2022年3月期 第2四半期決算
The First Section of the Tokyo Stock Exchange 3034
（東証一部：証券コード 3034）
目次
Ⅰ 決算概要
Ⅱ セグメント別業績
Ⅲ 事業概況と成長戦略進捗
Ⅳ トピックス
Ⅰ 決算概要
2022年3月期2Q 連結業績概況
増収増益を達成
利益計画は上方修正
■調剤薬局事業
✔処方箋枚数UPによる売上拡大
✔在宅調剤強化による売上貢献
✔GE加算率の推進等による技術料収入増加
✔コスト適正化・生産性向上による利益押上げ
■医療関連事業
✔CSO事業計画通りの進捗
✔医薬品製造販売事業の法令遵守
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2022年3月期2Q 連結業績ハイライト
2021/3期 2022/3期
（単位：百万円） 増減 増減率（%）
2Q実績 2Q実績
売上高 79,090 81,814 2,724 3.4%
営業利益 2,080 4,177 2,097 100.8%
経常利益 2,109 4,274 2,165 102.7%
親会社株主に帰属する
四半期純利益
630 2,455 1,825 289.4%
1株当たり
四半期純利益（円）
16.75 66.98 50.23 299.9%
売上高四半期推移 （百万円） 営業利益四半期推移
（百万円）
50,000 40,350 41,728 3,000 2,735
40,325 41,464 42,433 2,549
40,924 41,728
39,919 41,013 2,417
39,171 2,500 2,349
40,000
1,827 1,883
2020/3 2,000 1,778 2020/3
1,654
30,000 2021/3 1,499 2021/3
2022/3 1,500
2022/3
20,000
1,000
581
10,000
500
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q
1Q 2Q 3Q 4Q
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計画進捗
2022/3期 2022/3期
2022/3期
（単位：百万円） 通期計画 通期計画 進捗率（%）
2Q実績
期初(5月14日発表） 修正(10月18日発表）
売上高 81,814 175,000 175,000 46.8%
営業利益 4,177 9,000 10,000 41.8%
経常利益 4,274 9,000 10,000 42.7%
親会社株主に帰属する
2,455 4,200 5,000 49.1%
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益（円）
66.98 114.67 136.39 49.1%
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連結損益計算書
2021/3期 2022/3期
（単位：百万円） 増減 増減率（%）
2Q 2Q
売上高 79,090 81,814 2,724 3.4%
売上原価 70,008 70,957 949 1.4%
売上総利益 9,082 10,857 1,775 19.5%
販管費 7,001 6,679 △322 △4.6%
営業利益 2,080 4,177 2,097 100.8%
利益率(%) 2.6% 5.1% - -
経常利益 2,109 4,274 2,165 102.7%
利益率(%) 2.7% 5.2% - -
親会社株主に帰属する
四半期純利益 630 2,455 1,825 289.4％
利益率(%) 0.8% 3.0% - -
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連結貸借対照表
（単位：百万円） 2021.3.31 2021.9.30 増減
（百万円)
流動資産 45,499 42,532 △2,966
流動資産 △2,966
現金及び預金 19,648 16,431 △3,217
商品及び製品 +1,095
固定資産 55,062 55,025 △37 現金及び預金 △3,217
有形固定資産 12,730 12,877 147 固定資産 △37
無形固定資産 34,938 34,594 △344 流動負債 △2,129
資産合計 100,571 97,565 △3,006 買掛金 △1,784
流動負債 38,709 36,580 △2,129 固定負債 △108
固定負債 20,026 19,918 △108 純資産 △768
負債合計 58,736 56,498 △2,237
有利子負債 29,729 28,811 △918 自己資本比率：42.1%
純資産 41,834 41,066 △768 • 手元資金の適正化
• 当貸枠等の融資枠の拡大
自己資本 41,162 41,026 △135
負債純資産合計 100,571 97,565 △3,006 ➢ 強固な財務基盤
➢ 変化への即応体制
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キャッシュフロー計算書
2021/3期 2022/3期 （百万円)
（単位：百万円）
2Q 2Q 営業活動によるキャッシュフロー ＋2,638
営業活動による 税金等調整前四半期純利益 ＋4,280
キャッシュ・フロー
2,862 2,638
仕入債務の減少額 △1,848
投資活動による 投資活動によるキャッシュフロー △1,775
キャッシュ・フロー
△2,027 △1,775
連結の範囲の変更を伴う
子会社株式の取得による支出 △1,794
フリーC/F 835 862
財務活動によるキャッシュフロー △4,125
財務活動による
キャッシュ・フロー
△2,875 △4,125 長期借入れによる収入 +5,100
長期借入金の返済による支出 △5,261
うち配当金の支払額 △530 △527 連結の範囲の変更を伴わない
子会社株式の取得による支出 △2,845
現金・現金同等物の
増減額
△2,040 △3,262
現金・現金同等物の ■健全な財務基盤を維持
期首残高
15,766 19,498
■潤沢な資金調達余力を活用し
現金・現金同等物の
期末残高
13,726 16,236 M&Aや連携を機動的に実施
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Ⅱ セグメント別業績
セグメント概況
2021/3期 2Q 2022/3期 2Q
（単位：百万円）
実績 実績
調剤薬局事業売上高 72,336 75,341
セグメント利益 3,175 5,181
利益率(%) 4.4％ 6.9％
医療関連事業売上高 6,754 6,473
セグメント利益 935 663
利益率(%) 13.8％ 10.2%
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調剤薬局事業 売上高内訳
（千枚）
調剤売上高 （百万円） 10,000 処方箋応需枚数
（調剤売上高=処方箋応需枚数×処方箋単価） +7.9%
7,026
+4.8% +7.1%
2021/3 2Q
5,012
2022/3 2Q 69,924
5,000 +10.1% 2021/3 2Q
6,510 2022/3 2Q
1,960
4,680
+4.8% 1,780
48,480 0
既存店 M&A等 全店舗
（円） 処方箋単価
15,000
66,752
+6.0% 10,783
9,673 9,952
21,138 10,000
46,250
2021/3 2Q
5,000 11,202 10,253
9,881 2022/3 2Q
19,948
0
既存店 M&A等 全店舗 既存店 M&A等 全店舗
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調剤薬局事業 技術料詳細（推移）
調剤基本料 店舗割合 （連結ベース）
地域支援体制加算 店舗割合
100% 1.9% 2.0% 2.0%
100%
9点
51.3% 50.0% 48.4%
16点 なし
0.0% 0.0% 0.0% 21点 64.3% 61.7%
50% 68.9%
0.5% 0.6% 0.5% 38点
26点 50%
46.3% 47.3% 49.1% 42点 (地域支援)
0% 35.7% 38.3%
31.1%
2020年4月 2021年4月 2021年9月
0%
薬局数 （778） (782） (802)
2020年4月 2021年4月 2021年6月
薬局数 （778） (782） (802)
GE医薬品調剤体制加算 店舗割合
100%
14.3% 9.8% 9.7%
6.8% 6.1%
11.3% 16.7% なし
18.7%
26.6%
15点 GE変更率（数量ベース）
50% 22点
47.8%
64.7% 67.5% 28点
86.0％
（2021年9月）
0%
2020年4月 2021年4月 2021年9月
薬局数 （778） (782） (802)
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医療関連事業 医療関連事業
売上高（左軸） 営業利益（右軸） 派遣MR数 予想
（億円） （億円）
160 152.0 50
138.0 45
140 134.0
125.0 600人 40
120
35
100
30
80 25
64.7
20
60
14.5 14.7 15.2
14.3 15
40
10
6.6
20
5
0 0
2019/3 2020/3 2021/3 2022/3 2022/3
２Q
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Ⅲ 事業概況と成長戦略進捗
重点戦略
基本重点戦略 2021年度重点施策
調剤薬局 ➢ 戦略的出店による 在宅調剤
事業 規模の拡大
・在宅調剤 ➢ 薬局の価値創出 デジタル化(DX)
医療関連
➢ 専門性の深化
事業
・CSO（CMR派遣） ➢ グループシナジーの最大化
・医療人材紹介派遣
・医薬品製造販売
・医療系出版
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調剤薬局事業 戦略的出店による規模の拡大 基本方針
基本方針 22/3
18/3 19/3 20/3 21/3
2Q 売上拡大
新店 20 17 18 16 13
出店による規模拡大 M&A 14 50 39 18 8
1,000店舗
売店
900
895
890
1 0 3 0 0
885
880
全国平等な医療の提供
875
870
829
865
860
855
850
805 811
845
840
835
830
825
820
815
766
810
805
800
795
790
785
780
775
770
765
718
760
755
750
745
740
696
735
厳格なM&A基準
730
725
720
715
710
705
700
695
690
685
680
675
670
665
660
655
650
645
640
635
630
625
620
615
610
605
563
600
595
590
新業態店舗 推進
585
580
575
570
565
560
555
550
545
540
535
530
525
520
515
510
505
500
16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3
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調剤薬局事業 戦略的出店による規模の拡大 地域密着した特色ある出店
無印良品 直江津「まちの保健室」において良品計画と 協業パートナーとして参画
無印良品 直江津「まちの保健室」内のクオール薬局直江津店 健康体操イベント（左）や管理栄養士による健康講座（右）
地域密着型薬局がグループ入り
■ケーアイ調剤薬局 宮崎県・鹿児島県にて8店舗グループ入り （7月）
■株式会社斉太薬局 秋田県にて4店舗グループ入り （11月）
斉太薬局（重要文化財指定）
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調剤薬局事業 薬局の価値創出 国民から求められる質の高い薬局作り
11月1日現在
健康 2016年
制度スタート
入退院時や在宅医療に他医療提供施設
サポート
157
と連携して対応できる薬局
薬局 薬局
入退院時や在宅医療に他医療提供施設
と連携して対応できる薬局
随
地域連携
薬局
83 薬局
時
申
• 在宅推進 • アフターフォロー拡充
認定 2021年8月 請
• 無菌調剤 • プライバシーへの配慮 制度 中
がん等の専門的な薬学管理に他医療提
取得 スタート
供施設と連携して対応できる薬局 準備
専門医療機関
連携薬局
7 薬局
• 社内教育充実 • 他医療提供施設との連携
• 他薬局への研修 • 高度薬学管理への対応
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調剤薬局事業 在宅調剤事業
在宅調剤事業
来局困難な患者さまに対し、薬剤師が ご家庭
直接ご家庭・施設に訪問し、服薬指導
を行う事業
施設
市場規模
拡大
傾向 3,100 高齢化
億円※ 事業拡大
2023年
目標売上高
100億円
※データ元 厚生労働省
「介護給付費等実態統計 令和2年9月 月報」より当社推計 2021 2023 2030
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調剤薬局事業 在宅調剤事業
クオールの強み マンツーマン薬局 医療機関との強い連携 質の高い薬剤師
クオールにしかできない強み 質の高い
医療の提供
薬局機能 お買い物体験（ラストワンマイル）
・最新調剤機器の活用 移動販売サービス
・医療安全（バーコード管理）
・感染対策支援 患者さまの
（オゾン関連製品（販売・リース）） ローソン 生活の質
・在宅特化型店舗 との連携 向上
・管理栄養士による栄養サポート
・ご家族へ薬剤情報の提供
フォローアップ
シェア拡大
医薬品
一般的な取組み ・お薬の配送 ・お薬ｶﾚﾝﾀﾞｰ ロス削減
・服薬指導 ・日別に整理
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調剤薬局事業 薬局の価値創出 デジタル化による薬局機能の構造的な転換
調剤機器やITを
活用した業務効率化 新型コロナウイルス感染症で加速
デジタル
AIスピーカーによる トランスフォーメーション
医薬品在庫チェック
AI在庫需要予測発注で
医薬品の発注業務軽減
PHR(パーソナルヘルスレコード)
オンライン服薬指導
電子処方箋
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医療関連事業
（CSO) ウィズコロナ時代で活躍する派遣MR
現状認識 強化
新薬の需要増
フレキシブル人材としての活用が活発化 専門性の追求
高いITリテラシーの要求
販売情報提供活動GL対応等のニーズ増
新卒採用減・早期退職→正社員MR減
取引社数の開拓
専門領域MR需要→増
活用企業数→増
取引社数
業界No.1として
事業拡大 いのちの現場の、
力になりたい
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医療関連事業
（CSO)
重点戦略
専門性の追求
中期目標
業界随一総勢20人
クオールアカデミー講師陣 1,000人
オンコロジー
領域
炎症性腸疾患 600人
（ＩＢＤ） コロナ影響
（ＯＮＣ）
中枢神経疾患
領域
（ＣＮＳ）
高付加価値
CMR創出
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3 2023/3 2024/3
アポプラスステーションCMR数
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医療関連事業
（CRO) CRO事業の推進
市場規模 約2,000億円 （出所：日本CRO協会年次報告内会員47社）
国内CRO市場
医薬品 食品 医療機器
✔アポプラスステーションは医薬品分野だけでなく、食品分野での治験に強み
✔専門性の高い分野の強化
→食品試験、生物学的同等性試験、CRA（臨床開発モニター）派遣
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医療関連事業
（医療系人材紹介派遣)
専門性の深化 専門領域の強化
基本方針 教育
専門性の高い 業界随一の教育力による
高度専門人材の育成
人財育成
基本戦略
人財
人財を中核に 専門性の追求
教育・ＷＥＢ・コンサル
による
Web コンサル
事業領域拡大
・迅速な情報発信 ・エキスパート
・リーチ力強化 アドバイザーによる
輝く医療の未来を創造し、 企業健康経営 推進
業界ＮＯ.1の選ばれる先進企業へ ・人的ＮＷを活かした
事業承継 推進
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医療関連事業
（医薬品製造)
グループシナジーの最大化 グループ力を使った連携
品目数の増加
かけがいのない命 未来につなげます。
クオール薬局グループへ
藤永製品導入
大手製薬企業
連携
工場設備投資
M&A
既存資産の • グループシナジーの探求
利活用
• 周辺事業への進出
• コンプライアンス遵守
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医療関連事業
（出版関連)
専門性の深化 配信プラットフォーマーへ転換
基本方針
企業研修
Withコロナを契機とした
コミュニケーションサポート
による新需要創出
映像制作・配信
サービス
基本戦略
講演会 学会
映像制作・配信サービス
を中核に
企業研修・講演会・学会
領域拡大
医療・医薬のコミュニケーションサポートを
通じて健康文化に貢献する
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Ⅳ トピックス
エムスリーとの業務提携に向けた協議
デジタル リアル
医師・病院 薬剤師・薬局
幅広い医療ニーズに対応するために
両社のリソースを最大限に活用する業務提携に向けた
協議を開始
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クオールアシストの活躍
障がい者が活躍できる環境づくりを推進し社員数が50名に到達
社員教育が結実
テレワークする社員
デザイン性の高い年賀はがきの作成
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Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2021
日本最大規模の女性アワード
「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2021」
企業部門 第3位 (クオール株式会社）
女性リーダー、プロフェッショナルを続々と輩出している企業と、
自ら道を切り拓き自分らしく働く女性を讃えるアワード
受賞式で挨拶する柄澤社長
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セサミストリートとのコラボ
セサミストリートはクオールグループの応援キャラクターです
放送開始から50年以上の歴史を持
つ、世界160ケ国以上で放送・展
開されている番組のキャラクター
全国に
展開中！
クオールグループは「すべての子どもたちが、
可能性の扉を開くことができる社会」を目指す、 © 2021 Sesame Workshop. Sesame Street and associated characters, trademarks and
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がありますが、実際の業績は様々な要素により、これら見通しと大きく異なる結果となりうることがあり、
確約や保証を与えるものではありませんのでご了承ください。また、業界等に関する記述につきましても、
信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証する
ものではありません。投資に関する決定は、株主・投資家の皆さまのご判断において行われますようお願
いいたします。
あなたの、いちばん近くにある安心