3053 ペッパー 2020-11-13 16:00:00
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年11月13日
上場会社名 株式会社ペッパーフードサービス 上場取引所 東
コード番号 3053 URL http://www.pepper-fs.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名)一瀬 邦夫
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 総務本部長 (氏名)猿山 博人 TEL 03(3829)3210
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 24,539 - △3,786 - △3,659 - △3,304 -
2019年12月期第3四半期 - - - - - - - -
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 △144.19 -
2019年12月期第3四半期 - -
(注)当社は、2019年12月期第3四半期は連結業績を開示しておりましたが、当第3四半期より非連結での業績を開示し
ております。そのため、2019年12月期第3四半期の経営成績(累計)及び対前年同四半期増減率については記載しており
ません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 16,598 △246 △2.6
2019年12月期 23,251 598 2.0
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 △436百万円 2019年12月期 461百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 15.00 - - 15.00
2020年12月期 - - -
2020年12月期(予想) - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 31,618 △52.7 △4,289 - △4,179 - △3,857 - △168.27
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
本日公表いたしました「非連結決算への移行及び2020年12月期個別業績予想に関するお知らせ」に記載のとおり、当社決
算が非連結決算に変更となった為、2020年12月期の業績予想は、連結から個別へ変更となりました。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 24,973,600株 2019年12月期 21,092,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 220株 2019年12月期 220株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 22,920,186株 2019年12月期3Q 20,951,221株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱ペッパーフードサービス (3053) 2020年12月期第3四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
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㈱ペッパーフードサービス (3053) 2020年12月期第3四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により景気の先行きは不透明
な状況が続いております。
外食産業におきましては、台風などの自然災害リスクに加え、コロナ禍での雇用、所得環境の悪化から消費は落ち
込みました。また、東京都の酒類の提供に伴う飲食店への営業時間短縮要請などもあり、依然として厳しい状況が続
いております。
こうした状況のもと、当社は、年初より「驕ることなく初心にかえり足元固めさらなる挑戦」を基本方針として、
引き続きお客様への安心・安全な商品の提供に努め、お客様に安心してお食事頂ける環境作りに取り組んでまいりま
したが、経済活動の再開とともに、新型コロナウィルスの感染者が増加し、コロナ禍による経済悪化の影響を払拭す
るに至らず、既存店昨年対比売上高は減少し当四半期累計期間の減益要因となっております。
また、株式会社JPの株式の譲渡に伴う関係会社株式売却益を7,320百万円特別利益に計上し、114店舗(予定)の閉店
に関連するものを含む減損損失を3,938百万円、事業構造改善引当金繰入額を2,000百万円特別損失に計上いたしまし
た。
これらの結果、当第3四半期累計期間における売上高は24,539百万円、営業損失3,786百万円、経常損失は3,659百
万円、四半期純損失は3,304百万円となりました。
なお、2020年7月3日(米国時間)に連結子会社であったKuni's Corporationが米国連邦倒産法第7章に基づく破
産の申立てを行い、同社が子会社に該当しなくなったことに加え、2020年8月31日付けで連結子会社であった株式会
社JPの当社保有株式の全てを譲渡いたしました。これにより、当社は当第3四半期会計期間末において連結子会社を
有さなくなったため、従来連結で行ってまいりました決算を単体決算に変更いたしました。
セグメントの経営成績は次のとおりです。なお、前第3四半期累計期間は四半期連結財務諸表を作成しており、四
半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。
また、連結子会社であった株式会社JPの株式を譲渡したこと、経営管理体制の見直しから、いきなり!ステーキ事
業、レストラン事業及びペッパーランチ事業はそれぞれ、店舗及び店舗管理部門の収益のみとしており、従前各事業
に含めていた、その他収益部門(加盟開発部門、店舗サポート部門、購買部門)はその他事業へ変更しております。
① いきなり!ステーキ事業
いきなり!ステーキ事業につきましては、7月からテイクアウトデリバリー&デリバリーアプリ「menu」を全国
85店舗に導入、8月にはステーキ重、ヒレステーキ重の販売店舗を拡大し、9月にはローストビーフ重を一部の店
舗でテスト販売するなど、お客様の生活スタイルの変化への対応を強化してまいりました。郊外では客足が戻りつ
つありますが、都市部では在宅勤務の定着で回復が鈍く、売上の低迷が続いております。
さらに不採算店舗の閉店も加わった結果、当第3四半期累計期間における売上高は20,953百万円、セグメント損
失は1,805百万円となりました。また、いきなり!ステーキ事業全体の店舗数は354店舗となりました。
② レストラン事業
レストラン事業につきましては、ステーキ業態「炭焼きステーキくに」、とんかつ業態「こだわりとんかつかつ
き亭」、牛たん業態「牛たん仙台なとり」の各業態でテイクアウト商品の販売に注力致しました。「Prime42 BY
NEBRASKA FARMS」につきましては、約3カ月間自粛休業し、7月から営業再開致しました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は751百万円、セグメント損失は122百万円となりました。ま
た、レストラン事業全体の店舗数は15店舗となりました。
③ ペッパーランチ事業
ペッパーランチ事業につきましては、キャンペーン商品として「霜降りごちそうカルビ」を全店で販売しまし
た。店舗限定のテイクアウト専用商品として、「ビーフペッパーライス重」「サーロインステーキ重」の販売促進
に努めましたが、新型コロナウィルス感染症対策の影響により売上の低迷が続きました。
また、海外のペッパーランチ事業につきましても、新型コロナウィルス感染症の影響により、各国で営業時間の
短縮や休業等を余儀なくされ厳しい状況が続いており、売上高は105百万円となりました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は2,419百万円、セグメント利益は179百万円となりました。
なお、ペッパーランチ事業は2020年6月1日に株式会社JPに分割継承いたしました。
④ 商品販売事業
商品販売事業につきましては、ネット通販において、巣ごもり消費の拡大から、牛たん、ヒレステーキの販売を
強化し、9月からは新商品の「レンジでいきなり!乱切りヒレステーキ」の販売も開始いたしました。
この結果、いきなり!ステーキのコラボ商品等のロイヤリティ収入も含め、当第3四半期累計期間における売上
高は236百万円、セグメント利益は12百万円となりました。
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⑤ その他事業
その他事業につきましては、店舗FC開発や店舗サポート及び購買に関する間接収益部門の事業となっておりま
す。店舗数の縮小及び新型コロナウィルスの影響により出店店舗数が減少いたしました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は177百万円、セグメント損失は154百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べて6,652百万円減少し16,598百万円になりました。これ
は主に、現金及び預金が4,197百万円増加したこと、売掛金が1,393百万円減少したこと、短期貸付金(流動資産・そ
の他)が937百万円減少したこと、建物及び構築物が4,803百万円減少したこと、破産更生債権等が2,588百万円増加
したこと、敷金及び保証金が792百万円減少したこと、繰延税金資産が1,074百万円減少したこと並びに長期貸付金
(投資その他の資産・その他)が1,692百万円減少したことによるものです。
負債は、前事業年度末に比べて5,808百万円減少し、16,844百万円となりました。これは主に、買掛金が3,563百万
円減少したこと、借入金が1,578百万円減少したこと、未払金が673百万円増加したこと、事業構造改善引当金が701
百万円増加したことによるものです。
純資産は、前事業年度末に比べて844百万円減少し、△246百万円となりました。これは主に、四半期純損失を
3,304百万円計上したこと及び新株予約権の行使に伴い資本金、資本準備金がそれぞれ1,207百万円増加したことによ
るものです。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年11月13日付「非連結決算への移行及び2020年12月期個別業績予想に関するお知らせ」を御参照下さい。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、経済や企業活動は影響を受けておりますが、当社では、このような
状況は当事業年度末には当社への影響は概ね解消されるものとみております。
また、新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言が全国的に解除されましたが、今後の新型コロナウィルス感染症
の感染状況により経済環境への影響が変化し、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかにお知らせいたしま
す。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,422 6,619
売掛金 2,286 892
商品 443 212
貯蔵品 132 95
その他 3,085 819
貸倒引当金 △951 △3
流動資産合計 7,418 8,637
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 9,129 4,326
その他 1,256 567
有形固定資産合計 10,385 4,893
無形固定資産 110 95
投資その他の資産
敷金及び保証金 2,980 2,188
繰延税金資産 1,074 -
破産更生債権等 - 2,588
その他 2,972 795
貸倒引当金 △1,691 △2,599
投資その他の資産合計 5,336 2,972
固定資産合計 15,832 7,961
資産合計 23,251 16,598
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(単位:百万円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 6,547 2,984
短期借入金 - 2,055
1年内返済予定の長期借入金 3,281 1,888
未払金 1,011 1,684
未払法人税等 - 196
資産除去債務 131 493
債務保証損失引当金 - 81
事業構造改善引当金 614 884
その他 3,154 1,788
流動負債合計 14,740 12,058
固定負債
長期借入金 4,976 2,734
資産除去債務 992 618
債務保証損失引当金 353 -
事業構造改善引当金 54 485
その他 1,536 947
固定負債合計 7,912 4,786
負債合計 22,653 16,844
純資産の部
株主資本
資本金 1,644 2,851
資本剰余金 924 2,132
利益剰余金 △2,093 △5,397
自己株式 △0 △0
株主資本合計 475 △413
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △0 △4
繰延ヘッジ損益 △13 △18
評価・換算差額等合計 △13 △23
新株予約権 136 190
純資産合計 598 △246
負債純資産合計 23,251 16,598
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:百万円)
当第3四半期累計期間
(自 2020年1月1日
至 2020年9月30日)
売上高 24,539
売上原価 14,944
売上総利益 9,595
販売費及び一般管理費 13,381
営業損失(△) △3,786
営業外収益
受取利息 2
受取配当金 0
保険返戻金 75
雇用調整助成金 109
その他 86
営業外収益合計 274
営業外費用
支払利息 43
為替差損 39
その他 65
営業外費用合計 148
経常損失(△) △3,659
特別利益
固定資産売却益 18
新株予約権戻入益 17
関係会社株式売却益 7,320
債務保証損失引当金戻入額 230
特別利益合計 7,586
特別損失
固定資産売却損 13
固定資産除却損 12
減損損失 3,938
特別退職金 87
事業構造改善引当金繰入額 2,000
特別損失合計 6,052
税引前四半期純損失(△) △2,125
法人税、住民税及び事業税 110
法人税等調整額 1,068
法人税等合計 1,178
四半期純損失(△) △3,304
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
日本国政府は、新型コロナウィルス感染症に関連した感染症対策の基本方針等を公表しましたが、それ以降消費
者は外出等を控え外食需要に重要な影響を与えております。当社においては、外食需要の減少に加えて、政府及び
自治体からの各種要請等を受けて一部店舗の臨時休業や営業時間短縮を実施したことなどから、2020年3月以降、
当社の来店客数は顕著に減少して売上高も著しく減少しております。その後、来店客数等は次第に回復しておりま
すが、当第3四半期累計期間において重要な営業損失、経常損失及び四半期純損失を計上しており、また債務超過
の状態となっております。
この結果、借入金の返済等の資金繰りに懸念が生じており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状
況が存在しております。
当社は、当該状況の解消または改善のために、下記のような対応策を講じております。
① 当社は、収益改善及び本社費用の削減等の施策を行っております。具体的には、既存店の売上対策を強化
し、店舗の事情に応じたメニューの変更等を推進しております。また、従業員の適正配置などのコスト削減施策
も推進し、事業の収益性を改善しております。さらに、役員報酬等の人件費削減、米国子会社の事業撤退等を通
じて本社費用を削減しております。
② 当社事業の各種ステークホルダー(金融機関等)との緊密な連携関係を高め、必要に応じた支払条件の柔軟
化等を含めた協力体制の強化を行っております。
③ 当社は、2020年6月1日にペッパーランチ事業を分割し、新たに株式会社JPを設立いたしました。さらに、
2020年7月3日の取締役会にて、同社株式を少なくとも85億円で譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結
し、2020年8月31日に株式譲渡を実行しております。
④ 当社は、2020年7月3日に公表の通り、適切な店舗体制を構築するために、各店舗の地域配分や収益性等を
精査して当社が運営する114店舗を閉店することを予定しております。なお、2020年10月31日現在、これらのう
ち109店舗の閉店を完了しております。
⑤ 当社は、2020年7月31日の取締役会にて、第三者を割当先とした新株予約権の発行に係る決議を行いまし
た。第11回新株予約権及び第12回新株予約権について調達予定額はそれぞれ67億円、29億円となり、総額で96億
円の調達を予定しております。なお、2020年10月31日現在、これらのうち新株予約権が行使され1,193百万円の
調達を完了しております。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の影響及び収益改善施策の成果が、売上高に及ぼす程度や期間につい
て見通すことが容易ではないこと、また金融機関等との間で支払条件等の協力体制を築くために一定の期間を要す
ることも想定され得ること及び、新株予約権の行使について株価下落等により予定通り資金調達ができない場合が
あることから、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するものと認識しております。
なお、財務諸表は継続企業を前提としており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表に反映
しておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1 配当金の支払額
該当事項はありません。
2 基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
当社は、2020年1月15日付発行の第10回新株予約権(第三者割当による新株予約権)及び2020年8月17日付
発行の第11回新株予約権(第三者割当による新株予約権)の行使に伴う新株の発行による払込みを受け、資本
金及び資本準備金がそれぞれ1,207百万円増加しております。
この結果、当第3四半期累計期間末において資本金が2,851百万円、資本準備金が2,132百万円となっており
ます。
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(追加情報)
(新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う会計上の見積りについて)
当社は、新型コロナウィルスの感染拡大による外食需要の減少ならびに政府、自治体からの各種要請等を踏ま
え、2020年3月より、該当地区につきまして、臨時休業および営業時間短縮を行っておりました。これにより、当
社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響が及んでおります。
このような状況の中、新型コロナウィルス感染症の影響を正確に見通すことは困難であるものの、減損損失の計
上、繰延税金資産の回収可能性や継続企業の前提等の検討においては、その影響を慎重に考慮した結果、翌事業年
度の上期には当社への影響は概ね解消されるものと仮定しております。
なお、現在、新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言が全国的に解除されましたが、今後の新型コロナウィル
ス感染症の感染状況により経済環境への影響が変化した場合には、来店客数の減少等により、当社の翌四半期会計
期間以降の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に更なる影響が及ぶ可能性があります。
(事業構造改善引当金の繰入等について)
日本国政府は、新型コロナウィルス感染症に関連した感染症対策の基本方針等を公表しましたが、それ以降消
費者は外出等を控え外食需要に重要な影響を与えております。この結果、2020年3月以降、当社の来店客数は顕著
に減少し、売上高が著しく減少しております。これに対し当社は、より適切な店舗体制を構築し、更なる既存店売
上及び収益性の向上を図るため114店舗の退店を含む事業構造改善を決定いたしました。
これに伴い、退店予定店舗の建物賃貸借契約の解約に掛かる違約金等の損失の発生が見込まれております。当社
は、当第3四半期累計期間において将来に発生が見込まれる損失について、合理的に見積ることができる2,061百
万円を事業構造改善引当金に繰り入れており特別損失に計上しております。
これに加えて、前事業年度以前に計上された事業構造改善引当金を見積りの変更により61百万円減額しており
ます。これは、建物賃貸借契約を締結している家主等との交渉など事業構造改善の進捗による新たな情報の入手に
伴い、より精緻な見積もりが可能となったためによるものです。これに伴い、当第3四半期累計期間において、従
前の見積額と今回の見積額との差額を事業構造改善引当金繰入額の控除としており、これにより税引前四半期純利
益は61百万円増加しております。
(特別退職金について)
希望退職者の募集に伴う特別加算金の支給によるものであります。
(会計上の見積りの変更)
(債務保証損失引当金について)
当社は、前事業年度末に、子会社への債務保証に係る損失に備えるため、子会社の財務状況等を勘案して損失
負担見込額を債務保証損失引当金として計上しました。その主な内容は、子会社における債務超過相当額であり、
これには、不採算店舗及び退店予定店舗に係る建物賃貸借契約について、解約不能な支払家賃のうち営業及び転貸
等で回収が見込めない金額による引当金を含むものでありました。
当第3四半期会計期間において、子会社は米国連邦倒産法第7章に基づく破産を申立てました。その後、建物
賃貸借契約を締結している家主等との交渉などが進捗して新たな情報を入手することとなり、この情報に基づきよ
り精緻な見積もりが可能となったため会計上の見積りの変更を行いました。
これに伴い、当第3四半期累計期間において、従前の見積額と今回の見積額との差額を債務保証損失引当金戻
入額として計上しており、これにより税引前四半期純利益は230百万円増加しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第3四半期累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
いきなり! 調整額 損益計算書
レストラン ペッパー 商品販売 合計
ステーキ その他 (注1) 計上額
事業 ランチ事業 事業
事業 (注2)
売上高
外部顧客へ
20,953 751 2,419 236 177 24,539 - 24,539
の売上高
計 20,953 751 2,419 236 177 24,539 - 24,539
セグメント利益
又はセグメント △1,805 △122 179 12 △154 △1,890 △1,895 △3,786
損失(△)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失の調整額△1,895百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用
であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:百万円)
四半期
いきなり! レストラン ペッパー
商品販売事業 その他 計 財務諸表
ステーキ事業 事業 ランチ事業
計上額
減損損失 3,668 41 227 - - 3,938 3,938
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当第3四半期会計期間より四半期連結財務諸表の作成をなくしたことにより、当社のセグメント情報を開示して
おります。
ペッパーランチ事業を株式会社JPへ譲渡し、また経営管理体制を見直したことから、当第3四半期累計期間より
いきなり!ステーキ事業、レストラン事業及びペッパーランチ事業の売上高をそれぞれの店舗及び店舗管理部門の
収益のみとしております。従前これらの事業に含めていた加盟開発部門、店舗サポート部門、購買部門の収益は、
その他事業に含めております。
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