2019年9月期
第1四半期決算説明
【免責事項】
本資料に記載されている予測、見通し、戦略およびその他歴史的事
実ではないものは、当グループが資料作成時点で入手可能な情報を
株式会社ユーグレナ
基としており、その情報の正確性を保証するものではありません。
これらは経済環境、経営環境の変動などにより、予想と大きく異な
る可能性があります。 2019年2月
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2019年9月期
第1四半期決算概要
2019年9月期第1四半期決算および通期業績予想
バイオ燃料製造実証プラント竣工に伴い、建設関連費用
約63.7億円 を研究開発費として一括費用計上
※
2019/9期1Q実績 2019/9期業績予想
2018/9期
（百万円）
1Q実績 一括費用計上含む 一括費用計上除く 一括費用計上含む 一括費用計上除く
売上高 3,449 3,431 3,431 16,500 16,500
営業利益 △430 △6,457 △87 △6,793 △420
経常利益 △364 △6,421 △50 △6,373 0
親会社株主に
帰属する △461 △6,494 △124 △6,673 △300
当期純利益
※建設関連費用: 6,370百万円
注：上記は決算短信に合わせ百万円未満を切捨てて記載しております。以降のページのチャート、テーブルの記載値は百万円未満を四捨五入しているため、一部数値が
一致しない場合があります。
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経営指標―売上高推移
16,500
（百万円）
15,175 進捗率
+21%
13,887
3,432
ユーグレナの緑汁
2017/9期 2018/9期 2019/9期
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経営指標―四半期別売上構造推移
直販 流通 OEM・原料・海外 その他
（百万円） 3,957 4,038
3,603 3,655 3,729
79
108 235
OEMを中心に
3,450 3,432
前四半期対比で
185 510
3,273 3,355 188 717
61 499 120
14 48
733
535
599 601 553
400
458
423
358
売上高が減少
405
441 463 390
406
411
2,752 2,881
2,663 2,549
2,366 2,375 2,406 2,445
2,115
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q oneオールインワン パワーリフティングクリーム
2017/9期 2018/9期 2019/9期
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経営指標―定期購入者数推移と広告宣伝費推移
広告宣伝投下の抑制継続により定期購入者数は減少、
上期中に戦略商品の評価を実施予定
1,516 350
1,600
定期購入者数推移（千人）
1,394
広告宣伝費（百万円） 286
1,400
300
266 264
1,200
1,079 250
1,071 1,056
250
227
981 989
1,000
204
185 200
166 199
800
722 719 707 153
150
130
138 674
600
108 634 624
100
400
50
200
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期
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経営指標―連結営業損益 、連結EBITDA ※1 ※2
連結営業損益は小幅の赤字、連結EBITDAはプラスを維持
連結営業損益 連結EBITDA
（百万円） （百万円） 666
530
364 371
278 267
143 136 116 144
(1)
(87)
(182)
(288)
(430) (405)
(516)
(681)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2017/9期 2018/9期 2019/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期
※1: バイオ燃料製造実証プラント引き渡しに伴う一括費用計上額を除いた数値
※2: 営業利益＋減価償却費＋のれん償却額
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経営指標―セグメント別営業損益推移
ヘルスケア事業は黒字を維持、63.7億円の実証プラント建設
関連費用は本第1四半期のみの一過性費用
（百万円）
487
294
(49)
(123) (217)
(328) (238) (247)
(212) (134)
(118) (134)
(95)
(214)
(139)
実証プラント一括費用計上額
エネルギー・環境事業
全社費用 (6,371)
ヘルスケア事業
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018/9期 2019/9期
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経営指標―販売費及び一般管理費
費用構造の見直しにより前四半期に比して固定費を削減
販売費 人件費 管理費 研究開発費
（百万円）
3,465
3,284 実証プラントの試運転開始
154
3,039 183 研究開発費※＋38百万円
362
129 ※実証プラント一括費用計上を控除後の額
502 2,660
318 429 2,547
197
159
405 477
401
446 費用構造の見直し
442
管理費 △37百万円
446
販売促進費、広告宣伝費
2,519
2,188 2,122 販売費 +124百万円
1,496 1,620
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018/9期 2019/9期
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連結損益計算書サマリー
2017/9期 2018/9期 2019/9期
一括費用
(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 計上除く
売上高 3,273 3,355 3,603 3,655 13,887 3,450 3,729 3,957 4,038 15,175 3,432 3,432
直販 2,115 2,366 2,375 2,406 9,262 2,445 2,752 2,881 2,663 10,740 2,549 2,549
流通 411 406 441 463 1,722 390 400 458 423 1,672 405 405
OEM・原料・海外 733 535 599 601 2,467 553 499 510 717 2,279 358 358
その他 14 48 188 185 435 61 79 108 235 483 120 120
売上原価 816 876 948 1,037 3,678 841 946 1,078 1,355 4,220 858 858
売上総利益 2,457 2,479 2,655 2,618 10,209 2,609 2,784 2,879 2,682 10,954 2,573 2,573
粗利率 75% 74% 74% 72% 74% 76% 75% 73% 66% 72% 75% 75%
販売管理費 2,178 2,480 2,512 2,088 9,258 3,039 3,465 3,284 2,547 12,334 9,031 2,660
販売費 1,568 1,855 1,779 1,330 6,532 2,188 2,519 2,122 1,496 8,325 1,620 1,620
（内 広告宣伝費） 981 1,056 989 634 3,661 1,394 1,516 1,079 624 4,614 674 674
人件費 276 313 354 351 1,294 405 429 477 446 1,757 442 442
管理費 239 206 264 292 1,001 318 362 502 446 1,628 401 401
研究開発費 95 107 114 115 431 129 154 183 159 624 6,568 197
営業利益 278 △1 143 530 951 △430 △681 △405 136 △1,380 △6,458 △87
EBITDA 364 116 267 666 1,413 △288 △516 △182 371 △614 144 144
営業外損益 24 145 25 62 256 66 148 42 27 283 36 36
（内 助成金収入） 2 118 7 40 167 42 124 27 10 203 18 18
経常利益 302 144 169 592 1,207 △364 △533 △363 163 △1,097 △6,422 △51
親会社株主に帰属する当期純利益 209 92 123 361 786 △462 △531 △373 113 △1,252 △6,495 △124
◆参考指標
減価償却費 64.9 89.7 93.3 101.2 349.1 91.3 108.7 125.1 145.1 470.3 140.9 140.9
(内 M&A関連) 10.7 10.7 10.7 10.7 42.8 10.7 13.4 18.7 18.7 61.5 18.7 18.7
のれん償却額 21.0 27.4 30.0 34.6 113.0 50.9 56.8 97.6 90.3 295.6 90.3 90.3
注：上記テーブルの数値は百万円未満を四捨五入しており、開示数値および本決算説明資料のチャート記載値（百万円未満を切捨て）と一致しない場合があります。
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連結貸借対照表サマリー
（百万円） 2018/9期 2019/9期1Q 増減
流動資産 8,362 11,558 3,196 第7回新株予約権の行使に伴う
現金及び預金 4,427 7,716 3,289 科目の増減
その他 3,935 3,842 △93
固定資産 13,476 8,340 △5,136
有形固定資産 8,897 3,911 △4,986 ■ 現金および預金の増加
(内 建設仮勘定) 4,984 45 △4,939 株主資本のうち資本金と資本剰余
無形固定資産 3,777 3,657 △120
金はそれぞれ約19億円増加
投資その他の資産 802 772 △30
(内 投資有価証券) 389 394 5
総資産 21,838 19,898 △1,939
負債 5,933 6,703 770 バイオ燃料製造実証プラントの
流動負債 2,081 2,646 565
一括費用計上に伴う科目の増減
(内 短期借入金) 461 460 △1
固定負債 3,851 4,056 205
(内 長期借入金) 3,389 3,281 △108
建設仮勘定の減少
純資産 15,905 13,196 △2,709
未払費用、資産除去債務等による
■
株主資本 15,898 13,190 △2,708
負債の増加
(内 資本金） 5,424 7,318 1,894
(内 資本剰余金) 9,080 10,974 1,894
株主資本のうち利益剰余金の減少
(内 利益剰余金) 1,625 △4,870 △6,495
その他 7 6 △1
負債純資産合計 21,838 19,898 △1,939
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ヘルスケア事業および
エネルギー・環境事業の進捗
ヘルスケア事業―新商品ラインナップおよび販路の拡充
直販チャネルの主力製品”ユーグレナの緑汁”をドラッグストア
など流通チャネルでも展開開始
2018年12月に大阪営業所を開設、西日本エリアの営業力を強化
自社ECサイト 2018年12月より
新販路
直 流
販 通 ドラッグストアへ
配荷開始
BtoC BtoBtoC
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ヘルスケア事業―ASC-MSC認証の取得
世界初となるASC-MSC 海藻（藻類）認証を微細藻類ユーグレ
※
ナとクロレラが取得、SGDsに貢献する食材として認定
※ASC認証は環境と社会に配慮した責任ある養殖方法で生産された水産物を対象とする国際認証制度、MSC認証は持続可能で環境に配慮した漁業で
獲られた水産物を対象とする国際認証制度。いずれの認証制度も過去のオリンピック・パラリンピックで食材調達基準として採択された国際的認証制度
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エネルギー・環境事業―バイオ燃料製造実証プラントの竣工
2018年10月31日にバイオ燃料製造実証プラントが竣工、
今夏バイオディーゼル燃料供給に向け試運転開始
2017 2018 2019 2020
設計 実証プラント建設 実証プラント稼働
2017年6月1日 2018年10月31日 2019年夏 2020年迄に
実証プラント着工 実証プラント竣工 バイオディーゼル燃料 バイオジェット燃料
供給開始予定 有償フライトを実現
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研究開発活動
化粧品の付加価値向上 パラミロン摂取による自律神経の調整
ユーグレナエキス※1が表皮細胞の増殖を
パラミロンを摂取し強度の高い運動※2を
促し、皮膚のターンオーバーを向上させ
したマウス群※3はアドレナリンの分泌が
る可能性と、フィラグリンの遺伝子発現
抑制され、運動によって交感神経が優位
および合成を促すことで、皮膚のバリア
となる状況を緩和する可能性を示唆
機能を強化する可能性を示唆
※1 当社独自の技術でユーグレナから有用成分を酵素抽出したエキス ※2 走行による運動
※3 比較対象：(安静群）通常食の給餌＋運動をさせない群および
（運動群）通常食の給餌＋強度の高い運動をさせた群
脂肪肝から生じる炎症性疾患の抑制 生活習慣病へのアプローチ
ユーグレナやパラミロンの継続摂取によ ユーグレナと野菜粉末の同時摂取により、
り肝星細胞※4の活性化が抑えられ、肝臓 腸内細菌叢※6 の調節を介して内臓脂肪蓄
のメタボリックシンドロームと言われる 積の抑制作用と抗炎症作用※7 の示唆、お
非アルコール性脂肪性肝炎（NASH）の よび肥満モデルマウスの抗肥満作用を示
肝臓の線維化※5が抑制されることを示唆 唆する研究結果を確認
※4 コラーゲン線維を産生することで硬くなり、肝臓の線維化を起こす原因の ※6 ヒトや動物の腸内で一定のバランスを保ちながら共存している多種多様な
ひとつになる細胞 腸内細菌の集まりのこと
※5 内臓などを構成している結合組織と呼ばれる部分が異常増殖する現象のこと ※7 炎症を抑制する作用
であり、肝臓においては、線維化が進むと肝硬変になる
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