3036 アルコニックス 2020-12-04 16:00:00
当社連結子会社における不適切な会計処理及び特別調査委員会の設置に関するお知らせ [pdf]

                                               2020年12月4日
各   位
                     会 社 名   アルコニックス株式会社
                     代表者名    代表取締役社長          竹井 正人
                               (コード:3036 東証第一部)
                             取締役専務執行役員        手代木 洋
                     問合せ先
                             経営企画本部長
                                        TEL 03-3596-7400


         当社連結子会社における不適切な会計処理及び
          特別調査委員会の設置に関するお知らせ
 この度、当社の連結子会社において不適切な会計処理(以下「本件会計処理」と言う。)が行われ
ていたことが判明いたしました。これを受け、当社では、本件会計処理の内容の詳細、及び影響金額
を含む本件会計処理の全容について鋭意調査してまいりましたが、今般、事実関係の調査及び今後の
再発防止策の策定等のため、外部専門家を委員に含む特別調査委員会を設置いたしますので、お知ら
せいたします。
 当社の株主・投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様に、多大なご迷惑とご心配おかけいたしますこ
とを心より深くお詫び申し上げます。なお、本件会計処理が発覚した経緯、特別調査委員会の設置、
並びに本件会計処理の当社業績に与える影響及び今後の対応は以下のとおりです。

                       記

1.本件会計処理が発覚した経緯
  当社の連結子会社で銅管等伸銅品の販売を行うアルコニックス三伸株式会社において、同社の従業
 員により複数年にわたり棚卸資産を架空計上し、利益を積み増す等の不適切な会計処理が行われてい
 たことが 2020 年 11 月中旬に同従業員の告白により発覚いたしました。

2.特別調査委員会の設置について
  当社は、本件会計処理にかかる事実関係の徹底した調査及び再発防止策の策定等のため、下記のと
 おり特別調査委員会(以下、「本調査委員会」と言う。)を設置いたします。
 (1)本調査委員会の目的
    ① 本件会計処理に関する事実関係の調査
    ② 本件会計処理の他、同様の事象の有無についての調査に対する指導・助言
    ③ 本件会計処理が発生した要因の分析、及び再発防止策の策定並びに提言
 (2)本調査委員会の構成
    本調査委員会の委員となる外部専門家については、当社及びアルコニックス三伸株式会社との
  間に利害関係を有さない弁護士、公認会計士等を予定しており、委員全員を決定次第、速やかに
  お知らせいたします。

3.当社業績に与える影響及び今後の対応
  本件会計処理による影響額は現在調査中でありますが、現時点における影響額は約250百万円と判
 明しております。当社は本調査委員会による調査に全面的に協力してまいります。また、本調査委
 員会による調査結果については、調査報告書を受領後、速やかにお知らせいたします。

                                                      以    上