2978 M-ツクルバ 2019-07-31 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2019 年7月 31 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ツ ク ル バ
代 表 者 名 代 表 取 締 役 C E O 村上 浩輝
(コード番号:2978 東証マザーズ)
問合わせ先 取締役CFO兼財務経理部長 小池 良平
TEL.03-4400-2946
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2019 年7月 31 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、なお一層の
ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2019 年 7 月期(2018 年 8 月 1 日から 2019 年 7 月 31 日)における当社の業績予想は、次のとおり
であり、また、最近の決算情報等につきまして別添のとおりであります。
【個別】 (単位:千円、%)
2019 年 7 月期
2019 年 7 月期 2018 年 7 月期
決算期 第 3 四半期累計期間
(予想) (実績)
(実績)
項目 対売上 対前期 対売上 対売上
高比率 増減率 高比率 高比率
売上高 1,496,598 100.0 181.8 1,085,826 100.0 531,013 100.0
営業利益又は
5,195 0.3 ― 11,487 1.0 △485,698 ―
営業損失(△)
経常利益又は
1,355 0.0 ― 6,832 0.6 △486,813 ―
経常損失(△)
当期(四半期)純利益又は
881 0.0 ― 6,315 0.5 △401,721 ―
当期純損失(△)
1 株当たり当期(四半期)純
利益又は 1 株当たり当期純損 0 円 10 銭 0 円 80 銭 △52 円 19 銭
失(△)
1 株当たり配当金 ― ― ―
(注)1.2018 年 7 月期(実績)及び 2019 年 7 月期第 3 四半期累計期間(実績)の 1 株当たり当期(四半期)
純利益又は 1 株当たり当期純損失(△)は期中平均発行済株式数により算出しております。
2.2019 年 7 月期(予想)の 1 株当たり当期純利益は、公募株式数(535,000 株)を含めた予定期中平
均株式数により算出しております。
3.当社は、 2019 年 5 月 8 日付で株式 1 株につき 10 株の割合で株式分割を行っております。上記では、
2018 年 7 月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して 1 株当たり当期(四半期)純利益又は 1
株当たり当期純損失(△)を算出しております。
【2019 年 7 月期業績予想の前提条件】
1.当社全体の見通し
当社は、「「場の発明」を通じて欲しい未来をつくる。」をミッションに掲げ、情報通信技術、デザインを
高次に融合させることで、 従来の事業展開においては実現し得なかった価値を提供すべく事業活動を行ってお
ります。創業後は「事業の発展を通じて社会に貢献したい」という想いを実現するため、チャレンジする人を
応援する「場」とコミュニティづくりをするため「co-ba(コーバ)」を作り、全国各地に co-ba(コーバ)に
共感するオーナーが集まり、 新たなビジネスや活動が生み出されるプラットフォームとして広がっております
(シェアードワークプレイス事業)。その後、ストック活用時代の住環境においてリノベーション住宅の流通
を促進することで社会課題の解決を目指して、リノベーション・中古住宅の流通プラットフォーム「cowcamo
(カウカモ)」を作り、未来に残すべき良質な住宅を増やしております(cowcamo(カウカモ)事業)。
「cowcamo
(カウカモ) 事業」 では、 を活用したリノベーション・中古住宅流通プラットフォーム
IT 「cowcamo」
において、オンラインメディアを通じた物件情報流通サービス及び自社エージェントによる仲介サービス、顧
客ニーズや物件のデータを活用した売主・事業者向け支援サービスを主なサービスとして提供しております。
首都圏の中古住宅流通市場は、13,150 億円(2013 年)から 16,616 億円(2018 年)に拡大しており(注 1)、当
事業の対象市場は拡大トレンドにあると考えております。また、中古住宅流通における築年数平均は、19.61
年(2013 年)から 21.16 年(2018 年)と流通物件の高齢化が進展しており(注 1)、築年数の古い物件におい
ては、リノベーションが実施される割合が高いことから、当社がターゲットとしているリノベーション・中古
住宅セグメントの流通量は拡大するものと考えております。
「シェアードワークプレイス事業」においては、リノベーションしたオフィス空間に様々なサービスを組み
合わせた「働く場」をサブスクリプション型のサービスとして提供するワークスペースのシェアリングサービ
スを中心とした事業展開を行っております。東京 23 区のオフィスビルの空室率は 2018 年 3 月時点で 1.98%と
低い水準にあり(注 2)、オフィス需要は引き続き堅調な状態にあると考えております。当事業の主要な顧客セ
グメントの一つである、国内のフリーランス人口は、913 万人(2015 年)から 1,090 万人(2019 年)に拡大し
ております(注 3)。また、政府は、働き方改革の一環として、テレワークの導入推進等の柔軟な働き方の実現
を目指しており(注 4、5)、これを受けて今後さらに働き方の多様性が高まるものと考えております。これらの
結果、シェアードワークプレイスの需要は拡大するものと考えております。
(注) 1.公益財団法人東日本不動産流通機構 「首都圏不動産流通市場の動向(2018 年)」
2.三幸エステート株式会社 「オフィスマーケット調査月報」
3.ランサーズ株式会社 「フリーランス実態調査」
4.総務省 「テレワーク推進に向けた政府の取り組みについて」
5.首相官邸 働き方改革実現会議 「働き方改革実行計画」
このような状況の下、2019 年 7 月期は、売上高 1,496,598 千円(前期比 181.8%増)、営業利益 5,195 千円
(前期は営業損失△485,698 千円)、経常利益 1,355 千円(前期は経常損失△486,813 千円)、当期純利益 881
千円(前期は当期純損失△401,721 千円)となる見込みです。
2.個別の前提条件
(1)売上高
当社の売上高は、cowcamo(カウカモ)事業、シェアードワークプレイス事業により構成されています。2019
年 7 月期は、cowcamo(カウカモ)事業 1,214,958 千円(前期比 217.2%増)、シェアードワークプレイス事業
281,640 千円(前期比 90.2%増)を見込んでおります。
①cowcamo(カウカモ)事業
当事業では、 リノベーション住宅に特化した住宅情報メディアサービスおよび自社エージェントによる仲介
サービスを提供しております。主な収益源は、リノベーション・中古住宅の売買に関して売手及び買手から受
領する売買仲介手数料、その他付随する手数料等、住宅取引の流通総額に対して課される手数料であり、広告
掲載料等は受領しておりません。また、買主の要望等により、一部取引においては、在庫リスクをコントロー
ルできる場合に限定して、当社が一時的に物件を仕入・販売する取引が発生するケースがありますが(再販取
引)、現在は仲介取引の割合が多数を占める状況にあります。
売上高の計画数値につきましては、主に、サービスプロダクトに関わる各種 KPI を基に反響数(顧客から電
話またはメール等で受ける物件に対する問い合わせの数)を算出し、これに成約率を乗じた成約数および平均
売上単価を乗じることで算出しています。 反響数は、 稼働エージェント数に 1 人当たり対応数を乗じて算出し、
成約率は、所属するエージェントの育成レベル別の成約率を算出しております。平均売上単価については過去
2 年分の実績をもとに設定しております。売上高の主な増加要因は、会員数の増加等に伴う反響数の増加、エ
ージェントの育成による成約率の向上です。
②シェアードワークプレイス事業
当事業では、スタートアップ、個人事業主、クリエイターなどの"チャレンジする人・組織"を主要な顧客と
したコワーキングスペース「co-ba(コーバ)」、成長中のスタートアップ向けに企業の成長や変化に合わせ
て柔軟にオフィススペースをレンタルすることができる「HEYSHA(ヘイシャ)」の 2 つのサービスを提供する
ほか、ワークスペースの仲介・設計等の受託サービスも展開しております。
売上高の計画数値につきましては、主に、運営する「co-ba(コーバ)」または「HEYSHA(ヘイシャ)」の
各拠点の標準売上高に稼働率を乗じる事により算出しております。また、オフィス仲介・設計・コンサルティ
ングの受託案件の受注単価に受注数を乗じる事で算出しています。売上高の主な増加要因は、「co-ba(コー
バ)」の新店(前期比 1 店舗増)または「HEYSHA(ヘイシャ)」の新店(前期比 6 店舗増)の開店、受託案件
の積上げ増など受注拡大によるものです。
(2)売上原価、売上総利益
cowcamo(カウカモ)事業の主な収益源は、リノベーション・中古住宅の売買に関して売手及び買手から受
領する売買仲介手数料等となるため、売上原価は通常発生致しません。ただし、当社が一時的に物件を仕入・
販売するケース(再販取引)では、売上原価が発生します。
シェアードワークプレイス事業の売上原価は、直営店舗の運営費および設計の受託に関する稼働人件費であ
り、前期の実績を基に算出しております。
以上の結果、2019 年 7 月期の売上原価は、 2018 年 7 月期の 92,816 千円に対して、 318,686 千円(前期比 243.3%
増)を見込んでおり、 2019 年 7 月期の売上総利益は 1,177,912 千円 (前期比 168.8%増) を見込んでおります。
(3)販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費の主たる項目は、cowcamo(カウカモ)事業における費用(人件費、広告宣伝費)、
シェアードワークプレイス事業における費用(人件費)および非事業部門における費用(人件費、オフィス関
連費用、採用費、支払い報酬)となります。広告宣伝費については、サービスプロダクトに関わる各種 KPI を
基に、想定する反響獲得数に、過去の施策に基づきシュミレーションした結果を基に設定した反響獲得単価を
乗じる事により算出しております。また、人件費は、既存の従業員数及び新規採用数に想定給与を乗じる事に
より算出し、その他の項目は前期の実績等を基に算出しております。
以上の結果、2019 年 7 月期の販売費及び一般管理費は 1,172,716 千円(前期比 26.9%増) 営業利益は 5,195
、
千円(前期は営業損失△485,698 千円)を見込んでおります。
(4)営業外収益、営業外費用、経常利益
営業外収益は雑収入 600 千円の発生を見込んでおります。 営業外費用は上場関連費用及び支払利息の発生を
見込んでおります。 支払利息は有利子負債の返済計画等に応じて見込んでおり、 2019 年 7 月期の営業外費用は
4,440 千円を見込んでおります。以上の結果、2019 年 7 月期の経常利益は 1,355 千円 (前期は経常損失△486,813
千円)を見込んでおります。
(5)特別利益、特別損失、当期純利益
特別利益及び特別損失は見込んでおりません。以上の結果、2019 年 7 月期の当期純利益は 881 千円(前期は
当期純損失△401,721 千円)を見込んでおります。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
以上
2019年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年7月31日
上 場 会 社 名 株式会社ツクルバ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2978 URL https://tsukuruba.com/
代 表 者 (役職名)代表取締役CEO (氏名)村上 浩輝
問合せ先責任者 (役職名)取締役CFO兼財務経理部長 (氏名)小池 良平 (TEL) 03(4400)2946
四半期報告書提出予定日 - 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2019 年7月期第3四半期の業績(2018 年8月1日~2019 年4月 30 日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年7月期第3四半期 1,085 - 11 - 6 - 6 -
2018年7月期第3四半期 - - - - - - - -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年7月期第3四半期 0.80 -
2018年7月期第3四半期 - -
(注) 1.当社は、2018年7月期第3四半期においては、四半期財務諸表を作成していないため、2018年7月期第3四半
期の数値及び対前年同四半期増減率は記載しておりません。
2.当社は、2019年5月8日付で普通株式1株につき普通株式10株の割合で株式分割を行っております。当事業年
度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益を算定しております。
3.「潜在株式調整後1株当たり四半期純利益」については、潜在株式が存在するものの、当社株式は非上場であ
り、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年7月期第3四半期 878 461 52.4
2018年7月期 975 446 45.6
(参考) 自己資本 2019年7月期第3四半期 460 百万円 2018年7月期 445 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年7月期 - - - 0.00 0.00
2019年7月期 - 0.00 -
2019年7月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019 年7月期の業績予想(2018 年8月1日~2019 年7月 31 日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,496 181.8 5 - 1 - 0 - 0.10
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年7月期3Q 8,796,700株 2018年7月期 8,131,700株
② 期末自己株式数 2019年7月期3Q 335,600株 2018年7月期 357,600株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年7月期3Q 7,856,972株 2018年7月期3Q -株
(注)当社は、2019年5月8日付で普通株式1株につき普通株式10株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期
首に当該株式分割が行われたと仮定して発行済株式数(普通株式)を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………9
-1-
(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善に伴い個人消費に持ち直しの動
きが見られ、総じて緩やかな景気回復基調が続いております。一方で、米国の通商政策に端を発する貿易摩擦や地政
学的リスク、相次ぐ自然災害等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
不動産市場においては、首都圏中古マンションの成約価格が上昇を続けており、当社事業と関連する市場環境は堅
調に推移しました。
このような経済環境のもと、当社は、主力事業であるcowcamo(カウカモ)事業のサービス改善及び組織体制の強化
による事業規模拡大、システム開発への投資などの施策を中心に取り組んでまいりました。この結果、当第3四半期
累計期間の売上高は1,085,826千円、営業利益は11,487千円、経常利益は6,832千円、四半期純利益は6,315千円となり
ました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① cowcamo(カウカモ)事業
当セグメントにおきましては、主にリノベーション住宅のオンライン流通プラットフォームcowcamoの運営を通
じて、リノベーション住宅の販売を行っております。当事業に係る外部環境は、新築マンション価格の高止まり
を受けた中古マンション流通の拡大及びリノベーションに対する顧客認知の高まりにより、リノベーションマン
ション流通市場は拡大基調にあります。
このような環境のもと、事業のさらなる成長に向け、プロダクトの機能改善やオンラインを中心とした広告活
動、物件案内を行う営業人員の教育、業務システムの開発などに取り組んでまいりました。また、前年度に仕入
れた販売用不動産の引き渡しが第1四半期会計期間及び当第3四半期会計期間に完了しております。
この結果、売上高は924,932千円、セグメント利益は250,730千円となりました。
② シェアードワークプレイス事業
当セグメントにおきましては、主にオフィス設計を中心とした設計・空間プロデュースの受託事業並びにコワ
ーキングスペース・ワークプレイスレンタルサービスの運営事業から構成されております。当事業に係る外部環
境は、都心部におけるオフィス需要の拡大や働き方の多様化により需要の拡大がみられました。
このような環境のもと、当社は、2018年9月にワークプレイスレンタルサービスの拠点となるスタートアップ
向けデザインオフィスHEYSHA松濤(東京都渋谷区)、2019年3月にHEYSHA北参道(東京都渋谷区)、2018年10月に
直営店として2店舗目となるコワーキングスペースco-ba jinnan(東京都渋谷区)を新規に開設いたしました。
この結果、売上高は160,893千円、セグメント利益は16,019千円となりました。
-2-
(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第3四半期会計期間末の資産合計は878,731千円となり、前事業年度末と比較して97,081千円の減少となりまし
た。これは主に、保有目的の変更による有形固定資産からの振替があったものの、前年度に仕入れた販売用不動産
の引き渡しが第1四半期会計期間及び当第3四半期会計期間に完了したことにより販売用不動産が127,881千円減
少し、流動資産が99,398千円減少、co-ba jinnan・HEYSHA松濤、北参道の開設があったものの、一部の有形固定資
産を販売用不動産に振り替えたことにより有形固定資産が47,526千円減少、無形固定資産が39,765千円増加、投資
その他の資産が10,078千円増加したこと等によるものです。
(負債の部)
当第3四半期会計期間末の負債合計は416,969千円となり、前事業年度末と比較して112,196千円の減少となりま
した。これは主に、賞与引当金が32,440千円増加したものの、未払金が85,165千円減少、長期借入金が104,791千円
減少したこと等によるものです。
(純資産の部)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は461,761千円となり、前事業年度末と比較して15,115千円の増加となりま
した。これは主に、四半期純利益6,315千円の計上により利益剰余金が6,315千円増加、自己株式の処分により資本
剰余金が4,708千円増加、自己株式が4,092千円減少したことによるものです。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年7月期の業績予想につきましては、本日開示いたしました「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決
算情報等のお知らせ」をご参照ください。
なお、当該業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づ
き作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因により異なる可能性があります。
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(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2018年7月31日) (2019年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 333,302 392,808
売掛金 17,746 63,918
販売用不動産 184,019 56,137
仕掛品 1,475 1,540
その他 101,804 26,489
貸倒引当金 △ 1,293 △3,238
流動資産合計 637,054 537,656
固定資産
有形固定資産 128,579 81,053
無形固定資産
ソフトウエア 79,243 119,009
無形固定資産合計 79,243 119,009
投資その他の資産
敷金及び保証金 74,700 82,398
その他 56,233 58,613
投資その他の資産合計 130,934 141,012
固定資産合計 338,757 341,074
資産合計 975,812 878,731
-4-
(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2018年7月31日) (2019年4月30日)
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 85,275 77,223
未払金 136,581 51,415
未払法人税等 691 517
賞与引当金 - 32,440
その他 38,259 86,508
流動負債合計 260,807 248,104
固定負債
長期借入金 265,958 161,167
その他 2,400 7,697
固定負債合計 268,358 168,864
負債合計 529,166 416,969
純資産の部
株主資本
資本金 90,000 90,000
資本剰余金 797,886 802,594
利益剰余金 △376,002 △369,687
自己株式 △66,513 △62,421
株主資本合計 445,370 460,485
新株予約権 1,276 1,276
純資産合計 446,646 461,761
負債純資産合計 975,812 878,731
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(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
当第3四半期累計期間
(自 2018年8月1日
至 2019年4月30日)
売上高 1,085,826
売上原価 352,478
売上総利益 733,348
販売費及び一般管理費 721,860
営業利益 11,487
営業外収益
受取利息 57
その他 733
営業外収益合計 791
営業外費用
支払利息 2,834
支払手数料 2,000
その他 612
営業外費用合計 5,446
経常利益 6,832
税引前四半期純利益 6,832
法人税、住民税及び事業税 517
法人税等合計 517
四半期純利益 6,315
-6-
(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(有形固定資産から販売用不動産への振替)
第1四半期会計期間において、賃貸用不動産として保有していた有形固定資産のうち86,431千円を保有目的の変
更により、販売用不動産に振替えております。
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(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
当第3四半期累計期間(自 2018年8月1日 至 2019年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益計
調整額
算書計上額
cowcamo シェアードワーク (注)1
計 (注)2
(カウカモ)事業 プレイス事業
売上高
外部顧客への売上高 924,932 160,893 1,085,826 - 1,085,826
セグメント間の内部売上高
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又は振替高
計 924,932 160,893 1,085,826 - 1,085,826
セグメント利益又は損失(△) 250,730 16,019 266,750 △255,262 11,487
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
第1四半期会計期間において、シェアードワークプレイス事業の賃貸用不動産として保有していた有形固定資産
86,431千円を保有目的の変更により、cowcamo(カウカモ)事業の販売用不動産に振替えております。これにより、
シェアードワークプレイス事業の資産が86,431千円減少し、cowcamo(カウカモ)事業の資産が同額増加しておりま
す。
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(株)ツクルバ(2978) 2019 年7月期第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
1.株式分割
当社は、2019年4月12日開催の取締役会決議に基づき、当社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的と
して株式分割を行っております。
(1)株式分割の割合及び時期
2019年5月8日付をもって2019年5月7日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有株式数を、1株につき
10株の割合をもって分割しております。
(2)分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 879,670株
今回の株式分割により増加する株式数 7,917,030株
株式分割後の発行済株式総数 8,796,700株
株式分割後の発行可能株式総数 35,186,800株
(3)1株当たり情報に及ぼす影響は、(サマリー情報)に反映されております。
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