3048 ビックカメラ 2020-10-09 15:00:00
剰余金の配当および個別業績の前期実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                            2020 年 10 月9日
各     位
                                       会 社 名 株式会社ビックカメラ
                                       代表者名 代 表 取 締 役 社 長       木村 一義
                                            (コード番号:3048 東証一部)
                                       問合せ先 取締役経理財務本部長 安部 徹
                                              TEL 03-3987-8785




            剰余金の配当および個別業績の前期実績値との差異
                    に関するお知らせ


    当社は、本日開催の取締役会において、2020 年8月 31 日を基準日とする剰余金の配当を行うこと
の承認を求める議案を、2020 年 11 月 19 日開催予定の第 40 期定時株主総会に付議することを下記
のとおり決議いたしましたので、お知らせいたします。
 また、2020 年8月期(2019 年9月1日~2020 年8月 31 日)の個別業績について、前期実績との
間に差異が生じましたので、併せて、お知らせいたします。

                                   記


1.剰余金の配当

    (1)配当の内容
                                         直近の配当予想            前期実績
                        決定額
                                        (2020 年4月9日公表)   (2019 年8月期)
           基準日     2020 年8月 31 日             同左          2019 年8月 31 日
      1株当たり配当金        3円 00 銭                未定             10 円 00 銭
          配当金の総額      527 百万円                 -            1,759 百万円
          効力発生日    2020 年 11 月 20 日           -          2019 年 11 月 18 日
          配当原資        利益剰余金                   -             利益剰余金


    (2)理由
     当社は、業績に応じた適正な利益配当の実施を利益配分の基本方針としております。
     新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う先行き不透明な環境から、本年4月9日に期末の配当
    予想を未定としておりましたが、利益配分の基本方針を鑑み、今般の配当を決定しております。

     なお、現在進行中の 2021 年8月期の配当金の見通しにつきましては、1株当たり年間 15 円(中
    間配当5円、期末配当 10 円)を予想しております。




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 (ご参考)年間配当の内訳
                                      1株当たり配当金
          基準日      第2四半期末                     期末              合計
      2020 年8月期    10 円 00 銭                3円 00 銭         13 円 00 銭
   前期(2019 年8月期)   10 円 00 銭                10 円 00 銭       20 円 00 銭



2.個別業績の差異
 (1)2020年8月期通期 個別業績と前期実績との差異(2019年9月1日~2020年8月31日)
                                                                    1 株当たり
                   売上高         営業利益           経常利益        当期純利益
                                                                    当期純利益
                     百万円             百万円           百万円       百万円         円    銭
 前期実績(A)
                   516,078          9,941        12,185     7,300        41.10

 当期実績(B)           460,501         △2,987           627     △424        △2.41


 増減額(B-A)          △55,576     △12,929         △11,558     △7,725


 増減率(%)             △10.8              -         △94.9         -


 (2)差異の理由
  新型コロナウイルス感染症の拡大によりインバウンド需要が激減いたしました。また、新型コ
 ロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、東京を中心とする全国の店舗で休業や営業時間の短
 縮を実施したほか、当社の店舗が立地する都市部において、外出自粛を背景とした昼間人口の減
 少が生じたことから、実店舗の販売が低迷いたしました。
  一方、インターネット通販の販売が大きく伸びたものの実店舗の販売低迷を補うには至らず、
 売上高は前期に比べて減少いたしました。

  利益面につきましては、実店舗に比べて粗利益率が相対的に低いインターネット通販の販売が
 大きく伸びたことや、在庫の正常化のために実施した処分販売により粗利益率が前期に比べて低
 下いたしました。
  経費のコントロールに努め販管費額が前期実績を下回ったものの、売上高減少および粗利益率
 低下の影響は大きく、各利益はいずれも前期に比べて減少いたしました。

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