3041 ビ花壇 2020-08-14 15:30:00
2020年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月14日
上 場 会 社 名 株式会社ビューティ花壇 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3041 URL http://www.beauty-kadan.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 三島美佐夫
問合せ先責任者 (役職名) 取締役コーポレート本部長 (氏名) 田口絹子 (TEL) 096-370-0004
定時株主総会開催予定日 2020年9月29日 配当支払開始予定日 ―
有価証券報告書提出予定日 2020年9月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1.2020年6月期の連結業績(2019年7月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期 5,344 △9.0 △158 ― △149 ― △222 ―
2019年6月期 5,874 4.5 19 △88.3 30 △81.9 △5 ―
(注) 包括利益 2020年6月期 △222百万円( ―%) 2019年6月期 △5百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年6月期 △55.05 ― △50.9 △6.8 △3.0
2019年6月期 △1.47 ― △1.0 1.4 0.3
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年6月期 2,197 343 14.6 79.23
2019年6月期 2,176 555 25.5 137.28
(参考) 自己資本 2020年6月期 320百万円 2019年6月期 555百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年6月期 1 △78 230 778
2019年6月期 120 △164 △103 625
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年6月期 ― 0.00 ― 3.00 3.00 12 ― 2.1
2020年6月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2021年6月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注)2021年6月期の配当予想につきましては、現時点では未定とさせていただきます。
3.2021年6月期の連結業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
新型コロナウイルスの影響により、2021年6月期の連結業績予想につきましては、合理的に算出することが困難と判
断し、未定としております。今後、業績予想の算定が可能になった段階で、速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名)― 、 除外 ―社 (社名)―
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年6月期 5,076,000株 2019年6月期 5,076,000株
② 期末自己株式数 2020年6月期 1,026,552株 2019年6月期 1,026,552株
③ 期中平均株式数 2020年6月期 4,049,448株 2019年6月期 4,049,448株
(参考) 個別業績の概要
1.2020年6月期の個別業績(2019年7月1日~2020年6月30日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期 2,490 △10.1 △172 ― △118 ― △202 ―
2019年6月期 2,769 3.0 △28 ― 25 △76.8 0 △99.1
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年6月期 △50.07 ―
2019年6月期 0.14 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年6月期 1,332 289 21.7 71.58
2019年6月期 1,365 504 37.0 124.65
(参考) 自己資本
2020年6月期 289百万円 2019年6月期 504百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は経済状況等
の様々な不確定要素によりこれらの予想数値と異なる場合があります。
株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(追加情報) …………………………………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………16
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………16
4.その他 …………………………………………………………………………………………………16
(1)役員の異動 ……………………………………………………………………………………16
1
株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種施策の効果等もあり、景気は緩やかな回
復基調で推移しておりましたが、世界的な貿易摩擦など海外の政治経済情勢の不確実性の高まりに加え、新型コ
ロナウイルス感染拡大の影響により足下で大幅に下押しされており、厳しい状況にあります。
このような状況の中、当社グループは、コア事業(生花祭壇事業)での売上拡大、生花卸売事業における物流
のサービス強化と高度化、管理部門の体制強化、周辺事業の水平展開等を重点目標とした、最終年度となる中期
経営計画に基づき、各施策を実行してまいりました。
この結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は、全てのセグメントにおいて前年同期比で減少し
たため、5,344,082千円(前年同期比9.0%減)、営業損失は、第3四半期までの生花祭壇事業における原価率や人
件費率の上昇並びにブライダル装花事業における売上減少に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による全般的
な売上減少の影響により、158,425千円(前年同期は19,619千円の利益)、経常損失は149,386千円(前年同期は
30,166千円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失は222,937千円(前年同期は5,939千円の損失)となりまし
た。
セグメントごとの業績は、以下のとおりであります。
(生花祭壇事業)
生花祭壇事業の売上高は、3,035,625千円(前年同期比9.9%減)となりました。厚生労働省「2019年人口動態統計
月報年計(概数)の概況」によりますと、年間死亡者数は1,381千人と推計され、前年同様、高齢化社会を背景に増
加傾向にあります。経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」によると、葬儀業の2019年7月から2020年6月
までの売上高は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により大幅に減少し、取扱件数につきましても微減となりま
した。
このような状況の中で、当事業では、強みである機動力や顧客ニーズへの対応力を活かし、売上・利益拡大を図
るべく、東北・中部・関西・九州エリアへ新たに拠点を展開する等、積極的に各施策を実行してまいりました。し
かしながら、第3四半期後半より、上述の感染拡大による葬儀規模の縮小傾向が急速に進んだことで売上が減少し
たため、営業利益は250,551千円(前年同期比47.6%減)となりました。
(生花卸売事業)
生花卸売事業は、100%子会社であるマイ・サクセス株式会社において、これまで進めていた業務効率化に加え、
当社グループとしての更なる競争力強化を図っておりますが、当期間におきましては、第2四半期前半までは前年
同期比で市場相場が総じて下落傾向にあり販売単価への影響を受け、更に第3四半期からは新型コロナウイルス感
染拡大による国内イベント自粛、葬儀規模縮小等により内需が大幅に低迷いたしました。
この結果、売上高は1,522,460千円(前年同期比7.7%減)となりました。東京都中央卸売市場「市場統計情報」
(2020年6月)によると、2019年7月から2020年6月までの切花累計の取扱金額は51,067百万円(前年同期比9.9%
減)、数量では786百万本(前年同期比6.4%減)といずれも減少いたしました。
このような状況の中で、当事業では前期に引続き、従来の生花卸売事業(国内流通)と生花祭壇事業とのシナジ
ー追求を図りながら抜本的な物流体系の改革へ向けた取り組みにも注力しているものの、上述の需要減が響き、営
業利益は18,180千円(前年同期比7.4%減)となりました。
(ブライダル装花事業)
ブライダル装花事業の売上高は、新型コロナウイルス感染拡大により本年3月以降結婚式の延期や、リテール部
門における店舗閉鎖等が影響し、334,160千円(前年同期比15.6%減)となりました。少子化による結婚件数の減少
と、「ナシ婚」ともいわれる婚姻届のみの結婚の増加等により、ブライダル業界の市場規模は縮小傾向にあるもの
の、晩婚化による結婚式単価の上昇や、ゲストハウス・ウエディングやレストラン・ウエディング等オリジナル挙
式志向の高まりを背景に新規参入企業が増加するなど、未だ大きな市場規模が保持されております。このような状
況の中、同事業を請け負う連結子会社の株式会社One Flowerでは、東京・関西・九州エリアにおける新規顧客獲得
と商圏拡大、新規出店によるリテール部門での更なる売上増、及び販管費の圧縮・効率化策を実施しており、新規
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
顧客との取引がスタートする等一部にはその効果が出始めたものの、上述の売上減の影響により営業損失は26,966
千円(前年同期は2,051千円の損失)となりました。
(その他)
その他の事業は、システム開発事業、冠婚葬祭に関する企画並びにコンサルタント業務、就労継続支援事業、農
業を行っております。当連結会計年度においては、システム開発事業・就労継続支援事業については比較的堅調に
推移したものの、それ以外の事業については総じて低調に推移したことから、売上高は451,836千円(前年同期比
1.7%減)、これに加え第2四半期より連結の範囲に含めた農業部門における損失の影響により、営業損失は15,741
千円(前年同期は23,664千円の損失)となりました。システム開発事業は、葬儀関連会社に対する基幹システム、
名札書きシステム及びモバイル端末を用いた電子カタログや建築事業者に対するCADシステムの開発を行ってお
ります。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ20,258千円増加し、2,197,247千円となりました。
これは主に現金及び預金、のれんの増加によるものであります。
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ232,247千円増加し、1,853,319千円となりました。
これは主に、短期借入金の増加によるものであります。
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ211,988千円減少し、343,927千円となりました。
これは主に、利益剰余金の減少によるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末における自己資本比率は、前連結会計年度末の25.5%から14.6%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ153,540千円
増加し、778,921千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、営業活動の結果得られた資金は1,729千円(前年同期は120,020千円の獲得)となり
ました。これは主に、税金等調整前当期純損失192,819千円、減価償却費60,955千円、及び売上債権の減少130,782
千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、投資活動の結果使用した資金は△78,896千円(前年同期は△164,273千円の使用)と
なりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出△84,561千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、財務活動の結果得られた資金は230,707千円(前年同期は△103,411千円の使用)と
なりました。これは主に、借入金の純増267,423千円、配当金の支払△12,148千円によるものであります。
(4)今後の見通し
わが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により景気動向や雇用・所得環境の急激な変化を受け、
今後の先行きに不透明感や停滞感が増してきております。
この新型コロナウイルス感染拡大により、葬儀業界におきましては葬儀規模の縮小や参列者の減少、ブライダル業
界におきましては、婚礼の実施が一時的に見合わされるなど、いずれも厳しい状況が続くものと考えられる中で、当
社グループは新型コロナウイルス感染拡大を機とした事業環境の大きな変化の波をとらえ、長期的視野での競争優位
の創出とともに、更なる強固な事業基盤の構築を進めてまいります。
しかしながら、上記の厳しい状況は今後も一定期間継続するものと見られることから、次期の業績予想につきまし
ては未定とし、今後、連結業績予想の合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示いたします。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、今後につきましては、外国人株主比率の推移及び国内の同業他社のIFRS(国際財務報告基準)の適用動向
等を踏まえ、IFRS(国際財務報告基準)の適用について検討を進めていく方針であります。
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 625,380 778,921
売掛金 507,702 384,697
商品 21,977 25,010
仕掛品 5,065 7,639
原材料及び貯蔵品 40,519 29,996
その他 53,060 39,084
貸倒引当金 △9,901 △9,622
流動資産合計 1,243,804 1,255,726
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 618,641 646,341
減価償却累計額 △253,902 △261,400
建物及び構築物(純額) 364,739 384,940
車両運搬具 30,819 31,202
減価償却累計額 △23,910 △26,972
車両運搬具(純額) 6,908 4,230
工具、器具及び備品 160,435 149,188
減価償却累計額 △140,296 △133,599
工具、器具及び備品(純額) 20,138 15,588
土地 232,103 221,393
建設仮勘定 8,154 -
その他 15,066 15,826
減価償却累計額 △8,070 △9,498
その他(純額) 6,996 6,327
有形固定資産合計 639,040 632,479
無形固定資産
のれん - 11,680
その他 34,017 20,721
無形固定資産合計 34,017 32,401
投資その他の資産
差入保証金 52,280 52,816
繰延税金資産 22,670 -
保険積立金 167,593 191,916
破産更生債権等 13,210 19,061
その他 15,237 24,311
貸倒引当金 △10,865 △11,467
投資その他の資産合計 260,126 276,638
固定資産合計 933,184 941,520
資産合計 2,176,988 2,197,247
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 145,336 116,196
短期借入金 70,000 400,000
1年内返済予定の長期借入金 287,183 203,810
1年内償還予定の社債 7,100 7,100
未払金 88,199 70,797
未払法人税等 5,141 8,520
未払費用 115,421 114,274
賞与引当金 10,313 11,977
資産除去債務 11,650 10,000
その他 108,858 123,042
流動負債合計 849,202 1,065,718
固定負債
社債 21,600 14,500
長期借入金 658,883 683,185
リース債務 25,507 9,510
退職給付に係る負債 54,328 63,132
資産除去債務 11,549 17,272
固定負債合計 771,869 787,601
負債合計 1,621,072 1,853,319
純資産の部
株主資本
資本金 213,240 213,240
資本剰余金 142,056 142,056
利益剰余金 429,274 194,188
自己株式 △228,633 △228,633
株主資本合計 555,936 320,851
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △19 △32
その他の包括利益累計額合計 △19 △32
非支配株主持分 - 23,109
純資産合計 555,916 343,927
負債純資産合計 2,176,988 2,197,247
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 5,874,866 5,344,082
売上原価 4,858,235 4,590,473
売上総利益 1,016,631 753,608
販売費及び一般管理費 997,012 912,033
営業利益又は営業損失(△) 19,619 △158,425
営業外収益
受取利息及び配当金 322 120
受取賃貸料 2,318 1,254
補助金収入 3,635 8,090
保険返戻金 1,700 -
為替差益 5,501 3,720
その他 10,037 6,939
営業外収益合計 23,514 20,126
営業外費用
支払利息 11,083 8,802
その他 1,884 2,283
営業外費用合計 12,967 11,086
経常利益又は経常損失(△) 30,166 △149,386
特別利益
子会社株式売却益 193 -
特別利益合計 193 -
特別損失
固定資産除売却損 487 8,305
リース解約損 113 -
災害による損失 - 9,177
減損損失 15,254 25,951
関係会社株式評価損 140 -
特別損失合計 15,996 43,433
税金等調整前当期純利益又は
14,363 △192,819
税金等調整前当期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 22,852 7,446
法人税等調整額 △2,549 22,670
法人税等合計 20,302 30,117
当期純損失(△) △5,939 △222,937
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △5,939 △222,937
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
当期純損失(△) △5,939 △222,937
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △33 △13
その他の包括利益合計 △33 △13
包括利益 △5,972 △222,950
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △5,972 △222,950
非支配株主に係る包括利益 - -
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 213,240 142,056 463,398 △228,633 590,060
当期変動額
剰余金の配当 △28,791 △28,791
親会社株主に帰属す
△5,939 △5,939
る当期純損失(△)
連結範囲の変動 606 606
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - △34,124 - △34,124
当期末残高 213,240 142,056 429,274 △228,633 555,936
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
額金 累計額合計
当期首残高 13 13 - 590,073
当期変動額
剰余金の配当 △28,791
親会社株主に帰属す
△5,939
る当期純損失(△)
連結範囲の変動 606
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △33 △33 △33
額)
当期変動額合計 △33 △33 - △34,157
当期末残高 △19 △19 - 555,916
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 213,240 142,056 429,274 △228,633 555,936
当期変動額
剰余金の配当 △12,148 △12,148
親会社株主に帰属す
△222,937 △222,937
る当期純損失(△)
連結範囲の変動 - -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - △235,085 - △235,085
当期末残高 213,240 142,056 194,188 △228,633 320,851
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
額金 累計額合計
当期首残高 △19 △19 - 555,916
当期変動額
剰余金の配当 △12,148
親会社株主に帰属す
△222,937
る当期純損失(△)
連結範囲の変動 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △13 △13 23,109 23,096
額)
当期変動額合計 △13 △13 23,109 △211,988
当期末残高 △32 △32 23,109 343,927
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 14,363 △192,819
減価償却費 60,002 60,955
災害による損失 - 9,177
減損損失 15,254 25,951
のれん償却額 10,626 -
保険返戻金 △1,700 -
補助金収入 △3,635 △8,090
貸倒引当金の増減額(△は減少) △134,392 185
賞与引当金の増減額(△は減少) 2,115 1,664
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 1,705 8,803
受取利息及び受取配当金 △322 △120
受取賃貸料 △2,318 △1,254
支払利息 11,083 8,802
固定資産除売却損益(△は益) 487 8,305
売上債権の増減額(△は増加) 187,982 130,782
たな卸資産の増減額(△は増加) △15,790 5,347
仕入債務の増減額(△は減少) △13,729 △29,757
その他 39,471 △13,468
小計 171,201 14,466
利息及び配当金の受取額 329 132
賃貸料の受取額 2,318 1,254
補助金の受取額 3,635 8,090
災害による損失の支払額 - △8,633
利息の支払額 △11,310 △9,338
法人税等の支払額 △46,153 △9,434
法人税等の還付額 - 5,191
営業活動によるキャッシュ・フロー 120,020 1,729
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- △2,487
る支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
△10,195 -
る支出
貸付金の回収による収入 378 383
有形及び無形固定資産の取得による支出 △136,640 △84,561
有形及び無形固定資産の売却による収入 - 10,399
保険積立金の積立による支出 △18,621 △18,621
保険積立金の解約による収入 1,700 -
差入保証金の差入による支出 △6,957 △9,922
差入保証金の回収による収入 6,059 26,024
その他 3 △110
投資活動によるキャッシュ・フロー △164,273 △78,896
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △30,000 330,000
長期借入れによる収入 500,000 235,000
長期借入金の返済による支出 △518,103 △297,576
社債の償還による支出 △7,100 △7,100
配当金の支払額 △28,791 △12,148
その他 △19,416 △17,468
財務活動によるキャッシュ・フロー △103,411 230,707
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △147,663 153,540
現金及び現金同等物の期首残高 772,659 625,380
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 385 -
現金及び現金同等物の期末残高 625,380 778,921
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により景気動向や雇用・所得環境の急激な変化を受け、今後の先行き
に不透明感や停滞感が増してきております。当連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済
への影響が翌連結会計年度末まで続くとの仮定のもと、会計上の見積りを実施しております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関しては不確定要素が多く、翌連結会計年度以降
の当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主に冠婚葬祭の生花に係わる事業活動を展開している構成単位を集計し「生花祭壇事業」、
「生花卸売事業」、「ブライダル装花事業」の3つを報告セグメントとしております。
各事業の概要は下記のとおりであります。
生花祭壇事業 :生花祭壇、供花等、葬儀における生花を使用した商品を制作して販売する事業
生花卸売事業 :自社の祭壇事業で使用する生花の仕入及び葬儀関連会社の生花部や生花小売店に対して、
生花を販売する事業
ブライダル装花事業 :婚礼用の会場装花やブーケ制作をして販売する事業
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価
格に基づいております。
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
生花祭壇 生花卸売 ブライダル (注)1 (注)2 計上額
計 (注)3
事業 事業 装花事業
売上高
外部顧客への売上高 3,369,857 1,649,424 395,855 5,415,138 459,728 ― 5,874,866
セグメント間の内部
7,008 845,621 2,323 854,952 18,432 △873,385 ―
売上高又は振替高
計 3,376,865 2,495,045 398,179 6,270,090 478,161 △873,385 5,874,866
セグメント利益
478,373 19,627 △2,051 495,949 △23,664 △452,666 19,619
又は損失(△)
その他の項目
減価償却費 11,591 1,167 1,614 14,373 12,351 33,276 60,002
のれんの償却額 ― ― ― ― 10,626 ― 10,626
有形固定資産及び無
31,194 ― 897 32,092 105,508 1,951 139,551
形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム開発事業、不動産管
理事業、冠婚葬祭に関する企画及びコンサルタント事業、就労継続支援事業並びに農業であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額 △452,666千円には、セグメント間取引消去44,455千円、各報告
セグメントに配分していない全社費用△497,122千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメン
トに帰属しない管理部門等に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.事業セグメントに資産を配分していないため、セグメント資産の開示を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
生花祭壇 生花卸売 ブライダル (注)1 (注)2 計上額
計 (注)3
事業 事業 装花事業
売上高
外部顧客への売上高 3,035,625 1,522,460 334,160 4,892,246 451,836 ― 5,344,082
セグメント間の内部
7,610 782,595 2,028 792,234 30,656 △822,891 ―
売上高又は振替高
計 3,043,235 2,305,056 336,188 5,684,480 482,492 △822,891 5,344,082
セグメント利益
250,551 18,180 △26,966 241,766 △15,741 △384,450 △158,425
又は損失(△)
その他の項目
減価償却費 13,012 772 3,274 17,059 17,999 25,896 60,955
のれんの償却額 ― ― ― ― ― ― ―
有形固定資産及び無
22,985 705 21,302 44,992 43,352 1,354 89,698
形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム開発事業、冠婚葬祭
に関する企画及びコンサルタント事業、就労継続支援事業並びに農業であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△384,450千円には、セグメント間取引消去51,667千円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△436,118千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない管理部門等に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.事業セグメントに資産を配分していないため、セグメント資産の開示を省略しております。
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%未満であるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%未満であるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
生花祭壇 生花卸売 ブライダル
その他 全社・消去 合計
事業 事業 装花事業
減損損失 10,676 ― ― 4,577 ― 15,254
当連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
生花祭壇 生花卸売 ブライダル
その他 全社・消去 合計
事業 事業 装花事業
減損損失 24,695 ― ― 1,256 ― 25,951
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
該当事項はありません。
なお、のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しておりま
す。
当連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
該当事項はありません。
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株式会社ビューティ花壇(3041) 2020年6月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり純資産額 137円28銭 79円23銭
1株当たり当期純損失(△) △1円47銭 △55円05銭
潜在株式調整後
― ―
1株当たり当期純利益
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失(△)の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純損失
△5,939 △222,937
(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
△5,939 △222,937
当期純損失(△)(千円)
期中平均株式数(株) 4,049,448 4,049,448
希薄化効果を有しないため、潜在株式
調整後1株当たり当期純利益の算定に ― ―
含めなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
4.その他
(1)役員の異動
2020年4月17日に開示の「代表取締役の異動に関するお知らせ」及び2020年8月14日に開示の「役員の異動
に関するお知らせ」をご参照ください。
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