2978 M-ツクルバ 2021-03-15 16:00:00
2021年7月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]
決算説明会資料
2021年7月期第2四半期
株式会社ツクルバ
(東証マザーズ:2978)
2021年3月15日
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目次
1.会社概要
2.2021年7月期第2四半期業績
3.カウカモ事業について
4.Q&A
5.ご参考資料
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1.会社概要
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MISSION
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VISION2025
やがて文化になる事業をつくり続ける
リーディングカンパニー
文化とは、一朝一夕につくられるものではありません。
こういう社会をつくりたいと願い、その想いを諦めず、
広く社会の皆さまと共に実現していく。
その先に、やがて文化になる事業の可能性が拓けるような、長い道のりです。
私たちは広く長い視野を持ち、やがて文化になる事業をつくり続ける
リーディングカンパニーを目指していきます。
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事業内容
cowcamoプラットフォーム化を通じて、住まいの流通構造を革新し、やがて文化となる事業をつくりあげます。
カウカモ事業 不動産企画デザイン事業※
中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカ 空間プロデュース業務や自社シェアードワークプレイス事業で培ったノ
モ)」の企画・開発・運営を通じて住まいの流通構造の革新に取り組ん ウハウやアセットを活用し、また外部パートナーとも積極的に協業する
でいます。 ことで、新たな事業を創出していきます。
※シェアードワークプレイス事業は2021年7月期から不動産企画デザイン事業へとセグメントの名称変更を行いました。
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ITを活用した中古住宅流通プラットフォームcowcamoを展開
cowcamoとは中古住宅流通のバリューチェーンをテクノロジーで統合・最適化されたプラットフォーム
顧客・データベースを中心にあらゆるプロセスをテクノロジーにより実現・支援を行っている
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2.2021年7月期第2四半期業績
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カウカモ事業における財務KPIと事業KPIの構造について
営業利益
財務KPI
売上総利益 営業利益率
PF総収益
PF GMV
TKRB PF 営業
事業KPI 運営費
取引件数 PF 獲得率 生産性
(含む広告費)
テイク
単価 レート
会員 MAU
MAU 成約率
バリューチェーン上の
プラットフォーム価値向上 オペ―レーション効率の改善
付加価値の創出
PF総収益:プラットフォーム上での流通総額(PF GMV)から得られるプラットフォーム全体の収益。2020年7月期までの売上総利益に対応するKPI指標
PFテイクレート:PF GMVに対して課される手数料率
TKRB獲得率:プラットフォーム全体の収益のうち当社が獲得する割合
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2021年7月期第2四半期 業績ハイライト
全社業績
売上高 760 百万円 (YoY ▲23%)
593 ▲18%)
(2020年8月~2021年1月)
売上総利益 百万円 (YoY
カウカモ事業
事業KPI
(2020年8月~2021年1月)
PF GMV 11,865 百万円*1 (YoY +6%)
PF 総収益 586 百万円*2 PF 取引件数 248 件 会員MAU 67 千人*3
カウカモ事業
• PF GMVは YoY +6%、1月緊急事態宣言の影響を受けつつもコロナ影響は底打ち計画通り進捗
ハイライト
• 会員MAUは YoY +48%、ユーザー数の拡大を継続
• 中長期のプラットフォーム規模拡大に向けて、エージェントキャパシティ*4は前期末比+59%
*1 成約ベース
*2 決済ベース
*3 2021年7月期1月の会員MAU
*4自社エージェント及び外部パートナーエージェント(外部の仲介事業者)を通じた内見、契約手続等の接客サービスが提供可能な上限接客数
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全社業績
売上総利益YoY△18% コロナ影響は底打ち計画通り概ね進捗 (単位:百万円)
2020年7月期Q2 2021年7月期Q2 増減率
(2019年8月~2020年1月) (2020年8月~2021年1月) (YoY)
売上高 992 760 △23%
売上総利益 724 593 △18%
営業損益 36 △118 -
経常損益 36 △112 -
当期純損益 28 △119 -
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全社売上高・売上総利益の推移
売上総利益YoY△18% コロナ影響は底打ち計画通り概ね進捗 (単位:百万円)
600.0
539
売上高
500.0 売上総利益
453 443
421 429
389 QoQ+5.0%
400.0 374 371
YoY ▲27.8%
一時的な高額仕入れ取引 289 282
300.0
200.0 167
142 326
366 358
121 302 QoQ ▲4.1 %
99 258 282
257 290 YoY ▲18.9%
100.0 192 211
150
91 99 97
0.0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
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全社営業利益の推移
販管費をコントロールしながら計画通り投資実行 (単位:百万円)
400.0 366 358
326
302 290 QoQ ▲4.1 %
300.0 282 YoY ▲18.9%
売上総利益 258 257
営業利益 211
192
200.0
150
91 99 97
100.0
49
13 24 11
7
0.0
△34 △45
△52
-100.0 △69
△89 △72
△106 △117
-200.0
-300.0 △254
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
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セグメント別業績
全社費用を抑えつつ、カウカモプラットフォームへの投資を加速 (単位:百万円)
2020年7月期Q2 2021年7月期Q2
増減率(YoY)
(2019年8月~2020年1月) (2020年8月~2021年1月)
売上高 832 581 △30%
カ
ウ
カ
モ
売上総利益 672 544 △19%
セグメント損益 275 59 △78%
不
動
産
売上高 160 179 +12%
企
画
デ 売上総利益 52 48 △7%
ザ
イ
ン
セグメント利益 20 2 △89%
全
社
全社費用 △259 △179 -
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参考資料:四半期別業績推移
(単位:百万円)
2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
売上高 421 289 374 429 453 539 443 282 371 389
売上総利益 192 258 282 326 366 358 257 211 302 290
カウカモ 175 234 268 282 344 327 227 176 275 268
不動産企画デザイン 17 24 14 44 22 30 30 34 26 21
営業費用 244 244 232 318 341 346 327 328 348 363
カウカモ 137 148 140 189 203 193 196 198 223 261
不動産企画デザイン 14 14 10 18 17 14 16 15 24 21
全社 91 81 81 110 120 138 114 114 99 80
営業利益 △52 13 49 7 24 11 △69 △117 △45 △72
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3.カウカモ事業について
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ツクルバの成長の方向性
中期は引き続きカウカモ事業を中心とした成長を想定
長期的に、主に生活領域において
既存事業とのシナジーが創出可能な
新規事業を展開
案件ごとの投資効率を見極めながら、
規律をもった投資を実施
当面の成長を牽引
売上総利益の再投資は
カウカモ事業
柔軟に実施
※当該グラフは各事業の将来イメージとなります。中期事業計画などではありません
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カウカモ事業の構造
中古・リノベーション住宅の流通プラットフォームを通じて住まいの流通構造の革新
cowcamoが実現する流通構造
売主と買主が循環
一連のバリューチェーンをテクノロジーで統合
売 買
データに基づく メディアサービス エージェントサービス
主 主
住宅デザイン企画 [cowcamo web/app] [cowcamo agent/chat]
物件・顧客・デザインデータ
既存の流通構造
買取 情報流通 不動産流通
売 買
主 再販事業者が買取り、 ポータルサイトが 仲介事業者を 主
リノベして再販 物件情報を掲載 通じて購入
売主から買主に流れる
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カウカモ事業の成長サイクル
ユーザーを起点とした自律的成長サイクルにより持続的な成長を実現する
欲しい住まいが増える
データに基づく
物件の選定
サプライヤー データに データに基づく ユーザー
基づく支援 一貫したUX (買主)が増える
(売主)が増える 事業アセットの蓄積
(ユーザー/データ/ノウハウ)
データに基づく
物件とユーザーのマッチング
反響があつまる
早く適切な価格で売れる
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プラットフォーム価値の向上によるPF総収益の最大化を重視
営業利益
財務KPI
売上総利益 営業利益率
PF総収益
PF GMV
TKRB PF 営業
事業KPI 運営費
取引件数 PF 獲得率 生産性
(含む広告費)
テイク
単価 レート
会員 MAU
MAU 成約率
バリューチェーン上の
プラットフォーム価値向上 オペーレーション効率の改善
付加価値の創出
PF総収益:プラットフォーム上での流通総額(PF GMV)から得られるプラットフォーム全体の収益。2020年7月期までの売上総利益に対応するプラットフォーム価値指標
PFテイクレート:PF GMVに対して課される手数料率
TKRB獲得率:プラットフォーム全体の収益のうち当社が獲得する割合
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カウカモトップラインKPI(PF GMV・PF 総収益*1 )
Q1でコロナ影響は底打ち概ね計画通り、1月の緊急事態宣言により成約に一部影響あり (単位:百万円)
700.0 7,000.0
6,436 QoQ ▲15.6%
6,095 YoY +1.5%
PF GMV 5,801
600.0 5,350 5,429 6,000.0
PF 総収益
4,682
4,442 5,000.0
500.0 4,386 4,045
4,000.0
400.0
2,638 3,000.0
300.0 2,075
1,671 QoQ ▲1.7%
1,658 2,000.0
1,403 YoY ▲11.4%
200.0
344 327
1,000.0
268 282 296 291
100.0
234 227
175 176 0.0
87 110 84
79
0.0 -1,000.0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
*1 PF総収益 PF GMVから得られるプラットフォームの総収益(PF GMV×PFテイクレート)
2020年7月期までの売上総利益に対応するプラットフォーム価値指標
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カウカモ会員MAU *1及び取引件数
プラットフォーム価値の源泉である会員MAUはコロナ禍においても順調に成長 (単位:千人)
80.0 76 250.0
68 QoQ +10.2%
70.0
YoY +48.9 %
会員MAU(旧)*2 60
62
59 200.0
60.0
会員MAU(新)*3 54
PF 取引件数 50
50.0
44 150.0
41 40
38 39
40.0 35
36
33
28 29 100.0
30.0 27
25
24 23
18
20.0 130
119
105
123 121 118
12 98 95 93 50.0
10.0 59
36 29 36 36
0.0 0.0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
※会員MAUの定義の変更について *1 四半期中平均会員MAU
従前はカウカモのアプリとウェブサイトに来訪した会員MAUを単純合計した数値を「会員MAU」と定義しておりましたが、より正 *2 アプリ会員MAUとWeb会員MAUを単純合計した会員MAU
確に開示をするためにアプリとウェブサイトに来訪した会員MAU数をユニーク化した数値を「会員MAU」と再定義致しました。 *3 アプリ会員MAUとWeb会員MAUをユニーク化した会員MAU
尚、新しいMAUの定義に基づく運用は、2018年7月期第4四半期以降であり、それ以前の期につきましては当該定義に基づく数字
がございませんので、上記のグラフでは、 2018年7月期第4四半期以降の数字を開示しております。
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カウカモ事業コスト内訳
コストコントロールの上、カウカモプラットフォーム戦略に基づき人件費への投資拡大 (単位:百万円)
344
350 327
人件費
広告費 282 276
268 268
その他
250
234 227
セグメント利益
売上総利益 175 176
150
110
79 87 84
50
-50
-150
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2020年7月期
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カウカモ事業の成長機会
当面注力する成長機会は、ユーザー数の拡大、収益機会の拡大
ユーザー数の 収益機会の cowcamoによる
拡大 拡大 市場創出
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ユーザー基盤の拡大余地
都区部エリアにおけるユーザー拡大余地 エリア拡大によるユーザー拡大余地
(千人)
~1,500 都区部 首都圏 (千人)
会員数(Q2期末)*1
会員MAU(Q2期中平均)*2 都区部の 首都圏の
ターゲット層人口*3 ターゲット層人口*3
~1,500 ~4,400
~400
244 都区部の 首都圏の
中古住宅購入 中古住宅購入
検討者数*4 検討者数*4
~400 ~1,000
59
*3:都区部(A1)、首都圏(A2)それぞれにおける25歳以上50歳未満の人口×推計持ち家許容割合(B)×推計中古住宅許容割合(C)により算出
A1:「住民基本台帳による東京都の世帯と人口(平成31年1月)」東京都総務局統計部
A2:「人口推計 平成30年10月1日現在人口推計」総務局統計部
FY21 拡大余地
B: 「平成29年度 住宅経済関連データ 3.住宅に対する国民の意識」国土交通省 において「現在貸家」の世帯のうち、今後の居住形
態及び住み替え方法を「貸家などへの住み替え」と答えた世帯を除く世帯の割合(66.2%)
C:「平成29年度 住宅経済関連データ 3.住宅に対する国民の意識」国土交通省 において「現在借家」の世帯のうち、今後の居住形態
及び住み替え方法を「中古住宅」「こだわらない」と答えた世帯の割合(44.1%)
*1:「会員数」は、「cowcamo」に会員登録したユーザーの特定の期間の末日における会員数。 *4:ターゲット層人口×5年以内に住み替えを希望する割合(D)により算出
一度も取引を行ったことのない会員も含む D:「今後の住み替え・改善意向(5区分)/家計主の年齢(8区分) 」総務省統計局 において 世帯主の年齢が50歳未満の世帯のうち、
*2:「会員MAU」は、特定の期間におけるMAU(特定月にサービスを利用したアクティブユーザー)の平均値 5年以内に「住み替えたい」と答えた世帯の割合(23.6%)
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プラットフォームにおける事業アセットと収益機会の拡大
事業アセットを活用し収益機会の拡大を図る
データ・デザイン オペレーション オペレーション
ノウハウの データ モデル・ブランドの
モデル
横展開による 横展開による
収益機会の拡大 収益機会の拡大
サプライヤー向け cowcamoの
パートナーモデル
サービス 事業アセット
蓄積したデータを活用し売主・ デザイン 自社エージェントにて確立された
ブランド
再販事業者へ企画・開発を支援 ノウハウ オペレーションモデルを横展開
供給物件の質・量の向上 事業の拡張可能性の向上
収益機会の拡大 ビジネスリスクをコントロール
ユーザ価値の向上 しながら収益拡大
デザインノウハウ・
ブランドの展開による収益性の向上
自社企画物件
デザインノウハウ、ブランドを
活用し自社企画物件を提供
流通額に対する収益性
(テイクレート)向上
ユーザ価値の向上 © 2021 TSUKURUBA Inc. 25
長期的にはcowcamoによる市場創出を実現する
cowcamoによる適切なリノベ物件価格の形成と生涯買い替え頻度向上により中古物件流通市場の活性化をリード
価格形成 買い替え頻度向上 =市場規模拡大
リノベ物件の流通データの蓄積によるリノベ物件の ライフスタイルに応じた住み替えの促進
公正な評価 流通中間コストの削減による買い替えの経済性向上
一点ものの魅力を伝えるプレゼンテーション
20代 30代 40代~
これまで これから
こ 持ち家は一生もの
れ
UP ま
で
賃貸 持ち家
中古購入時の 再販時の 中古購入時の 再販時の
物件価格 物件価格 物件価格 物件価格 こ ライフスタイルに応じて買い替え
れ
リノベーションの履歴事項や リノベーションの履歴事項や か
ら
物件固有性が評価されず経年 物件固有性を評価・伝達し、
での価格下落が大きい 経年での価格下落を緩やかに
持ち家 持ち家 持ち家
する
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2020年9月決算
説明会資料(再掲)
短期的な収益拡大に優先して、
プラットフォームとしての競争力の構築にフォーカス
事業環境を踏まえた2021年7月期以降の方針
事業環境 2021年7月期以降の方針
短期業績リスク拡大と 中長期的なプラットフォームの
新たな事業機会 競争力構築にフォーカス
組織拡大下でのコロナ禍に 外部パートナーを活用し、
よる業績影響 リスクコントロールされたサービス提供体制へ転換
ユーザー基盤の着実な成長 引き続きユーザー拡大を行いつつ、
中長期の競争力につながるサービス価値向上に注力
サプライサイド事業機会の ユーザー基盤を活かして、サプライサイドの強化に取り組み、
拡大 プラットフォーム価値向上と収益構造の多角化を行う
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2020年9月決算
説明会資料(再掲)
サービスアップデート、外部パートナーエージェントの拡充、
サプライサイドの強化に取り組んでいく
2021年7月期以降の具体的取り組み
サプライヤー ユーザー
(売主) (買主)
エージェント
外部パートナー
サプライサイド強化 サービスアップデート
エージェント拡充
再販事業者、他業界ユーザーサービス 外部仲介事業者との連携強化により、 提供サービスの拡充およびサービスプ
事業者との連携を通じて、物件供給お ビジネスリスクをコントロールしなが ロセスのアップデートによるサービス
よび事業者向け事業の強化を実施 らフレキシブルな成長が可能な体制へ 価値の向上を目指す
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2020年9月決算
説明会資料(再掲)
それぞれの取り組みを通じてプラットフォームとしての成長を加速
プラットフォームとしての成長ドライバーと各取り組みの関係
成長ドライバー 取り組み
会員ユーザーの拡大
PF規模の 外部パートナー
エージェント体制の拡大
拡大 エージェント拡充
物件供給チャネルの拡充
サービス
PFの成長 マッチング 成約率の向上
アップデート
マネタイズ テイクレートの向上 サプライサイド強化
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外部エージェントの拡充に関する取り組み
外部パートナーエージェントとの連携強化により、ビジネスリスクをコントロールしながらフレキシブルな成長が可能な体制へ
外部パートナーエージェント
自社エージェント
エージェントキャパシティ*1
前期末比 +59%
外部パートナーを活用し、
リスクコントロールされたサービス提供体制へ転換
*1:「エージェントキャパシティ」は、自社エージェント及び外部パートナーエージェント(外部の仲介事業
者)を通じた内見、契約手続等の接客サービスが提供可能な上限接客数を表す。
17/7 18/7 19/7 20/7 21/1
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4.Q&A
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Q&A
カテゴリー 質問 回答
前第4四半期にコロナ禍による影響が底打ちし、現在は、計画通り事
業KPIであるPF GMVについて回復基調にある。
withコロナの事業環境を踏まえて、外部パートナーエージェントの拡
全社 新型コロナウイルス感染症の影響は?
充によりビジネスリスクをコントロールしながら成長が可能な体制へ
と転換を進めているため、期初の計画通り、事業KPIであるPF GMV
は対前年比+40%以上の成長を見込んでいる。
カウカモ事業において、ユーザー基盤の成長と提携等によるサプライ
今期の業績予想の赤字幅が前期実績よりも増えてい サイド事業機会の拡大という事業機会を捉え、サービスアップデート
全社
るのはなぜか? 及びサプライサイド強化のための人件費(業務委託費を含む)に充て
るため。
マネーフォワード社との基本合意(2020年9月14日 プラットフォーマーとしての双方のアセットを活かしたシナジーを創
全社
発表)の進捗は? 出すべく鋭意サービス企画進行中。
前期で売上実績約3億円あった仕入再販売上を織り込んでいないこと、
今期PF GMV40%成長を見込むものの、売上高が前
カウカモ事業 及び今期から外部エージェント拡充による売上高・売上総利益の外部
期比-14.3%を見込んでいるのはなぜか?
化がなされることによる。
事業KPIとしてPF GMVの伸び、および起点となる会員MAUを成長指
カウカモ事業 成長指標は何を見れば良いか?
標として見ていただきたい。
季節要因など市場の影響による取引件数、及び物件の取引単価に応じ
カウカモ事業 GMVにおいてQ毎にブレが発生するのはなぜか?
てQ毎のブレは発生する。
当面はカウカモ事業に柔軟に投資を行う。不動産企画デザイン事業に
不動産企画 不動産企画デザイン事業に対する今後の投資の考え
ついては、案件ごとの投資効率を見極めながら、規律をもった投資を
デザイン事業 方は?
実施する。
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5.ご参考資料
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会社概要
名称 株式会社ツクルバ
本社 東京都目黒区上目黒1-1-5 第二育良ビル2階
設立 2011年8月
代表取締役 代表取締役CEO 村上 浩輝
代表取締役ファウンダー 中村 真広
従業員数 135人(2020年7月現在、正社員)
事業内容 中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」事業
・カウカモプラットフォーム事業
・カウカモエージェントサービス事業
不動産企画デザイン事業
・不動産領域における新たな価値創造をミッションとし、シェアードワークプレイス「co-ba」等の運営、空間プロデュース(企画・デザイン・設計)を軸
とした事業企画・開発
アワードなど デロイト テクノロジー企業成長率ランキング 日本テクノロジー Fast50 2017/2018/2019/2020
受賞歴(抜粋) 蔵前ベンチャー賞
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デザイン×ビジネス×テクノロジーによる共創を体現する
共同代表と実務経験が豊富な経営陣
北原 寛司(きたはら ひろし)
取締役COO
村上 浩輝(むらかみ ひろき)
東京工業大学大学院博士課程修了。博士(工学)、
代表取締役 CEO
パリ・ドフィーヌ大学/MBA修了。
立教大学社会学部産業関係学科(現:経営学部)卒 コーポレイト・ディレクション、デロイトトーマツ
LIFULLなどを経て、2011年8月弊社設立 コンサルティング、Deloitte Consulting Southeast
Asiaを経て、2016年11月より当社入社。経営企画室長
を経て2018年5月当社取締役COOに就任
中村 真広(なかむら まさひろ)
小池 良平(こいけ りょうへい)
代表取締役 ファウンダー
取締役CFO
東京工業大学大学院建築学専攻修了
朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)に入所。
デザイン事務所などを経て、2011年8月弊社設立。
2007年公認会計士登録。
日経アーキテクチュア「次代の変革者100人」
スターフェスティバル株式会社取締役CFO、監査役な
に選出。共著:「場のデザインを仕事にする」
どを歴任し、2016年より当社社外監査役、2018年5月
「シェアをデザインする」
取締役CFOに就任
高野 慎一(たかの しんいち) 鈴木 秀和(すずき ひでかず) 福島 良典(ふくしま よしのり)
社外取締役 社外取締役 社外取締役
株式会社リクルートにて人事・広報 大和証券SMBC投資銀行本部(現: 株式会社Gunosyを創業し、およそ2
を経て、株式会社リクルートコスモ 大和証券)にて資金調達や 年半で東証マザーズに上場。後に東
ス(現コスモスイニシア)執行役員 バリュエーション、東証審査対応の 証一部に市場変更。2018年に
に就任。2010年、株式会社ぎょうせ アドバイザリー業務に従事。 2018 LayerXの代表取締役社長に就任。
い執行役員管理本部長を経て、日本 年12月に株式会社アトラエ取締役 2016年Forbes Asiaよりアジアを代
交通株式会社常務取締役などを歴任 CFOに就任 表する「30歳未満」に選出
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貸借対照表
(単位:百万円)
2020年7月期末 2021年1月期末
流動資産 1,660 2,679
現金及び預金 1,613 2,632
固定資産 502 525
資産合計 2,162 3,205
流動負債 305 395
(うち有利子負債) (155) (199)
固定負債 781 1,816
(うち有利子負債) (762) (1,798)
純資産 1,074 992
資本金 610 17
資本剰余金 1,322 1,136
負債・純資産合計 2,162 3,205
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スター・マイカグループとの提携の状況
データ・ノウハウ活用による、イージーオーダーリノベーションで手軽に自分が欲しい家を手に入れられる“SELEC”を展開
提携の近況 提携内容
スター・マイカ供給の施工前物件と、当社のデータ・ノウハウを活用して開発した
“ライフスタイルデザイン”× “間取りアレンジ”のイージーオーダーリノベーション
でオリジナル物件を提供
手軽に自分が欲しい家を手に入れられるという、これまでの流通構造にない新しい
家の買い方を創出
施工前物件 ×
独自データ
ス デザインノウハウ
・ライフスタイル カウカモ
タ デザイン
ー (オリジナル物件) ユーザー
・仲介サービス
・
マ
・企画提案
イ
カ ・デザイン監修
2019年12月14日の提携発表以降、15物件の取り扱い
施工前物件ながら、売出から契約までの期間が最短13日、
・リノベーション工事
平均約2カ月(参考:2019年東京都中古マンション平均売却期間 スター・マイカ・
3.78カ月*)
レジデンス
87.5%が売出価格から値下げせずに成約
* 三井住友トラスト不動産、不動産マーケット情報 2020年3月号 https://smtrc.jp/useful/knowledge/market/2020_03.html (参照:2021年3月14日)
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丸井グループとの提携の状況
丸井グループとの資本業務提携によるシナジー創出に向けてサービス企画進行中
cowcamoが実現する流通構造
資本業務提携の概要
投資
丸井グループ シナジー効果 ツクルバ
協業による
貢献利益
新株予約権付社債を7億円分発行、丸井グループにて引受
資本提携 株式への転換価格は1株につき1,200円
カウカモの事業拡大及び、丸井グループとの新規事業・協業に使用
2社の既存アセット・ケイパビリティを活かした新規事業を模索
業務提携 第一弾として、賃貸住宅領域での新規事業・協業を検討中
以降、同様の考え方にて複数事業を開発する意向
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首都圏の中古住宅流通市場は急速に成長し、
2019年で1.7兆円の規模を誇る
首都圏の中古住宅流通市場
中古住宅流通市場は、急速に成長している 中古住宅は、いまや住宅購入のファーストチョイスに
首都圏の中古住宅流通市場は、2014年から5年間で1.37倍に拡大 首都圏では、2016年に中古マンションの流通件数が 新築マンションの供給戸数を
マンション市場は同期間で1.42倍とさらに拡大 上回って以降、一貫して中古マンションが新築マンションを上回る
※首都圏:1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)
(万戸)
1.37 首都圏の新築・中古住宅(マンション)の流通件数の推移
倍 6
17,178
[流通金額:億円] 5
4,061
12,485 4 3.7 3.7
10,907
3,269 1.42 3.6
倍 3
3,140
2.8
2
13,117
合計 既存住宅取引
9,216 戸数
7,767 戸建て 1
新設着工戸数
マンション
0
2009 2014 2019 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 (年度)
出所:公益財団法人東日本不動産流通機構等のデータよりツクルバ作成 出所:既存住宅取引戸数:東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向」2019年度
新設着工戸数:㈱不動産経済研究所「首都圏マンション市場動向(2019年度)」
※既存住宅取引戸数、新設着工戸数のいずれも中古マンションのみ(中古戸建ては除く)
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今後も中古住宅流通市場は拡大する見込み
TAMの成長ポテンシャル
政府は既存住宅流通市場の倍増を目標としている 国際比較から中古住宅流通シェアの成長余地は十分
中古住宅流通シェアの国際比較
4兆円 100%
2010年/全国 倍増 既存住宅の 90.3%
流通に係る政府目標 90% 85.8%
1.7兆円 8兆円
80%
2019年/ 2025年/全国
首都圏
70%
64.0%
60%
未来投資戦略2017 ー Society 5.0 に向けた戦略分野 50%
1 健康・医療・介護(例:遠隔診療・AI・ロボット・センサー等)
40%
2 移動サービスの高度化~(例:第5世代移動通信システム・ドローンの産業利用等)
3 世界に先駆けたスマートサプライチェーンの実現(例:データ連携の促進等)
30%
4 インフラの生産性と都市の競争力の向上等
5 FinTechの推進等 20% 14.5%
6 エネルギー・環境制約の克服と投資の拡大
7 ロボット革命/バイオ・マテリアル革命(例:宇宙ビジネス・航空機産業の拡大等) 10%
8 既存住宅流通・リフォーム市場を中心とした住宅市場の活性化
0%
《KPI》2025年までに既存住宅流通の市場規模を8兆円に倍増する(2010年4兆円)
日本(2018) アメリカ(2009) イギリス(2009) フランス(2009)
可能な限り2020年までに達成を目指す
出所:国土交通省「中古住宅流通促進・活用に関する研究会(参考資料)」
出所:首相官邸「未来投資戦略2017」(平成29年6月9日)P.78 ただし、日本はリフォーム産業新聞社「中古住宅市場データブック2018」による推計値
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2025年には“築古”が市場の半数を占め、
リノベーション住宅があたりまえの選択肢に
【参考】中古住宅の拡大に伴う構造変化
“築古”が市場の半分に迫る リノベーションがあたりまえの世界に
2005年に2割程度であった築25年以上の中古マンションの比率は2025年には全体の半 首都圏での住宅購入においてはリノベーションがあたりまえになり、市場のマス化に
分となる 伴ういくつかの変化が予想される
首都圏中古マンションの築年帯別構成比率(2005-2025)
成約ベース ストックベース リノベマンション市場の形成
リノベを前提とした流通価格の形成
安いから中古リノベ から こだわるならリノベ へ
~15年
中古マンションの流通方法の多様化
中古+リノベ
リノベ済マンション
15年~25年
リノベ済+追加リノベ
50%
32% 32%
25年~ 22%
中古住宅流通事業者の変化
2005 2015 2015 2025 再販事業者の拡大
リノベマンション専門サイトの成長
出所:公益財団法人東日本不動産流通機構等のデータよりツクルバ作成
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新築にこだわらない
都市型ライフスタイル生活者がメインターゲット
cowcamoのターゲット
中古マンションにこだわり 中古マンションは住宅デザインを重視
購入の際に比較検討した住宅は「中古マンション」が圧倒的 中古マンションの購入者が重視する要素は、スペック(住宅の広さ、間取り・部屋数)
中古マンションの購入者は、中古マンションに照準を合わせて探している に次いで「住宅のデザイン」
比較検討した住宅(中古マンション取得者) 今回の住宅に決めた理由(設備等)
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
中古マンション 85.2% 間取り・部屋数 74.3%
分譲マンション 35.2% 住宅の広さ 57.8%
中古戸建住宅 21.3% 住宅のデザイン 34.9%
分譲戸建住宅 17.4% 台所の設備・広さ 28.4%
賃貸住宅 13.5% 浴室の設備・広さ 26.6%
注文住宅 6.5% 高齢者向けの配慮 18.3%
その他 0.6% 火災・地震・水害などへの安全性 15.6%
無回答 0.3% 高気密・高断熱 6.4%
出所:国土交通省住宅局「平成28年度住宅市場動向調査報告書」(平成29年3月)P.15 出所:国土交通省住宅局「平成28年度住宅市場動向調査報告書」(平成29年3月)P.17
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【参考】コーポレートロゴ一新
<ロゴタイプ + モノグラム > <ロゴタイプ>
2020年11月1日よりコーポレートロゴデザインを一新 モノグラムのディティールを持った
ツクルバの「場づくり」を“B”と“A”のシンボルで表現。 オリジナル書体を新ロゴとして設定
A(一貫したツクルバのPhilosophy)が血管のように編み込まれ、
B(Business)が拡がっていくモノグラム。
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ディスクレーマー
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