3010 ポラリスHD 2019-02-20 16:00:00
特別損失(減損損失)の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                      2019 年2月 20 日

 各     位
                                        会 社 名 価 値 開 発 株式会社
                                        代表者名 代表取締役社長 高 倉          茂
                                             (コード番号 3010 東証第2部)
                                        問合せ先 取締役管理本部長 秋 山 耕 一
                                                  (TEL:03-5822-3010)



           特別損失(減損損失)の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ


  当社は、  2019 年2月 20 日開催の取締役会において、  下記のとおり 2019 年3月期第4四半期連結会計期間に特
別損失(減損損失)を計上することを決議いたしましたので、          お知らせいたします。  また、特別損失の計上に伴い、
2019 年3月期通期(2018 年4月1日から 2019 年3月 31 日まで)の連結業績予想につきまして修正いたしますの
で、お知らせいたします。

                              記


1.特別損失(減損損失)の計上
 (1) ホテル事業
    当社グループでは、東日本大震災より震災復興に従事される方やボランティアに参加される方が安心し
  て宿泊して頂ける宿泊施設の提供を目的に、宮城県及び福島県において『バリュー・ザ・ホテル』の運営
  を行っておりますが、震災復興関連宿泊需要の低迷などにより稼働率が低下しており、今後大幅な改善を
  見込むことが難しい状況となっております。そのため、当社グループの収益性の低下がみられる『バリュ
  ー・ザ・ホテル』に係る固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失 1,642
  百万円(建物及び構築物 1,627 百万円、その他 15 百万円)を特別損失として計上いたします。
     また、当社グループでは、当社の連結子会社である株式会社プレミアリゾートオペレーションズの株式
  を取得した際ののれん 45 百万円を計上しておりましたが、
                              今後の当該のれんの回収可能性を検討した結果、
  当該のれんについて減損損失 45 百万円を特別損失として計上いたします。


 (2) 不動産事業
    当社グループでは、長らく不動産事業を営み収益物件等を保有してまいりましたが、今後は、当社グル
  ープのメイン事業であるホテル事業に経営資源を集中し、不動産事業につきましては、保有する収益物件
  等の売却を進めていくこととしました。そのため、当社グループが保有する収益物件等について「固定資
  産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失を特別損失として計上いたします。
   当社の保有する収益物件等について減損損失 474 百万円(土地 57 百万円、投資不動産 410 百万円及び長
  期前払費用7百万円)を特別損失として計上いたします。
     当社の連結子会社である朝里川温泉開発株式会社が保有する土地について減損損失 74 百万円を特別損
  失として計上いたします。
2.業績予想の修正について
2019 年3月期通期の連結業績予想の修正(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
                                                     親会社株主に帰属する   1 株当たり
     (金額の単位:百万円)               売上高     営業利益   経常利益
                                                      当期純利益       当期純利益
 前 回 発 表 予 想 値 (A)
                               4,940   △270   △585     △660       △45 円 56 銭
( 2019 年 1 月 10 日 発 表 )

 今 回 修 正 予 想 値 (B)             4,940   △270   △585     △2,895     △199 円86 銭

 増      減      額(B-A)           ―       ―      ―       △2,235         ―

 増      減      率     (%)        ―       ―      ―         ―            ―
(ご参考) 前       期    実     績
                               4,660   △321   △466     △413       △30 円 79 銭
( 2018 年 3 月 期 連 結 会 計 年 度 )
 修正の理由
     親会社株主に帰属する当期純利益は、上記のとおり 2019 年3月期第4四半期連結会計期間に減損損失
  2,235 百万円を特別損失として計上いたしますので下方修正いたします。


3.今後の見通し
  大幅な最終赤字となりますこと、株主の皆様には深くお詫び申し上げます。当社グループでは、早期に財務
 体質の強化を図る措置を講じ、当社グループ事業の再建を図ってまいります。当社グループのメイン事業であ
 るホテル事業につきましては、業績不振であります『バリュー・ザ・ホテル』を中心に宿泊施設の賃借料の削
 減交渉、経費の削減、営業の強化等を行うと伴に、各ホテルの採算性を改めて精査し運営の方針について再検
 討してまいります。



 (注) 本資料に記載されている業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、様々
     な不確定要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想と異なる場合がございます。


                                                                          以 上