2978 M-ツクルバ 2019-07-31 08:00:00
成長可能性に関する説明資料 [pdf]
成長可能性に関する説明資料
令和元年7月
株式会社ツクルバ
© 2019 tsukuruba inc.
会社概要
名称 株式会社ツクルバ
本社 東京都目黒区上目黒1-1-5 第二育良ビル2階
設立 2011年8月
代表取締役 代表取締役CEO 村上 浩輝
代表取締役CCO 中村 真広
従業員数 117人(2019年5月現在、正社員)
事業内容 ITを活用したリノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」事業
シェアードワークプレイス事業
インターネットサービスの開発
空間デザイン・プロデュースに関する調査分析・企画・デザイン
アワードなど デロイト テクノロジー企業成長率ランキング 日本テクノロジー Fast50 2017/2018
受賞歴(抜粋) 東工大発ベンチャー称号記
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ツクルバが考える「場」とは?
目に見える場所、そこに関わる人々。そして目には見えない想い。
これらの掛け合わせで立ち上がる、人と人、人と情報が混じり合う「場」は
人の想いを伝播させていく媒介役。
そんなチカラをもつ「場」を、ツクルバは社会に発信しつづけていきます。
ツクルバが考える「発明」とは?
これまでに無かったモノやコトを生み出すだけでは「発明」とは呼びません。
それらが広く普及して、次の社会のスタンダードになっていくこと。
そこまでを含めた全てをツクルバは「発明」と考えています。
「欲しい未来」とは?
目の前にある環境を当たり前だと思うのではなく、
「もっとこうなったらいいのに」とそれぞれがアクションを起こす。
社会全体を変える大きな改革も、目の前の誰かの心を動かす小さな変化も、
想いのある一人の行動から始まるはず。
その一人一人の想いがまわりの人へ伝播し、新たなアクションが生まれる。
リレーのバトンを渡すような想いの伝播によって、社会をより良いものへと進化させていく。
このような「想いの伝播で進化する社会」こそ、ツクルバの考える「欲しい未来」なのです。
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デザイン×ビジネス×テクノロジーによる共創を体現する
共同代表と実務経験が豊富な経営陣
北原 寛司
取締役COO/シェアードワークプレイス事業部長
東京工業大学大学院博士課程修了。博士(工学)、パリ・ドフィー
村上 浩輝(むらかみ ひろき)
ヌ大学/MBA修了。
代表取締役 CEO
コーポレイト・ディレクション、デロイトトーマツコンサルティン
立教大学社会学部産業関係学科(現:経営学部)卒 グ、Deloitte Consulting Southeast Asiaを経て、2016年11月より
LIFULLなどを経て、2011年8月弊社設立。 当社入社。経営企画室長を経て2018年5月当社取締役COOに就任
小池 良平
取締役CFO/財務経理部長
朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)に入所。2007年公認
会計士登録。
スターフェスティバル株式会社取締役CFO、監査役などを歴任し、
2016年より当社社外監査役、2018年5月取締役CFOに就任
中村 真広(なかむら まさひろ)
代表取締役 CCO
東京工業大学大学院建築学専攻修了
高野 慎一
デザイン事務所などを経て、2011年8月弊社設立。
社外取締役
日経アーキテクチュア「次代の変革者100人」に 株式会社リクルートにて人事・広報を経て、株式会社リクルートコ
選出。共著:「場のデザインを仕事にする」「シェ スモス(現コスモスイニシア)執行役員に就任。
アをデザインする」 2010年、株式会社ぎょうせい執行役員管理本部長を経て、日本交通
株式会社常務取締役。
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多様な職種によるサービスの開発・運営体制
全社員構成 注:2019年5月末現在 正社員
34人
46人 Creative職
空間デザイン、デザイナー、
カウカモコンテンツプロダク
ト、エンジニア
37人 Front職
主に営業職
管理企画職
主に企画職・管理業務職
Creative職の割合
37% 35% 28%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
エンジニア デザイナー
カウカモコンテンツプロダクト
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2015年のcowcamo公開より急成長を遂げる
12/7 13/7 14/7 15/7 16/7 17/7 18/7 19/7
2011.8
株式会社ツクルバ設立 2016.3 2018.5
2011.12 一級建築士 ISO/IEC27001:2013
コワーキングスペースco-ba事業開始 事務所登録 認証取得
2012.6
空間デザイン・プロデュース事業開始
2015.6
cowcamo
正式版公開
2016.9
cowcamoが
グッドデザイン賞受賞 2017.11
売主・事業者向け
支援サービス開始
cowcamo app
(iOS)リリース
2018.3
cowcamo
パートナー連携開始
2018.7
cowcamo app
(Android)リリース
2018.12
cowcamo app (Android)が
「Google Play ベスト オブ 2018」受賞
cowcamo開始からの
累計流通総額 2017.7 2018.4 2019.3
50億円 100億円 200億円
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ITを活用した中古住宅流通プラットフォームcowcamoを展開
cowcamoとは
物件の売買
手数料、企画フィー 手数料
売主 ◼ 物件情報の掲載 ◼ 物件情報の提供
買主
◼ 仲介 ◼ 仲介
◼ 企画プロデュース ◼ リノベ事業の紹介
物件データと顧客データのマッチング
サービスの流れ データの流れ お金の流れ
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cowcamoは独自のポジションで成長を継続
cowcamoの主要KPI推移
会員数・会員MAU 取引件数・GMV
左軸:会員数(人) 右軸:会員MAU(人) 期末会員数 約9万人 左軸:取引件数(件) 右軸:GMV(百万円) 取引件数(9ヵ月) 約280件
平均会員MAU 約4万人 GMV (9ヵ月) 約130億円
100,000 50,000 300 15,000
250 12,500
80,000 40,000
200 10,000
60,000 30,000
150 7,500
40,000 20,000
100 5,000
20,000 10,000
50 2,500
0 0 0 0
17/7 18/7 19/7 17/7 18/7 19/7
(Q3 YTD) (Q3 YTD)
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参考 cowcamoのプロダクトは複数の賞を受賞
cowcamo.jp(ウェブサイト) cowcamo for android(アプリ)
GOOD DESIGN AWARD 2016を受賞 Google Play Best of 2018を受賞
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ツクルバは、cowcamoを通じて、
新しい事業創造のモデルを実現していく
ツクルバの事業の作り方
競争型のアプローチ 編集型のアプローチ
競争優位の確立による 産業の再編集による
基本的な戦略
シェア拡大・維持 市場創出
一貫した世界観の確立による
競争優位の源泉 機能やコスト面での優位性
高いエンゲージメント
重視する顧客価値 経済価値・スペック 感情価値・体験
オペレーションの 競争優位につながる デザイン、テクノロジーを活用し
つくり方 特定機能に特化し秀でる 高度なオペレーションの統合を実現
特定機能の効率的な実践が 多様な職能が共存し
組織のつくり方
可能な統制された組織 共創を行う組織
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一貫した世界観を実現する組織的ケイパビリティを強みとする
組織的なケイパビリティと発現される力
プロダクト力
発現される力
構想力 マーケティング力
一貫した
世界観
バリューチェーン
の統合
Technology Design
組織的 エンジニア、 Webデザインに加え
データサイエンティストを 建築デザインを
ケイパビリティ 中心としたメンバー マーケティング、 専門とするメンバー
制作、営業の
一連のプロセスをデザイン
Business
Operation
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事業の成長可能性と今後の方向性
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事業の成長可能性と今後の方向性
1 拡大する中古・リノベーション住宅流通市場での独自のポジショニング
2 プロダクト、マーケティング力を軸とした自律的成長モデル
3 バリューチェーンの統合による事業アセットと競争優位
4 ユーザー基盤の構築による成長ポテンシャル
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1 高い成長ポテンシャルを有する中古住宅流通市場
2018年の首都圏のみで1.6兆円。政府目標によると全国では今後8兆円市場にまで拡大するとされている
cowcamoによる
市場創出による
成長ポテンシャル
国内合計
8兆円/2025年
政府目標
拡
大
す 全国(2025)
る
国内合計
対 8兆円
4兆円/2010年 象
政府公表数値 市
場 全国(2010)
4兆円
首都圏*1
約1.6兆円/2018年 首都圏(2018)
2013年対比
約1.6兆円
約 1.3倍
*1 首都圏:1都3県(東京/埼玉/千葉/神奈川)
出所:公益財団法人東日本不動産流通機構、首相官邸「未来投資戦略2017」
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1 なかでもリノベーション住宅の市場規模は拡大
需給それぞれの要因、政策要因により、リノベーション住宅の流通規模は拡大が見込まれる
中古住宅流通市場
首都圏(2018)
1.6兆円
リノベーション住宅市場拡大の主要因
住宅ストックの高齢化
リノベーション住宅の
潜在市場規模(2025)*1
8,000億円~
嗜好の多様化
リノベーション住宅の 政府の後押し
潜在市場規模 (2018)*2
5,000億円~
*1 2018年の中古住宅流通市場規模×2025年の築25年以上の中古マンションストック割合(推計)をもとに算出
*2 2018年の中古住宅流通市場規模×2015年の築25年以上の中古マンションストック割合(実績)をもとに算出
出所:公益財団法人東日本不動産流通機構 「首都圏不動産流通市場の動向」、みずほ信託銀行 「不動産マーケットレポート2016.5」
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cowcamoはリノベーション時代の
1
住宅流通プラットフォームとしてポジションを確立
リノベーション時代の競争原理の変化とcowcamoのポジション
従来の住宅流通産業 cowcamoが実現するプラットフォーム
バリューチェーン上の
川上:供給者 川下:エンドユーザー
力点
顧客の
スペック ストーリー・デザイン
物件選択の軸 リノベーション
時代の変化
情報流通に
検索・絞り込み • 自分らしい生活を マッチング・提案
求められる機能 志向する層の増加
• ビジュアルコミュニ
ケーションの
重要度の高まり 定性情報・
キーコンテンツ 定量情報
ビジュアルイメージ
オペレーション 分散的 統合的
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2 ユーザーを起点とした自律的成長サイクルを実現
累計GMV200億円超
反響があつまる
早く適切な価格で売れる
データに基づく
物件とユーザーのマッチング
会員数 事業者数
9万人超 500社超
データに基づく データに
ユーザーが集まる 一貫したUX 事業アセットの蓄積 基づく支援 売り主が増える
(ユーザー/データ/ノウハウ)
データに基づく
物件の選定
欲しいすまいが
増える
累計取扱物件数4,000件超
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2 徹底的なユーザー視点で住宅購入の体験を革新
一点もののくらしを実現する顧客体験すべてをデザイン
出会い方 選び方 買い方
ソーシャル特化 マッチング/キュレーション O2O*1
(SNS等) (取材記事・ミックス) (エージェント+チャット)
高い
エンゲージメント
店舗・チラシ・ スペック情報の検索 主にオフライン
既存の体験
ポータルでの出会い マイソク*2の提示 (店舗・対面・電話/メール)
*1 O2O: Online to Offline
*2 マイソク:不動産事業者が用いる物件情報をまとめた紙の資料
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2 供給側事業者も巻き込んで市場創出をリード
cowcamoによるプロデュース物件の例
物件プロデュースのスキーム
依頼
独自データ
デザインノウハウ
リ
企画提案
ノ
ベ
ー
シ
ョ デザイン監修
ン
再
販
事
業 企画に基づく
者
発注
設計・施工事業者
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3 中古住宅流通のバリューチェーンをテクノロジーで統合
cowcamoが実現する流通構造
売主と買主が循環
一連のバリューチェーンをテクノロジーで統合
売 買
データに基づく メディアサービス エージェントサービス
主 主
住宅デザイン企画 [cowcamo web/app] [cowcamo agent/chat]
物件・顧客・デザインデータ
既存の流通構造
買取 情報流通 不動産流通
売 買
主 再販事業者が買取り、 ポータルサイトが 仲介事業者を 主
リノベして再販 物件情報を掲載 通じて購入
売主から買主に流れる
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参考 一連のプロセスをテクノロジーによって統合・最適化
データを中心としてあらゆるオペレーションのプロセスをテック化
エージェント 業務支援チーム
Agent CRM Agent CRM
顧客データ管理 顧客応答の自動化
顧客-物件マッチングによる提案支援 エージェントアサインの自動化
顧客データ
cowcamo
マーケティングチーム data コンテンツ制作チーム
マーケティング支援ツール 制作支援ツール
物件データ デザイン
会員データ解析 データ コンテンツ管理
マーケティング・オートメーション 物件選定の自動化
企画支援ツール
査定業務の自動化
物件・デザインデータの解析
物件企画・開発チーム
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顧客、データ、ノウハウの蓄積により
3
持続的な競争優位を確立
これまでの事業運営において、独自の顧客基盤、データ、ノウハウを蓄積
顧客基盤 データの蓄積 オペレーションノウハウ
リノベーション・中古住宅流通 首都圏のリノベ住宅流通に あらゆるオペレーションを
プラットフォームとしての先駆け 関する独自のデータを蓄積 テクノロジーを活用しリデザイン
◼ 物件情報取得
利用事業者数*1 累計取扱件数*3
◼ 企画・デザイン
ソーシング
500 社超 4,000 件超
メディア
◼ 取材・記事制作
◼ マーケ
運営
登録会員数*2 ◼ 顧客管理
◼ マッチング
9
顧客、物件、 エージェント
◼ 接客支援ツール
成約、デザインデータ サービス
万人
首都圏のリノベ・中古住宅流通 自社での取材や実際の取引に基づく 一連のバリューチェーンを統合した
トップクラスの利用者数を擁する 統合的なデータで希少性高 ノウハウは模倣可能性低
*1:cowcamoにて取材・記事掲載を行った再販事業者数
*2:cowcamoの累積登録会員数(2019年4月末時点)
*3:cowcamoにて掲載した物件の総数
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ユーザー基盤の拡大を軸に、
4
収益機会の最大化と市場創出に取り組む
cowcamoの成長機会
ユーザー数の 収益機会の cowcamoによる
拡大 最大化 市場創出
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4 ユーザー基盤の拡大余地は大きい
都区部エリアにおけるユーザー拡大余地 エリア拡大によるユーザー拡大余地
(千人) ~1,500 (千人)
都区部 首都圏
会員数(期末)*1
会員MAU(期中平均)*2 都区部の 首都圏の
ターゲット層人口*3 ターゲット層人口*3
~1,500 ~4,400
都区部の 首都圏の
91 中古住宅購入 中古住宅購入
~400 検討者数*4 検討者数*4
~400 ~1,000
59
19
40
22 *3:都区部(A1)、首都圏(A2)それぞれにおける25歳以上50歳未満の人口×推計持ち家許容割合(B)×推計中古住宅許容割合(C)により算出
7 A1:「住民基本台帳による東京都の世帯と人口(平成31年1月)」東京都総務局統計部
A2:「人口推計 平成30年10月1日現在人口推計」総務局統計部
B: 「平成29年度 住宅経済関連データ 3.住宅に対する国民の意識」国土交通省 において「現在貸家」の世帯のうち、今後の居住形
FY17 FY18 FY19 拡大余地 態及び住み替え方法を「貸家などへの住み替え」と答えた世帯を除く世帯の割合(66.2%)
C:「平成29年度 住宅経済関連データ 3.住宅に対する国民の意識」国土交通省 において「現在借家」の世帯のうち、今後の居住形態
Q3YTD 及び住み替え方法を「中古住宅」「こだわらない」と答えた世帯の割合(44.1%)
*4:ターゲット層人口×5年以内に住み替えを希望する割合(D)により算出
*1:「会員数」は、「cowcamo」に会員登録したユーザーの特定の期間の末日における会員数。 D:「今後の住み替え・改善意向(5区分)/家計主の年齢(8区分) 」総務省統計局 において 世帯主の年齢が50歳未満の世帯のうち、
一度も取引を行ったことのない会員も含む 5年以内に「住み替えたい」と答えた世帯の割合(23.6%)
*2:「会員MAU」は、特定の期間におけるMAU(特定月にサービスを利用したアクティブユーザー)の平均値
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4 長期的にはcowcamoによる市場創出を実現する
適切なリノベ物件価格の形成と生涯買い替え頻度向上により中古物件流通市場の活性化をリード
価格形成 買い替え頻度向上 = TAM拡大
◼ リノベ物件の流通データの蓄積によるリノベ物件の ◼ ライフスタイルに応じた住み替えの促進
公正な評価 ◼ 流通中間コストの削減による買い替えの経済性向上
◼ 一点ものの魅力を伝えるプレゼンテーション
20代 30代 40代~
これまで これから
持ち家は一生もの
こ
UP れ
ま
で 賃貸 持ち家
中古購入時の 再販時の 中古購入時の 再販時の
物件価格 物件価格 物件価格 物件価格 ライフスタイルに応じて買い替え
こ
リノベーションの履歴事項や リノベーションの履歴事項や れ
物件固有性が評価されず経年 物件固有性を評価・伝達し、 か
ら 持ち家 持ち家 持ち家
での価格下落が大きい 経年での価格下落を緩やかに
する
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財務ハイライト及び
企業価値向上についての考え
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財務ハイライト及び企業価値向上についての考え
◼ ユーザー基盤の拡大による売上総利益の成長
◼ オペレーション最適化による営業利益率の改善
◼ 創出された利益の再投資による売上総利益のさらなる拡大
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プラットフォーム価値の向上による売上総利益の最大化を重視
営業利益
財務KGI
売上総利益 OPマージン
GMV
事業KPI テイク CPA 営業
レート (広告効率) 生産性
会員 MAU
単価
MAU 成約率
取引数 取引当たり収益
プラットフォーム バリューチェーン上の オペレーション効率
価値の向上 付加価値の創出 の改善
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トップラインは高成長を継続
全社 売上高、売上総利益の推移
cowcamo事業 売上総利益の推移
(百万円)
(百万円)
677 売上高
1,085
362
155
17/7 18/7 19/7 Q3
(9ヵ月)
原価
cowcamo事業 取引件数の推移
531
(件)
346
733
276 438 売上総利益
137 260
80
17/7 18/7 19/7 Q3
(9ヵ月) 17/7 18/7 19/7 Q3
(9ヵ月)
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業績ハイライト
売上高(百万円) 当期純利益(百万円)
1,496 27
7 3 6 0
1,085
△ 33
531
346
217 223
99
△ 401
2014/7 2015/7 2016/7 2017/7 2018/7 2019/7 2019/7 2014/7 2015/7 2016/7 2017/7 2018/7 2019/7 2019/7
(直前期) Q3 YTD (予想) (直前期) Q3 YTD (予想)
経常利益(百万円)
9 4 6 1
△ 29
△ 91
△ 486
2014/7 2015/7 2016/7 2017/7 2018/7 2019/7 2019/7
(直前期) Q3 YTD (予想) ※100万円未満を切り捨て
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業績ハイライト
純資産(百万円) 総資産(百万円)
975
878
498
446 461
423
221
191
158
120
16 26
2014/7 2015/7 2016/7 2017/7 2018/7 2019/7 2014/7 2015/7 2016/7 2017/7 2018/7 2019/7
(直前期) Q3 YTD (直前期) Q3 YTD
※100万円未満を切り捨て
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Appendix
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首都圏の中古住宅流通市場は急速に成長し、
2018年で1.6兆円の規模を誇る
首都圏の中古住宅流通市場
中古住宅流通市場は、急速に成長している 中古住宅は、いまや住宅購入のファーストチョイスに
◼ 首都圏の中古住宅流通市場は、2013年から5年間で1.26倍に拡大 ◼ 首都圏では、2016年に中古マンションの流通件数が
◼ マンション市場は同期間で1.32倍とさらに拡大 新築マンションの供給戸数を上回る
※首都圏:1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)
1.26 (万戸) 首都圏の新築・中古住宅(マンション)の流通件数の推移
倍 7
16,400 6
[流通金額:億円]
5
13,004 3,996 3.7
4
10,622 3 3.6
3,572 1.32
倍
3,140 2
1
12,404
9,432 0
7,482 合計 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 (年度)
戸建て
既存住宅取引戸数 新設着工戸数
マンション
2008 2013 2018
出所:既存住宅取引戸数:東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向」2018年4月17日付レポート
新設着工戸数:㈱不動産経済研究所「首都圏マンション市場動向(2017年度)」
※既存住宅取引戸数、新設着工戸数のいずれも中古マンションのみ(中古戸建ては除く)
出所:公益財団法人東日本不動産流通機構等のデータよりツクルバ作成 ※2007年のみ暦年ベース
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今後も中古住宅流通市場は拡大する見込み
TAMの成長ポテンシャル
政府は既存住宅流通市場の倍増を目標としている 国際比較から中古住宅流通シェアの成長余地は十分
中古住宅流通シェアの国際比較
4兆円 100%
2010年/全国 既存住宅の 90.3%
倍増
流通に係る政府目標 90% 85.8%
1.6兆円 8兆円 80%
2017年/ 2025年/全国
首都圏
70%
64.0%
60%
未来投資戦略2017 ー Society 5.0 に向けた戦略分野 50%
1 健康・医療・介護(例:遠隔診療・AI・ロボット・センサー等) 40%
2 移動サービスの高度化~(例:第5世代移動通信システム・ドローンの産業利用等)
3 世界に先駆けたスマートサプライチェーンの実現(例:データ連携の促進等) 30%
4 インフラの生産性と都市の競争力の向上等 15.4%
20%
5 FinTechの推進等
6 エネルギー・環境制約の克服と投資の拡大
10%
7 ロボット革命/バイオ・マテリアル革命(例:宇宙ビジネス・航空機産業の拡大等)
8 既存住宅流通・リフォーム市場を中心とした住宅市場の活性化 0%
◼ 《KPI》2025年までに既存住宅流通の市場規模を8兆円に倍増する(2010年4兆円) 日本(2016) アメリカ(2009) イギリス(2009) フランス(2009)
◼ 可能な限り2020年までに達成を目指す
出所:国土交通省「中古住宅流通促進・活用に関する研究会(参考資料)」
出所:首相官邸「未来投資戦略2017」(平成29年6月9日)P.78 ただし、日本はリフォーム産業新聞社「中古住宅市場データブック2018」による推計値
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2025年には“築古”が市場の半数を占め、
リノベーション住宅があたりまえの選択肢に
【参考】中古住宅の拡大に伴う構造変化
“築古”が市場の半分に迫る リノベーションがあたりまえの世界に
◼ 2005年に2割程度であった築25年以上の中古マンションの比率は2025年には全体の半 ◼ 首都圏での住宅購入においてはリノベーションがあたりまえになり、市場のマス化に
分となる 伴ういくつかの変化が予想される
首都圏中古マンションの築年帯別構成比率(2005-2025)
成約ベース ストックベース リノベマンション市場の形成
◼ リノベを前提とした流通価格の形成
◼ 安いから中古リノベ から こだわるならリノベ へ
~15年
中古マンションの流通方法の多様化
◼ 中古+リノベ
◼ リノベ済マンション
15年~25年
◼ リノベ済+追加リノベ
50%
32% 32%
25年~ 22%
中古住宅流通事業者の変化
2005 2015 2015 2025 ◼ 再販事業者の拡大
◼ リノベマンション専門サイトの成長
出所:公益財団法人東日本不動産流通機構等のデータよりツクルバ作成
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新築にこだわらない
都市型ライフスタイル生活者がメインターゲット
cowcamoのターゲット
中古マンションにこだわり 中古マンションは住宅デザインを重視
◼ 購入の際に比較検討した住宅は「中古マンション」が圧倒的 ◼ 中古マンションの購入者が重視する要素は、スペック(住宅の広さ、間取り・部屋数)
◼ 中古マンションの購入者は、中古マンションに照準を合わせて探している に次いで「住宅のデザイン」
比較検討した住宅(中古マンション取得者) 今回の住宅に決めた理由(設備等)
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中古マンション 85.2% 間取り・部屋数 74.3%
分譲マンション 35.2% 住宅の広さ 57.8%
中古戸建住宅 21.3% 住宅のデザイン 34.9%
分譲戸建住宅 17.4% 台所の設備・広さ 28.4%
賃貸住宅 13.5% 浴室の設備・広さ 26.6%
注文住宅 6.5% 高齢者向けの配慮 18.3%
その他 0.6% 火災・地震・水害などへの安全性 15.6%
無回答 0.3% 高気密・高断熱 6.4%
出所:国土交通省住宅局「平成28年度住宅市場動向調査報告書」(平成29年3月)P.15 出所:国土交通省住宅局「平成28年度住宅市場動向調査報告書」(平成29年3月)P.17
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中古マンション流通市場は景気変動の影響を受けにくい
リーマンショック前後も首都圏中古マンションの成約件数は堅調に推移
(件数)
40,000
30,000
20,000
10,000
0
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2001年
2002年
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2004年
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2006年
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2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
出所:公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向」
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将来見通しに関する注意事項
◼ 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みま
す。これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述と
は異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
◼ それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内およ
び国際的な経済状況が含まれます。
◼ 今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情報」の更新・
修正を行う義務を負うものではありません。
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