3001 片倉 2020-01-27 16:00:00
当社衣料品事業部の事業縮小及び連結子会社への一部事業譲渡に関するお知らせ [pdf]

                                                        2020 年1月 27 日
 各    位
                                    会 社 名 片 倉 工 業 株 式 会 社
                                    代表者名  代 表 取 締 役 社 長 上甲 亮祐
                                         (コード番号 3001 東証第 1 部 )
                                    問合せ先  執行役員企画部長 水澤 健一
                                          (TEL.03 - 6832 - 0223 )



          当社衣料品事業部の事業縮小及び連結子会社への一部事業譲渡に関するお知らせ

 当社は、2020 年1月 27 日開催の取締役会において、
                             衣料品事業部門を縮小し、
                                        その事業の一部を当社が 100%
出資する連結子会社であるオグランジャパン株式会社に対し、2020 年5月1日をもって譲渡することを決議
いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

                             記
1.事業譲渡の理由
  当社の衣料品事業部門では、主に大手 GMS 向けのプライベートブランド肌着の製造・販売に加え、自社ブ
 ランド品として、シルクやコットン等の素材にこだわった肌着や、介護用途の肌着等を展開してまいりまし
 た。
  しかしながら、近年、肌着の市場においては、アパレル業界全般に亘る販売不振や、人件費の高騰により
 海外製造にかかるコストが上昇していることから、収益が圧迫され業績が低迷しております。これらへの対
 応として不採算となっている販売先との取引解消や、   採算性改善の難しい商品カテゴリーからの撤退による
 構造改革を推し進めてまいりましたが、今般、同部門の取引先を採算の取れる規模まで大幅に縮小すること
 といたしました。
  また、当社が 100%出資し、同じく実用衣料を取り扱う連結子会社であるオグランジャパン株式会社へ、
 衣料品事業部門のうち、介護商品を中心とした機能性商品に係る事業を、譲渡することといたしました。
  これにより、繊維事業においては付加価値の高い介護商品を拡充させるとともに、物流機能を統合しコス
 ト削減を図ります。また、統合により転用可能となる物流倉庫については不動産事業での活用を検討し、グ
 ループの一層の経営効率化を実現することで、更なる企業価値向上を図ってまいります。

2.事業譲渡の概要
(1)譲渡事業の内容
   当社の衣料品事業部門のうち、介護商品を中心とした機能性商品に係る事業

(2)譲渡事業の経営成績
                  譲渡事業(a)         2018年12月期連結実績(b)       比率(a/b)
     売上高               1,437百万円             44,308百万円      3.2%


(3)譲渡する予定の資産等、価額、及び決済方法
   譲渡する資産等及び価額は、譲渡対象事業部門に関する譲渡資産・負債の帳簿価額を基礎といたします。
  なお、決済方法につきましては、当事者間で協議のうえ決定いたします。
3.相手先の概要
(1)    名称          オグランジャパン株式会社
(2)    代表者の役職・氏名   代表取締役社長      藤本 正明
(3)    事業内容        アンダーウェア、エプロン、ホームウェア等の企画・製造・輸入・販売
(4)    資本金         150百万円
(5)    設立年月日       2008年11月
(6)    大株主及び持株比率   片倉工業株式会社 100%


4.日程
(1)    取締役会決議日     2020年1月27日
(2)    契約締結日       2020年1月27日
(3)    事業譲渡日       2020年5月1日(予定)


5.今後の見通し
  今回の事業譲渡は、連結子会社への事業譲渡であり、連結業績への影響は軽微であります。
                                                以   上