2978 M-ツクルバ 2021-06-14 16:00:00
2021年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年6月14日
上 場 会 社 名 株式会社ツクルバ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2978 URL https://tsukuruba.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 村上浩輝
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 小池良平 (TEL) 03-4400-2946
四半期報告書提出予定日 2021年6月14日 配当支払開始予定日 ー
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年7月期第3四半期の業績(2020年8月1日~2021年4月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年7月期第3四半期 1,137 △20.8 △236 - △232 - △253 -
2020年7月期第3四半期 1,436 32.3 △32 - △38 - △91 -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年7月期第3四半期 △26.44 -
2020年7月期第3四半期 △10.02 -
1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であ
るため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年7月期第3四半期 3,054 897 28.3
2020年7月期 2,162 1,074 49.6
(参考) 自己資本 2021年7月期第3四半期 864百万円 2020年7月期 1,073百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年7月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年7月期 - 0.00 -
2021年7月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年7月期の業績予想(2020年8月1日~2021年7月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,472 △14.3 △563 - △573 - △587 - △62.0
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
詳細は添付書類P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」
をご覧ください。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年7月期3Q 10,126,900株 2020年7月期 9,799,700株
② 期末自己株式数 2021年7月期3Q 335,648株 2020年7月期 335,600株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年7月期3Q 9,576,284株 2020年7月期3Q 9,144,480株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨ものもではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(決算説明会について)
当社は、2021年6月14日(月)に機関投資家及びアナリスト向けに決算説明会を開催する予定です。この説明会で
使用する決算補足説明資料はTDnetで本日開示するとともに、当社のウェブサイトにも掲載しております。
株式会社ツクルバ(2978) 2021年7月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
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株式会社ツクルバ(2978) 2021年7月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大ならびにこれに伴う緊急事態宣言の発令お
よびまん延等重点措置による個人消費の低迷や経済活動の停滞により、国内の景気や経済は先行き不透明な状況が
続いております。
このような中、国内不動産市場においては、マンション及び戸建住宅用地の高騰と人手や資材不足等の要因によ
る建築費の高騰と高止まりの状態が続いており、併せて新型コロナウイルス感染症拡大の影響による個人所得の減
少や雇用環境の悪化による消費者マインドの低下など、予断を許さない状況にあります。
このような経済環境のもと、当社は、主力事業であるcowcamo(カウカモ)事業のサービス改善及び組織体制の強
化による事業規模拡大、システム開発への投資などの施策を中心に取り組んでまいりました。この結果、当第3四
半期累計期間の売上高は1,137,714千円(前年同期比20.8%減)、営業損失は236,908千円(前年同期は営業損失
32,880千円)、経常損失は232,880千円(前年同期は経常損失38,354千円)、四半期純損失は253,224千円(前年同
期は四半期純損失91,632千円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
なお、先の第1四半期会計期間より、従来の「シェアードワークプレイス事業」から「不動産企画デザイン事
業」へとセグメントの名称を変更しております。なお、当該セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える
影響はありません。
① cowcamo(カウカモ)事業
当セグメントにおきましては、主にリノベーション住宅のオンライン流通プラットフォームcowcamoの運営を
通じて、中古・リノベーション住宅の仲介を行っております。当事業に係る外部環境は、新築マンションの価
格の高止まりを受けた中古マンションの流通拡大およびリノベーションに対する顧客認知の高まりにより、リ
ノベーションマンション流通市場は拡大基調にあります。
このような環境のもと、当社としては、事業のさらなる成長に向け、プロダクトの機能改善やオンラインを
中心とした広告活動、物件案内を行う営業人員の拡充・教育、業務システムの開発、物件供給強化のための新
サービスの開発などに取り組んでまいりました。その結果の一つとして、2021年4月には、「再販事業者支援
サービス」を立ち上げ、cowcamo事業で蓄積したユーザーデータを用いて中古マンションの仕入再販事業者に対
して「ブランド」化された物件企画の提案を行い、カウカモ上でブランドの「ファン」を蓄積していくことが
できる仕組みのトライアル検証を開始しました。
この結果、売上高は859,271千円(前年同期比26.1%減)、セグメント利益は37,066千円(前年同期比87.9%
減)となりました。
② 不動産企画デザイン事業
当セグメントは、主にオフィス設計を中心とした設計・企画・空間プロデュースの受託事業およびコワーキ
ングスペース・ワークプレイスレンタルサービスの企画・運営事業から構成されております。当事業に係る外
部環境は、働き方の多様化やそれに基づく都心部におけるオフィス移転、分散、縮小の動きがみられ、当セグ
メントにおいては需要の拡大がみられました。
この結果、売上高は278,443千円(前年同期比1.7%増)、セグメント利益は13,647千円(前年同期比60.5%
減)となりました。
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株式会社ツクルバ(2978) 2021年7月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第3四半期会計期間末の資産合計は3,054,527千円となり、前事業年度末と比較して892,157千円の増加とな
りました。これは主に、社債、転換社債型新株予約権付社債の発行等により現金及び預金が729,365千円増加した
こと等によるものです。
(負債の部)
当第3四半期会計期間末の負債合計は2,156,990千円となり、前事業年度末と比較して1,069,428千円の増加と
なりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が8,654千円減少する一方、長期借入金が172,740千円増加
し、1年内償還予定の社債及び社債がそれぞれ40,000千円、100,000千円増加、転換社債型新株予約権付社債が
700,000千円増加したこと等によるものです。
(純資産の部)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は897,536千円となり、前事業年度末と比較して177,270千円の減少とな
りました。これは、四半期純損失253,224千円の計上、新株予約権が31,398千円増加したこと等によるものです。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年7月期におきましては、プラットフォーム流通総額(PF GMV)の成長の継続を見込んでおりますが、スポット
での法人取引収益の減少や仕入再販取引による売上高を織り込んでいないことなどが減収要因となり、売上高は前事業
年度比14.3%のマイナス、売上総利益は前事業年度比3.6%のプラスを見込んでおります。ただし、買主の要望等による
仕入再販に起因する売上が発生する可能性があります。
また、当期におきましては、cowcamo(カウカモ)事業におけるユーザー基盤の着実な成長及びサプライサイドにおけ
る事業機会の拡大という現状を踏まえ、収益機会を拡大し、プラットフォーム価値を高めていくことが当社の企業価値
向上にとって重要であると考えております。かかる考え方に基づき、サービスアップデート、サプライサイド強化を可
能とする人材獲得のための投資を成長に向けて柔軟に行う方針です。かかる成長投資により、当期の各段階損益は赤字
を見込んでおります。
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株式会社ツクルバ(2978) 2021年7月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年7月31日) (2021年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,613,625 2,342,990
売掛金 20,847 30,259
販売用不動産 - 206,285
仕掛品 3,161 4,625
その他 22,754 40,242
貸倒引当金 △300 △300
流動資産合計 1,660,089 2,624,104
固定資産
有形固定資産 380,880 284,726
無形固定資産
ソフトウエア - 78,629
無形固定資産合計 - 78,629
投資その他の資産
敷金及び保証金 101,916 58,983
その他 19,485 8,084
投資その他の資産合計 121,401 67,067
固定資産合計 502,281 430,423
資産合計 2,162,370 3,054,527
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株式会社ツクルバ(2978) 2021年7月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年7月31日) (2021年4月30日)
負債の部
流動負債
1年内償還予定の社債 40,000 80,000
1年内返済予定の長期借入金 115,407 106,753
未払金 83,371 82,965
未払法人税等 7,788 -
賞与引当金 - 53,128
その他 58,998 76,761
流動負債合計 305,565 399,608
固定負債
社債 160,000 260,000
転換社債型新株予約権付社債 - 700,000
長期借入金 602,799 775,539
その他 19,198 21,843
固定負債合計 781,997 1,757,382
負債合計 1,087,562 2,156,990
純資産の部
株主資本
資本金 610,183 30,632
資本剰余金 1,322,777 1,149,915
利益剰余金 △797,006 △253,224
自己株式 △62,421 △62,461
株主資本合計 1,073,531 864,862
新株予約権 1,276 32,674
純資産合計 1,074,807 897,536
負債純資産合計 2,162,370 3,054,527
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(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年8月1日 (自 2020年8月1日
至 2020年4月30日) 至 2021年4月30日)
売上高 1,436,022 1,137,714
売上原価 453,189 237,124
売上総利益 982,833 900,590
販売費及び一般管理費 1,015,713 1,137,498
営業損失(△) △32,880 △236,908
営業外収益
受取利息 684 20
助成金収入 - 22,305
その他 622 662
営業外収益合計 1,306 22,989
営業外費用
支払利息 1,583 6,294
社債利息 - 1,239
支払手数料 152 1,063
社債発行費 4,917 10,017
その他 128 346
営業外費用合計 6,781 18,961
経常損失(△) △38,354 △232,880
特別利益
新株予約権戻入益 - 1,276
固定資産売却益 - 961
資産除去債務戻入益 - 1,895
特別利益合計 - 4,133
特別損失
出資金清算損 9,951 3,028
投資有価証券評価損 5,920 12,395
減損損失 25,797 -
移転関連費用 - 8,531
特別損失合計 41,668 23,955
税引前四半期純損失(△) △80,023 △252,703
法人税、住民税及び事業税 2,142 520
法人税等調整額 9,466 -
法人税等合計 11,608 520
四半期純損失(△) △91,632 △253,224
6
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年10月29日開催の定時株主総会において、欠損の填補を目的とする無償減資について決議し、当
該決議について、2020年12月1日に効力が発生しております。この結果、当第3四半期累計期間において、資本
金が601,848千円、資本準備金が858,123千円それぞれ減少し、この減少額全額をその他資本剰余金に振り替えま
した。また、資本金及び資本準備金の額の減少の効力発生を条件に、その他資本剰余金の金額の一部797,006千円
を繰越利益剰余金に振り替えることにより、欠損填補いたしました。
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株式会社ツクルバ(2978) 2021年7月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期累計期間(自 2019年8月1日 至 2020年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益計
調整額
算書計上額
cowcamo 不動産企画デザイ (注)1
計 (注)2
(カウカモ)事業 ン事業
売上高
外部顧客への売上高 1,162,242 273,780 1,436,022 ― 1,436,022
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 1,162,242 273,780 1,436,022 ― 1,436,022
セグメント利益又は損失(△) 305,834 34,588 340,422 △373,302 △32,880
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
(賃貸用不動産の取得による資産の著しい増加)
当第3四半期会計期間において、賃貸用不動産の取得を行いました。
これにより「不動産企画デザイン事業」のセグメントの資産が224,759千円増加しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「不動産企画デザイン事業」及びセグメントに帰属しない全社資産において、減損損失を計上しています。な
お、当第3四半期累計期間における当該減損損失の計上額は下表のとおりであります。
(単位:千円)
不動産企画デザイン事業 9,749
セグメントに帰属しない全社資産 16,047
計 25,797
8
株式会社ツクルバ(2978) 2021年7月期 第3四半期決算短信
当第3四半期累計期間(自 2020年8月1日 至 2021年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益計
調整額
算書計上額
cowcamo 不動産企画デザイ (注)1
計 (注)2
(カウカモ)事業 ン事業
売上高
外部顧客への売上高 859,271 278,443 1,137,714 ‐ 1,137,714
セグメント間の内部売上高
‐ ‐ ‐ ‐ ‐
又は振替高
計 859,271 278,443 1,137,714 ‐ 1,137,714
セグメント利益又は損失(△) 37,066 13,647 50,713 △287,622 △236,908
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期会計期間より、従来の「シェアードワークプレイス事業」から「不動産企画デザイン事業」へとセグ
メントの名称を変更しております。なお、当該セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありま
せん。
また、前第3四半期累計期間のセグメントの名称は、当第3四半期累計期間のセグメントの名称に基づき作成し
たものを開示しております。
3.報告セグメントごとの資産に関する情報
(販売用不動産の取得による資産の著しい増加)
当第3四半期会計期間において、販売用不動産の取得を行いました。また、不動産企画デザイン事業の賃貸用及
び自社利用の不動産として保有していた有形固定資産を保有目的変更により、「cowcamo(カウカモ)事業」の販売
用不動産に振替えております。これにより、「cowcamo(カウカモ)事業」の資産が206,405千円増加しておりま
す。
9