3039 P-碧 2021-05-17 14:00:00
2021年9月期 中間決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
※ 注記事項
(1) 中間財務諸表に特有の会計処理及び簡便な会計処理の適用:無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式含む) 2021 年9月期中間期 590,000 株 2020 年9月期 590,000 株
② 期末自己株式数 2021 年9月期中間期 ―株 2020 年9月期 ―株
③ 期中平均株式数(中間期) 2021 年9月期中間期 590,000 株 2020 年9月期中間期 590,000 株
※ 中間決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であ
ると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱碧(3039) 2021 年9月期中間決算短信
○添付資料の目次
1. 当中間決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(1) 経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2) 財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(3) 業績予想など将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2.継続企業の前提に関する重要事象等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3.サマリー情報(その他)に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(1) 中間財務諸表の作成に特有の会計処理及び簡便な会計処理の適用・・・・・・・・・・3
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示・・・・・・・・・・・・・・・3
4.中間財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(1) 中間貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(2) 中間損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(3) 中間株主資本等変動計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(4) 中間キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(5) 中間財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)・・・・・・・・・・・・・・11
(セグメント情報)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(重要な後発事象)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
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㈱碧(3039) 2021 年9月期中間決算短信
1.当中間決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当期の経営成績
当中間会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のまん延による影響で低迷していた経済活
動が、少しずつ回復へと向かって動き出しておりました。しかしながら、春先にかけて感染状況が悪化したこと
でこの動きが停滞し、本格的な回復には至っておりません。また、海外に関しましては、わが国以上に感染状況
が深刻で、人の往来に依然として強い制限が設けられていることが、企業活動を行う上で大きな障害となってい
るなど、予断を許さない状況が続いております。
外食業界におきましても、新型コロナウイルス感染回避に伴う外食機会の減少、行政の要請に基づく営業時間
の短縮、ソーシャルディスタンス(社会的距離)確保のための客席数の削減など、緊急事態宣言解除後も様々な
負の影響が継続しております。特に、新型コロナウイルスの感染拡大第3波が顕在化した後、「Go To トラベ
ル」キャンペーンの見直しや各自治体からの飲食店に対する時短営業要請などにより、例年に比して外食需要が
大きく減少し、厳しい状況が続いております。
このような環境の中、当社は「お客様と従業員の安全確保」を最優先事項として店舗運営等に取り組んでおり
ます。具体的には、店舗入口にお客様用消毒液を設置するほか、検温やソーシャルディスタンス(社会的距離)
を意識した客席配置を徹底すると共に、全従業員に対しては前年以上に検温、マスク着用、アルコール消毒を遵
守させることで、お客様及び従業員の安全確保に努めております。また、前年より引き続きテイクアウトやデリ
バリー、メニューラインアップの増加等に注力しておりますが、新型コロナウイルスの影響が想定以上に大き
く、来店客数・客単価ともに低迷しております。
以上の結果、当中間会計期間の売上高は 293,188 千円(前年同期比 28.9%減)、営業損失は 89,600 千円(前中
間会計期間は 14,267 千円の営業損失)、経常損失は 92,943 千円(前中間会計期間は 17,225 千円の経常損失)、中
間純損失は 73,363 千円(前中間会計期間は 20,750 千円の中間純損失)となりました。
なお、当社はレストラン事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2) 財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
当中間会計期間末における流動資産は、前事業年度末と比べ 59,906 千円減少し、350,810 千円となりました。
これは主に、現金及び預金の減少 73,681 千円、その他に含まれる未収入金の増加 6,292 千円、売掛金の増加
3,797 千円、預け金の増加 1,339 千円、前払費用の増加 2,346 千円によるものであります。
(固定資産)
当中間会計期間末における固定資産は、前事業年度末と比べ 10,867 千円減少し、858,757 千円となりました。
これは主に、減価償却費計上による建物の減少 10,657 千円、工具、器具及び備品の減少 2,128 千円、保険積立
金の増加 1,633 千円によるものであります。
(流動負債)
当中間会計期間末における流動負債は、前事業年度末と比べ 31,122 千円増加し、114,428 千円となりました。
これは主に、一年内返済予定の長期借入金の増加 30,000 千円、買掛金の増加 3,272 千円、未払消費税等の増加
3,196 千円、未払金の減少 1,974 千円、未払費用の減少 1,890 千円によるものであります。
(固定負債)
当中間会計期間末における固定負債は、前事業年度末と比べ 28,533 千円減少し、918,543 千円となりました。
これは主に、長期借入金の減少 30,000 千円、退職給付引当金の増加 1,467 千円によるものであります。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産は、前事業年度末と比べ 73,363 千円減少し、176,595 千円となりました。
これは、中間純損失の計上による繰越利益剰余金の減少 73,363 千円によるものであります。
2
㈱碧(3039) 2021 年9月期中間決算短信
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して
73,681 千円減少し、284,380 千円となりました。
当中間会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は 73,332 千円となりました。これは主に、税引前中間純損失 73,201 千円を計上
したことのほか、補助金収入 13,966 千円、減価償却費 13,615 千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は 349 千円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出 389 千円、敷
金の差入による支出 10 千円、敷金の返還による収入 50 千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金及び使用した資金はありません。
(3) 業績予想など将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2020 年 11 月 16 日の「決算短信〔日本基準〕(非連結)」で公表いたしましたと
おり、通期の業績予想は未定とさせていただいております。
2. 継続企業の前提に関する重要事象等
当社は、新型コロナウイルス感染症による営業時間短縮要請や外食需要の冷え込みの影響を受け、来店客
数・売上高ともに大きく減少したことで、2020 年9月期におきましては営業損失 148,047 千円、当中間会計期
間におきましては営業損失 89,600 千円を計上しております。
また、当社は、2015 年7月に完成した新社屋の取得資金をシンジケートローンにより調達しておりますが、
コロナウイルス感染症拡大の影響による売上減少に伴い、手元流動性確保の必要性が生じたことから、シンジ
ケート団との協議の末、2020 年5月 29 日に条件変更契約を締結いたしました。これにより、2021 年4月までの
間に到来する弁済日における弁済金額が0円となっておりましたが、変更後の条件に従い 2021 年7月の弁済日
より元本返済を再開する予定となっております。
新型コロナウイルス感染症の収束及び外食需要の回復には一定の期間を要するものと考えられることから、
営業債務や借入金返済の原資となる売上獲得が見込めず、資金繰り悪化の懸念が生じております。これらによ
り、当社には継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
なお、詳細に関しましては、後記「4.中間財務諸表及び主な注記(5)中間財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)」に記載のとおりです。
3.サマリー情報(その他)に関する事項
(1) 中間財務諸表の作成に特有の会計処理及び簡便な会計処理の適用
該当事項はありません。
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
該当事項はありません。
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㈱碧(3039) 2021 年9月期中間決算短信
4.中間財務諸表及び主な注記
(1) 中間貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当中間会計期間
(2020 年9月 30 日) (2021 年3月 31 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 358,062 284,380
預け金 18,458 19,798
売掛金 5,111 8,908
商品及び製品 1,400 1,459
原材料及び貯蔵品 11,606 11,540
前払費用 5,162 7,509
その他 10,914 17,212
流動資産合計 410,716 350,810
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 402,697 392,040
構築物(純額) 4,397 4,105
車両運搬具(純額) 1,040 867
工具、器具及び備品(純額) 7,489 5,360
土地 353,554 353,554
有形固定資産合計 769,181 755,928
無形固定資産
電話加入権 28 28
無形固定資産合計 28 28
投資その他の資産
投資有価証券 0 0
長期貸付金 109 ―
保険積立金 43,950 45,584
長期前払費用 336 1,236
敷金・保証金 56,018 55,978
投資その他の資産合計 100,415 102,799
固定資産合計 869,625 858,757
資産合計 1,280,341 1,209,567
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(単位:千円)
前事業年度 当中間会計期間
(2020 年9月 30 日) (2021 年3月 31 日)
負債の部
流動負債
買掛金 11,600 14,872
一年内返済予定の長期借入金 15,000 45,000
未払金 13,559 11,584
未払費用 31,713 29,823
未払法人税等 585 292
未払消費税等 2,952 6,148
賞与引当金 5,890 4,915
その他 2,004 1,790
流動負債合計 83,306 114,428
固定負債
長期借入金 900,000 870,000
退職給付引当金 16,532 17,999
資産除去債務 29,267 29,398
繰延税金負債 1,277 1,146
固定負債合計 947,077 918,543
負債合計 1,030,383 1,032,972
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(単位:千円)
前事業年度 当中間会計期間
(2020 年9月 30 日) (2021 年3月 31 日)
純資産の部
株主資本
資本金 55,000 55,000
資本剰余金
資本準備金 25,000 25,000
資本剰余金合計 25,000 25,000
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 169,958 96,595
利益剰余金合計 169,958 96,595
株主資本合計 249,958 176,595
純資産合計 249,958 176,595
負債純資産合計 1,280,341 1,209,567
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(2) 中間損益計算書
(単位:千円)
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2019 年 10 月1日 (自 2020 年 10 月1日
至 2020 年3月 31 日) 至 2021 年3月 31 日)
売上高 412,306 293,188
売上原価
商品及び製品期首たな卸高 1,534 1,400
当期商品仕入高 14,408 10,569
当期製品製造原価 227,864 196,057
合計 243,807 208,026
商品及び製品期末たな卸高 1,542 1,459
商品及び製品売上原価 242,265 206,567
売上総利益 170,041 86,621
販売費及び一般管理費 184,309 176,221
営業損失(△) △14,267 △89,600
営業外収益
受取利息 14 0
その他 198 683
営業外収益合計 212 684
営業外費用
支払利息 2,473 3,506
支払手数料 247 249
その他 449 271
営業外費用合計 3,170 4,027
経常損失(△) △17,225 △92,943
特別利益
雇用調整助成金 ― 4,109
緊急雇用安定助成金 ― 1,407
営業時間短縮協力金 ― 14,050
頑張る事業者応援給付金 ― 200
特別利益合計 ― 19,767
特別損失
固定資産除却損 ― 25
特別損失合計 ― 25
税引前中間純損失(△) △17,225 △73,201
法人税、住民税及び事業税 293 292
法人税等調整額 3,231 △130
法人税等合計 3,525 161
中間純損失(△) △20,750 △73,363
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(3) 中間株主資本等変動計算書
前中間会計期間(自 2019 年 10 月1日 至 2020 年3月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他
利益 株主 純資産
資本金 資本 利益 資本 合計
資本 剰余金
剰余金 剰余金 合計
準備金 繰越
合計 合計
利益
剰余金
当期首残高 55,000 25,000 25,000 327,831 327,831 407,831 407,831
当中間期変動額
中間純損失(△) △20,750 △20,750 △20,750 △20,750
当中間期変動額 ― ― ― △20,750 △20,750 △20,750 △20,750
合計
当中間期末残高 55,000 25,000 25,000 307,080 307,080 387,080 387,080
当中間会計期間(自 2020 年 10 月1日 至 2021 年3月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他
株主 純資産
利益
資本金 資本 利益 資本 合計
資本 剰余金
剰余金 剰余金 合計
準備金 繰越
合計 合計
利益
剰余金
当期首残高 55,000 25,000 25,000 169,958 169,958 249,958 249,958
当中間期変動額
中間純損失(△) △73,363 △73,363 △73,363 △73,363
当中間期変動額 ― ― ― △73,363 △73,363 △73,363 △73,363
合計
当中間期末残高 55,000 25,000 25,000 96,595 96,595 176,595 176,595
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㈱碧(3039) 2021 年9月期中間決算短信
(4) 中間キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2019 年 10 月1日 (自 2020 年 10 月1日
至 2020 年3月 31 日) 至 2021 年3月 31 日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前中間純損失(△) △17,225 △73,201
減価償却費 15,473 13,615
緊急雇用安定助成金 ― △1,407
雇用調整助成金 ― △4,109
営業時間短縮協力金 ― △14,050
頑張る事業者応援給付金 ― △200
固定資産除却損 ― 25
退職給付引当金の増減額(△は減少) 243 1,467
賞与引当金の増減額(△は減少) △380 △974
受取利息及び受取配当金 △14 0
支払利息 2,473 3,506
売上債権の増減額(△は増加) 740 △3,797
たな卸資産の増減額(△は増加) 285 6
仕入債務の増減額(△は減少) △4,525 3,272
未払費用の増減額(△は減少) △2,719 △1,907
未払消費税等の増減額(△は減少) 10,696 3,196
未払金の増減額(△は減少) △2,558 △1,974
その他 428 △6,690
小計 2,917 △83,224
利息及び配当金の受取額 14 0
利息の支払額 △2,523 △3,489
補助金収入 ― 13,966
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) 4,942 △585
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,350 △73,332
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △225 △389
敷金の差入による支出 ― △10
敷金の返還による収入 4,214 50
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,988 △349
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㈱碧(3039) 2021 年9月期中間決算短信
(単位:千円)
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2019 年 10 月1日 (自 2020 年 10 月1日
至 2020 年3月 31 日) 至 2021 年3月 31 日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △30,000 ―
リース債務の返済による支出 △962 ―
財務活動によるキャッシュ・フロー △30,962 ―
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △21,623 △73,681
現金及び現金同等物の期首残高 225,651 358,062
現金及び現金同等物の中間期末残高 204,028 284,380
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㈱碧(3039) 2021 年9月期中間決算短信
(5) 中間財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社は、新型コロナウイルス感染症による営業時間短縮要請や外食需要の冷え込みの影響を受け、来店客数・
売上高ともに大きく減少したことで、2020 年9月期におきましては営業損失 148,047 千円、当中間会計期間にお
きましては営業損失 89,600 千円を計上しております。
また、当社は、2015 年7月に完成した新社屋の取得資金をシンジケートローンにより調達しておりますが、コ
ロナウイルス感染症拡大の影響による売上減少に伴い、手元流動性確保の必要性が生じたことから、シンジケー
ト団との協議の末、2020 年5月 29 日に条件変更契約を締結いたしました。これにより、2021 年4月までの間に
到来する弁済日における弁済金額が0円となっておりましたが、変更後の条件に従い 2021 年7月の弁済日より元
本返済を再開する予定となっております。
新型コロナウイルス感染症の収束及び外食需要の回復には一定の期間を要するものと考えられることから、営
業債務や借入金返済の原資となる売上獲得が見込めず、資金繰り悪化の懸念が生じております。これらにより、
当社には継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
当該事象に対応するべく、鉄板焼ステーキレストラン「碧」事業部においては、主力商品の大幅な変更はない
ものの、リーズナブルな価格帯のランチメニューやサイドメニューのラインアップ増加を図るとともに季節に合
ったイベントの企画、実施により新規顧客の開拓につなげております。
また、しゃぶしゃぶの専門店「紺」事業部においては、主力商品の大幅な変更はないものの、鮮魚メニューや
テイクアウトメニュー、デリバリーへ注力することで幅広い顧客ニーズに対応するとともに、季節に合ったイベ
ントの企画、実施により新規顧客の開拓につなげております。
さらに、シンジケート団に対してシンジケートローンの2度目の条件変更契約の申し入れを行っております。
しかし、鉄板焼ステーキレストラン「碧」、しゃぶしゃぶ「紺」の両事業部で取り組んでいる対応策の効果の
発現については実施途上にあることや、シンジケートローンの2度目の条件変更契約の申し入れについては、シ
ンジケート団と協議中であることから、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められま
す。
なお、中間財務諸表は継続企業を前提として作成されており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響
を中間財務諸表には反映しておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
当社は、レストラン事業の単一セグメントであるため、セグメント情報については記載を省略しております。
(重要な後発事象)
当社は、日本政府及び自治体からの外出自粛要請を受けて、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止すべく 2021
年4月 23 日及び5月7日に発令された緊急事態宣言に準じて、沖縄県外の直営店舗である「鉄板焼ステーキレス
トラン碧 銀座三越店」は5月6日から5月 11 日までの間臨時休業し、4月 12 日から5月5日及び5月 12 日か
ら5月 31 日までの間、営業時間を午後8時までに短縮しております。同じく沖縄県外の直営店舗である「鉄板焼
ステーキレストラン碧 うめきた店」は4月 25 日から5月 31 日までの間、臨時休業することを決定いたしまし
た。また、沖縄県へは「まん延防止等重点措置」が適用され、沖縄県からの営業時間短縮要請により、沖縄県内
の直営4店舗である「鉄板焼ステーキレストラン碧 東町本店」、「鉄板焼ステーキレストラン碧 国際通り松
尾店」、「しゃぶしゃぶ紺 東町本店」、「しゃぶしゃぶ紺 おもろまち店」は、4月 12 日から5月 31 日まで
の間、営業時間を午後8時までに短縮しております。なお、店舗休業及び営業時間短縮による当社業績への影響
は現在未定であります。
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