2019年3月期 決算説明会
2019年5月21日
（東証一部：証券コード 3034）
本日の内容
Ⅰ 決算概要
Ⅱ クオールグループ成長戦略
～総合ヘルスケアカンパニーに向けて～
2
Ⅰ 決算概要
3
2019/3期 連結業績ハイライト
2018/3期 2019/3期 2019/3期 前期比 計画比
（単位：百万円）
実績 計画 実績 増減額 増減率 達成率
売上高 145,516 152,000 144,783 - 732 -0.5% 95.3%
営業利益 9,091 8,000 7,050 - 2,040 -22.4% 88.1%
経常利益 9,333 8,000 7,208 - 2,124 -22.8% 90.1%
親会社株主に帰属する
当期純利益 4,986 4,500 3,908 - 1,077 -21.6% 86.8%
1株当たり
141.19 127.43 101.73 - 39.46 - 27.9% 79.8%
当期純利益（円）
調剤報酬・薬価改定で厳しい環境
大型M&Aの成約のタイミング遅れにより売上計画未達 （今期業績寄与）
技術料の改善は進捗中 （今期も継続して改善）
BPO事業は増収・増益 （今期も増収・増益を計画）
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セグメント概況
（単位：百万円） 2018/3期 2019/3期 増減額 増減率
調剤薬局事業売上高 135,109 134,148 -961 -0.7%
セグメント利益 8,652 6,349 -2,303 -26.6%
利益率(%) 6.4 4.7 -1.7 -
BPO事業売上高 10,824 11,344 520 4.8%
セグメント利益
*セグメント間取引消去前利益
1,341 1,366 25 1.8%
利益率(%) 12.4 12.0 -0.4 -
*セグメント間取引消去前数値
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2020/3期 連結業績計画
2020/3期
（単位：百万円） 2019/3期 増減 増減率
（予）
売上高 144,783 160,000 15,217 10.5%
営業利益 7,050 7,500 450 6.4%
利益率（%） 4.9 4.7 -0.2 -
経常利益 7,208 7,500 292 4.0%
親会社株主に帰属する
当期純利益 3,908 4,000 92 2.3%
1株当たり
当期純利益（円）
101.73 104.10 2.37 -
配当金（円） 28 28 0 -
配当性向（%） 27.5 26.9 -0.6 -
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2020/3期 セグメント別業績計画
（百万円）
2019/3期 2020/3期
（単位：百万円） 増減額 増減率
実績 予想
調剤薬局事業売上高 134,148 149,600 15,452 11.5%
セグメント利益 6,349 7,100 751 11.8%
利益率(%) 4.7 4.7% 0 -
BPO事業売上高 11,344 12,500 1,156 10.2%
セグメント利益 1,366 1,650 284 20.8%
利益率(%) 12.0 13.2% 1.2% -
*セグメント間取引消去前数値
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連結損益計算書
（単位：百万円） 2018/3期 2019/3期 増減 増減率（%）
（百万円）
売上高 145,516 144,783 -732 -0.5%
売上原価 125,867 126,919 1,052 0.8%
売上総利益 19,648 17,863 -1,785 -9.1%
販管費 10,557 10,812 254 2.4%
営業利益 9,091 7,050 -2,040 -22.4%
利益率(%) 6.2% 4.9% -1.3% -
経常利益 9,333 7,208 -2,124 -22.8%
利益率(%) 6.4% 5.0% -1.4% -
親会社株主に帰属する
当期純利益 4,986 3,908 -1,077 -21.6%
利益率(%) 3.4% 2.7% -0.7% -
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連結貸借対照表
（単位：百万円） 2018/3期 2019/3期 増減 （百万円)
流動資産 42,288 46,127 3,838 資産 増減要因：
現金及び預金 19,820 20,220 399 現預金 +399
固定資産 44,952 48,087 3,135 その他流動 +2,311
有形固定資産 10,544 11,079 535 のれん +2,222
無形固定資産 27,938 30,075 2,136
資産合計 87,270 94,236 6,966 負債 増減要因：
流動負債 33,991 34,424 432 長期借入金 +4,521
固定負債 17,343 20,795 3,451
負債合計 51,334 55,219 3,884 純資産 増減要因：
有利子負債 24,018 28,904 4,886 利益剰余金 +2,819
純資産 35,935 39,017 3,081
自己資本 35,935 38,758 2,823 自己資本比率
41.2％ → 41.1％
負債純資産合計 87,270 94,236 6,966
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キャッシュ・フロー計算書
（単位：百万円） 2018/3期 2019/3期
（百万円）
営 業 活 動 に よ る
11,116 5,773 営業活動CF
キャッシュ・フロー
法人税等 ▲ 4,106
投 資 活 動 に よ る
-3,775 -8,287
キャッシュ・フロー
投資活動CF
フリーC/F 7,341 -2,514
子会社株式取得 ▲ 4,738
財 務 活 動 に よ る
-1,685 2,906
キャッシュ・フロー
財務活動CF
うち配当金の支払額 -878 -1,088
長期借入 +13,000
現金・現金同等物の 長期借入返済 ▲ 8,262
5,656 392
増減額
社債償還 ▲ 1,430
現金・現金同等物の
14,144 19,800
期首残高
現金・現金同等物の
19,800 20,193
期末残高
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2019/3期出店実績 67店舗出店（うちM&A 50店舗） 調剤薬局事業
■出店推移 19年5月時点：順調な滑り出し、今期は800店舗超を計画
2020/3
30店舗 クオール薬局G
（850店舗：計画）
M&A
2019/3 LAWSON
12 50
（766店舗） ビックカメラ
JR西日本G
2018/3
17 14 小田急
（718店舗）
売店
2017/3
11 125
（696店舗）
2016/3
9 34
（563店舗）
2015/3
11 16
（538店舗）
（店舗数） 0 20 40 60 80 100 120 140 160
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技術料詳細（推移） 調剤薬局事業
調剤基本料 店舗割合 （連結ベース）
基準調剤加算/地域支援体制加算
100% 1.6% 2.0% 店舗割合
100%
26.6%
80% 10点 なし
3.3% 57.0% 53.0% 15点 80%
60% 60.1%
20点
60% 77.2% 75.0% 35点
1.9% 25点
40% 0.9% 目標 (地域支援)
70.1% 41点 40%
20% 40.6% 43.1%
32点
20% 39.9%
30%
（基準調剤）
0% 22.8% 25.0%
2018/3 2019/3（4月） 2019/3（3月） 0%
2018/3 2019/3（4月） 2019/3（3月） 2020/3（3月）
薬局数 （689） （690） (740)
薬局数 （689） (690） (740)
GE医薬品調剤体制加算 店舗割合
※
100%
17.4% ※ 2018/3期 18点 数量ベース65%以上
25.5%
80% 42.2% なし
28.4% 18点 22点 数量ベース75%以上
60% 20.8% 目標
22点
24.5% 26点 2019/3期 18点 数量ベース75%以上
40% 25.3%
（改定年度）
40%
54.1%
20% 22.9% 22点 数量ベース80%以上
28.4%
10.4%
0% 26点 数量ベース85%以上
2018/3 2019/3（4月） 2019/3（3月） 2020/3（3月）
薬局数 （689） (690） (740)
※ GE変更率（クオール単体数量ベース）：78.1％
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アポプラスステーション（CSO・派遣・CRO） BPO事業
売上高（左軸） 営業利益（右軸） CMR
（億円）
50
101.7
100 97.3
93.4 45
83.5 40
79.6
80 シェア拡大 35
530人 30
60
25
435人
20
40
16.0 15
14.1 14.3
11.2 10
20
7.9
5
0 0
2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3
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Ⅱ クオールグループ成長戦略
～総合ヘルスケアカンパニーに向けて～
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成長戦略の全体像
クオールグループ中期目標
売上 3,000億円 / 営業利益 250億円
新規事業
M&A
コア事業とのシナジー
調剤 BPO
安定的な売上 高収益事業
■売上拡大 ■ 利益重視
✔規模拡大：M&A・新規出店 ✔アポプラスStの戦略的展開
✔既存店の価値創出 ✔その他事業の発展
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新規事業の構想
製造分野への進出を計画中
製造分野での
事業拡大
大手製薬メーカー
製造受託 連携
資本提携
M&A
✔クオール経営陣に製薬メーカー出身者が多数在籍
✔メーカー経営のノウハウを保持
既存事業
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総合ヘルスケアカンパニーに向けて
新規事業 総合ヘルスケア
カンパニー
✔製造分野への進出
✔製薬メーカーとの連携
主力事業
調剤薬局事業
BPO事業
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目指していくポートフォリオ
【現状】 【中期目標】
売上高 売上高
連結 1,500億円 連結 3,000億円
調剤 1,390億円 調剤 2,500億円
BPO 110億円 BPO 200億円
新規事業 300億円
営業利益 営業利益
連結 70億円 連結 250億円
調剤 55億円 調剤 125億円
BPO 15億円 BPO 40億円
新規事業 85億円
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各事業の戦略
調剤薬局事業
■戦略的出店による規模の拡大
■既存店の価値創出
BPO事業
■中核会社アポプラスステーションの事業拡大
■事業の多角化
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戦略的出店による規模の拡大① エリア戦略に基づくM&A 調剤薬局事業
東名阪エリアでの出店が加速
【2018年度のM&A】
2018/ 4月 どんぐり：8店舗（近畿）
2018/10月 あいファーマシーG：13店舗（中部）
2019/ 1月 ニチホスG：25店舗 （近畿・中部） 中部
関東
177店舗
322店舗
【2019年度のM&A】 近畿
122店舗
2019/ 4月 ナチュラルライフ:28店舗
（中部・九州）
全国：793店舗
（2019年5月21日 現在）
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戦略的出店による規模の拡大② マンツーマン出店 調剤薬局事業
地域中核病院との連携を強化
クオール薬局森の里店(神奈川県厚木市） 2018年11月開局
処方元：医療法人鉄焦会 亀田森の里病院(亀田総合病院グループ）
✓薬機法改正に対応するため処方元との連携は必須
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戦略的出店による規模の拡大③ クオール+ローソン 調剤薬局事業
クオール+ローソンの更なる
100億円突破
出店による売上拡大
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期
✔首都圏+大阪・京都へ出店強化
✔都区内で100店舗を目指す
Copyright © Qol Co., Ltd. All rights reserved. ✔企業型コンビニ 22
既存店の価値創出① 薬機法改正対応 調剤薬局事業
マンツーマン薬局の強みを生かし薬機法の改正に対応
地域医療連携薬局 高度薬学管理薬局
かかりつけ機能
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既存店の価値創出② 質の確保と人財育成 調剤薬局事業
かかりつけ薬剤師・薬局と健康サポート薬局の取組、
教育の充実・質の高い患者さま対応
■かかりつけ届出済人数 ■かかりつけ薬剤師在籍店舗割合
900名超 8割 （2019年3月時点）
■健康サポート薬局適合数 ■処方元と連携した教育
57店舗 全国の4％を占める
（19年3月末時点）
デューク大学教授
福島孝徳先生による新人研修
社内外認定制度
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既存店の価値創出③ 薬剤師をより患者さまのそばへ
調剤薬局事業
厚生労働省:2019年4月2日付「調剤業務のあり方について」
薬剤師以外の調剤→薬剤師の行う対人業務を充実させ、対物業務を効率化
継続的薬学管理
薬剤師 患者さま
（アフターフォロー）
服薬指導
在宅訪問
未病への対応
接点の拡大
■クオールグループの以前からの取組
調剤機器やIT技術を活用した業務効率化
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既存店の価値創出④ 利便性と良質なサービス提供 調剤薬局事業
利便性と質の高い薬剤師による良質なサービス
利便性 高品質
LAWSON JR西日本G ビックカメラ
街ナカ 駅ナカ 駅チカ
ライフ 小田急
駅チカ 駅ナカ
セルフ
※新たに大手電鉄との連携も計画 健康相談
メディケーション
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中核会社アポプラスStの事業拡大 CMRの事業環境
BPO事業
CMR数と活用企業数 アポプラスCMRシェア
22
00
足元では増加
140社
取引社数業界 20%
トップ
3,882 20
00 3,835 120社
3,515 3,315
00
18
100社 2019/3期
00 3,110
80社
15.2%
00 16
00 130社 128社 60社
116社
103社 14
00 92社
40社
00
CMR活用企業数は 12
20社
00 増加傾向
0 0社
10
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年2月 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2021年
出所：日本CSO協会調査
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中核会社アポプラスStの事業拡大 医療系人材紹介派遣
BPO事業
持続的成長のための事業拡大と効率化
医療系人材紹介・派遣
育成・教育
3510
【売上】
・セミナー拡充
3010
・スマホ・階層別研修の拡充 68%UP
システム 2510
・専門Webサイトのリニューアル2010
・業務基幹システム機能強化 1510
・集客施策の拡充
1010 順調な売上の伸び
営業活動 510
・拠点の拡大
10
（札幌営業所８月開設予定）
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3
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事業の多角化 出版関連事業メディカルクオール BPO事業
連携
製薬 製品情報概要
メーカー
自社内にスタジオ設置
（日本橋スタジオ901）
✔ Web配信事業：スタジオ901の活用（クライアント数の拡大）
✔クオールグループの強みを発揮した製薬メーカーとの連携
✔がん領域新製品の獲得
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本社機能の効率化 最新技術を活用した効率性の向上
経営管理・ RPAイメージ
業務プロセスの効率化
働き方改革 会計 勤怠
自動入力・自動操作
・・・・ ・・・・
・・・ ・・・
・・・・ ・・・・
・・・
経費精算 ・・・
営業管理
・・・・ ・・・・
・・ ・・・
CSV
・・・・ ・・・・
自動出力・自動操作
・・ ・・・
✔AI・RPA（注）の活用
✔テレワーク推進 等 ロボットが自動実行
本社機能の効率化
（注） 1 AI: 人工知能（Artificial Intelligence）
2 RPA: ロボットによる業務自動化（Robotic Process Automation）
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