務について、店舗が存続す
る予測営業年数等を勘案し、店舗に関する除去債務履行までの期間に関しても見積りの変更を行いました。
以上の変更に伴い、従来の方法によった場合に比べて、当第1四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税
金等調整前四半期純利益がそれぞれ43百万円増加しております。
(事業構造改善引当金の見積りの変更)
当社は、前連結会計年度において、連結子会社の事業構造改善のために発生が見込まれる損失について合理的に
見積ることができる金額を計上しました。その主な内容は、不採算店舗及び退店予定店舗に係る建物賃貸借契約に
ついて、解約不能な支払家賃のうち営業及び転貸等で回収が見込めない金額でありました。その後、建物賃貸借契
約を締結している家主等との交渉など事業構造改善の進捗による新たな情報の入手に伴い、より精緻な見積りが可
能となったため、会計上の見積りの変更を行いました。これに伴い、当第1四半期連結累計期間において、従前の
見積額と今回の見積額との差額を特別利益に計上しております。
これにより、当第1四半期連結累計期間において、税金等調整前四半期純利益は530百万円増加しております。
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㈱ペッパーフードサービス (3053) 2019年第1四半期決算短信(連結)
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当第1四半期連結
会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債
の区分に表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ペッパー レストラン いきなり! 合計
商品販売事業 (注1) 計上額
ランチ事業 事業 ステーキ事業 (注2)
売上高
外部顧客へ
1,784 400 10,999 29 13,213 - 13,213
の売上高
計 1,784 400 10,999 29 13,213 - 13,213
セグメント利益 322 33 1,115 6 1,477 △709 768
(注)1.セグメント利益の調整額△709百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ペッパー レストラン いきなり! 合計
商品販売事業 (注1) 計上額
ランチ事業 事業 ステーキ事業 (注2)
売上高
外部顧客へ
2,037 333 15,165 53 17,588 - 17,588
の売上高
計 2,037 333 15,165 53 17,588 - 17,588
セグメント利益 295 4 911 5 1,217 △1,038 178
(注)1.セグメント利益の調整額△1,038百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
ペッパーランチ いきなり!
レストラン事業 商品販売事業 計 財務諸表
事業 ステーキ事業
計上額
減損損失 - - 21 - 21 21
- 9 -