2978 M-ツクルバ 2021-06-14 16:00:00
2021年7月期 第3四半期決算説明会資料 [pdf]

 決算説明会資料



2021年7月期第3四半期
 株式会社ツクルバ
(東証マザーズ:2978)
  2021年6月14日




                © 2021 TSUKURUBA Inc.
目次




     1.業績ハイライト

     2.会社・事業について

     3.Q&A

     4.ご参考資料




                   © 2021 TSUKURUBA Inc.   1
1.2021年7月期第3四半期業績ハイライト




                         © 2021 TSUKURUBA Inc.   2
2021年7月期第3四半期 業績ハイライト
通期業績予想達成に向けて計画通り進捗。コロナ影響は底打ち、回復基調へ。




        全社業績
                      売上高      1,137   百万円 (YoY   ▲20%)
  (2020年8月~2021年4月)
                      売上総利益      900   百万円 (YoY    ▲8%)

                      カウカモ事業

         事業KPI
  (2020年8月~2021年4月)
                      PF GMV   20,732    百万円*1 (YoY   +34%)
                      PF 総収益    896    百万円*2      PF 取引件数   414   件   会員MAU   62        千人*3




       ハイライト
                      • PF GMVは YoY   +34 %、コロナ影響は底打ち計画通り進捗


                      • 四半期あたりPF取引件数は   過去最高 166            の     件


*1 成約ベース
*2 決済ベース
*3 2021年7月期4月の会員MAU                                                           © 2021 TSUKURUBA Inc.   3
全社業績
売上総利益YoY△8% コロナ影響は底打ち、販管費をコントロールしながら投資加速                         (単位:百万円)




               2020年7月期Q3          2021年7月期Q3      増減率
           (2019年8月~2020年4月)   (2020年8月~2021年4月)   (YoY)



 売上高            1,436               1,137          △20%


 売上総利益           982                 900           △8%


 営業損益           △32                 △236             -


 経常損益           △38                 △232             -


 当期純損益          △91                 △253             -


                                                         © 2021 TSUKURUBA Inc.   4
セグメント別業績
全社費用をコントロールしつつ、カウカモプラットフォームへの投資を加速                                    (単位:百万円)



                   2020年7月期Q3          2021年7月期Q3
                                                       増減率(YoY)
               (2019年8月~2020年4月)   (2020年8月~2021年4月)


     売上高            1162                 859            △26%
 カ
 ウ
 カ
 モ
     売上総利益           900                 821            △ 8%

     セグメント損益         305                  37            △87%
 不
 動
 産
     売上高             273                 278            +1%
 企
 画
 デ   売上総利益            82                  79            △3%
 ザ
 イ
 ン
     セグメント利益          34                  13            △60%

全
社
     全社費用           △373                △287              -


                                                              © 2021 TSUKURUBA Inc.   8
コロナ禍における当社の対応及び今後の方向性
コロナ影響による営業活動の支障や在庫数量の減少に対し時宜に応じて適切に対応を実施


         コロナ禍における事業影響                                                                                 当社の対応

                                                          2020年4~5月の緊急事態宣言では営業活動の休業を実施し、事業計画に影
                                                          響があった。2021年1月~6月中旬までの緊急事態宣言では、昨年から続く
  緊急事態宣言の影響                                               コロナ禍での対策を十分に講じ、オンライン施策も交えながら営業を継続。
                                                          ユーザー行動に一定影響を受けつつも、トップラインKPIであるPF GMV
                                                          について計画(YoY+40%)通り進捗。


                                                          首都圏中古マンション在庫件数は2021年4月時点で前年同月比26.1%減少。
                                                          *継続的な在庫数の減少は、短中期でPF GMV及びPF テイクレートなどへ
                                                          の影響を及ぼす可能性。
                                                          当社は、期初から物件供給に対して「サプライサイド強化」の取り組みを
  市場全体の中古住宅在庫数量の減少
                                                          行い、再販事業者支援サービスやスターマイカとの業務提携などを通じ、
                                                          ユーザーニーズに合致する魅力的な物件を供給することでこれに対応。
                                                          今後も引き続き「サプライサイド強化」に取り組み、プラットフォーム価
                                                          値向上と収益構造の多角化を目指す。

* 月例速報Market Watch サマリーレポート 2021年4月度 レインズデータライブラリー(http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202104_summary.pdf )


                                                                                                                 © 2021 TSUKURUBA Inc.   9
サプライサイド強化施策進捗                    ①再販事業者支援サービス
データ活用に基づく「ブランド」開発により販売流通構造を変革。ファンが蓄積していくストック型事業モデルへ

施策の概要                                  再販事業者のメリット

                                        消費者ニーズを知ることが難しかった再販事業者が、カウカモデータの活用
                                        により消費者ニーズにあった物件を開発
                                        カウカモ上の「ブランド」へのファン蓄積により、フロー型事業モデルから
                                        ストック型事業モデルへ




 カウカモデータの活用により消費者ニーズに基づく物件「ブランド」を開発
 ユーザーは「暮らし方」から自分にあったブランドをフォロー。理想の住ま
 いをより見つけやすく
 お気に入りのブランドで欲しい物件がなかった場合も、ブランドのフォロー
 により、新物件が出た際に通知を受け取ることが可能に


                                                                 © 2021 TSUKURUBA Inc. 10
2.会社・事業について




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MISSION   VISION2025




          やがて文化になる事業を
          つくり続ける
          リーディングカンパニー




                       © 2021 TSUKURUBA Inc. 13
デザイン×ビジネス×テクノロジーによる共創を体現する
共同代表と実務経験が豊富な経営陣
                                                             北原 寛司(きたはら ひろし)
                                                             取締役COO
            村上 浩輝(むらかみ ひろき)
                                                             東京工業大学大学院博士課程修了。博士(工学)、
            代表取締役 CEO
                                                             パリ・ドフィーヌ大学/MBA修了。
            立教大学社会学部産業関係学科(現:経営学部)卒                          コーポレイト・ディレクション、デロイトトーマツ
            LIFULLなどを経て、2011年8月弊社設立                          コンサルティング、Deloitte Consulting Southeast
                                                             Asiaを経て、2016年11月より当社入社。経営企画室長
                                                             を経て2018年5月当社取締役COOに就任



            中村 真広(なかむら まさひろ)
                                                             小池 良平(こいけ りょうへい)
            代表取締役 ファウンダー
                                                             取締役CFO
            東京工業大学大学院建築学専攻修了
                                                             朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)に入所。
            デザイン事務所などを経て、2011年8月弊社設立。
                                                             2007年公認会計士登録。
            日経アーキテクチュア「次代の変革者100人」
                                                             スターフェスティバル株式会社取締役CFO、監査役な
            に選出。共著:「場のデザインを仕事にする」
                                                             どを歴任し、2016年より当社社外監査役、2018年5月
            「シェアをデザインする」
                                                             取締役CFOに就任




    高野 慎一(たかの しんいち)                     鈴木 秀和(すずき ひでかず)                       福島 良典(ふくしま よしのり)
    社外取締役                               社外取締役                                 社外取締役
    株式会社リクルートにて人事・広報                    大和証券SMBC投資銀行本部(現:                     株式会社Gunosyを創業し、およそ2
    を経て、株式会社リクルートコスモ                    大和証券)にて資金調達や                          年半で東証マザーズに上場。後に東
    ス(現コスモスイニシア)執行役員                    バリュエーション、東証審査対応の                      証一部に市場変更。2018年に
    に就任。2010年、株式会社ぎょうせ                  アドバイザリー業務に従事。 2018                    LayerXの代表取締役社長に就任。
    い執行役員管理本部長を経て、日本                    年12月に株式会社アトラエ取締役                      2016年Forbes Asiaよりアジアを代
    交通株式会社常務取締役などを歴任                    CFOに就任                                表する「30歳未満」に選出



                                                                                     © 2021 TSUKURUBA Inc. 14
ITを活用した中古住宅流通プラットフォームcowcamoを展開
cowcamoとは中古住宅流通のバリューチェーンをテクノロジーで統合・最適化されたプラットフォーム


         顧客・データベースを中心にあらゆるプロセスをテクノロジーにより実現・支援を行っている




                                                      © 2021 TSUKURUBA Inc. 15
プラットフォーム価値の向上によるPF総収益の最大化を重視

                                                     営業利益

   財務KPI

                                        売上総利益                                        営業利益率


                                    PF総収益


                              PF GMV
                                                                    自社           PF                   営業
   事業KPI                                                                        運営費
                      取引件数                             PF          獲得率                               生産性
                                                                               (含む広告費)
                                                      テイク
                                            単価        レート
                会員            MAU
                MAU           成約率



                                             バリューチェーン上の
                  プラットフォーム価値向上                                            オペーレーション効率の改善
                                                 付加価値の創出




PF総収益:プラットフォーム上での流通総額(PF GMV)から得られるプラットフォーム全体の収益。2020年7月期までの売上総利益に対応するプラットフォーム価値指標
PFテイクレート:PF GMVに対して課される手数料率
自社獲得率:プラットフォーム全体の収益のうち当社が獲得する割合



                                                                                         © 2021 TSUKURUBA Inc. 18
3.Q&A




        © 2021 TSUKURUBA Inc. 28
Q&A
カテゴリー                 質問                                回答

                                        前第4四半期にコロナ禍影響が底打ちし回復基調。期初の計画通り、
  全社     新型コロナウイルス感染症の影響は?
                                        事業KPIであるPF GMVは対前年比+40%以上の成長を見込んでいる。

                                 カウカモ事業において、ユーザー基盤の成長と提携等によるサプライ
         今期の業績予想の赤字幅が前期実績よりも増えてい サイド事業機会の拡大という事業機会を捉え、サービスアップデート
  全社
         るのはなぜか?                 及びサプライサイド強化のための人件費(業務委託費を含む)に充て
                                 るため。
         マネーフォワード社との基本合意(2020年9月14日 プラットフォーマーとしての双方のアセットを活かしたシナジーを創
  全社
         発表)の進捗は?                   出すべく鋭意サービス企画進行中。
                                        SNS広告等への影響により、今後広告費の上昇や会員MAUの減少等
         2021年4月リリースのiOS14.5にアプリトラッキン
カウカモ事業                                  の影響が考えられる。しかしながら、会員MAUは当初計画より上振
         グ透明性機能が搭載された影響は?
                                        れて推移しており、今期業績への影響は限定的。
                                        現時点では特段の影響なし。今後木材価格が上昇した場合でも、リノ
カウカモ事業 ウッドショックの影響は?                     ベーションマンションの売買価格に与える影響は限定的であり、業績
                                        への影響も限定的な見込み。
                                  前期で売上実績約3億円あった仕入再販売上を織り込んでいないこと、
       今期PF GMV40%成長を見込むものの、売上高が前
カウカモ事業                            及び今期から外部エージェント拡充による売上高・売上総利益の外部
       期比-14.3%を見込んでいるのはなぜか?
                                  化がなされることによる。
カウカモ事業 成長指標は何を見れば良いか?                   事業KPIとしてPF GMVの伸びを成長指標として見ていただきたい。
                                        季節要因など市場の影響による取引件数、及び物件の取引単価に応じ
カウカモ事業 GMVにおいてQ毎にブレが発生するのはなぜか?
                                        てQ毎のブレは発生する。

 不動産企画 不動産企画デザイン事業(”PPD”)に対する今後の 当面はカウカモ事業に柔軟に投資を行い、PPDについては、案件ごと
デザイン事業 投資の考え方は?                  の投資効率を見極めながら、規律をもった投資を実施。


                                                                   © 2021 TSUKURUBA Inc. 29
4.ご参考資料




          © 2021 TSUKURUBA Inc. 30
貸借対照表
(単位:百万円)
              2020年7月期末   2021年4月期末

  流動資産          1,660       2,624

   現金及び預金       1,613       2,342

  固定資産           502         430

  資産合計          2,162       3,054

  流動負債           305         399
  (うち有利子負債)      (155)       (186)

  固定負債           781        1,757
  (うち有利子負債)      (762)      (1,735)


  純資産           1,074        897

   資本金           610         30

   資本剰余金        1,322       1,149

  負債・純資産合計      2,162       3,054


                                      © 2021 TSUKURUBA Inc. 36
参考資料:四半期別業績推移
                                                                              (単位:百万円)


                   2019年7月期                2020年7月期                 2021年7月期

             1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q     4Q    1Q       2Q             3Q

売上高          421   289   374   429   453   539   443   282    371     389            376


売上総利益        192   258   282   326   366   358   257   211    302     290            307


  カウカモ       175   234   268   282   344   327   227   176    275     268            276

  不動産企画デザイ
             17    24    14    44    22    30    30     34    26       21             30
  ン

営業費用         244   244   232   318   341   346   327   328    348     363            426


  カウカモ       137   148   140   189   203   193   196   198    223     261            298

  不動産企画デザイ
             14    14    10    18    17    14    16     15    24       21             19
  ン

  全社         91    81    81    110   120   138   114   114    99       80            107


営業利益         △52   13    49     7    24    11    △69   △117   △45     △72          △118

                                                                      © 2021 TSUKURUBA Inc. 37
会社概要
名称        株式会社ツクルバ



本社        東京都目黒区上目黒1-1-5 第二育良ビル2階



設立        2011年8月



代表取締役     代表取締役CEO        村上 浩輝
          代表取締役ファウンダー     中村 真広



従業員数      135人(2020年7月現在、正社員)



事業内容      中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」事業
          ・カウカモプラットフォーム事業
          ・カウカモエージェントサービス事業
          不動産企画デザイン事業
          ・不動産領域における新たな価値創造をミッションとし、シェアードワークプレイス「co-ba」等の運営、空間プロデュース(企画・デザイン・設計)を軸
          とした事業企画・開発



アワードなど    デロイト テクノロジー企業成長率ランキング 日本テクノロジー Fast50 2017/2018/2019/2020
受賞歴(抜粋)   蔵前ベンチャー賞




                                                                           © 2021 TSUKURUBA Inc. 38
【参考】コーポレートロゴ一新
<ロゴタイプ + モノグラム >                      <ロゴタイプ>




2020年11月1日よりコーポレートロゴデザインを一新           モノグラムのディティールを持った
ツクルバの「場づくり」を“B”と“A”のシンボルで表現。          オリジナル書体を新ロゴとして設定
A(一貫したツクルバのPhilosophy)が血管のように編み込まれ、
B(Business)が拡がっていくモノグラム。




                                                         © 2021 TSUKURUBA Inc. 40
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                      IR情報:https://tsukuruba.com/ir/


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