3053 ペッパー 2020-07-31 17:30:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月31日
上場会社名 株式会社ペッパーフードサービス 上場取引所 東
コード番号 3053 URL http://www.pepper-fs.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名)一瀬 邦夫
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 総務本部長 (氏名)猿山 博人 (TEL)03(3829)3210
四半期報告書提出予定日 2020年7月31日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 12,384 △29.6 △949 - △856 - △8,137 -
2019年12月期第1四半期 17,588 33.1 178 △76.8 195 △72.5 585 61.8
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 △8,127百万円 (-%) 2019年12月期第1四半期 588百万円 (67.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第1四半期 △364.67 -
2019年12月期第1四半期 28.08 27.31
(注)2020年12月期第1四半期の「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」については、潜在株式は存在しているものの
1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 17,543 △5,816 △34.0
2019年12月期 23,459 596 2.0
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 △5,965百万円 2019年12月期 460百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 15.00 - - 15.00
2020年12月期 -
2020年12月期(予想) - - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) - - - - - - - - -
通期 30,577 △54.7 △4,215 - △4,077 - △4,562 - △199.77
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 23,006,900株 2019年12月期 21,092,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 220株 2019年12月期 220株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 22,316,055株 2019年12月期1Q 20,835,215株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱ペッパーフードサービス (3053) 2020年12月期第1四半期決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
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㈱ペッパーフードサービス (3053) 2020年12月期第1四半期決算短信(連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善は緩やかな回復基調にあったものの、新型コ
ロナウィルス感染症拡大の影響により、景気の見通しは先行き不透明な状況が続いております。
外食産業におきましては、昨年10月の消費税増税に伴う消費者マインドの悪化に加え、新型コロナウィルス感染
拡大に伴う政府や自治体からの外出自粛要請の影響により、営業時間の短縮や休業等を余儀なくされる中、厳しい
状況が続いております。
こうした状況のもと、当社グループは、年初より「驕ることなく初心にかえり足元固めさらなる挑戦」を基本方
針として、引き続きお客様への安心・安全な商品の提供に努め、既存店の売上対策に注力してまいりましたが、
2020年3月以降の新型コロナウィルス感染症の拡大により、既存店昨年対比売上高は減少し当四半期連結累計期間
の減益要因となっております。
また、114店舗(予定)の閉店に関連するものを含む減損損失を4,005百万円、事業構造改善引当金繰入額を
2,168百万円特別損失として計上いたしました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は12,384百万円(前年同期比29.6%減)、営業損失949
百万円(前年同期は178百万円の営業利益)、経常損失は856百万円(前年同期は195百万円の経常利益)、親会社株主
に帰属する四半期純損失は8,137百万円(前年同期は585百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりまし
た。
セグメントの経営成績は次のとおりです。
① ペッパーランチ事業
ペッパーランチ事業につきましては、「ペッパーフードサービス創業50周年記念dポイント・楽天ポイント毎日
5倍」キャンペーンを実施し、宅配サービスやテイクアウト商品の訴求に努めましたが、新型コロナウィルス感染
症対策の影響により売上が減少致しました。
また、海外のペッパーランチ事業につきましても、新型コロナウィルス感染症の影響により各国で、営業時間の
短縮や休業等を余儀なくされ厳しい状況が続いており、売上高は79百万円(前年同期比15.8%減)となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は2,008百万円(前年同期比1.4%減)、セグメント利益は
172百万円(前年同期比41.6%減)となりました。また、新規出店数は8店舗(うち海外4店舗)であり、ペッパ
ーランチ事業全体の店舗数は523店舗となりました。
② レストラン事業
レストラン事業につきましては、ステーキ業態「炭焼きステーキくに」、とんかつ業態「こだわりとんかつかつ
き亭」、牛たん業態「牛たん仙台なとり」の各業態でテイクアウト商品の販売に注力致しました。このような状況
の中、当第1四半期連結累計期間における売上高は307百万円(前年同期比7.7%減)、セグメント損失は29百万円
(前年同期は4百万円のセグメント利益)となりました。また、レストラン事業全体の店舗数は15店舗となりまし
た。
③ いきなり!ステーキ事業
いきなり!ステーキ事業につきましては、「ウルグアイ産ステーキ」や「ニュージーランド産ステーキ」などの
地域限定メニューを導入し、「キン肉マン&いきなり!ステーキ 肉コラボキャンペーン」(3月4日~3月30
日)を実施致しました。店舗事情に応じたメニューの改定を行い、宅配サービスやテイクアウト商品の訴求に努め
ましたが、新型コロナウィルス感染症対策の影響により収益は大幅に減少致しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は10,021百万円(前年同期比33.9%減)、セグメント損失は
542百万円(前年同期は911百万円のセグメント利益)となりました。また、いきなり!ステーキ事業全体の店舗数は
441店舗となりました。
④ 商品販売事業
商品販売事業につきましては、「とんかつソース」、「冷凍ペッパーライス」、「冷凍ハンバーグ」、家庭でも
味わえる「いきなり!ステーキセット」など従来の商品に加え、ネット通販の楽天市場店にてペッパーランチ及び
いきなり!ステーキの人気商品や「笑顔の見えるマスク」の販売を実施しました。
この結果、いきなり!ステーキのコラボスナック等のロイヤリティ収入も含め、当第1四半期連結累計期間にお
ける売上高は47百万円(前年同期比10.34%減)となりましたが、ネット販売拡大に伴う費用の増大により、セグメ
ント利益は1百万円(前年同期比78.4%減)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて5,915百万円減少し17,543百万円になりま
した。これは主に、現金及び預金が1,285百万円増加したこと、売掛金が725百万円減少したこと、流動資産その他
(未収入金)が798百万円減少したこと、建物及び構築物(純額)が3,728百万円減少したこと並びに投資その他の資産
(繰延税金資産)が1,074百万円減少したことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて497百万円増加し23,360百万円となりました。これは主に未払金が195百
万円減少したこと、預り金が381百万円減少したこと、事業構造改善引当金が2,041百万円増加したこと及び借入金
が611百万円減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べて6,413百万円減少し、△5,816百万円となりました。これは主に、親会社株
主に帰属する四半期純損失を計上したことにより利益剰余金が8,137百万円減少したこと並びに第10回新株予約権
の行使に伴い資本金、資本剰余金がそれぞれ851百万円増加したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年7月31日付「業績予想の修正に関するお知らせ」を御参照下さい。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、経済や企業活動は影響を受けておりますが、当社グループでは、
このような状況は2020年の夏以降外食需要が徐々に回復し、年度末には当社グループへの影響は概ね解消されるも
のとみております。
なお、現在新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言が全国的に解除されましたが、今後、新型コロナウィルス
感染症の第2波や感染状況により経済環境への影響が変化し、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに
お知らせいたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,469 3,754
売掛金 2,286 1,560
商品 449 340
貯蔵品 133 111
その他 2,152 1,273
貸倒引当金 △4 △3
流動資産合計 7,486 7,037
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 11,963 8,437
減価償却累計額 △2,789 △2,991
建物及び構築物(純額) 9,174 5,445
その他 2,506 2,061
減価償却累計額 △1,225 △1,249
その他(純額) 1,280 812
有形固定資産合計 10,455 6,258
無形固定資産 110 107
投資その他の資産
敷金及び保証金 3,051 3,045
その他 2,367 1,106
貸倒引当金 △11 △11
投資その他の資産合計 5,407 4,140
固定資産合計 15,973 10,505
資産合計 23,459 17,543
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 6,562 6,387
短期借入金 - 454
1年内返済予定の長期借入金 3,281 3,065
未払金 1,015 819
未払法人税等 - 19
預り金 1,881 1,500
資産除去債務 131 442
事業構造改善引当金 755 2,242
その他 1,284 1,090
流動負債合計 14,910 16,022
固定負債
長期借入金 4,976 4,126
受入保証金 1,500 1,462
資産除去債務 995 730
事業構造改善引当金 435 990
その他 44 27
固定負債合計 7,952 7,337
負債合計 22,862 23,360
純資産の部
株主資本
資本金 1,644 2,495
資本剰余金 924 1,775
利益剰余金 △2,125 △10,263
自己株式 △0 △0
株主資本合計 443 △5,992
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △0 △6
繰延ヘッジ損益 △13 △18
為替換算調整勘定 30 52
その他の包括利益累計額合計 16 27
新株予約権 136 148
純資産合計 596 △5,816
負債純資産合計 23,459 17,543
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 17,588 12,384
売上原価 10,323 7,319
売上総利益 7,264 5,065
販売費及び一般管理費 7,086 6,014
営業利益又は営業損失(△) 178 △949
営業外収益
受取利息 1 1
為替差益 1 -
協賛金収入 7 8
保険解約返戻金 - 75
カード退蔵益 11 23
その他 9 18
営業外収益合計 30 127
営業外費用
支払利息 8 13
為替差損 - 14
現金過不足 3 3
その他 2 3
営業外費用合計 13 35
経常利益又は経常損失(△) 195 △856
特別利益
固定資産売却益 0 1
新株予約権戻入益 46 0
事業構造改善引当金戻入額 530 -
特別利益合計 577 1
特別損失
固定資産売却損 - 0
固定資産除却損 0 6
減損損失 21 4,005
事業構造改善引当金繰入額 - 2,168
特別損失合計 21 6,180
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
751 △7,035
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 278 33
法人税等調整額 △111 1,068
法人税等合計 166 1,102
四半期純利益又は四半期純損失(△) 585 △8,137
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
585 △8,137
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 585 △8,137
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 0 △5
為替換算調整勘定 2 21
繰延ヘッジ損益 - △5
その他の包括利益合計 3 10
四半期包括利益 588 △8,127
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 588 △8,127
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱ペッパーフードサービス (3053) 2020年12月期第1四半期決算短信(連結)
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
日本国政府は、新型コロナウィルス感染症に関連した感染症対策の基本方針等を公表しましたが、それ以降消費
者は外出等を控え外食需要に重要な影響を与えております。当社においては、外食需要の減少に加えて、政府及び
自治体からの各種要請等を受けて一部店舗の臨時休業や営業時間短縮を実施したことなどから、2020年3月以降、
当社の来店客数は顕著に減少して売上高も著しく減少しております。この結果、当第1四半期連結累計期間におい
て重要な営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しており、また重要な債務超過となっ
ております。
この結果、営業債務及び借入金の返済等の資金繰りに懸念が生じており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさ
せるような状況が存在しております。
当社は、当該状況の解消または改善のために、下記のような対応策を講じております。
① 当社は、収益改善及び本社費用の削減等の施策を行っております。具体的には、既存店の売上対策を強化
し、店舗の事情に応じたメニューの変更等を推進いたします。また、従業員の適正配置などのコスト削減施策も
推進し、事業の収益性を改善してまいります。さらに、役員報酬を含む本社費用の削減を検討しております。
② 当社事業の各種ステークホルダー(取引先・金融機関等)との緊密な連携関係を高め、必要に応じた支払条
件の柔軟化等を含めた協力体制の強化を行っております。
③ 当社は、6月1日にペッパーランチ事業を分割し、新たに株式会社JPを設立いたしました。さらに、7月3
日の取締役会にて、同社株式を少なくとも85億円で譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結いたしました。
株式譲渡の実行は、8月31日を予定しております。
④ 当社は、7月3日に公表の通り、適切な店舗体制を構築するために、店舗の地域配分や収益性等を精査して
当社が運営する114店舗を閉店することを予定しております。
⑤ 当社は、7月31日の取締役会にて、第三者を割当先とした新株予約権の発行に係る決議を行いました。第11
回新株予約権及び第12回新株予約権について調達予定額はそれぞれ68億円、29億円となり、総額で97億円の調達
を予定しております。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の影響及び収益改善施策の成果が、売上高に及ぼす程度や期間につい
て見通すことが容易ではないこと、また取引先・金融機関等との間で支払条件等の協力体制を築くために一定の期
間を要することも想定され得ること及び、新株予約権の行使について株価下落等により予定通り資金調達ができな
い場合があることから、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するものと認識しており
ます。
なお、財務諸表は継続企業を前提としており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表に反映
しておりません。
(追加情報)
(新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う会計上の見積りについて)
当社は、新型コロナウィルスの感染拡大による外食需要の減少ならびに政府、自治体からの各種要請等を踏ま
え、2020年3月より、該当地区につきまして、臨時休業および営業時間短縮を行っておりました。これにより、当
社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響が及んでおります。
このような状況の中、減損損失の計上、繰延税金資産の回収可能性や継続企業の前提等の検討においては、新型
コロナウィルス感染症の影響を正確に見通すことは困難であるものの、2020年の夏以降外食需要が徐々に回復し、
年度末には当社グループへの影響は概ね解消されるものとみております。
なお、現在、新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言が全国的に解除されましたが、今後、新型コロナウィル
ス感染症の第2波や感染状況により経済環境への影響が変化した場合には、来店客数の減少等により、当社グルー
プの翌四半期連結会計期間以降の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に更なる影響が及ぶ可能性が
あります。
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㈱ペッパーフードサービス (3053) 2020年12月期第1四半期決算短信(連結)
(事業構造改善引当金の繰入等)
日本国政府は、新型コロナウィルス感染症に関連した感染症対策の基本方針等を公表しましたが、それ以降消
費者は外出等を控え外食需要に重要な影響を与えております。この結果、2020年3月以降、当社の来店客数は顕著
に減少し、売上高が著しく減少しております。これに対し当社は、より適切な店舗体制を構築し、更なる既存店売
上及び収益性の向上を図るため114店舗の退店を含む事業構造改善を決定いたしました。
これに伴い、退店予定店舗の建物賃貸借契約の解約に掛かる違約金等の損失の発生が見込まれております。当
社は、当第1四半期連結累計期間において将来に発生が見込まれる損失について、合理的に見積ることができる
2,062百万円を事業構造改善引当金に繰り入れており特別損失に計上しております。
これに加えて、前連結会計年度以前に計上された事業構造改善引当金の見積りの変更による影響106百万円も繰
入額に含めて計上しております。これは、建物賃貸借契約を締結している家主等との交渉など事業構造改善の進捗
による新たな情報の入手に伴い、より精緻な見積もりが可能となったためによるものです。これに伴い、当第1四
半期連結累計期間において、従前の見積額と今回の見積額との差額を事業構造改善引当金として繰り入れており、
税金等調整前四半期純利益は106百万円減少しております。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2019年3月28日
普通株式 312 15.00 2018年12月31日 2019年3月29日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
当社は、2020年1月15日付発行の第10回新株予約権(第三者割当による新株予約権)の行使に伴う新株の
発行による払込みを受け、資本金及び資本準備金がそれぞれ851百万円増加しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間末において資本金が2,495百万円、資本準備金が1,775百万円となっ
ております。
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㈱ペッパーフードサービス (3053) 2020年12月期第1四半期決算短信(連結)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ペッパー レストラン いきなり! 合計
商品販売事業 (注1) 計上額
ランチ事業 事業 ステーキ事業 (注2)
売上高
外部顧客へ
2,037 333 15,165 53 17,588 - 17,588
の売上高
計 2,037 333 15,165 53 17,588 - 17,588
セグメント利益 295 4 911 5 1,217 △1,038 178
(注)1.セグメント利益の調整額△1,038百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
ペッパーランチ いきなり!
レストラン事業 商品販売事業 計 財務諸表
事業 ステーキ事業
計上額
減損損失 - - 21 - 21 21
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ペッパー レストラン いきなり! 合計
商品販売事業 (注1) 計上額
ランチ事業 事業 ステーキ事業 (注2)
売上高
外部顧客へ
2,008 307 10,021 47 12,384 - 12,384
の売上高
計 2,008 307 10,021 47 12,384 - 12,384
セグメント利益
172 △29 △542 1 △398 △551 △949
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失の調整額△551百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用
であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
ペッパーランチ いきなり!
レストラン事業 商品販売事業 計 財務諸表
事業 ステーキ事業
計上額
減損損失 284 41 3,679 - 4,005 4,005
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